JPH035003Y2 - - Google Patents

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JPH035003Y2
JPH035003Y2 JP1983120653U JP12065383U JPH035003Y2 JP H035003 Y2 JPH035003 Y2 JP H035003Y2 JP 1983120653 U JP1983120653 U JP 1983120653U JP 12065383 U JP12065383 U JP 12065383U JP H035003 Y2 JPH035003 Y2 JP H035003Y2
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JP
Japan
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cassette storage
guide
storage section
groove
shaft
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JP1983120653U
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JPS6031755U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープレコーダ、テープデツキ、ビデ
オテープレコーダ等のテープカセツトを収納する
カセツト収納ドア装置に関し、さらに詳しくはモ
ータにより駆動されて自動的に開閉されるカセツ
トドアの収納装置に関する。
従来テープカセツトを収納するカセツトテープ
レコーダ等のカセツト収納ドア装置は、いわゆる
カンガルーポケツト方式として公知であり、この
種の装置として第1図a〜第1図dに示すものが
あつた。第1図a〜第1図dにおいて、10はバ
ネ80によつて一方向に付勢されたカセツト収納
部であり、20はカセツト収納部10に配設され
た軸11a及び11bを軸支し、カセツト収納部
10を回動可能に支持する同期支持部材である。
また30及び40は軸32及び軸42を具備し、
この軸によつて同期支持部材20を回動可能に軸
支し、かつカセツト収納部10に配設された軸1
2a及び軸12bを案内し、カセツト収納部10
の姿勢を決定可能な案内溝31及び案内溝41を
有するガイド板、又案内溝31及び案内溝41は
第2図a,bに示されるように、同一形状であ
り、全長にわたり同一溝幅を有する。
50はカセツト収納部10に配設された軸13
を係止可能なフツク51を具備し、軸71によつ
て回動可能に支持され、バネ52によつてストツ
パ72に当接する方向に付勢されたロツク部材で
あり、60は軸12a及び軸12bと案内溝31
及び案内溝41との摺動を円滑にする為に挿入さ
れた円筒状のカラーである。また70はガイド板
30,40を支持するシヤーシであり、80はガ
イド板30のピン33に支持され、一端をガイド
板30に固定し他端をカセツト収納部に設けられ
た軸12aに掛けられたバネであり、常にカセツ
ト収納部10を開方向に付勢している。
次に動作について説明する。第1図a〜第1図
dはカセツト収納部が閉じている状態を示す。ま
ずロツク部材50をバネ52による付勢に抗して
回動させると軸13がフツク51より離脱し、カ
セツト収納部がダンパー等(図示せず)により制
動されつつ、バネ80のバネ力により開動作を開
始する。カセツト収納部10はガイド板30,4
0に設けられた案内溝31及び案内溝41によつ
て姿勢を決定されつつ開動作を続け、第3図に示
す位置で開動作を完了する。
従来のカセツト収納ドア装置は以上のように構
成されているので、案内溝31と案内溝41の相
対位置精度の向上を計らなければならない為、全
構成部品の高精度化が必要となり、部品のコスト
増、管理工数増となる欠点があつた。又案内溝3
1と案内溝41のわずかな相対位置ズレが生じる
とカセツト収納部の開動作運動が不均一或いはひ
つかかり等によるフイーリング悪化が生じる欠点
があつた。
本考案は、従来のカセツト収納ドア装置におけ
るこのような欠点を解消すべく案出されたもので
あり、高精度に仕上げられた部品を使用しない場
合であつても、カセツト収納部を円滑に開閉動作
させることができるカセツト収納ドア装置を提供
することを目的とする。
本考案のカセツト収納ドア装置は、その目的を
達成するため、開閉自在なカセツト収納部と、該
カセツト収納部の両側に設けられた軸を回転自在
に一端部で支持する同期支持部材と、前記カセツ
ト収納部の両側に配置され、前記同期支持部材の
他端部をそれぞれ回転自在に支持する一対のガイ
ド板と、これらガイド板に形成され、前記カセツ
ト収納部の側面に設けられた案内軸をそれぞれガ
イドする案内溝とを備えており、一方の案内溝を
その全長にわたり前記案内軸が溝側面に接触する
同一の溝幅とし、他方の案内溝を前記カセツト収
納部が閉じたときに前記案内軸が位置する部分で
は前記案内軸が溝側面に接触する溝幅とし、それ
以外の部分を広い溝幅としたことを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を第4図、第5図に基
づいて説明する。
第4図a〜第4図dにおいて10はバネ80に
よつて一方向に付勢されたカセツト収納部であ
り、20はカセツト収納部10に配設された軸1
1a及び軸11bを軸支し、カセツト収納部10
を回動可能に支持する同期支持部材である。30
は軸32を具備し、この軸によつて同期支持部材
20の一端を回動可能に軸支し、かつ、カセツト
収納部10の姿勢を閉状態から開状態に至る全長
にわたり決定可能な同一幅の案内溝31を有する
ガイド板であり、40は軸42を具備し、該軸に
よつて同期支持部材20の他端を回動可能に軸支
し、かつ、カセツト収納部10の姿勢を閉状態の
時のみ決定可能な案内溝41を有するガイド板で
あり、案内溝31及び41の形状は第5図a,b
にその拡大図を示す。これら案内溝31,41に
は、カセツト収納部10の側面に設けた案内軸1
2a,12bがそれぞれ嵌まり込む。
以下、符号50,60,70,80は第1図の
従来例におけるものを示している。
