JPH0350062B2 - - Google Patents

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JPH0350062B2
JPH0350062B2 JP28229386A JP28229386A JPH0350062B2 JP H0350062 B2 JPH0350062 B2 JP H0350062B2 JP 28229386 A JP28229386 A JP 28229386A JP 28229386 A JP28229386 A JP 28229386A JP H0350062 B2 JPH0350062 B2 JP H0350062B2
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JP
Japan
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pipe
piping
loop
water
water supply
Prior art date
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JP28229386A
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English (en)
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JPS63134755A (ja
Inventor
Yoshito Arai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Publication of JPS63134755A publication Critical patent/JPS63134755A/ja
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、共同住宅、事務所ビル、学校、病院
等の共同居住棟に、水道、ガス、冷暖房等の各種
配管を施す際の、集合住宅用配管構造に関する。
「従来の技術」 従来、共同住宅、事務所ビル、学校、病院等の
共同居住棟の配管構造は、例えば水道について
は、水を屋上等に設置された給水タンクに引き上
げるための揚水管、上下方向に延びて各フロアに
わたる給水立主管、立主管より各フロア毎に分岐
される枝管、この枝管からさらに各住戸(部屋)
に分岐される戸別分岐管を備えてなり、揚水管に
て給水タンクに水を引き上げ、給水するときに
は、この給水タンクより前記給水立主管、各フロ
アに分岐される枝管、さらに戸別分岐管を介して
行う、というものである。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、共同居住棟において、給水・給湯、
ガス、冷暖房等の各種配管はその耐用年数毎に更
新する必要がある。しかしながら上記従来の配管
構造にあつては、前記揚水管、給水立主管、枝
管、戸別分岐管が全て1系統のものであるため、
これらの配管のうちたとえ一箇所でも閉鎖すると
供給が絶えてしまつていた。このため、配管の更
新または補修の度に給水やガス供給が長時間にわ
たり停止し、日常生活に支障をきたすといつた問
題が生じていた。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
配管の更新・補修時においても水、ガス等の供給
が止まることがなく、しかも保全性、経済性に優
れた配管構造を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明に係る共同居住棟用配管構造は、各住戸
を連絡して輪状につながる廊下を有した多層構造
の共同居住棟内の各住戸に水、ガス等を供給する
ためのものであつて、各フロア間にわたつて上下
方向に配される2本の立主管と、輪状に構成され
た前記廊下に沿つてその天井部に配されると共に
前記2本の立主管を連通させるループ配管と、該
ループ配管より分岐して各住戸へ前記水、ガス等
を供給する戸別分岐管とを有し、かつ、前記2本
の立主管と前記ループ配管との間、および該ルー
プ配管と前記戸別分岐管との間にはそれぞれ開閉
バルブが設けられていることを特徴とし、さら
に、前記ループ配管が、1フロアおきに設けられ
るものを含むものである。
「作用」 水、ガス等の供給を一時なりとも停止させるこ
となく、供用配管の更生・補修が可能となる。
「実施例」 以下、第1図および第2図を参照しながら本発
明の一実施例を説明する。これらの図は、本発明
を中高層の集合住宅の水道またはガス供給用配管
に適用したものである。第1図において、全体と
して符号1で示すものが集合住宅棟である。この
図に示すように、集合住宅棟1は水平断面におい
てほぼ正方形をなし、そのコア中心部には、同じ
く断面ほぼ正方形なる吹抜け空間2が集合住宅棟
1の全フロアを貫通して形成されたものとなつて
いる。この吹抜け空間2を取り囲む形態に廊下3
が設けられ、この廊下3に面して、その外側に各
住戸4が配置されている。
前記集合住宅棟1の高さ方向(上下方向)に
