JPH0348646Y2 - - Google Patents

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JPH0348646Y2
JPH0348646Y2 JP1983189814U JP18981483U JPH0348646Y2 JP H0348646 Y2 JPH0348646 Y2 JP H0348646Y2 JP 1983189814 U JP1983189814 U JP 1983189814U JP 18981483 U JP18981483 U JP 18981483U JP H0348646 Y2 JPH0348646 Y2 JP H0348646Y2
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JP1983189814U
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  • Railway Tracks (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この本考案は走行路を光学的に読取りながら自
走し得る光学式自走車誘導システムに関する。
従来技術 従来、上記種類の光学式自走車誘導システムに
あつては、床面と反射率が異なる走行帯を設け、
この走行帯に対し光を照射しながらその反射光に
基づいてステアリング機構を制御することによ
り、走行帯に沿つて自走し得るものが一般に知ら
れている。然し乍、この方式による場合、走行帯
に付着した汚れ等により反射光に基づく電気信号
が安定しない欠点を有していた。また外乱光によ
り受光素子の電気信号が安定せず、走行帯を確実
にトラツキング出来ない問題をも有していた。
考案の目的 本考案の目的は上記した従来の欠点に鑑み、簡
易な構成により外乱光に影響されることなく走行
帯を確実にトラツキングして自走することができ
る光学式自走車を提供することにある。
実施例 以下、図面に従つて本実施例を説明する。
第1図において、自走車の走行路には走行帯1
が取付けられている。この走行帯1は自走車の走
行直交方向に反射率の異なる光反射部1aと光吸
収部1bとが交互に形成されている。また光反射
部1aはその走行直交方向幅が略等しいピツチで
形成されている。更に走行帯1の角部における前
記光吸収部1b相互の間隔は円周側が細く、また
外周側が粗くなるように設定されている。
第2図において、自走車10の本体フレーム1
1前方には舵取用の前輪12が取付けられてい
る。この前輪12にはデイフアレンシヤル機構
(図示せず)及びステアリングモータ13が夫々
リンクされている。そして前輪12はステアリン
グモータ13の正逆方向の回転駆動に伴つて転舵
される。前記フレーム11後方には駆動用の後輪
14が取付けられている。この後輪14は駆動連
結されたドライブモータ15の回転駆動に伴つて
走行駆動される。また前記本体フレーム11の前
方には一対の発光素子16,17及び受光素子1
8,19が自走車10の走行直交方向へ適宜の間
隔をおいて取付けられている。この発光素子1
6,17は敷設された走行帯1上に光を照射する
ものであり、また受光素子18,19は発光素子
16,17から照射され、走行帯1から反射され
た反射光の光量に応じた電気信号に変換するもの
である。
第3図及び第4図A,Bにおいて、走行帯1に
沿つて自走車10が走行駆動されると、発光素子
16,17から照射された光は走行帯1における
光吸収部1bにより吸収されると共に光反射部1
aにより反射され、この反射光は受光素子18,
19に受光される。これにより受光素子18,1
9は第4図Aに示す交流的な電気信号KS1,KS
2を増幅部30,31に出力する。
この増幅部30,31は入力された電気信号
KS1,KS2を適宜の利得で増幅すると共に波形
整形部32,33に出力して第4図に示す矩形波
に波形整形させる。そして位相制御部34は入力
された電気信号KS1,KS2相互の位相差に基づ
く操舵用信号SSをステアリングモータ13に出
力する。これによりステアリングモータ13が可
逆回転駆動されると、前輪12は所望の方向に操
舵される。そして該位相制御部34は受光素子1
8,19から出力される電気信号KS1,KS2の
位相差が零になるようにステアリングモータ13
を可逆制御し、自走車10を走行帯1に沿つた状
態で走行させる。
またこの位相制御部34は自走車10の走行原
点(ホームポジシヨン)から所望の各停止位置に
至るまでの位置データを記憶し得る書換え可能な
メモリ34aが装着されている。そして位相制御
部34は矩形波からなる電気信号KS1,KS2に
基づいて位置カウンタ34bを順次インクリメン
トし、位置カウンタ34bとメモリ34aに書込
まれた位置データとが一致した際にドライブモー
タ15を駆動停止させる。これにより位相制御部
34は自走車10を所望の停止位置に停止制御さ
せる。
尚、位相制御部34は所望の停止位置において
外部装置(図示せず)からリセツト信号が入力さ
れると、メモリ34aから次停止位置に関する位
置データをアクセスする。
次に第5図乃至第7図に従つて誘導状態を詳細
