JPH0348945B2 - - Google Patents

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JPH0348945B2
JPH0348945B2 JP20868984A JP20868984A JPH0348945B2 JP H0348945 B2 JPH0348945 B2 JP H0348945B2 JP 20868984 A JP20868984 A JP 20868984A JP 20868984 A JP20868984 A JP 20868984A JP H0348945 B2 JPH0348945 B2 JP H0348945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
adhesive composition
adhesive
halogenated
Prior art date
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Expired
Application number
JP20868984A
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English (en)
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JPS6185483A (ja
Inventor
Shoichi Nakane
Tatsuhito Murachi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP20868984A priority Critical patent/JPS6185483A/ja
Priority to DE19853535497 priority patent/DE3535497A1/de
Publication of JPS6185483A publication Critical patent/JPS6185483A/ja
Priority to US07/058,624 priority patent/US4748212A/en
Publication of JPH0348945B2 publication Critical patent/JPH0348945B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野> この発明は、ポリオレフインポリオールをベー
スとする接着性組成物に関し、特に、ポリオレフ
イン系樹脂、非極性ゴム等の塗装や接着の際のプ
ライマーとして、さらにはそれら相互又はそれら
を金属等に接着させる際の接着剤として好適なも
のである。 <従来の技術> 従来、ポリオレフイン系樹脂(PE、PP及びそ
れらの熱可塑性エラストマー)や非極性ゴム
(EPM、EPDM、SBR、IIR、NR等)は、他の
極性樹脂、極性ゴム、金属等とは勿論のことそれ
ら相互を接着させることは困難で、種々の特殊な
接着組成物(プライマーや接着剤)が提案されて
上市されている。 <発明が解決しようとする問題点> しかし、支持体がポリオレフイン系熱可塑性エ
ラストマーや、EPM、EPDM等(以下総称して
「PO系エラストマー等」という)のように柔らか
い場合、それらのPO系エラストマー等の表面柔
軟性や屈曲性を阻害しない接着性組成物は未だ上
市されていない。 <問題点を解決するための手段> そこで、本発明者らは、ポリオレフインポリオ
ールがPO系エラストマーと良好な相溶性を有す
ることに着目し(「工業材料第30巻第1号」第133
頁参照)、ポリオレフインポリオールをベースと
する接着性組成物について鋭意研究した結果、ポ
リオレフインポリオール100重量部に対して、−
CO・NX−(但しX:ハロゲン)で示される結合
を有する特定化合物を100重量部以下配合した混
合物が有機溶剤に溶解されてなる接着性組成物が
上記問題点を解決することを見い出し、この発明
を完成するに至つた。 次に、上記発明を解決するための手段の各構成
について詳細に説明する。 (a) ポリオレフインポリオール……分子末端に水
酸基を有する平均分子量500〜10000(望ましく
は1000〜5000)の液状又は固状のもので、一分
子当りの平均水酸基数1.5〜5.0(望ましくは1.8
〜3.0)、主鎖の飽和度90%以上(望ましくは98
%以上)としたものを用いる。具体的には、三
菱化成工業(株)から“ポリテールH”(固状)、
“ポリテールHA”(液状)の商品名で市販され
ているものを例示できる。 このポリオレフインポリオールの製造は、慣
用のテレキーリツクポリマーの重合方法に従つ
て得た水酸基導入のジエン系ポリマー・コポリ
マーを慣用手段で水素添加して行なう。このポ
リマーの原料となるジエンとしては、1,3−
ブタジエン、イソプレン、クロロプレン、1,
3−ベンタジエン、2,3−ジメチルブタジエ
ン−1,3等の共役ジエンを、また、コポリマ
ーにおいてジエンと共重合させるモノマーとし
ては、スチレン、ビニルトルエン、メチルアク
リレート、メチルメタクリレート、塩化ビニル
等のビニルモノマーをそれぞれ例示できる。 (b) −CO・NX−(但しX:ハロゲン)で示され
る結合を有する特定化合物……配合量100重量
部を超えても支持体(PO系エラストマー等か
らなる)に対する密着性が増大しない。望まし
くは50重量部以下である。ごく微量でも密着性
を増大させるが、望ましくは0.5重量部以上で
ある。具体的には、N−ブロモスクシンイミド
のようなハロゲン化スクシンイミド類、トリク
ロロイソシアヌル酸、ジクロロイソシアヌル酸
のようなハロゲン化イソシアヌル酸類、ジクロ
ロメチルヒダントインのようなハロゲン化ヒダ
ントイン類を例示できる。 (c) 有機溶剤……(a)+(b)の混合物を安定化及び塗
布可能な粘度に調整するために使用し、通常(a)
+(b)が30wt%以下となるようにする。30wt%
を超えるとこの発明の接着性組成物の安定性が
