JPH0350034Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350034Y2 JPH0350034Y2 JP1984000591U JP59184U JPH0350034Y2 JP H0350034 Y2 JPH0350034 Y2 JP H0350034Y2 JP 1984000591 U JP1984000591 U JP 1984000591U JP 59184 U JP59184 U JP 59184U JP H0350034 Y2 JPH0350034 Y2 JP H0350034Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- opening
- elastic
- locking part
- elastic hooking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 10
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、缶口に嵌着する弾性鉤止片付キヤツ
プ内に挿入される合成樹脂製缶口閉鎖部材に関す
る。
プ内に挿入される合成樹脂製缶口閉鎖部材に関す
る。
(ロ) 従来の技術
従来の缶口閉鎖部材としては、上壁を出没自在
となし側壁にも等間隔の弾性鉤止片を有する弾性
鉤止片付キヤツプに挿入され、缶口に接触する缶
口接触部とこの缶口接触部より外方へ延びる係止
部とを有し、この係止部の下面が水平に延びその
外径が弾性鉤止片の内径より大きく設定されたも
のが実開昭53−164556号公報にて公知である。
となし側壁にも等間隔の弾性鉤止片を有する弾性
鉤止片付キヤツプに挿入され、缶口に接触する缶
口接触部とこの缶口接触部より外方へ延びる係止
部とを有し、この係止部の下面が水平に延びその
外径が弾性鉤止片の内径より大きく設定されたも
のが実開昭53−164556号公報にて公知である。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
かかる従来の缶口閉鎖部材は、係止部の下面が
缶口接触部より単に水平にのびているに過ぎない
ので、輸送中等に弾性鉤止片付キヤツプから外れ
ないようにするためには、係止部の外径をかなり
大きく設定して弾性鉤止片付キヤツプ内に挿入し
た状態で係止部を下方へ大きく変形させて係止部
の傾きを大きくしなければならず、これによつて
弾性鉤止片付キヤツプ内に挿入する際に大きな力
を必要とすることとなり、挿入作業が悪いものと
なつていた。
缶口接触部より単に水平にのびているに過ぎない
ので、輸送中等に弾性鉤止片付キヤツプから外れ
ないようにするためには、係止部の外径をかなり
大きく設定して弾性鉤止片付キヤツプ内に挿入し
た状態で係止部を下方へ大きく変形させて係止部
の傾きを大きくしなければならず、これによつて
弾性鉤止片付キヤツプ内に挿入する際に大きな力
を必要とすることとなり、挿入作業が悪いものと
なつていた。
(ニ) 課題を解決するための手段
本考案は、かかる課題を解決するためになされ
たもので、上壁２ａを出没自在となし側壁に等間
隔の弾性鉤止片２ｂを有する弾性鉤止片付キヤツ
プ２内に挿入され、缶口３に接触する缶口接触部
１ｇとこの缶口接触部１ｇから外方へ延びて且つ
その外径が弾性鉤止片２ｂの内径より大きい係止
部１ｈとを合成樹脂で一体に形成している合成樹
脂製缶口閉鎖部材１において、前記嵌合接触部１
ｇと前記係止部１ｈの外周側との間に凹溝１ｆを
全周にわたつて形成すると共に、前記凹溝１ｆの
上端を弾性鉤止片２ｂの下端内径より小径にし、
更に前記凹溝１ｆの上端より前期係止部１ｈの先
端を下方へ垂下するように形成したことを特徴と
する合成樹脂製缶口閉鎖部材１としたものであ
る。
たもので、上壁２ａを出没自在となし側壁に等間
隔の弾性鉤止片２ｂを有する弾性鉤止片付キヤツ
プ２内に挿入され、缶口３に接触する缶口接触部
１ｇとこの缶口接触部１ｇから外方へ延びて且つ
その外径が弾性鉤止片２ｂの内径より大きい係止
部１ｈとを合成樹脂で一体に形成している合成樹
脂製缶口閉鎖部材１において、前記嵌合接触部１
ｇと前記係止部１ｈの外周側との間に凹溝１ｆを
全周にわたつて形成すると共に、前記凹溝１ｆの
上端を弾性鉤止片２ｂの下端内径より小径にし、
