JPH0348916Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0348916Y2 JPH0348916Y2 JP7516986U JP7516986U JPH0348916Y2 JP H0348916 Y2 JPH0348916 Y2 JP H0348916Y2 JP 7516986 U JP7516986 U JP 7516986U JP 7516986 U JP7516986 U JP 7516986U JP H0348916 Y2 JPH0348916 Y2 JP H0348916Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- supply terminal
- steering wheel
- slip ring
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
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- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 3
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- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 description 1
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、車両のステアリングホイールに配置
された警報器用スイツチのような機器に対して給
電するための車両用ステアリングホイール部分に
対する給電装置に関する。
された警報器用スイツチのような機器に対して給
電するための車両用ステアリングホイール部分に
対する給電装置に関する。
(従来の技術)
例えば自動車においては、警報器用スイツチを
回転部分であるステアリングホイールに配置する
構成になされるのが一般的であり、従つて、その
警報器用スイツチに対する給電装置には周知のよ
うに特別な工夫が施されている。即ち、この種の
給電装置の一例として、従来より、ステアリング
ホイールに対してこれと同心的にスリツプリング
を設けると共に、ステアリングシヤフトの周囲に
配置された基台にその基台から立上がるようにし
て板ばね製の給電用端子を設けて、この給電用端
子の自由端が前記ステアリングホイールの回転位
置の如何に拘らず常時前記スリツプリングに圧接
するように構成したものが知られている。そし
て、このものにあつては、警報器用スイツチのオ
ン時において、給電用端子の基端部に接続された
リード線からその給電用端子、スリツプリング及
び警報器用スイツチを介してボデイアースに至る
回路が形成されるものであり、これに応じて上記
リード線とバツテリとの間に接続された警報器が
通電駆動されるようになつている。
回転部分であるステアリングホイールに配置する
構成になされるのが一般的であり、従つて、その
警報器用スイツチに対する給電装置には周知のよ
うに特別な工夫が施されている。即ち、この種の
給電装置の一例として、従来より、ステアリング
ホイールに対してこれと同心的にスリツプリング
を設けると共に、ステアリングシヤフトの周囲に
配置された基台にその基台から立上がるようにし
て板ばね製の給電用端子を設けて、この給電用端
子の自由端が前記ステアリングホイールの回転位
置の如何に拘らず常時前記スリツプリングに圧接
するように構成したものが知られている。そし
て、このものにあつては、警報器用スイツチのオ
ン時において、給電用端子の基端部に接続された
リード線からその給電用端子、スリツプリング及
び警報器用スイツチを介してボデイアースに至る
回路が形成されるものであり、これに応じて上記
リード線とバツテリとの間に接続された警報器が
通電駆動されるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来構成では、ステアリングホイールの回
転時において、給電用端子の自由端がスリツプリ
ングに対して摺接されるものであるが、給電用端
子が板状であるため上記摺接時においてその給電
用端子が振動し、その振動が比較的大きな騒音源
になるという問題点がある。そして、このような
問題点は、特に近年において車室内の騒音低減が
要求されているため、より深刻になるという事情
がある。このため、従来では、給電用端子の振動
部分にゴム等の吸振材を固着することも考えられ
ているが、これでは部品点数の増加を招く等の新
たな問題点が惹起される。
転時において、給電用端子の自由端がスリツプリ
ングに対して摺接されるものであるが、給電用端
子が板状であるため上記摺接時においてその給電
用端子が振動し、その振動が比較的大きな騒音源
になるという問題点がある。そして、このような
問題点は、特に近年において車室内の騒音低減が
要求されているため、より深刻になるという事情
がある。このため、従来では、給電用端子の振動
部分にゴム等の吸振材を固着することも考えられ
ているが、これでは部品点数の増加を招く等の新
たな問題点が惹起される。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、板状の給電用端子がスリツプリ
ングと摺接するときに発生する騒音を、部品点数
