JPH0348760A - ヒータ付酸素濃度センサ - Google Patents

ヒータ付酸素濃度センサ

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JPH0348760A
JPH0348760A JP1184208A JP18420889A JPH0348760A JP H0348760 A JPH0348760 A JP H0348760A JP 1184208 A JP1184208 A JP 1184208A JP 18420889 A JP18420889 A JP 18420889A JP H0348760 A JPH0348760 A JP H0348760A
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JP
Japan
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heater
electrode
exhaust gas
layer
diffusion rate
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JP1184208A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Kanbe
良隆 神戸
Kazuaki Takada
和明 高田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はヒータ付酸素II匪センサに係り、特に電極や
固体電解質を加熱するヒータを備えた酸素濃度センサに
関する。
〔従来の技術〕
内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度セ
ンサは、排気ガスの温度が比較的低い場合でも有効に作
動できるよう、また素子温度を安定に保つよう、酸素濃
度センサを構成する電極や酸素イオン伝導固体電解質を
加熱するためのヒータを備えたものが従来より知られて
いる(例えば特開昭60−128348号、特開昭58
−166252月、特開昭58−198754号各公報
)0 例えば時開lli?60−128348号公報に記載さ
れでいる従来のヒータ付酸素濃度センサは、第6図に示
す如く、三方を囲まれた断面口字状の底部1.底部1上
に設けられた酸素イオン伝導固体電解質の平板2.平板
2の両面に夫々設けられた電極3及び4.電極4上に積
層された絶縁層5.全体として平面形状が0字状のセラ
ミックスの気密層6゜7、それらの間のヒータ部8とか
ら構成されている。
かかる構成の従来のヒータ付M素11麿センリは空内部
9に大気を導入して電極3に接触させ、ヒータ部8の隙
間から絶縁[i5を通過して電極4に到る排気ガス中の
酸素濃度を、公知の酸素濃淡電池の原理を利用して検出
する。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、第6図に示した酸素濃度センサ等の従来のヒ
ータ付酸素濃度センサは、ヒータ部8が絶縁層5を介し
て電極4.平板2.電極3を間接的に加熱するようにし
ており、排気ガスは加熱していないため、排気ガスの温
度が低い場合には、絶縁I!5を通過する冷えた排気ガ
スによって電極4が局部的に冷され、電極活性が4−分
に得られず、出力が不安定であるという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、電極に接触
する前の排気ガスを直接加熱することにより、排気ガス
による電極の冷却をなりシ、電極活性不良を防止するヒ
ータ付酸素濃度センサを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的達成のため、絶縁セラミックスから
なる絶縁層と、この絶縁層上に積層され、白金族金属を
添加した絶縁セラミックスからなるヒータ兼拡散律速層
とを、酸素イオン伝導固体電解質の両面に設けられた第
1及び第2の電極のうち排気ガス側の第2の電極側に設
けた構成としたものである。
〔nm〕
上記の第1の電極には基準ガスが導入されるのに対し、
上記の第2の電極には排気ガスが上記のヒータ兼拡散律
速層及び絶縁層を順次透過して導入される。従って、本
発明では拮気ガスはヒータ兼拡散律速層により、直接暖
められてから第2の電極に接触することになる。