更に前記凹溝１ｆの上端より前期係止部１ｈの先
端を下方へ垂下するように形成したことを特徴と
する合成樹脂製缶口閉鎖部材１としたものであ
る。
(ホ) 作用
かかる本考案の缶口閉鎖部材１によれば、缶口
接触部１ｇと係止部１ｈの外周との間に凹溝１ｆ
を全周にわたつて形成すると共に、前記凹溝１ｆ
の上端を弾性鉤止片２ｂの下端内径より小径に
し、更に凹溝１ｆの上端より係止部１ｈの先端を
下方へ垂下するように形成したので、凹溝１ｆの
上端部を支点としてそれより外周側の係止部１ｈ
が変形する際に従来のような水平状態からの変形
と比較して下方への変形量に対する傾き角度の割
合が大きなものとなり、係止部１ｈの先端が下方
へ垂下していることと相俟つて、係止部１ｈの外
径をあまり大きく設定しなくても弾性鉤止片付キ
ヤツプ２内に挿入した状態で係止部１ｈ傾きを大
きいものとすることができる。これによつて、缶
口閉鎖部材１は、弾性鉤止片付キヤツプ２内に挿
入した状態では弾性鉤止片付キヤツプ２から外れ
ようとする力が作用した時に係止部１ｈが弾性鉤
止片２ｂの下端部に対して強く突張る事となり、
大きな阻害力を発生する。又、係止部１ｈの外径
あまり大きく設定しなくても良いので、係止部１
ｈの先端が垂下していることも相俟つて、閉鎖部
材１を弾性鉤止片付キヤツプ２に容易に挿入する
ことができる。
接触部１ｇと係止部１ｈの外周との間に凹溝１ｆ
を全周にわたつて形成すると共に、前記凹溝１ｆ
の上端を弾性鉤止片２ｂの下端内径より小径に
し、更に凹溝１ｆの上端より係止部１ｈの先端を
下方へ垂下するように形成したので、凹溝１ｆの
上端部を支点としてそれより外周側の係止部１ｈ
が変形する際に従来のような水平状態からの変形
と比較して下方への変形量に対する傾き角度の割
合が大きなものとなり、係止部１ｈの先端が下方
へ垂下していることと相俟つて、係止部１ｈの外
径をあまり大きく設定しなくても弾性鉤止片付キ
ヤツプ２内に挿入した状態で係止部１ｈ傾きを大
きいものとすることができる。これによつて、缶
口閉鎖部材１は、弾性鉤止片付キヤツプ２内に挿
入した状態では弾性鉤止片付キヤツプ２から外れ
ようとする力が作用した時に係止部１ｈが弾性鉤
止片２ｂの下端部に対して強く突張る事となり、
大きな阻害力を発生する。又、係止部１ｈの外径
あまり大きく設定しなくても良いので、係止部１
ｈの先端が垂下していることも相俟つて、閉鎖部
材１を弾性鉤止片付キヤツプ２に容易に挿入する
ことができる。
(ヘ) 実施例
以下、本実施例を第１図〜第３図に基ずいて説
明する。１は射出成型にて製作された合成樹脂製
栓よりなる缶口閉鎖部材で、底壁１ａ側壁１ｂお
よびフランジ部１ｃより形成されている。フラン
ジ部１ｃは缶口３に接触する缶口接触部１ｇとこ
の缶口接触部１ｇより外方へ延びて且つその上面
が外方へ低くなる円孤面１ｉになつている係止部
１ｈとなり下面が水平となつている。この係止部
１ｈの外径は弾性鉤止片付キヤツプ２の閉じた状
態の内径より大きく形成されている。缶口接触部
１ｇと係止部１ｈの先端との間に凹溝１ｆが全周
にわたつて形成されている。この凹溝ｆの上端よ
り係止部１ｈの先端を下方へ垂下するように形成
されている。又、缶口接触部１ｇから上方へ延び
て弾性鉤止片付キヤツプ２の上壁２ａの内面には
接触するリブ１ｅが形成されている。側壁１ｂか
ら上方に延びいているリブ１ｄが形成されてい
る。２は缶口に嵌着する弾性鉤止片付キヤツプ
で、上壁を出没自在となし、側壁に等間隔の弾性
鉤止片２ｂを有している。３は缶口金で構成する
缶口である。かかる缶口閉鎖部材１によれば、缶
口接触部１ｇと係止部１ｈの外周側との間に凹溝
１ｆを全周にわたつて形成すると共に、凹溝１ｆ
の上端を弾性鉤止片２ｂの下端内径より小径に
し、更に凹溝１ｆの上端より係止部１ｈの先端を
下方へ垂下するように形成したので、凹溝１ｆの
上端部を支点としてそれより外周側の係止部１ｈ
が変形する際に従来のような水平状態からの変形
と比較して下方への変形量に対する傾き角度の割
合が大きなものとなり、係止部１ｈの先端が下方
へ垂下していることと相俟つて、係止部１ｈの外
形をあまり大きく設定しなくても弾性鉤止片付キ
ヤツプ２内に挿入した状態で係止部１ｈの傾きを
大きいものとすることができる。これによつて缶
口閉鎖部材１は、弾性鉤止片付キヤツプ２内に挿
入した状態では、弾性鉤止片付キヤツプ２から外