に説明する。
第5図において、自走車10が同図Aに示す状
態で走行駆動されると、受光素子18,19は自
走車10の走行に伴つて同図Bに示す電気信号
KS1,KS2を出力する。この電気信号KS1,
KS2の位相差が零であるため、位相制御部34
から操舵用信号SSの出力が規制される。これに
よりステアリングモータ13が回転駆動されない
ため、自走車10は走行帯1に沿つて直進走行さ
れる。
一方、第6図において、自走車10の走行状態
が同図Aに示す状態に変化した場合、受光素子1
9から出力される電気信号KS2は受光素子18
から出力される電気信号KS1に対し、遅延した
状態で位相制御部34に入力される(同図B参
照)。この状態において位相制御部34はこれら
電気信号KS1,KS2の位相差に基づいて操舵用
信号SSをステアリングモータ13に出力し、ス
テアリングモータ13を自走車10が図示左方向
へ走行し得るように回転駆動させる。これにより
自走車10は左方向に転舵される。そして位相制
御部34は自走車10の走行に伴つて電気信号
KS1,KS2が略同期的に入力されると、ステア
リングモータ13の回転駆動を中断すると共に、
前輪12が直進方向を向くようにステアリングモ
ータ13を逆転駆動させる。これにより自走車1
0は電気信号KS1,KS2の入力位相差に基づい
て前輪12を操舵制御し、走行帯1に沿つて走行
させる。
次に第7図において、自走車10の走行状態が
同図Aに示す状態に変化した場合、前述動作と反
対に位相制御部34は電気信号KS1,KS2との
位相差に基づいて操舵用信号SSをステアリング
モータ13に出力し、ステアリングモータ13を
自走車10が右方向へ走行し得るように回転駆動
させる。それにより自走車10は右方向に転舵さ
れる。そして自走車10の走行に伴つて電気信号
KS1,KS2が略同期的に入力され、その位相差
が零になると、位相制御部34はステアリングモ
ータ13の回転駆動を中断させると共に、前輪1
2が直進方向を向くようにステアリングモータ1
3を逆転駆動させる。これにより位相制御部34
は自走車10が走行帯1に沿つて走行し得るよう
にステアリングモータ13を駆動制御する。
尚、角部においても位相制御部34は同様な動
作により前輪12を転舵させることにより走行帯
1に沿つて自走車10を走行駆動する。
次に位置管理機能について説明する。
前記メモリ34aには走行原点から各停止位置
に至る走行データが予め順次書込まれている。こ
の走行データは走行原点から各停止位置に至る例
えば光反射部1aの数に対応したステツプスデー
タにより構成されている。そして走行帯1に沿つ
た状態で自走車10が走行されると、位相制御部
34は入力される電気信号KS1,KS2に基づい
て位置カウンタ34bをインクリメントすると共
にそのカウント値と走行データとを順次照合す
る。そして位相制御部34は位置カウンタ34b
のカウント値と走行データとが一致した際にドラ
イブモータ15の回転駆動を中断し、自走車10
を所望の各停止位置に停止制御させる。
従つて本実施例は自走車10の走行方向と直交
する両端側に夫々装着された2対の発光素子1
6,17及び受光素子18,19により走行帯1
を検出し、走行帯1に沿つて自走するように誘導
させることが出来る。その際、受光素子18,1
9から出力される電気信号KS1,KS2が略同期
的に入力されるように前輪12を操舵制御し、自
走車10を走行帯1に沿つた状態で自走させるこ
とが可能である。また走行帯1における光反射部
1a及び光吸収部1bとによる交流的な電気信号
KS1,KS2に基づいて走行帯1を検出しながら
自走するため、外乱光或いは走行帯1の傷に影響
されることなく走行帯1に沿つて自走車10を自
走させることが出来る。更に走行帯1が光反射部
1a及び光吸収部1bとにより形成され、HIGH
の電気信号KS1,KS2をカウントすることによ
り走行原点から各停止位置に至る位置管理を容易
に行い得る。
尚、本考案を実施する場合、各停止位置に光送
信装置を、また自走車に光受信装置を夫々取付
け、次停止位置に関する位置データ等の各種情報
を伝達し得る構成であつても良い。
また、本実施例は自走車10の走行直交方向の
両端側に2対の発光素子16,17及び受光素子
18,19とを夫々取付ける構成としたが、本考
案は自走車の走行直交方向における例えば3分割
位置に3対の発光素子及び受光素子を夫々取付
け、中央部に取付けられた発光素子及び受光素子
により常に走行帯を検出可能とすると共に、夫々
の受光素子から出力される電気信号が略同期的に
入力されるように前輪を操舵制御する構成であつ
ても実施し得る。
考案の効果 以上説明したように本考案は、床面に設けられ
た走行帯を光学的に読み取つて自走車を自走させ
る光学式自走車誘導システムにおいて、前記走行
帯は、走行精度に応じた所定の幅の光反射部およ
び光吸収部を走行方向に向つて交互に配列され、
かつ曲線部分の内側において光反射部および光吸
収部の幅を狭くするとともにその外側において光
反射部および光吸収部の幅を広くした構成を備
え、かつ前記自走車は、走行方向の前方あるいは
後方に配置され、駆動モータに連結された走行輪
と、走行輪に相対する後方あるいは前方に配置さ
