JPH03500313A - 互いに上下に配置された多数の引き出しを有する家具用の付属金具 - Google Patents
互いに上下に配置された多数の引き出しを有する家具用の付属金具Info
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- JPH03500313A JPH03500313A JP1506107A JP50610789A JPH03500313A JP H03500313 A JPH03500313 A JP H03500313A JP 1506107 A JP1506107 A JP 1506107A JP 50610789 A JP50610789 A JP 50610789A JP H03500313 A JPH03500313 A JP H03500313A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
互いに上下に配置された多数の引き出しを有する家具用の付属金具
本発明は請求の範囲第1項の上位概念に記載された付属金具に関する。
このような形式の公知の付属金具においては、切り替えカムがアームに取り付け
られたビンとして構成されており、このアームは、引き出しと共に引き出し可能
なレール部分に固定されている。ビンはレバートシて形成された回転スライダと
協働し、この回転スライダは引っ張りばねによって2つの終端位置内に旋回可能
である。引き出しが引き出される時に7オークレバーは、比較的短い行程後にア
ームに取り付けられたビンがフォークレバーと保合解除されるように旋回せしめ
られる。回転スライダは死点を越えて移動せしめられると、この位置で止どまる
。引き出しを戻し入れる時には、アームのビンはフォークレバーに係合する。
死点を乗り越えると直ちに、引き出しはばねによって終端位置に引ぎ寄せられ、
この位置で保持される。
この付属金具は、例えば戸棚又は机のすべての引き出しが引き出された位置にも
たらされるように設計されているが、安全性の理由により、出来るだけ1つの引
き出しだけが引き出されるようにしたほうがよい。
一方、引き出しは閉めた位置では、正面プレートが家具の正面側に遊びなしで突
き当たるように保持されることも望まれている。そのほかの欠点として、引き出
しが引き出された際に回転スライダが誤って引き出しの閉めた位置に相当する位
置に手動で旋回せしめられた時に、引き出しを閉鎖位置に戻すことができないと
いうことがある。
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の付属金具をさらに改良して、多数の引き出
しのうちのその都度1つだけが引き出し可能であって、この場合に、各引き出し
は戻し入れる際に比較的短い行程を介して閉鎖位置に引き戻されてこの位置で保
持され、また各引き出しは間這って操作されても閉鎖位置にもたらすことができ
、早すぎる速度で又は大きすぎる力で引き出しが押し込まれた時に、押し込まれ
た引き出しがばね力で戻されることが避けられるようにすることである。
この課題は、請求項1の特徴に記載された構成によって解決された。
回転スライダは、戻し入れようとする引き出しを、最後の比較的短い部分戻し行
程を介して閉鎖位置にもたらしてここで保持するだけではなく、引き出しの引き
出し時にロックレールと協働して残りの引き出しが引き出されるのを妨げる課題
も有している。これは、特に簡巣な形式で、回転スライダが引き出しの運動方向
にも走行可能であることによって達成される。ロックレールのアングル溝の傾斜
し1;部分に係合する一体成形されたビンによって、回転スライダの水平運動は
ロックレールの鉛直運動に変えられる。何故ならば、ビンは溝内で滑動して、係
止レールが回転スライダのそれぞれの運動方向に応じて上昇又は下降するからで
ある・従って回転スライダはロックレールのための駆動部材としてみなすことが
できる。この2重作用によって特に簡単な構成が得られる。
この付属金具は専門家の間では自動引き込み部付き付属金具と呼ばれている。戻
しばね作用はばね負荷可能な回転スライダによってのみ得られるのではなく、回
転レールとロックレールとの協働によっても得られ、これによって制動部材とし
ての役割も得られる。
請求項1の特徴に記載された付属金具の2りの有利な構成要件はその他の請求項
に記載されている。
請求項2の特徴によって、引き出しが引き出される時に、同期運動で一緒に運動