(実施例〕 第1図(A)、(B)は本発明の一実施例の横手方向、
長子方向の各断面図、第2図は本発明の一実施例の要部
の分解斜視図を示す。両図中、同一構成部分には同一符
号を付しである。第1図及び第2図において、11は底
板、12は平面形状が口字形の大気導入部、13は白金
製の第1の電極、14は平板、15は白金製の第2の電
極、16は反応室部、17は排気ガス導入部、18は多
孔質絶縁層を示す。
次に本実施例のヒータ付酸素濃度センサの製造方法につ
いて第2図乃至第4図と共に説明する。
第2図において、まず底板11.大気導入部12゜平板
14.開口部16aが未形成の反応室部16゜孔17a
が未形成の排気ガス導入部17が、夫々酸素イオン伝導
固体電解質であるジルコニア(Zr Oz )のグリー
ンシート(Zr Of粉末100部、結合剤11部、)
[7011、可1剤15部、解膠剤3部をボールミルで
50時間撹拌したスラリーで形成)を用いて作成される
次に別途作成された第1の電極13と第2の電極15を
、平板14の両面に夫々スクリーン印刷して電極セル部
23を形成する。また、反応室部16の所定位置に矩形
の開口部16aをパンチで開口する。更に、排気ガス導
入部17の所定位置(開口部16aの略中心位置に対応
する位置)に、排気ガス導入を律速しない十分な大きさ
(例えば直径1.0履以上)の孔17aをパンチで穿設
する。
次に上記l「02グリーンシートと同じ成分からなるが
、撹拌時間だけを1時間として形成した別のZ「02グ
リーンシートを用いて多孔質層18を作成する。この別
のZr 02グリーンシートの撹拌時間は1時間と短い
ため、多孔質層18は、排気ガス導入を律速しない十分
な大きさ(直径3000八以上)の気孔を有している。
以上のようにして製造された各パーツをセルロース系の
接着剤を用いて5 K9 / ciの圧力で30分圓圧
着した後、20℃/時間、fiitSfA度420℃の
条件で脱脂し、更にその後1400℃にて1時間焼成す
る。これにより、前記2種類のグリーンシートから作成
された各パーツは焼結して一体化し、第3図(A)の断
面図に示す如き構造の酸素濃度センリ本体が得られる。
次に、上記多孔質層18上に、スピネル等の粉径5〜5
0μ−の絶縁セラミックス粉末を、プラズマ溶射法を適
用して20μ■程度の膜厚で溶射し、第3図(B)に示
す如く絶縁[119を積層する。
続いて、絶縁層19上に白金製のリード線20及び21
を互いに平行に配置した状態で、白金粉末を添、加した
スピネル等の絶縁セラミックス粉末を用いて絶縁層19
上に溶射し、第3図(C)に示ず如く膜厚+OOf1g
+以上のヒータ兼拡散律速層22を積層する。このヒー
タ兼拡散律速層22は絶縁層19Fであって、かつ、開
口部16aの上りの部分に開口部16aより若干大なる
面積で形成される。
ここで、ビータ兼拡散律速層22のヒータ抵抗ど、絶縁
セラミックス粉末に添加される白金(Pt )の添加量
(φ位wt%)との関係は第4図に示される。同図に5
、すようにヒータ抵抗の安定性の点と、白金の添加量を
できるだけ少なくしたいというコストの点の両りを満テ
するよう、白金の添加量は2Qwt%程度とすることが
望ましい。
また、拡散律速の機能が得られるように、ヒータ兼拡散
律速層22の釣りは10071s以上に形成される。
このようにして、第3図(C)及び第1図(A)に横手
方向の断面が丞され、かつ、第1図(B)に長fh向の
断面が示される、ヒータイラ醇木濃度センサが製造され
る。第1図(B)かられかるように、リード#!20及
び21の各先端部は、ヒータ兼拡散律速層22の内部に
埋設される。
次に本実施例の6動について説明するに、本実施例のヒ
ータ付酸素i度廿ンサは、人気導入部12の空間内に人
気が基準ガスとして導入されC直接fiwA13に接触
されるーh、周囲が内燃機関の排気ガスに覆われる。こ
こで、リード線20及び21に電流を流すと、ヒータ兼
拡散律速層22は所定の抵抗値(ヒータ抵抗)をhする
のでd熱する。
これにより、排気ガスはヒータ兼拡散律速層22により
加熱されると共に拡散律速された後、絶縁層19.多孔
質層18及び孔′17aを人々順次透過して、反応室部
16の開口部16aに導入され、電極15に接触する。
平板14は7「02からなり、その両面の酸素濃度差が
大きいときに起電力を発1するのに対し、酪、911度
差が小さいときは起電力を発生しないという公知の#!
