JPH03500436A - 過給ピストン内燃機関の冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 過給ピストン内燃機関の冷却装置 本発明は、装入空気冷却器と、冷却媒体再冷却器とを有している過給ピストン内 燃機関の冷却装置に関するものである。このような装置の目的は、変動する負荷 及び周囲条件において、内燃機関の障害の無い運転を保証することにあるもので ある。

ドイツ特許第２１２０７９０８２号から、この種類の装置が知られているが、こ の装置においては、装入空気の冷却及び機関の冷却のために、分離された冷却媒 体の循環回路を有している。それ故、両方の循環回路における温度は、構造部材 の要求に対応して、相互に影響されずに異なって選択することが出来る。しかし ながら、この可能性は、非常に複雑な構造によって得られることが、出来るもの である。このようにして、両方の冷却媒体の循環回路内には、安全装置、調節装 置、冷却媒体ポンプ、つり合い容器、注入支管のような構造部材が、二重に存在 しなければならない、それ故、このように装備されたピストン内燃機関の重量、 容積及び価格は、大きくなる。その上、装入空気冷却器に対する冷却媒体循環回 路は、二重構造を含んでいるが、この循環回路は、循環ポンプと、装入空気冷却 器とより制御され、他の導管の制御弁は、装入空気圧力に関係して制御され°る 。

本発明の課題は、過給ピストン内燃機関の冷却のための装装置で゛あって、わず かな部材の経費で、ピストン内燃機関の構造部材の要求に適合された冷却を、す べての運転範囲において許す装置を得ることに、あるものである。

゛　この課題は、「請求の範囲」第１項の特徴項に記載の構成により、解決され るものである。

本発明により達成される利点は、特に、公知の装置に比べ、装置に対する部品の 経費が減少されること、相互に連通している循環回路の分岐にもかかわらず、ピ ストン内燃ａ関の中への入口における冷却媒体の最低温度によって影響されるこ と無しに、冷却媒体再冷却器によって可能である最低温度への装入空気の温度低 下が可能であること、装入空気圧力に関係する切り換え装置のオーバライドによ り、ピストン内燃機関の負荷の変動に迅速に反応する冷却媒体循環回路の調節が 、達成されることなどにあるものである。

以下に、本発明の１実施例を、添付図面に基づいて説明をする９図面は二 第１図は、過給ピストン内燃機関の冷却媒体循環回路を示す略図： 第２図は、切り換え装置を示す図； である。

過給ピストン内燃機関１０の冷却のための装置は、閉塞された、３個の循環分岐 から成り立っている、共通の冷却媒体ポンプ１１を有している冷却媒体循環回路 を有している。内燃機間１０の冷却のための循環回路分岐は、ピストン内燃機関 １０の冷却媒体出口管路１８と、装入空気冷却器バイパス管路１９と、冷却媒体 ポンプ管路２ｏと、ピストン内燃大空気の冷却に役立っている第二の循環分岐は 、装入空気冷却器１３の冷却媒体入口管路２２並びに冷却媒体ポンプ管路２０及 び装入空気冷却器バイパス管路１９に連結されている冷却媒体出口管路２３から 成り立っているが、この管路２３の中には、なお、潤滑剤冷却器１５が連結され ている。

第三の循環分岐は、低温の水により駆動される冷却媒体再冷却器１４と、冷却媒 体ポンプ管路２０から出発している冷却媒体入口管路２４と、冷却媒体再冷却器 １４の冷却媒体出口管路２５とを有している。

３個の循環回路分岐は、切り換え装置１２により一制御されるが、この切り換え 装置１２は、ピストン内燃機関１０の冷却媒体出口管路１８、装入空気冷却器バ イパス管路１９、装入空気冷却器１３の冷却媒体入口管路２２及び冷却媒体再冷 却器１４の冷却媒体出口管路２５を相互に連結している。

ビスストン内燃機関１０の冷却媒体入口管路２１は、熱交換器１６を経て導かれ るが、この熱交換器１６は、入口管路２６を介して、装入空気冷却器バイパス管 路１９の中に配置されているサーモサタット弁１７に連結されている。

熱交換器１６の出口管路２７は、サーモサタット弁１フの下流において、装入空 気冷却器バイパス管路１９につながっている。

第２図に示された切り換え装置１２は、３個の循環回路分岐の冷却媒体管路１Ｂ 、１９．２２及び２５に対する接続部を有するハウジング２８と、冷却媒体管路 １８．１９．２２及び２５のそれぞれに付属される制御室３１．３２．３３及び ３４を支配しているピストン内燃機関１０の冷却媒体出口管路１８に対する制御 室３１の中に配置されると共に滑り弁３０に連結された温度の冷却媒体温度に関 係して、調節可能となっている。滑り弁３０の図示された位置は、ピストン内燃 機関１０の静止している場合並びに小さな部分負荷及び低い周囲温度の場合の状 態に相当している。冷却媒体再冷却器１４への第三分岐及び装入空気冷却器バイ パス管Ｎ１９は、その時には、遮断される。ピストン内燃機関１０の排熱は、こ の場合には、装入空気冷却器１３の中において、装入空気に与えられる。

