JPH0349117Y2 - - Google Patents

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JPH0349117Y2
JPH0349117Y2 JP6998586U JP6998586U JPH0349117Y2 JP H0349117 Y2 JPH0349117 Y2 JP H0349117Y2 JP 6998586 U JP6998586 U JP 6998586U JP 6998586 U JP6998586 U JP 6998586U JP H0349117 Y2 JPH0349117 Y2 JP H0349117Y2
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latching
container
rod
rods
cone
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JP6998586U
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンテナ積載固縛技術に係るラツ
シングロツドの改良に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
たとえば多数のコンテナを船舶上に積載する場
合、これを単に積み上げただけでは船の揺れ等に
より荷くずれする危険があるため、コンテナと床
面の間や上下に層積されるコンテナ相互の間に位
置決めまたは固縛用の各種金具が取り付けられ
る。
ラツシングロツドは、この金具の一種として、
バーの上端下端に係止コーンとアイを取り付けて
なり、係止コーンを各段コンテナの隅部に固着し
たコーンソケツトの係合孔に係合するとともにア
イをフツク付のターンバツクル等を介して床面に
繋着し、コンテナを床面に結索固縛する。
第7図および第8図は、このラツシングロツド
の従来例を示し、先端に立上り部4を介して舌片
状の係止コーン5を一体形成した係合部材2の基
部3に軸孔6を形成し、該軸孔6に挿通したピン
7を介して該係合部材2をバー8の上端に揺動自
在に枢着してなり、下端にアイ9を設けた該バー
8の上端を挟むように二股状になる基部3を備え
たこの係合部材2が、図示するように60度ほどの
範囲で上下に首振りするように構成されている。
横長の長方体形になるコンテナの隅部には、そ
れぞれに係合孔を備えたコーンソケツトが該隅部
に埋め込まれるように固設されている。このコー
ンソケツトはI.S.O.規格にもとづいて定形的につ
くられており、複数段に層積されるコンテナのう
ち第2段以上のコンテナの下辺4隅のソケツトに
上記ラツシングロツドを結索するようになる。
第9図および第10図はこの結索の概略を示
し、第2段のコンテナ10の長手方向一端壁の下
辺に位置する2個のソケツト11,11′に対し
て各1本のラツシングロツド1,1′が結索され
る。符号13,13′は、ラツシングロツド1,
1′の下端に上記アイ9を使つて連結されたター
ンバツクルを示し、ラツシングロツド1,1′は
このターンバツクル13,13′を介して床面1
5に設けた固定具14,14′に結索される。
第9図と第10図の比較から判るようにラツシ
ングロツド1,1′を用いてコンテナ10を固縛
するに際しては、当該コンテナ10の片面に結索
する2本にラツシングロツド1,1′を互いに交
叉させる内部クロスラツシング方式(第9図)
と、両ロツド1,1′を交叉させない外部クロス
ラツシング方式(第10図)がある。内部クロス
ラツシング方式の場合、互いに交叉するラツシン
グロツド1,1′は当該コンテナ10の幅内に収
められる。これに対し外部クロスラツシング方式
の場合には各ラツシングロツド1,1′が隣りの
コンテナ10″,10″の幅一杯まで延び、都合コ
ンテナ3個分の幅が使われる。この両方式におい
て当該コンテナ10に矢示する横倒し方向の荷重
Pが加わつた場合を想定すると下段(第一段)の
コンテナ10′の右下隅Cに圧縮力が加わるが、
内部クロスラツシング方式にあつては更にラツシ
ングロツド1′の引張力の下向きの分力がこれに
加算され、該分力の加算がない外部クロスラツシ
ング方式より積載荷重に制限を受けるようにな
る。
このため外部クロスラツシング方式が望ましい
訳であるが、従来のラツシングロツド1,1′を
この方式に用いる場合には、当該コンテナ10に
結索したラツシングロツド1,1′と隣りのコン
テナ10″,10″に結索したロツド1″,1″がソ
ケツト11,11″、11′,11″から近い位置
で交叉するようになるため、互いに交叉するラツ
シングロツド1,1″、1′,1″に別規格のもの
を用いてこれを交互に間違いなく結索しなければ
ならない問題がある。すなわち内部クロスラツシ
ング方式の場合は、互いに交叉するラツシングロ
ツド1,1′の交叉位置がソケツト11,11′か
ら比較的離れており、両ラツシングロツド1,
1′のコンテナ10に向けての傾斜角度を比較的
近似させることができるため、床面15に対する
固定具14,14′の取付位置をコンテナからの
遠近方向に多少ずらすことにより同じ規格のラツ
シングロツド1,1′同士を交叉させることがで
きたが、外部クロスラツシング方式においてはラ
ツシングロツド1,1″、1′1″の交叉位置がソ
ケツト11,11″、11′,11″に近く、両ラ
ツシングロツド1,1″、1′,1″のコンテナ1
0,10″に向けての傾斜角度が大きく異なるた
め、これに応じて固定具14,14″を1個おき
にコンテナから遠く離して配置しなければなら
ず、通常、このスペースがとれないために別規格
の長さの異なるラツシングロツド1,1″、1′
1″を用いざるを得ない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は以上の点に鑑み、外部クロスラツシン
グ方式においてもラツシングロツドを使い分ける
必要がなく、同一規格のラツシングロツドだけで
固縛作業を完了するようになり、該作業を簡素化