1県濃淡電池の原理を利用して排気ガス中の酸素11麿
が検出される。
木実tAp14によれば、第2の電極15に接触する排
気ガスはヒータ兼拡rli仲速層22により直接加熱さ
れるため、排気ガスによる電極15の冷却により電極活
性が不良となることはなく、活性不良を防止でき、前記
拡散律速と相俟って安定した出力が得られる。
また、従来のヒータ付M素濃度セン勺では、両面に電極
が設けられたジルコニア素子を用いた酸素濃度セン4ノ
本体と、根状のフルミナ製のヒー・夕とを−・体焼成し
て形成しているが、ジルコニア素子とアルミナは熱膨脹
率の差によりはがれが生じ易(、また両者の焼結温度も
異なるので焼結体の収縮を合わせるのが困難であり、両
者を完全に密看させるのが困難である。これに対し、本
実施例によれば、ヒータは白金を絶縁セラミックスに添
加して溶射により形成しており、醒木i度センサ本体と
ヒータ兼拡散律速層22との間の密着性が良好であり、
よって酸素濃度センサ本体とじ−タとの接合性の悪さか
らくる人気等の漏れがなくなり、安定な出力を得ること
ができる。
更に、本実施例によれば、1気ガス中のカーボン等の堆
積する可能性のある成分が拡散Iji速層の目詰りや電
極セルへの付着雪を生じさせよ・)としても、拡散律速
層がヒータの□能を併せしら、かつ、排気ガスを直接加
熱するので、上記の堆積する可能性のある成分を略溶解
除去することができ、これにより耐久性を向上すること
ができる。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、第5図に丞す如きカップτ1の耐木濃度センサにも適
用することができる。第5図中、25は内部に右底円筒
形状の空間部25a4!−Thするジル」ニア素fで、
大気が導入される空間部25aの内壁に白金製の第1の
?4極26が形成され、かつ、排気ガスにさらされるジ
ルコニア素子25の外壁に白金製の第2のTi極27が
形成されている。
かかる−量的な構造のカップMM系濃度センサ本体の第
2の電極27上に、前記絶縁119に相当する絶縁層2
8と前記ヒータ兼拡散律速層22に相当するヒータ兼拡
散律速129とが順次溶射により積層される。
従って、この第5図に示す他の実施例の場合も、第1図
に丞した積層型のヒータ付M集瀧度センサの実施例と同
じ効果を奏する。
なお、ヒータ兼拡散律速層22.29を形成するために
、絶縁セラミックス粉末に添加される金mは、白金と他
の金属との合金、ロジウム、パラジウム等の白金族金属
でもよい。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、排気ガスを直接加熱して
いるので、冷えた排気ガスが電極に接触することによる
電極活性の不良を未然に防止することができ、よってセ
ンリ出力を安定に取り出すことができる等の特長を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は本発明の
要部の一実施例の分解斜視図、第3図は本発明の一実施
例の製造過程説明用集子断面図、第4図はヒータ抵抗と
白金添加率との関係を示す図、第5図は本発明の他の実
施例の断面図、第6図は従来のヒータ付酸素濃度センサ
の一例の断面図である。 13.26・・・第1の電極、14・・・酸素イオン伝
導固体電解質の平板、15.27・・・第2の電極、1
6−・・反応室部、17a・・・孔、18・・・多孔質
層、19.28・・・絶縁層、20.21・・・リード
線、22.29・・・ヒータ兼拡散律速層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 酸素イオン伝導固体電解質の両面に第1及び第2の電極
    を設け、該第1の電極側に基準ガスを導入し、該第2の
    電極側に排気ガスを導入して該排気ガス中の酸素濃度を
    検出するヒータ付酸素濃度センサにおいて、 絶縁セラミックスからなる絶縁層と、 該絶縁層上に積層され、白金族金属を添加した絶縁セラ
    ミックスからなるヒータ兼拡散律速層とを前記第2の電
    極側に設け、 排気ガスを該ヒータ兼拡散律速層及び該絶縁層を順次透
    過させて前記第2の電極に導入する構成としたことを特
    徴とするヒータ付酸素濃度センサ。
JP1184208A 1989-07-17 1989-07-17 ヒータ付酸素濃度センサ Pending JPH0348760A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017223488A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 日本特殊陶業株式会社 ガスセンサ素子およびガスセンサ
JP2020034505A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社Soken ガスセンサ、及びガス検出システム

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