は、水をこの集合住宅棟1の屋上に設置された給
水タンク(図示せず)に引き上げるための揚水管
5と、給水タンクに貯蔵された水が各フロアにわ
たるように配された給水立主管6が配設されてい
る。ここで、給水立主管6は、第1給水立主管6
aおよび第2給水立主管6bの2本が設けられて
おり、前記揚水管5と第1給水立主管6aとが並
列して廊下3の一辺に近接して設けられ、第2給
水立主管6bは、同じく廊下3の、それら第1給
水立主管6aと揚水管5とが配設された側と対向
した辺に近接して設けられている。なお、第1給
水立主管6aおよび第2給水立主管6bに並列し
て設けられているのは、それぞれ第1ガス立配管
7aと第2ガス立配管7bである。
そして、第1給水立主管6aと第2給水立主管
6bとの双方は、廊下3に沿つて配設されること
によりループを形成したループ配管8に接続され
ている。ループ配管8は廊下3の天井裏に付設さ
れる。これら配管の配設状態を第2図に示す。ル
ープ配管8は、本実施例では、2フロア毎(1フ
ロアおき)に設けられたものとなつている。ちな
みに、第2図における符号12は、前記ガス立主
管7から分岐されるガス用のループ配管である。
ループ配管8からは前記各住戸4に個別に給水す
るための戸別分岐管9,9…が分岐している。ル
ープ配管8が配されないフロア(一階おき)にも
この戸別分岐管9は配されており、これにより給
水が可能である。さらに、一つのループ配管8a
から分岐される戸別分岐管9と、そのループ配管
8aから2フロア離れて形成されるループ配管、
つまり前記ループ配管8aの次に形成されるルー
プ配管8bから分岐される戸別分岐管9とは、仮
設配管10により連通可能な状態となつている。
この仮設配管10は、必要時にそれら戸別分岐管
9どうし間に設けられるものであるが、その他の
手段として、バルブを備えた仮設配管10を予め
接続しておき、通常はそのバルブを閉状態として
おくようにしてもよい。また、ループ配管8と第
1および第2給水立主管6との間には開閉バルブ
Aおよび開閉バルブBがそれぞれ設けられ、かつ
ループ配管8と戸別分岐管9との間には開閉バル
ブCが設けられている。符号11に示されるバル
ブは水道の蛇口栓である。
次に、上記の如く構成された共同居住棟用配管
構造の作用について説明する。
通常は、前記開閉バルブA、開閉バルブB、開
閉バルブCを全て開としておく。各戸別に水道を
使用する際には蛇口栓11を開けば水の供給を受
けることができる。
さて、配管の更生および補修の際であるが、本
構造は、いかなる部分の共同配管を更生・補修す
る場合にあつても各住戸への給水を止めることが
ない。
前記第1給水立主管6aの更生・補修を行う場
合には、この第1給水立主管6aと前記ループ配
管8との間に介在する開閉バルブAを全て閉とす
る。この状況において、各住戸4へは、第2給水
立主管6bを用いることにより給水が可能であ
る。同様に、第2給水立主管6bの更生・補修を
行う場合には、この第2給水立主管6bとループ
配管8との間に介在する開閉バルブBを全て閉と
すればよい。各住戸4への給水は第1給水立主管
6aを利用して可能である。
また、ループ配管8のうち、例えば第2図に示
すある一つのループ配管8aを更生・補修する場
合には、そのフロアの開閉バルブA、開閉バルブ
B、および開閉バルブCを閉とする。さらに、そ
のループ配管8aから分岐する戸別分岐管9と、
そのループ配管8aに隣り合うループ配管8bか
ら分岐する戸別分岐管9とを前記仮設配管10に
て接続する。ただしこの場合、ループ配管8aの
上方に位置するループ配管8bからの戸別分岐管
9と、下方に位置するループ配管8bとからの戸
別分岐管9との双方にこの仮設配管10を設ける
必要はなく、そのどちらか一方でよい。またここ
で、仮設配管10が、前述したように、バルブを
備えて予め戸別分岐管9間に配設されている場合
には、そのバルブ開とすればよい。たとえループ
配管8aを取り外した状態となつても、水は、給
水立主管6からループ配管8b、さらにループ配
管8bから分岐される戸別分岐管9、そして前記
仮設配管10を介して前記ループ配管8aから分
岐される戸別分岐管9に至ることができる。すな
わち、通常ループ配管8aより給水を受けていた
住戸4が断水することがない。
さらに、揚水管5の更生・補修を実施する際に
は、第1給水立主管6aとループ配管8との間に
介在する開閉バルブAを全て閉とすると共に、図
示しない揚水用ポンプを第1給水立主管6aに接
続し、この第1給水立主管6aを揚水管として使
用することができる。この場合、各住戸4へは第
2給水立主管6bを使用することにより給水可能
である。
このように、本発明に係る配管構造によれば、
水の供給を一時なりとも停止させることなく、供
用配管の更生・補修が可能となる。しかも、2系
統の立主管を一つのループ配管8で結ぶことによ
り、配管の簡素化、および配管材料の大幅節約を
実現している。また、これは、配管の点検・補修
の簡便化にもつながり、イニシヤルコストと共に
ランニングコストの低減をも図ることが可能とな
る。また、ループ配管のプレハブ化も可能で、こ
のようにした場合には、品質の均一化と設備性能