する切り替えカムは、まずばねウェブの自由縁部に突き当たり、これによってす
べての回転スライダを連行すると同時に、切り替えカムと回転スライダとの保合
が解除されるまで部分行程に互って回転する。回転スライダは普通はこの位置で
止どまる。戻し入れる際には切り替えカムは回転スライダのストッパカムに乗り
上げて、これによって回転ストッパは前の運動とは反対にまt:それと同時に反
対の回転方向で出発位置に戻し運動せしめられる。しかしながら、引き出しの引
き出された位置において回転スライダは、引き出しの閉めた位置に相当する位置
に手動でも!こらされ、切り替えカムがばねウェブに乗り上げてこれによって係
止レールに向かう方向で変向せしめられるので、切り替えカムはストッパカムと
ばねウェブとによって制限された中間スペース内に走行せしめられる。
請求項3に記載の特徴によって、回転スライダは引き出しが引き出された時にそ
の回転した位置に止どまるので、死点の克服は省かれるが、このためにはまずば
ね力が所望の形式で大きくされなければならない。
請求項4の特徴によって、ロックレールのガイドのため、及び回転スライダの可
動な支承のためには1つの部分しか必要としない。これによって組み立てが簡略
化される。しかも、この成形体がプラスチック射出成形部材として構成されてい
れば、1つの工具しか必要としない。さらにこれによって家具に特に簡単な形式
で付属金具を後で取り付けることができる。何故ならば成形体は家具の外枠に捩
込み固定することができるからである。家具の外枠自体は、ロックレールのだめ
の付加的なガイドを必要としない。
その他の請求項の特徴の利点は、以下の有利な実施例の説明に記載されている。
第1図ILL、引き出しを戻し入れた状態における付属金具の第5図A−A線に
沿った断面図、第2図は、引き出しを引き出した状態における第1図に相当する
図、
第3図は、第1図による回転スライダ若しくは引き出しの位置におけるロックレ
ールの、第6図D−D線に沿った断面図、
第4図は、第2図による回転スライダ若しくは引き出しの位置におけるロックレ
ールの、同様に第6図D−D線に沿った断面図、
第5図は、第1図の矢印C方向で見た付属金具の正面図、
第6図は、第1図の矢印B方向で見た付属金具の平面図である。
図面に示された付属金具は、家具の@壁10の内側面に、正面側かられずかな間
隔を保って捩込まれている。第5図で概略的に示された引き出し11には1つの
付属金具が必要なだけである。作用のためには付属金具の一方側を示せば寸分で
ある。第5図によれば、付属金具が引き出し11の上側に載っているのが分かる
。このような配置は、一般に引き出しの正面プレートの高さが本来の引き出しの
高さよりも高いためである。
付属金具は回転スライダ12を有しており、この回転スライダ12は、家具外枠
とは反対の側で引っ張りばね14のための係止ビン13を葡している。引っ張り
ばね14の他端部は、後で詳しく説明されている成形体)5のビンに掛けられて
いる。この引っ張りばね14はプレロード下にある。引き出し11の閉めた位
3置において回転スライダ12は、引き出し11に当てつけられた切り替えカム
16に接続されている。第5図に示されているように、切り替えカム16は突起
部17に一体成形されている。この突起部17は固定アングル部材18によって
引き出し11の側壁の折り曲げられた脚部に固定されている。
回転スライダ12には、家具外枠のm壁10に向けられた側で連行ビン19が取
り付けられており、該連行ビン19の中心軸線は引っ張りばね14のための係止
ビン13の中心軸線と一致している。これらの中心軸線は回転スライダ12の回
転軸線を形成している。
連行ビン19は、成形体15に設けられた水平なガイド溝20を貫通している。
連行ビン19の長さは、自由な端部がガイド溝20を突き抜けてロックレール2
2のアングル溝21内に係合する程度である。第6因には、ロックレール22が
ガイド溝23内にしゆう動可能にガイドされているのが示されている。ガイド溝
20の長さとロックレール22の幅はほぼ一致している。ガイド溝20はガイド
通路23内に開口している。ロックレールは、家具が有している引き出し11の
数と少なくとも同じ数のアングル溝21を有している。しかしながら第3図及び
第4図に示した部分には、種々異なる高さの引き出しのために同一のロックレー
ル22を使用することができるように、多くのアングル溝が設けられている。こ
の部分内では、後述されているように、上のアングル溝21と下のアングル溝2
