JPH0349379Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0349379Y2 JPH0349379Y2 JP1985075174U JP7517485U JPH0349379Y2 JP H0349379 Y2 JPH0349379 Y2 JP H0349379Y2 JP 1985075174 U JP1985075174 U JP 1985075174U JP 7517485 U JP7517485 U JP 7517485U JP H0349379 Y2 JPH0349379 Y2 JP H0349379Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- leg
- return
- main
- magnetic plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 11
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する技術分野〕
この考案は空隙付きリアクトル鉄心に関し、特
に帰路脚及び継鉄に発生する鉄損を減少させる構
造に係わる。
に帰路脚及び継鉄に発生する鉄損を減少させる構
造に係わる。
従来のリアクトル鉄心部の構造を第５図に示
す。磁性板を積層してなる鉄心ブロツク５１と磁
器等の空隙構成材５２を交互に積み重ねてんる主
脚５３と、主脚５３の両側に並立する二つの帰路
脚５４と、前記各脚５３，５４の軸方向端部間を
磁気的に結合する上、下継鉄５５，５６とでリア
クトル鉄心５７が構成されている。そして帰路脚
５４、継鉄５５，５６とも磁性板を積層してな
り、主脚５３には巻線５８が巻回されている。
す。磁性板を積層してなる鉄心ブロツク５１と磁
器等の空隙構成材５２を交互に積み重ねてんる主
脚５３と、主脚５３の両側に並立する二つの帰路
脚５４と、前記各脚５３，５４の軸方向端部間を
磁気的に結合する上、下継鉄５５，５６とでリア
クトル鉄心５７が構成されている。そして帰路脚
５４、継鉄５５，５６とも磁性板を積層してな
り、主脚５３には巻線５８が巻回されている。
この構造においては、主脚５３の空隙構成材５
２部で発生する磁気吸引力による騒音、振動を仰
制するために図示しない上下締付部材により、上
部継鉄５５を介して主脚５３及び巻線５８を締め
付けるために上部継鉄５５は帰路脚５４の端部内
側で主脚５３の軸方向に変位可能にしてある。こ
のため、帰路脚５４と上部継鉄５５とは直角接合
となるので、鉄心材質は無方向性磁性材が採用さ
れている。従つて磁性板の磁束による損失、いわ
ゆる鉄損が比較的大きくなり、磁束密度も大きく
とれないから体格も大形になる欠点があつた。
２部で発生する磁気吸引力による騒音、振動を仰
制するために図示しない上下締付部材により、上
部継鉄５５を介して主脚５３及び巻線５８を締め
付けるために上部継鉄５５は帰路脚５４の端部内
側で主脚５３の軸方向に変位可能にしてある。こ
のため、帰路脚５４と上部継鉄５５とは直角接合
となるので、鉄心材質は無方向性磁性材が採用さ
れている。従つて磁性板の磁束による損失、いわ
ゆる鉄損が比較的大きくなり、磁束密度も大きく
とれないから体格も大形になる欠点があつた。
この考案は従来の上記欠点に鑑みてなされたも
ので、鉄心で発生する鉄損を低減させ、しかも従
来と同様に主脚部を締め付けられる構造のリアク
トル鉄心を提供することを目的とする。
ので、鉄心で発生する鉄損を低減させ、しかも従
来と同様に主脚部を締め付けられる構造のリアク
トル鉄心を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この考案の構成によ
ればリアクトル鉄心の帰路脚及び継鉄に方向性磁
性板を使用して帰路脚と継鉄の磁性板の接合を斜
接合とし、かつ一方の継鉄を帰路脚と接合される
端部と、主脚上に載置される中央部との少なくと
も三つに分割し、両部の接合部はその長さ方向と
直角で、かつ平面とする。また中央部の磁性板の
幅を端部の幅より大きくする。継鉄をこのように
構成することにより帰路脚と継鉄との接合は斜接
合され、また継鉄の端部と中央部とはその長さ方
向、すなわち圧延方向と直角にすることにより共
に接合部における損失を増大させることはない。
また継鉄の端部と中央部との接合部をその長さ方
向と直角で平面とすることにより中央部は主脚の
軸方向に変位自在となるから主脚部を継鉄中央部
により締め付けることができる。
ればリアクトル鉄心の帰路脚及び継鉄に方向性磁
性板を使用して帰路脚と継鉄の磁性板の接合を斜
接合とし、かつ一方の継鉄を帰路脚と接合される