れ、ステアリングモータに連結された操舵輪と、
走行方向の前方に走行方向と直交する方向へ所定
の間隔をおいて配置され、走行帯に向つて光を照
射する発光部材および走行体からの反射光を受光
する受光部材からなる少なくとも2個の走行体検
出器とを備え、該走行体検出器から出力される
夫々の電気信号の位相差が零となるようにステア
リングモータを駆動制御して走行帯に沿つて自走
可能とした構成により外乱光などに影響されずに
走行体を確実にトラツキングして自走車を自走さ
せることができる光学式自走車誘導システムを提
供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は走行帯の概略を示す説明図、第2図は
自走車の概略を示す説明図、第3図は電気的ブロ
ツク図、第4図Aは波形整形前の電気信号を示す
波形図、Bは波形整形後の電気信号を示す波形
図、第5図Aは走行帯に対する自走車の位置状態
を示す説明図、Bは電気信号の位相差を示す波形
図、第6図Aは走行帯に対する自走車の位置状態
を示す説明図、Bは電気信号の位相差を示す波形
図、第7図Aは走行帯に対する自走車の位置状態
を示す説明図、Bは電気信号の位相差を示す波形
図である。 図中1は走行体、1aは光反射部、1bは光吸
収部、10は自走車、12は操舵用ホイールとし
ての前輪、16,17は発光素子、18,19は
受光素子、34は位相制御部、KS1,KS2は電
気信号である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 床面に設けられた走行帯を光学的に読み取つて
    自走車を自走させる光学式自走車誘導システムに
    おいて、 前記走行帯は、走行精度に応じた所定の幅の光
    反射部および光吸収部を走行方向に向つて交互に
    配列され、かつ曲線部分の内側において光反射部
    および光吸収部の幅を狭くするとともにその外側
    において光反射部および光吸収部の幅を広くした
    構成を備え、かつ前記自走車は、走行方向の前方
    あるいは後方に配置され、駆動モータに連結され
    た走行輪と、走行輪に相対する後方あるいは前方
    に配置され、ステアリングモータに連結された操
    舵輪と、走行方向の前方に走行方向と直交する方
    向へ所定の間隔をおいて配置され、走行帯に向つ
    て光を照射する発光部材および走行体からの反射
    光を受光する受光部材からなる少なくとも2個の
    走行体検出器とを備え、該走行体検出器から出力
    される夫々の電気信号の位相差が零となるように
    ステアリングモータを駆動制御して走行帯に沿つ
    て自走可能としたことを特徴とする光学式自走車
    誘導システム。
JP18981483U 1983-12-07 1983-12-07 光学式自走車誘導システム Granted JPS6095610U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18981483U JPS6095610U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 光学式自走車誘導システム

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JP18981483U JPS6095610U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 光学式自走車誘導システム

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Publication Number Publication Date
JPS6095610U JPS6095610U (ja) 1985-06-29
JPH0348646Y2 true JPH0348646Y2 (ja) 1991-10-17

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JP18981483U Granted JPS6095610U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 光学式自走車誘導システム

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5990108A (ja) * 1982-11-13 1984-05-24 Yukio Kishida 無軌条自走式移動物体の誘導装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5990108A (ja) * 1982-11-13 1984-05-24 Yukio Kishida 無軌条自走式移動物体の誘導装置

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JPS6095610U (ja) 1985-06-29

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