1だけが使用されている。
([1壁i 0とは反対の側では回転スライダ12が、回転軸線に対してずらし
て配置されたストツノ(カム25とばねウェブ26とを有しており、このばねウ
ェブ26は、回転スライダ12の運動平面に対して鋭角を成L”(いる。第1図
に示された引き出し11の閉鎖位置で、ばねウェブ26はストッパカム25と同
じ高すに位tしている。ストッパカム25とばねウェブ26との互いに向き合う
面の間の間隔は、ストッパカム16がこれによって制限されたスペース内に保合
できる程度の大きさである。引き出し10が家具から引き出されると、切り替え
カム16は矢印方向Eで同期運動を行う。これによって回転スライダは、第1図
及び第2図に示した逆時計回りの回転と同時に同期的な直線運動で移動する。回
転スライダ12の所定の角度位置で、切り替えカム16はストッパカム25とば
ねウェブ16とによって制限されたスペースから外へ出る。第3図には、閉めI
;位置における互いに上下に配置された2つの引き出し11の連行ピン19の位
置が示されている。上の引き出し11が引き出される際に回転スライダ12が直
線運動を行うことによって、連行ピン19はロックレール22を持ち上げる。ア
ングル溝21は、鉛直方向に延びる部分とこれに対して鋭角を成す傾斜部分とか
ら成っている。鉛直の部分は、家具の正面側とは反対側の長手方向側付近に位置
している・傾斜する部分はロックレール22のほぼ全幅lこ亙って延びてし゛る
。すべての引き出し11が閉めた位置にある時、回転スライダ12のすべての連
行ピン19はアングル溝21の2つの部分の頂部に位置する。図示の実施例で上
の引き出し11が引き出されると、この実施例においてロックレール22は上方
へ移動せしめられる。これによって残りの回転スライダ12の連行ピン19はア
ングル溝21の鉛直な部分内に達する。第4図には、下の引き出し11がもはや
閉鎖移動から引き編され得ないことが分かる。
回転スライダ12はガイドプレート27を有しており、このガイドプレート27
にストッパカム25及びばねウェブ26が一体成形されている。ガイドプレート
27は成形体15の互いに鉛直上下に位置する2つのスリット内でガイドされて
いる。ガイドプレート27の基礎輪郭は円形であって、従って回転が可能である
。しかしながらスリット内でより良好にガイドされるように、ガイドプレートは
家具の正面側に向いた側で、互いに夏向を成す2つのガイド面を有している。
ガイドプレート27にはさらに別の係止−及びガイドアングル28が成形されて
おり、この係止−及びガイドアングル28はガイドプレート27の下側のガイド
面に対して平行なガイド面を有している。これによって回転スライダ12は直線
運動中に申し分なくガイドされる。ガイドプレート27のためのスリットを制限
する外側のウェブは、家具の正面側に向いた範囲で円弧状に形成されており、こ
の場合、中心点は、引き出し11の引き出された状態で回転スリット12の第2
図に示した位置において回転スライダ12の連行ピン19の中心軸線と一致して
いる。円弧状部は、第2図に示された位置において切り替えカム16がスト・シ
バカム25の外側面に突き当たるまで回転スライダ12が停止するように、スト
ッパカム25並びに係止−及びガイドアングル28と協働する。
特4:[1Iffl〜第4図で分かるように、成形体15はT字状に形成されて
いる。第5図及び第6図より分かるように、成形体15は、はぼ同じ基礎輪郭を
有する2つの部分29.30より組み合わせられている。これによってより簡単
な組み立てが得られる。各部分29.30はそれぞれ1つの溝31.32を有し
ており、これらの溝31.32は組み立てられた状態でロックレール22のため
のガイド通路23を形成している。これらの部分29.30は、家具の正面側と
は反対の側でフィルムヒンジ33を介して互いに接続されているので、回転スラ
イダ12及び引っ張りばね14を組み込んでから、ねじ止めするために側壁10
に向かって折りたたむことができる。このヒンジ状の構成によって、部分29若
しくは30は決して紛失することがない。
引っ張りばね14及びロックレール22以外のすべての部分は射出成形法でプラ
スチックより製造されている。プラスチックの形状及び材料のばね特性が利用さ
れるので、経済的な製造以外に特に回転スライダ12の作用が確実に得られる。
アングル溝21は図示の実施例では貫通孔として構成されている。