端部と、主脚上に載置される中央部との少なくと
も三つに分割し、両部の接合部はその長さ方向と
直角で、かつ平面とする。また中央部の磁性板の
幅を端部の幅より大きくする。継鉄をこのように
構成することにより帰路脚と継鉄との接合は斜接
合され、また継鉄の端部と中央部とはその長さ方
向、すなわち圧延方向と直角にすることにより共
に接合部における損失を増大させることはない。
また継鉄の端部と中央部との接合部をその長さ方
向と直角で平面とすることにより中央部は主脚の
軸方向に変位自在となるから主脚部を継鉄中央部
により締め付けることができる。
第１図はこの考案実施例の正面図で同一符号は
前記と同一か同一作用をするものを示す。
前記と同一か同一作用をするものを示す。
鉄心ブロツク５１と磁器のような空隙構成材５
２とを交互に積み重ねてなる主脚５３と、主脚５
３の両側に並立する二つの帰路脚１と、前記各脚
５３，１の軸方向端部間を磁気的に結合する上、
下継鉄２，３とでリアクトル鉄心４が構成されて
いる。そして帰路脚１及び両継鉄２，３はその長
さの方向に方向性をもたせた方向性けい素鋼板の
ような方向性磁性板１ａを積層してなり、主脚５
３には巻線５８が巻回される。帰路脚１と継鉄
２，３の磁性板１ａは前記方向に対して45°の斜
接合され、該接合線は一般に行なわれているよう
に１枚又は複数枚ごとにずらされている。上継鉄
２は帰路脚１と接合される二つの端部２ａと、主
脚５３上に載置される中央部２ｂとの少なくとも
三つに分割され、端部２ａと中央部２ｂとの接合
部はその長さ方向と直角で平面とする。
２とを交互に積み重ねてなる主脚５３と、主脚５
３の両側に並立する二つの帰路脚１と、前記各脚
５３，１の軸方向端部間を磁気的に結合する上、
下継鉄２，３とでリアクトル鉄心４が構成されて
いる。そして帰路脚１及び両継鉄２，３はその長
さの方向に方向性をもたせた方向性けい素鋼板の
ような方向性磁性板１ａを積層してなり、主脚５
３には巻線５８が巻回される。帰路脚１と継鉄
２，３の磁性板１ａは前記方向に対して45°の斜
接合され、該接合線は一般に行なわれているよう
に１枚又は複数枚ごとにずらされている。上継鉄
２は帰路脚１と接合される二つの端部２ａと、主
脚５３上に載置される中央部２ｂとの少なくとも
三つに分割され、端部２ａと中央部２ｂとの接合
部はその長さ方向と直角で平面とする。
リアクトル鉄心４をこのように構成すること、
すなわち、帰路脚１と継鉄２，３とを斜接合する
ことにより方向性磁性板１ａを採用することがで
き、鉄損を従来の無方向性磁性板使用の場合より
大幅に低減することができる。また上継鉄端部２
ａと中央部２ｂとの接合部をその長さ方向と直角
で平面とすることにより中央部２ｂを主脚５３の
軸方向に変位させて主脚５３及び巻線５３を締め
付けることができる。
すなわち、帰路脚１と継鉄２，３とを斜接合する
ことにより方向性磁性板１ａを採用することがで
き、鉄損を従来の無方向性磁性板使用の場合より
大幅に低減することができる。また上継鉄端部２
ａと中央部２ｂとの接合部をその長さ方向と直角
で平面とすることにより中央部２ｂを主脚５３の
軸方向に変位させて主脚５３及び巻線５３を締め
付けることができる。
第２図および第４図はそれぞれこの考案の他の
実施例の説明図でいずれも中央部２ｂの方向性磁
性板１abの幅を端部２ａの磁性板１ａより広く
したものである。これは第３図のように中央部２
ｂと端部２ａの幅を同一にした場合主脚５３締め
付け時の寸法変化が予想に反した場合磁気的結合
に不都合が生ずることをさけるためである。第４
図は第３図のような場合でも磁気的結合に問題が
なくなることを示す。これらの図は主脚５３の高
さが予想以上に高くなつた場合を示すが、反対に
予想以上に低くなつた場合にも同様な効果が得ら
れる。
実施例の説明図でいずれも中央部２ｂの方向性磁
性板１abの幅を端部２ａの磁性板１ａより広く
したものである。これは第３図のように中央部２
ｂと端部２ａの幅を同一にした場合主脚５３締め
付け時の寸法変化が予想に反した場合磁気的結合
に不都合が生ずることをさけるためである。第４
図は第３図のような場合でも磁気的結合に問題が
なくなることを示す。これらの図は主脚５３の高
さが予想以上に高くなつた場合を示すが、反対に
予想以上に低くなつた場合にも同様な効果が得ら
れる。
以上の説明で明らかなように、この考案によれ
ば、帰路脚１と上下継鉄２，３とを45°の斜接合
とすることにより方向性の磁性板１ａを使用する
ことができリアクトルの鉄損を低減することがで
きる。この場合、上部継鉄を前記斜接合から離れ
た位置において少なくとも三つに分割することに