れようとする力が作用した時に係止部１ｈが弾性
鉤止片２ｂの下端部に対して強く突張ることにな
り、大きな阻害力を発生する。しかも、閉鎖部材
１が弾性鉤止片付キヤツプ２から外れるには、垂
下している係止部１ｈが水平状態になつてから更
に下方に変形する訳であるが、これに反発する係
止部１ｈ自信の弾性力も従来のものより大きなも
のとなる。従つて、輸送中の振動等によつて閉鎖
部材１が弾性鉤止片付キヤツプ２から外れてしま
うのを確実に防ぐことができる。又、係止部１ｈ
の外径をあまり大きく設定しなくても良いので、
係止部１ｈの先端が垂下していることと相俟つ
て、閉鎖部材１を弾性鉤止片付キヤツプ２に用意
に挿入することができる。従つて、この挿入作業
性を大幅に向上することができる。
明する。１は射出成型にて製作された合成樹脂製
栓よりなる缶口閉鎖部材で、底壁１ａ側壁１ｂお
よびフランジ部１ｃより形成されている。フラン
ジ部１ｃは缶口３に接触する缶口接触部１ｇとこ
の缶口接触部１ｇより外方へ延びて且つその上面
が外方へ低くなる円孤面１ｉになつている係止部
１ｈとなり下面が水平となつている。この係止部
１ｈの外径は弾性鉤止片付キヤツプ２の閉じた状
態の内径より大きく形成されている。缶口接触部
１ｇと係止部１ｈの先端との間に凹溝１ｆが全周
にわたつて形成されている。この凹溝ｆの上端よ
り係止部１ｈの先端を下方へ垂下するように形成
されている。又、缶口接触部１ｇから上方へ延び
て弾性鉤止片付キヤツプ２の上壁２ａの内面には
接触するリブ１ｅが形成されている。側壁１ｂか
ら上方に延びいているリブ１ｄが形成されてい
る。２は缶口に嵌着する弾性鉤止片付キヤツプ
で、上壁を出没自在となし、側壁に等間隔の弾性
鉤止片２ｂを有している。３は缶口金で構成する
缶口である。かかる缶口閉鎖部材１によれば、缶
口接触部１ｇと係止部１ｈの外周側との間に凹溝
１ｆを全周にわたつて形成すると共に、凹溝１ｆ
の上端を弾性鉤止片２ｂの下端内径より小径に
し、更に凹溝１ｆの上端より係止部１ｈの先端を
下方へ垂下するように形成したので、凹溝１ｆの
上端部を支点としてそれより外周側の係止部１ｈ
が変形する際に従来のような水平状態からの変形
と比較して下方への変形量に対する傾き角度の割
合が大きなものとなり、係止部１ｈの先端が下方
へ垂下していることと相俟つて、係止部１ｈの外
形をあまり大きく設定しなくても弾性鉤止片付キ
ヤツプ２内に挿入した状態で係止部１ｈの傾きを
大きいものとすることができる。これによつて缶
口閉鎖部材１は、弾性鉤止片付キヤツプ２内に挿
入した状態では、弾性鉤止片付キヤツプ２から外
れようとする力が作用した時に係止部１ｈが弾性
鉤止片２ｂの下端部に対して強く突張ることにな
り、大きな阻害力を発生する。しかも、閉鎖部材
１が弾性鉤止片付キヤツプ２から外れるには、垂
下している係止部１ｈが水平状態になつてから更
に下方に変形する訳であるが、これに反発する係
止部１ｈ自信の弾性力も従来のものより大きなも
のとなる。従つて、輸送中の振動等によつて閉鎖
部材１が弾性鉤止片付キヤツプ２から外れてしま
うのを確実に防ぐことができる。又、係止部１ｈ
の外径をあまり大きく設定しなくても良いので、
係止部１ｈの先端が垂下していることと相俟つ
て、閉鎖部材１を弾性鉤止片付キヤツプ２に用意
に挿入することができる。従つて、この挿入作業
性を大幅に向上することができる。
(ト) 考案の効果
本考案の閉鎖部材１によれば、弾性鉤止片付キ
ヤツプ２に挿入した状態では係止部１ｈの傾きを
著しく大きくすることができると共に、係止部１
ｈが反転することに対する弾性力も著しく大きく
することができるので、輸送中の振動等によつて
閉鎖部材１が弾性鉤止片付キヤツプ２から外れて
しまうのを確実に防ぐことができ、又閉鎖部材１
を弾性鉤止片付キヤツプに容易に挿入することが
できるので、この挿入作業性を大幅に向上するこ
とができる。
ヤツプ２に挿入した状態では係止部１ｈの傾きを
著しく大きくすることができると共に、係止部１
ｈが反転することに対する弾性力も著しく大きく
することができるので、輸送中の振動等によつて
閉鎖部材１が弾性鉤止片付キヤツプ２から外れて
しまうのを確実に防ぐことができ、又閉鎖部材１
を弾性鉤止片付キヤツプに容易に挿入することが
できるので、この挿入作業性を大幅に向上するこ
とができる。