それ故、小さな部分負荷の場合に、高い装入空気温度が、好都合に生ずる。冷却 媒体出口管路１８の中の冷却媒体が、最高温度に達しているピストン内燃機関１ ０の全負荷の場合には、滑り弁３０は、ａｍにより示された位置３６を取る。

能なピストン３８のピストン棒３７に支持されているが、ピストン３８は、管路 ４０により、ピストン内燃機関１０の装入空気圧力により作動可能となっている 。

何らの言うに足りる装入空気圧力が存在しないピストン内燃機関１０の空運転及 び小さな部分負荷においては、滑り弁３０は、温度に鋭敏な要素３５により制御 されて中間位置を取り、この位置においては、ピストン内燃機関１０から来るす べての冷却媒体の量が、装入空気冷却器１３を経て導かれる。切り換え装置１２ の中において、冷却媒体再冷却器１４から来る少量の冷却媒体が、混合され、こ れにより、ピストン内燃機関１０の冷却媒体出口管路１８の、許容の上限に横た わっている冷却媒体温度が生じ、装入空気冷却器１３の後の装入空気温度が、全 負荷運転に向かって上昇されるようにする。

ピストン内燃機関１０の上昇する負荷と共に装入空気圧力は、上昇する。ピスト ン３８に露出している装入空気圧力により、圧縮ばね４１によって調節された対 向力の超過の後、滑り弁３０は、温度に鋭敏な要素３５とは無間係に、しゅう動 される。それ故、切り換え装置１２の調節範囲は、次ぎのような温度範囲、すな わち、装入空気圧力の影響無しに、ピストン内燃機関１０の冷却媒体のより貰い 温度水準において始めて到達する温度範囲、にずれる、それ故、装入空気冷却器 １３は、強化される。なぜならば、装入空気冷却器１３に到達した冷却媒体には 、冷却媒体再冷却器１４がら来る低温の冷却媒体の最大量が、混合されるからで ある。同時に、制御室３１からの冷却されていない冷却媒体が、制御室３２の中 、従って、装入空気冷却器バイパス管路１９に到達装入空気冷却器出口管路２３ からの冷却媒体流れとの混合は、冷却媒体ポンプ１１の前部における冷却媒体の 温度を上昇させる。それにもかかわらず、ピストン内燃機関１０の冷却媒体入口 管路２１の中に、余りにも低い冷却媒体温度が生ずるならば、サーモスタット弁 １７が、応答する。その時には、熱交換器１６は、装入空気冷却器バイパス管路 １９からの冷却されない冷却媒体により作動され、これにより、冷却媒体入口管 路２１の中の冷却媒体温度は、上昇する。

ピストン内燃機関１０の高い出力値への負荷の切り換えの際には、装入空気圧力 が、ピストン内燃機関１０の冷却媒体出口管路１８の中の冷却媒体温度よりも、 より速く上昇する。それ故、装入空気圧力により作動されるピストン３８により 、遅れを有する、温度制御される滑り弁３０の調節が重畳され、即座に補償され る。それ故、冷却媒体循環回路は、既に、このことが、温度に鋭敏な要素３５に より認められる前に、ピストン内燃機関１０の向上された出力の付与によって、 期待されるべき、より大きな排熱量に調節される。しかしながら、同時に、直ち に、最大に可能な装入空気の冷却が生ずる。なぜならば、装入空気冷却器１３に は、単に、冷却された冷却媒体が、供給されるだけであるからである・ Ｉ６　７ 国際調査報告

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．装入空気冷却器及び冷却媒体再冷却器を装備された過給ピストン内燃機関の 冷却装置において、冷却装置が、共通の冷却媒体ポンプ（１１）を有している、 閉塞された、多数の循環回路分岐を含んでいる冷却媒体循環回路を設けられてお り、循環回路分岐が、切り換え装置（１２）により支配されており、切り換え装 置（１２）は、ピストン内燃機関（１０）の冷却媒体出口管路（１８）、装入空 気冷却器バイパス管路（１９）、装入空気冷却器（１３）の冷却媒体入口管路（ ２２）及び冷却媒体再冷却器（１４）の冷却媒体出口管路（２５）を連結してお り、また、ピストン内燃機関（１０）への却媒体入口管路（２１）の中には、熱 交換器（１６）が配置されており、熱交換器（１６）は、サーモスタット弁（１ ７）を介して、装入空気冷却器バイパス管路（１９）から冷却媒体によって作動 をされるようになっていることを特徴とする過給ピストン内燃機関の冷却装置。
2. ２．切り換え装置（１２）が、熱的に制御可能に形成されている請求の範囲第１ 項記載の過給ピストン内燃機関の冷却装置。
3. ３．切り換え装置（１２）が、装入空気圧力により作動される制御装置を有して おり、この制御装置が、熱的制御に重畳されるようになっている請求の範囲第１ 項記載の過給ピストン内燃機関の冷却装置。