の増加を招くことがない極めて簡単な構成にて効
果的に抑制できる車両用ステアリングホイール部
分に対する給電装置を提供するにある。
り、その目的は、板状の給電用端子がスリツプリ
ングと摺接するときに発生する騒音を、部品点数
の増加を招くことがない極めて簡単な構成にて効
果的に抑制できる車両用ステアリングホイール部
分に対する給電装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、ステアリングホイールと一体回転す
るように設けられたスリツプリングと、ステアリ
ングシヤフトの周囲に配置された基台にその基台
から立上がるように支持され自由端が前記スリツ
プリングに圧接される板ばね製の給電用端子とを
備えた車両用ステアリングホイール部分に対する
給電装置において、前記給電用端子に給電するた
めのリード線をその給電用端子の立上がり部位に
接続した点に特徴を有する。
るように設けられたスリツプリングと、ステアリ
ングシヤフトの周囲に配置された基台にその基台
から立上がるように支持され自由端が前記スリツ
プリングに圧接される板ばね製の給電用端子とを
備えた車両用ステアリングホイール部分に対する
給電装置において、前記給電用端子に給電するた
めのリード線をその給電用端子の立上がり部位に
接続した点に特徴を有する。
(作用)
リード線が給電用端子の立上がり部位に接続さ
れているため、給電用端子がスリツプリングとの
摺接に応じて振動したとしても、その振動がリー
ド線によつて吸振されるようになり、ステアリン
グホイール回転時の騒音が低減される。
れているため、給電用端子がスリツプリングとの
摺接に応じて振動したとしても、その振動がリー
ド線によつて吸振されるようになり、ステアリン
グホイール回転時の騒音が低減される。
(実施例)
第2図において、1は例えば自動車用のレバー
コンビネーシヨンスイツチで、これはステアリン
グシヤフト(図示せず)の周囲に配置された基台
たるスイツチベース2を有し、このスイツチベー
ス2にターンシグナルスイツチ用レバー3及びワ
イパスイツチ用レバー4及び図示しない接点機構
等を設けて成る。また、5はステアリングホイー
ル(図示せず)に対してこれと同心的に取付けら
れた金属製のスリツプリングであり、これは上記
ステアリングホイールに設けられた機器例えば警
報器用スイツチ(図示せず)を介してボデイアー
スされている。6は例えば燐青銅のような板ばね
を折曲形成して成る給電用端子で、その基端側を
前記スイツチベース2にねじ或はリベツト止め等
によつて固定することによりスイツチベース2か
ら立上がるように支持されている。そして、給電
用端子6の自由端には半球状の接点部6aが打出
し加工により形成されており、この接点部6aを
自身のばね力によつてスリツプリング5に対し圧
接させている。
コンビネーシヨンスイツチで、これはステアリン
グシヤフト(図示せず)の周囲に配置された基台
たるスイツチベース2を有し、このスイツチベー
ス2にターンシグナルスイツチ用レバー3及びワ
イパスイツチ用レバー4及び図示しない接点機構
等を設けて成る。また、5はステアリングホイー
ル(図示せず)に対してこれと同心的に取付けら
れた金属製のスリツプリングであり、これは上記
ステアリングホイールに設けられた機器例えば警
報器用スイツチ(図示せず)を介してボデイアー
スされている。6は例えば燐青銅のような板ばね
を折曲形成して成る給電用端子で、その基端側を
前記スイツチベース2にねじ或はリベツト止め等
によつて固定することによりスイツチベース2か
ら立上がるように支持されている。そして、給電
用端子6の自由端には半球状の接点部6aが打出
し加工により形成されており、この接点部6aを
自身のばね力によつてスリツプリング5に対し圧
接させている。
さて、7は被覆7aを有したリード線で、その
一端が給電用端子6の立上がり部位に半田付けに
より接続されている。上記リード線7と給電用端
子6との間の接続は、具体的には第1図に示すよ
うに行なわれている。つまり、給電用端子6の立
上がり部位には予め透孔6bが形成されており、
この透孔6bにリード線7の先端を挿通させた状
態で半田付けを行なつている。尚、図示しない
が、リード線7の他端は警報器を介してバツテリ
のプラス側端子に接続されている。従つて、前記
図示しない警報器用スイツチがオンされたときに
は、リード線7、給電用端子6及びスリツプリン
グ5を介した警報器の通電路が形成され、以てそ
の警報器が通電駆動されるものである。
一端が給電用端子6の立上がり部位に半田付けに
より接続されている。上記リード線7と給電用端
子6との間の接続は、具体的には第1図に示すよ
うに行なわれている。つまり、給電用端子6の立
上がり部位には予め透孔6bが形成されており、
この透孔6bにリード線7の先端を挿通させた状
態で半田付けを行なつている。尚、図示しない
が、リード線7の他端は警報器を介してバツテリ
のプラス側端子に接続されている。従つて、前記
図示しない警報器用スイツチがオンされたときに
は、リード線7、給電用端子6及びスリツプリン
グ5を介した警報器の通電路が形成され、以てそ
の警報器が通電駆動されるものである。
上記構成によれば、ステアリングホイールひい
てはスリツプリング5が回転されたときに、給電
用端子6の接点部6aがスリツプリング5と摺接
され、その摺接に応じて給電用端子6が振動する
ようになる。この場合、給電用端子6の立上がり
部位にリード線7が接続されているから、上記振