国際調査報告 DrT/M RQ/MtRE国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.互いに上下に配置された多数の引き出しを有する家具用の付属金具であって 、各引き出しに対応配置されたばね負荷された回転スライダを備えていて、該回 転スライダが、引き出しの連動に追従する、回転スライダの回転軸線に対して高 さをずらして配置された切り替えカムによって可動である形式のものにおいて、 家具外枠の側壁(10)と引き出し(11)の側壁との間に、すべての引き出し (11)のほぼ全高に亙って延びる、鉛直方向に移動可能なロックレール(22 )が設けられており、該ロックレール(22)が、引さ出し(11)の数に相当 する数の、それぞれ傾斜して延びる部分と鉛直に延びる部分とから形成されたア ングル溝(21)を有しており、各アングル構(21)内に、対応配置された回 転スライダ(12)に一体成形された連行ビン(19)が係合するようになって おり、回転スライダ(12)が、連行ビン(19)の中心軸線を中心にして回転 可能で、対応配置された引き出し(11)の運動方向で、すべての引き出し(1 1)を閉めた位置ですべての回転スライダ(12)の連行ビン(19)が前記ア ングル溝(21)の頂部に位置するようにしゃう動可能であって、引き出し(1 1)を引き出す際にロックレール(22)が、アングル溝(21)の傾斜した部 分内で可動な、回転スライダ(12)の連行ビン(19)によって鉛直方向で移 動せしめられ、これによって残りの回転スライダ(12)の連行ビン(19)が アングル溝(21)の鉛直な部分に係合して引き出し(11)をロックすること を特徴とする、互いに上下に配置された多数の引き出しを有する家具用の付属金 具。 2.各回転スライダ(12)が、引き出し(11)の側壁に向けられた側でスト ッパカム(25)と、このストッパカムに対して間隔を保って傾斜して配置され たばねウエブ(26)とを有しており、該ばねウエブ(26)が引き出し(11 )の正面側に向いて位置しており、引き出し(11)を閉めた位置で切り替えカ ム(16)がストッパカム(25)とばねウエブとによって制限された中間スペ ース内に位置している、請求項1記載の付属金具。 3.ストッパカム(25)が、引き出し(11)の引き出された状態で回転スラ イダ(12)を係止する係止カムとして構成されている、請求項2記載の付属金 具。 4.各回転スライダ(12)が家具外枠に固定可能な成形体(15)に配置され ており、この成形体(15)がロックレール(22)のためのガイド通路(23 )を有している、請求項1記載の家具。 5.回転スライダ(12)が、少なくとも1つのガイド面を有するガイドプレー ト(27)を備えており、該ガイドプレート(27)の、引き出し(11)の側 壁に向けられた側に、別の係止−及びガイドアングル(28)と、連行ピン(1 9)と同一列にある、引っ張りばね(14)のための休止ピン(13)とが一体 成形されており、ガイドプレート(27)が、成形体(15)に互いに鉛直上下 に殻けられた2つのガイドスリット内でガイドされている、付属金具。 6.ガイドスリットを制限する外側のウェブが、引き出し(11)の正面側に向 けられた範囲で円弧状部を有しており、該円弧状部が、係止一及びガイドアング ル(28)とストッパカム(25)と協働して引き出された状態の引き出し(1 1)における回転スライダ(12)をロックする、請求項5記載の付属金具。 7.ロックレール(22)に設けられた各アングル溝(21)の鉛直な部分が、 家具の正面側とは反対側に位置する縁部範囲に設けられており、傾斜して延びる 部分がロックレール(22)のほぼ全幅に亙って延びている、請求項1記載の付 属金具。 8.アングル溝(21)を形成する部分が互いに約45°の角度成している、請 求項7記載の付属金員具9.成形体(15)の基礎輪郭がT字状に構成されてい て、合致して当接し合う2つの部分(29,30)より形成されており、各部分 が、ロックレール(22)のためのガイド溝(23)を形成する溝(31,32 )を有しており、これらの部分(29,30)が、引き出し(11)の正面側と は反対側でフィルムヒンジ(33)によって互いに接続されている、請求項4記 載の付属金具。 10.切り替えカム(16)が固定アングル部材(18)によって引き出し(1 1)の側壁に固定されている、請求項1記載の付属金具。
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