悪くなり、固形分が折出するおそれがある。具
体的には、ベンゼン、トルエン、キシレンのよ
うな芳香族炭化水素類、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類、酢酸エチル、酢酸
プロピル等のエステル類、メチルエチルケト等
のケトン類及びそれらの混合物を例示できる。 こうして得た接着性組成物は、PO系エラスト
マーからなる支持体に、塗料又は接着剤のプライ
マーとして、それ自体接着剤として塗布して用い
る。塗布方法は、デイツピング、刷毛塗り、スプ
レー等特に限定されない。 <発明の効果> この発明の接着性組成物は、上記のようにポリ
オレフインポリオールに、−CO・NX−結合を有
する特定化合物を配合したもので、PO系エラス
トマーに塗布した際、エラストマーの表面柔軟
性、屈曲性を維持したまま、優れた密着性を示
す。従つて、PO系エラストマーに対する塗料や
接着剤のプライマー、さらにはそれら相互又は金
属等との接着剤として好適なものである。当然、
この発明の接着性組成物は、PE、PP等のPO系
樹脂、SBR、IIR、NR等の非極性ゴムからなる
支持体にも適用できるものである。 さらに、この発明の接着性組成物は一液性であ
り、ポツトライフも長く、溶剤の蒸発により粘度
が上昇すれば、再度、溶剤を添加して粘度調整す
ればよく、塗布作業時の取扱いも容易である。 <実施例> 以下、この発明を、実施例に基づいて、さらに
詳細に説明する。 (1) 接着性組成物の調整 実施例1〜5……第1表に各組成を示す。 比較例1……「ペツコゾールJ−534」(商
品名:大日本インキ化学工業(株)製造、アマニ
油変性長油アルキド樹脂)をミネラルベース
にて溶解し、さらに乾燥剤としてナフテン酸
コバルトを添加したもの。 比較例2……「オレスターM55−80A」
(商品名:三井東圧(株)製造、湿気硬化型ポリ
ウレタン樹脂)をトルエンで溶解したもの。 比較例3……「エステルレジン20」(商品
名:東洋紡績(株)製造、飽和ポリエステル樹
脂)をメチルエチルケトン:トルエン=1:
9(容積比)の混合溶剤に溶解したもの。 (2) 密着性試験 上記で得た実施例、比較例の接着性組成物を
プライマーとして、下記ゴム(EPDM)配合
物の加硫物(加硫条件:160℃×30分)上に塗
布(デイツピング)し、さらにその上に下記の
ようにして得た一液型ウレタン塗料を塗布(デ
イツピング)し、室温で1時間、湿分硬化させ
た。その後、JIS−D−0202に準じてゴバン目
テストを行なつた。その結果を第2表に示す。
この発明の実施例はいずれも良好な支持体に対
する密着性(0/100)を示すが、比較例はい
ずれも密着性(100/100)をほとんど示さない
ことがわかる。また、各実施例の塗膜はエラス
トマー支持体の表面柔軟性、屈曲性も損なうよ
うなことはなかつた。 ゴム配合物 EPDM(第三成分:ENB、沃素価:15、ム
ーニー粘度ML1+4(100℃)65 重量部 100 カーボンブラツク 70 鉱物油 35 亜鉛華 5 ステアリン酸 1 加硫促進剤 2 硫 黄 1.5 一液型ウレタン塗料 下記組成物を80℃×3時間、乾燥N2ガス
中で反応させて得た。 組 成: 重量部 PPG1000 100 エチレングリコール 0.62 メチレンジイソシアネート 100 トルエン 201
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフインポリオール100重量部に対し
    て、−CO・NX−(但しX:ハロゲン)で示され
    る結合を有する化合物を100重量部以下配合した
    混合物が有機溶剤に溶解されてなり、 前記−CO・NX−で示される結合を有する化
    合物が、ハロゲン化スクシンイミド類、ハロゲン
    化イソシアヌル酸類およびハロゲン化ヒダントイ
    ン類のいずれかであることを特徴とする接着性組
    成物。
JP20868984A 1984-10-04 1984-10-04 接着性組成物 Granted JPS6185483A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20868984A JPS6185483A (ja) 1984-10-04 1984-10-04 接着性組成物
DE19853535497 DE3535497A1 (de) 1984-10-04 1985-10-04 Klebstoffzusammensetzung
US07/058,624 US4748212A (en) 1984-10-04 1987-06-04 Adhesive composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20868984A JPS6185483A (ja) 1984-10-04 1984-10-04 接着性組成物

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Publication Number Publication Date
JPS6185483A JPS6185483A (ja) 1986-05-01
JPH0348945B2 true JPH0348945B2 (ja) 1991-07-26

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ID=16560440

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JP20868984A Granted JPS6185483A (ja) 1984-10-04 1984-10-04 接着性組成物

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JPS6185483A (ja) 1986-05-01

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