の向上が図れる。さらに加えて、配管、殊に立主
管6および立主管6より分岐されるループ配管8
を廊下部分に集中して設けるため、それら配管の
維持管理、ならびに保守・点検・保守・補修が一
層容易である。なおかつ、本実施例においては、
ループ配管8を1フロアおきに設けたものとして
いるので、ループ配管8の減少に伴う材料費、施
工費、保守・点検費のより一層の節約を実現す
る。
なお、本実施例においては、集合住宅棟1を、
輪状の廊下3が各住戸4の内側に構成されたもの
としているが、これを、廊下3が各住戸の外側に
構成されたものとしてもよい。また本実施例にお
いては、配管を水道用のものとして説明したが、
本発明における配管は水道用のものに限らず、ガ
ス、冷暖房用のものとしても勿論よい。
「発明の効果」 以上説明したとおり、本発明に係る共同居住棟
用配管構造は、各住戸を連絡して輪状につながる
廊下を有した多層構造の共同居住棟内の各住戸に
水、ガス等を供給するためのものであつて、各フ
ロア間にわたつて上下方向に配される2本の立主
管と、輪状に構成された前記廊下に沿つてその天
井部に配されると共に前記2本の立主管を連通さ
せるループ配管と、該ループ配管より分岐して各
住戸へ前記水、ガス等を供給する戸別分岐管とを
有し、かつ、前記2本の立主管と前記ループ配管
との間、および該ループ配管と前記戸別分岐管と
の間にはそれぞれ開閉バルブが設けられているも
のとしたので、水、ガス等の供給を一時なりとも
停止させることなく、供用配管の更生・補修が可
能となる。しかも、2系統の立主管を一つのルー
プ配管で結び、さらにこれを廊下部に沿つて配設
することにより、配管の簡素化および配管材料の
大幅節約と同時に配管の点検・補修を簡便なもの
とし、イニシヤルコストと共にランニングコスト
の低減をも図ることが可能となる。また、ループ
配管のプレハブ化も可能で、このようにした場合
には、品質の均一化と設備性能の向上が図れる、
等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例を示すも
ので、第1図は本発明に係る配管構造を有した集
合住宅棟1の水平断面図、第2図は集合住宅棟1
の配管構造を示す斜視概略図である。 1……集合住宅棟、3……廊下、4……住戸、
5……揚水管、6……給水立主管、6a……第1
給水立主管、6b……第2給水立主管、8……ル
ープ配管、9……戸別分岐管、10……仮設配
管、A,B,C……開閉バルブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各住戸を連絡して輪状につながる廊下を有し
    た多層構造の共同居住棟内の各住戸に水、ガス等
    を供給するための共同居住棟用配管構造であつ
    て、各フロア間にわたつて上下方向に配される2
    本の立主管と、輪状に構成された前記廊下に沿つ
    てその天井部に配されると共に前記2本の立主管
    を連通させるループ配管と、該ループ配管より分
    岐して各住戸へ前記水、ガス等を供給する戸別分
    岐管とを有し、かつ、前記2本の立主管と前記ル
    ープ配管との間、および該ループ配管と前記戸別
    分岐管との間にはそれぞれ開閉バルブが設けられ
    ていることを特徴とする共同居住棟用配管構造。 2 前記ループ配管が、1フロアおきに設けられ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    共同居住棟用配管構造。
JP28229386A 1986-11-27 1986-11-27 共同居住棟用配管構造 Granted JPS63134755A (ja)

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JP28229386A JPS63134755A (ja) 1986-11-27 1986-11-27 共同居住棟用配管構造

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JP28229386A JPS63134755A (ja) 1986-11-27 1986-11-27 共同居住棟用配管構造

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JPS63134755A JPS63134755A (ja) 1988-06-07
JPH0350062B2 true JPH0350062B2 (ja) 1991-07-31

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009179980A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 複数層建築物における給水用縦管メンテナンス方法

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JPS63134755A (ja) 1988-06-07

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