より主脚５３及び巻線５８を締め付けることがで
きるので騒音、振動は従来並の特性とすることが
できる。また方向性磁性板の幅を端部の磁性板よ
り広くすることにより締めつけ時の寸法変化が大
きい場合でも両部の磁気的結合の不都合が生じる
ことないので鉄損の増大をさけることができる。
ば、帰路脚１と上下継鉄２，３とを45°の斜接合
とすることにより方向性の磁性板１ａを使用する
ことができリアクトルの鉄損を低減することがで
きる。この場合、上部継鉄を前記斜接合から離れ
た位置において少なくとも三つに分割することに
より主脚５３及び巻線５８を締め付けることがで
きるので騒音、振動は従来並の特性とすることが
できる。また方向性磁性板の幅を端部の磁性板よ
り広くすることにより締めつけ時の寸法変化が大
きい場合でも両部の磁気的結合の不都合が生じる
ことないので鉄損の増大をさけることができる。
なお、上記説明及び図は主脚が一つの場合を示
すが、この考案は主脚が複数の場合にも適用する
ことができる。
すが、この考案は主脚が複数の場合にも適用する
ことができる。
第１図はこの考案実施例の正面図、第２図及び
第４図はこの考案の他の実施例の説明図、第３図
は第１図の説明図、第５図は従来のリアクトル鉄
心の正面図であり、いずれも要部のみを示してあ
る。 １……帰路脚、１ａ，１ab……方向性磁性板、
２，３……継鉄、２ａ……端部継鉄、２ｂ……中
央部継鉄、５１……鉄心ブロツク、５２……空隙
構成材、５３……主脚。
第４図はこの考案の他の実施例の説明図、第３図
は第１図の説明図、第５図は従来のリアクトル鉄
心の正面図であり、いずれも要部のみを示してあ
る。 １……帰路脚、１ａ，１ab……方向性磁性板、
２，３……継鉄、２ａ……端部継鉄、２ｂ……中
央部継鉄、５１……鉄心ブロツク、５２……空隙
構成材、５３……主脚。
Claims (1)
- 鉄心ブロツクと空隙構成材とを交互に積み重ね
てなる主脚と、この主脚の両側に並立される帰路
脚と、前記各脚の軸方向端部間を磁気的に結合す
る二つの継鉄とからなる鉄心であつて、前記帰路
脚及び継鉄は方向性磁性板を積層してなり、その
接合を互いにずらした接合線を有する斜接合と
し、かつ一方の継鉄は帰路脚と接合される二つの
端部と、主脚上に載置される中央部との少なくと
も三つに分割し、この継鉄の中央部の磁性板の幅
を端部の磁性板の幅より大きくし、前記端部と中
央部の継鉄の接合部をその長さ方向と直角で平面
としたことを特徴とするリアクトル鉄心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985075174U JPH0349379Y2 (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985075174U JPH0349379Y2 (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61190108U JPS61190108U (ja) | 1986-11-27 |
| JPH0349379Y2 true JPH0349379Y2 (ja) | 1991-10-22 |
Family
ID=30616150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985075174U Expired JPH0349379Y2 (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0349379Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61224307A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-06 | Toshiba Corp | ギヤツプ付鉄心形リアクトル |
-
1985
- 1985-05-21 JP JP1985075174U patent/JPH0349379Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61224307A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-06 | Toshiba Corp | ギヤツプ付鉄心形リアクトル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61190108U (ja) | 1986-11-27 |
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