動がリード線7により吸振されるようになり、以
てその振動に伴う騒音の発生が抑制されるように
なる。しかも、上記構成によれば、騒音抑制のた
めに余分の部品を必要とせず、コスト安になし得
る。
てはスリツプリング5が回転されたときに、給電
用端子6の接点部6aがスリツプリング5と摺接
され、その摺接に応じて給電用端子6が振動する
ようになる。この場合、給電用端子6の立上がり
部位にリード線7が接続されているから、上記振
動がリード線7により吸振されるようになり、以
てその振動に伴う騒音の発生が抑制されるように
なる。しかも、上記構成によれば、騒音抑制のた
めに余分の部品を必要とせず、コスト安になし得
る。
尚、上記実施例では、リード線7と給電用端子
6との間の接続を、その給電用端子6に形成した
透孔6bを利用した半田付けにより行なうように
したが、これに限らず、例えば給電用端子6の立
上がり部位に舌片を一体に突出形成すると共に、
この舌片に対して挿抜により連結されるコネクタ
をリード線7の先端に接続しておく構成としても
良い等、要はリード線を給電用端子の立上がり部
位に接続する構成とすれば良いものである。ま
た、ステアリングホイールに設けられる機器とし
ては、警報器用スイツチの他に、オーデイオ機器
用スイツチ、自動定速走行装置用スイツチ等が考
えられる。
6との間の接続を、その給電用端子6に形成した
透孔6bを利用した半田付けにより行なうように
したが、これに限らず、例えば給電用端子6の立
上がり部位に舌片を一体に突出形成すると共に、
この舌片に対して挿抜により連結されるコネクタ
をリード線7の先端に接続しておく構成としても
良い等、要はリード線を給電用端子の立上がり部
位に接続する構成とすれば良いものである。ま
た、ステアリングホイールに設けられる機器とし
ては、警報器用スイツチの他に、オーデイオ機器
用スイツチ、自動定速走行装置用スイツチ等が考
えられる。
本考案によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、ステアリングシヤフトと一体回転するスリ
ツプリング及びこのスリツプリングと摺接される
板ばね製の給電用端子を備えた車両用ステアリン
グホイール部分に対する給電装置において、給電
用端子とスリツプリングとの摺接に伴い発生する
騒音を、部品点数の増加を招くことがない極めて
簡単且つコスト安な構成にて抑制できるという実
用的な効果を奏するものである。
うに、ステアリングシヤフトと一体回転するスリ
ツプリング及びこのスリツプリングと摺接される
板ばね製の給電用端子を備えた車両用ステアリン
グホイール部分に対する給電装置において、給電
用端子とスリツプリングとの摺接に伴い発生する
騒音を、部品点数の増加を招くことがない極めて
簡単且つコスト安な構成にて抑制できるという実
用的な効果を奏するものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は要部の縦断面図、第2図は全体の分解斜視図で
ある。 図中、1はレバーコンビネーシヨンスイツチ、
2はスイツチベース(基台)、5はスリツプリン
グ、6は給電用端子、6aは接点部、6bは透
孔、7はリード線を示す。
は要部の縦断面図、第2図は全体の分解斜視図で
ある。 図中、1はレバーコンビネーシヨンスイツチ、
2はスイツチベース(基台)、5はスリツプリン
グ、6は給電用端子、6aは接点部、6bは透
孔、7はリード線を示す。
Claims (1)
- ステアリングホイールと一体回転するように設
けられたスリツプリングと、ステアリングシヤフ
トの周囲に配置された基台にその基台から立上が
るように支持されて自由端が前記スリツプリング
に圧接される板ばね製の給電用端子とを備えた装
置において、前記給電用端子に給電するためのリ
ード線をその給電用端子の立上がり部位に接続し
たことを特徴とする車両用ステアリングホイール
部分に対する給電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7516986U JPH0348916Y2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7516986U JPH0348916Y2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62185655U JPS62185655U (ja) | 1987-11-26 |
JPH0348916Y2 true JPH0348916Y2 (ja) | 1991-10-18 |
Family
ID=30921062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7516986U Expired JPH0348916Y2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348916Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP7516986U patent/JPH0348916Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62185655U (ja) | 1987-11-26 |
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