することを目的とするもので、この目的を達成す
るため、コンテナのコーンソケツトに形成した係
合孔に係合される舌片状の係止コーンを備えた係
合部材を、該部材の基部に形成した軸孔に挿通し
たピンを介してバーの上端に上下に首振り自在に
取り付けてなるラツシングロツドにおいて、前記
軸孔を長孔にして前記係止コーンからピンによる
枢着部までの間隔が可変になるように構成した。
〔作用〕
すなわち本考案のラツシングロツドは、コーン
ソケツトの係合孔に係合される係止コーンから該
コーンを一体成形した係合部材とバーとの枢着部
までの間隔を調節できるように構成したもので、
結索に際して互いに交叉する2本のラツシングロ
ツドそれぞれの該間隔を異ならしめることにより
両ラツシングロツドのコンテナに向けての傾斜角
度を略揃えることができ、一方のラツシングロツ
ドに連繋する固定具をコンテナから遠く離さねば
ならないといつた不都合をなくすことができる。
〔実施例〕
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明
すると、第1図および第2図において、係合部材
2の基部3に長円形の軸孔6が形成され、該係合
部材2をバー8の上端に首振り自在に枢着したピ
ン7が該軸孔6内を移動できるように構成されて
おり、係止コーン5から該枢着部までの間隔を
L1からL2までの範囲で調節可能になる。
上記構成のラツシングロツド1は、第3図に示
すように係止コーン5を下向きに傾けてコーンソ
ケツト11の係合孔12内に挿入した後、これを
捻りながら立上がらせるようにして該係合孔12
に係合するもので、外部クロスラツシングとする
場合も第4図および第5図に示すように互いに交
叉する当該ラツシングロツド1,1″の前記間隔
を異ならせることにより双方のロツド1,1″の
コンテナ10,10′に向けての傾斜角度θ1,θ2
を略揃えることができるため、コンテナ10,1
0′に対して外側に位置するラツシングロツド
1″の傾斜角度θ2を小さく抑えて該ロツド1″に連
繋する固定具14″をコンテナ10,10′から近
い位置に配置させることができる。したがって当
該ラツシングロツド1,1″によれば、1種類
(同一規格)のロツドをもつて固縛作業を完了す
ることができ、複数種類のロツドを用意してこれ
を使い分けるといつた作業上の手間は一切省くこ
とが可能となる。係合部2の基部3に形成した長
円形の軸孔6は、その形状を、第6図に示すよう
に円弧状にしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案のラツシングロツドは以上説明したよう
に、バーの上端に首振り自在に枢着した係合部材
の係止コーンから枢着部までの間隔を可変に構成
し、当該ロツド同士を交叉させるに際して双方の
ロツドのコンテナに向けての傾斜角度を揃えるよ
うにしたもので、スペースの限られた船上等にお
けるコンテナの積載固縛作業を簡素化する等の優
れた特徴を有し本考案の実用的効果はきわめて大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るラツシングロ
ツドの正面図、第2図は側面図、第3図ないし第
5図は使用状態説明図、第6図は他の例に係るラ
ツシングロツドの要部正面図、第7図は従来例に
係るラツシングロツドの正面図、第8図は側面
図、第9図と第10図はラツシングロツドを用い
たコンテナ積載固縛作業の説明図である。 1,1′,1″……ラツシングロツド、2……係
合部材、3……基部、4……立上り部、5……係
止コーン、6……軸孔、7……ピン、8……バ
ー、9……アイ、10,10′10″……コンテ
ナ、11,11′11″……コーンソケツト、12
……係合孔、13,13′……ターンバツクル、
14,14′14″……固定具、15……床面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンテナのコーンソケツトに形成した係合孔に
    係合される舌片状の係止コーンを備えた係合部材
    を、該部材の基部に形成した軸孔に挿通したピン
    を介してバーの上端に上下に首振り自在に取り付
    けてなるラツシングロツドにおいて、前記軸孔を
    長孔にして前記係止コーンからピンによる枢着部
    までの間隔を可変になることを特徴とするラツシ
    ングロツド。
JP6998586U 1986-05-12 1986-05-12 Expired JPH0349117Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6998586U JPH0349117Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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JP6998586U JPH0349117Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62181494U JPS62181494U (ja) 1987-11-18
JPH0349117Y2 true JPH0349117Y2 (ja) 1991-10-21

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ID=30911204

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JP6998586U Expired JPH0349117Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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JPS62181494U (ja) 1987-11-18

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