第１図は本考案の合成樹脂製缶口閉鎖部材単体
の底面図、第２図は同閉鎖部材の一部縦断面図、
第３図は同閉鎖部材を弾性鉤止片付キヤツプと共
に缶口に取付けた状態の一部縦断面図である。 １……合成樹脂製缶口閉鎖部材、１ｆ……凹
溝、１ｇ……缶口接触部、１ｈ……係止部、２…
…弾性鉤止片付キヤツプ、２ａ……上壁、２ｂ…
…弾性鉤止片、３……缶口。
の底面図、第２図は同閉鎖部材の一部縦断面図、
第３図は同閉鎖部材を弾性鉤止片付キヤツプと共
に缶口に取付けた状態の一部縦断面図である。 １……合成樹脂製缶口閉鎖部材、１ｆ……凹
溝、１ｇ……缶口接触部、１ｈ……係止部、２…
…弾性鉤止片付キヤツプ、２ａ……上壁、２ｂ…
…弾性鉤止片、３……缶口。
Claims (1)
- 上壁２ａを出没自在となし側壁に等間隔の弾性
鉤止片２ｂを有する弾性鉤止片付キヤツプ２内に
挿入され、缶口３に接触する缶口接触部１ｇとこ
の缶口接触部１ｇから外方へ延びて且つその外径
が弾性鉤止片２ｂの内径より大きい係止部１ｈと
を合成樹脂で一体に形成している合成樹脂製缶口
閉鎖部材１において、前記缶口接触部１ｇと前記
係止部１ｈの外周側との間に凹溝１ｆを全周にわ
たつて形成すると共に、前記凹溝１ｆの上端を弾
性鉤止片２ｂの下端内径より小径にし、更に前記
凹溝１ｆの上端より前記係止部１ｈの先端を上面
が外方へ低くなる円弧となり下面が水平となる薄
肉部により下方へ垂下するように形成したことを
特徴とする合成樹脂製缶口封鎖部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59184U JPS60112445U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 合成樹脂製栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59184U JPS60112445U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 合成樹脂製栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60112445U JPS60112445U (ja) | 1985-07-30 |
| JPH0350034Y2 true JPH0350034Y2 (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=30472572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59184U Granted JPS60112445U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 合成樹脂製栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60112445U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6115005U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-28 | 石垣機工株式会社 | フイルタプレスにおける圧力水の排出装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58177357U (ja) * | 1982-05-24 | 1983-11-28 | 広浜金属工業株式会社 | 缶口閉鎖装置 |
-
1984
- 1984-01-09 JP JP59184U patent/JPS60112445U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6115005U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-28 | 石垣機工株式会社 | フイルタプレスにおける圧力水の排出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60112445U (ja) | 1985-07-30 |
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