次に本考案の作用に付いて説明する。第4図a
〜第4図bはカセツト収納部10が閉じている状
態を示す。まずカセツト収納部10は案内溝31
及び案内溝41によつて姿勢が決定されている。
つづいてロツク部材50をバネ52による付勢に
抗して回動させると軸13がフツク51より離脱
し、カセツト収納部10がダンパー等(図示せ
ず)によつて制動されつつ、バネ80のバネ力に
より開動作を開始する。そして案内軸12bの中
心が案内溝41の変曲点41aと41b(第5図
b参照)をむすぶ線上に到来すると、案内溝41
溝の溝幅が広くなり案内軸12bは案内溝41に
よるる案内から開放され、カセツト収納部10は
案内溝31によつてのみ姿勢が決定されるように
なる。更に開動作が進行し、案内軸12a及び案
内軸12bが案内溝31及び案内溝41のストツ
パー部31e及びストツパー部41eに当接する
と開動作は完了する。
以上に説明したように、本考案のカセツト収納
ドア装置においては、カセツト収納部の両側に配
置されたガイド板の一方に、カセツト収納部の側
面に設けられた案内軸を全長にわたつてガイドす
る案内溝を設け、他方のガイド板にはカセツト収
納部が閉状態にあるときのみ案内軸の位置を規制
する案内溝を設けている。そのため、一対のガイ
ド板に形成する案内溝を、相互に一致した正確な
形状に仕上げる必要がないため、部品の製造が簡
単になり、その分だけコストダウンが図られる。
また、カセツト収納部の開閉動作中には、両側
のガイド板に形成した案内溝の形状が不揃いであ
ることに起因したガタツキ、引つ掛り等がなくな
り、カセツト収納部をスムーズに開くことができ
る。しかも、カセツト収納部を閉じたときには、
両方の案内溝が機能して案内軸を正確な位置に確
保するため、カセツト収納部が所定の位置に確実
に保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカセツト収納ドア装置を示す図
で第1図aは正面図、第1図bは左側面図、第1
図cは右側面図、第1図dは断面図、第2図a,
bは従来のガイド板に設けられた案内溝の形状を
示す拡大図、第3図は従来のカセツト収納ドア装
置の開いた状態を示す側面図、第4図は本考案の
一実施例を示す図で第4図aは正面図、第4図b
は左側面図、第4図cは右側面図、第4図dは断
面図、第5図a,bは本考案によるガイド板の案
内溝の形状を示す拡大図である。 10……カセツト収納部、11a,11b……
軸、12a,12b……案内軸、20……同期支
持部材、30,40……ガイド板、31……一方
の案内溝、41……他方の案内溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉自在なカセツト収納部と、該カセツト収納
    部の両側に設けられた軸を回転自在に一端部で支
    持する同期支持部材と、前記カセツト収納部の両
    側に配置され、前記同期支持部材の他端部をそれ
    ぞれ回転自在に支持する一対のガイド板と、これ
    らガイド板に形成され、前記カセツト収納部の側
    面に設けられた案内軸をそれぞれガイドする案内
    溝とを備えており、一方の案内溝をその全長にわ
    たり前記案内軸が溝側面に接触する同一の溝幅と
    し、他方の案内溝を前記カセツト収納部が閉じた
    ときに前記案内軸が位置する部分では前記案内軸
    が溝側面に接触する溝幅とし、それ以外の部分を
    広い溝幅としたことを特徴とするカセツトテープ
    レコーダのカセツト収納ドア装置。
JP12065383U 1983-08-02 1983-08-02 カセットテ−プレコ−ダのカセット収納ドア装置 Granted JPS6031755U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12065383U JPS6031755U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 カセットテ−プレコ−ダのカセット収納ドア装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12065383U JPS6031755U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 カセットテ−プレコ−ダのカセット収納ドア装置

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Publication Number Publication Date
JPS6031755U JPS6031755U (ja) 1985-03-04
JPH035003Y2 true JPH035003Y2 (ja) 1991-02-08

Family

ID=30276445

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JP12065383U Granted JPS6031755U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 カセットテ−プレコ−ダのカセット収納ドア装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0766605B2 (ja) * 1986-09-05 1995-07-19 松下電器産業株式会社 カセツト装着装置
JPH05990Y2 (ja) * 1987-06-29 1993-01-12

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS459666Y1 (ja) * 1967-10-17 1970-05-06

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JPS459666Y1 (ja) * 1967-10-17 1970-05-06

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JPS6031755U (ja) 1985-03-04

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