JPH0348637Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0348637Y2 JPH0348637Y2 JP1985073466U JP7346685U JPH0348637Y2 JP H0348637 Y2 JPH0348637 Y2 JP H0348637Y2 JP 1985073466 U JP1985073466 U JP 1985073466U JP 7346685 U JP7346685 U JP 7346685U JP H0348637 Y2 JPH0348637 Y2 JP H0348637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrel
- shaft
- tip
- top surface
- music box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 235000007889 Osmunda cinnamomea Nutrition 0.000 description 1
- 244000119329 Osmunda cinnamomea Species 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は全舞を巻き上げる一番軸の形状を改善
したオルゴールに関する。
したオルゴールに関する。
従来フレームと香箱の孔で軸承されて全舞の巻
き始めが掛け止めされる一番軸には標準品とアタ
ツチメントが取り付けられるために香箱側の先端
が延長された何種類かの延長タイプの一番軸があ
り、部品点数が多くコスト高になり、一番軸の共
通化が望まれている。上記標準品の一番軸の上端
は第5図のように段部で軸承部24が、その先端
にテーパー部25がヘツダ加工で形成されている
が、先端頂面は小径でヘツダ加工のため剪断面そ
のままで凹凸が激しく、軸芯に対する直角度も悪
く、このテーパー部25から先は香箱11から突
出されているので見ばえが悪い欠点がある。
き始めが掛け止めされる一番軸には標準品とアタ
ツチメントが取り付けられるために香箱側の先端
が延長された何種類かの延長タイプの一番軸があ
り、部品点数が多くコスト高になり、一番軸の共
通化が望まれている。上記標準品の一番軸の上端
は第5図のように段部で軸承部24が、その先端
にテーパー部25がヘツダ加工で形成されている
が、先端頂面は小径でヘツダ加工のため剪断面そ
のままで凹凸が激しく、軸芯に対する直角度も悪
く、このテーパー部25から先は香箱11から突
出されているので見ばえが悪い欠点がある。
又、上記延長タイプの一番軸では標準品のよう
にヘツダ加工が出来ないので自動旋盤等で加工さ
れているのでコスト高になると共に標準品の一番
軸を用いる自動組立機で組み立てをすることが出
来ず、延長タイプの一番軸を用いる時には自動組
立機を一部変更しなければならない欠点がある。
にヘツダ加工が出来ないので自動旋盤等で加工さ
れているのでコスト高になると共に標準品の一番
軸を用いる自動組立機で組み立てをすることが出
来ず、延長タイプの一番軸を用いる時には自動組
立機を一部変更しなければならない欠点がある。
更に上記標準品の一番軸に延長部品を溶接等で
接続しようとしても、上記のように頂面の凹凸が
激しいのでそのままでは延長部品を溶接出来なか
つたり、溶接強度が弱い等の欠点がある。他方延
長部品をネジ加工で一番軸に螺合する場合には先
端にネジ加工された一番軸を用意すると共に延長
部品にメクラ穴加工してタツプ立てをおこなわな
ければならず、外径が小さかつたり、長さが短く
てタツプ加工が困難である等の欠点があり、ネジ
止めした時緩み防止のカシメ固定が必要である等
の欠点がある。
接続しようとしても、上記のように頂面の凹凸が
激しいのでそのままでは延長部品を溶接出来なか
つたり、溶接強度が弱い等の欠点がある。他方延
長部品をネジ加工で一番軸に螺合する場合には先
端にネジ加工された一番軸を用意すると共に延長
部品にメクラ穴加工してタツプ立てをおこなわな
ければならず、外径が小さかつたり、長さが短く
てタツプ加工が困難である等の欠点があり、ネジ
止めした時緩み防止のカシメ固定が必要である等
の欠点がある。
本考案は上記欠点に鑑み、一番軸の先端頂面の
外径を従来より太径に形成してヘツダ加工で凹凸
のキズを付けにくくして美観をよくすると共に、
先端外周を面取りして頂面を凹面にして延長部品
を接着、溶接する場合にも接合部品が多くなつて
安定して固定出来るようにして一番軸の共通化を
図ることである。
外径を従来より太径に形成してヘツダ加工で凹凸
のキズを付けにくくして美観をよくすると共に、
先端外周を面取りして頂面を凹面にして延長部品
を接着、溶接する場合にも接合部品が多くなつて
安定して固定出来るようにして一番軸の共通化を
図ることである。
本考案は、フレーム上に振動弁、ドラム、香
箱、調速部材を設け、香箱を一番軸が貫通すると
共に、香箱内に全舞を収納し、全舞端を一番軸に
係止したオルゴールに於て、一番軸の先方は段部
を設けて細径とし、この細径部が香箱上端の孔を
貫通し、細径部先端外周を面取りして頂面を凹面
としたことにある。
箱、調速部材を設け、香箱を一番軸が貫通すると
共に、香箱内に全舞を収納し、全舞端を一番軸に
係止したオルゴールに於て、一番軸の先方は段部
を設けて細径とし、この細径部が香箱上端の孔を
貫通し、細径部先端外周を面取りして頂面を凹面
としたことにある。
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。第
1図でオルゴールの一番軸1は素材からヘツダ加
工で太径の軸部2と段部で上側の細径部3と下側
の細径部に膨出したネジ4と爪車5と全舞の掛け
止め爪部6が一体に形成されている。上側の細径
部3の先端外周は面取りで曲面7に形成され、頂
面はヘツダ加工で凹面8に形成されている。
1図でオルゴールの一番軸1は素材からヘツダ加
工で太径の軸部2と段部で上側の細径部3と下側
の細径部に膨出したネジ4と爪車5と全舞の掛け
止め爪部6が一体に形成されている。上側の細径
部3の先端外周は面取りで曲面7に形成され、頂
面はヘツダ加工で凹面8に形成されている。
第2図、第3図は上記一番軸1が組み込まれた
オルゴールで、フレーム10上に香箱11と振動
弁12が固定され、フレーム10と香箱11上端
の孔13,14に一番軸1の上下が軸承され、一
番軸1に駆動歯車15が嵌合されると共に全舞1
6の巻き始めが掛け止め爪部6に掛け止めされて
香箱11内に巻き込まれ、フレーム10と香箱1
1の他の孔17,18にドラム19が軸承されて
ドラム19の側部の歯車20が駆動歯車15に噛
合されている。ドラム19の側部の他の平歯車2
1には調速部材22の歯車が噛合されている。
オルゴールで、フレーム10上に香箱11と振動
弁12が固定され、フレーム10と香箱11上端
の孔13,14に一番軸1の上下が軸承され、一
番軸1に駆動歯車15が嵌合されると共に全舞1
6の巻き始めが掛け止め爪部6に掛け止めされて
香箱11内に巻き込まれ、フレーム10と香箱1
1の他の孔17,18にドラム19が軸承されて
ドラム19の側部の歯車20が駆動歯車15に噛
合されている。ドラム19の側部の他の平歯車2
1には調速部材22の歯車が噛合されている。
上記のように一番軸1が形成されると、頂面の
凹面8は周囲に環状凸部23が形成された凹面8
となると共にキズ付きのない頂面とすることが出
来て美観が向上されると共に香箱11の面からの
突出量が少なくなる。又、面取りで曲面7が形成
されると自動組立機で香箱11の孔14に一番軸
1の挿入が容易に自動的になされる。
凹面8は周囲に環状凸部23が形成された凹面8
となると共にキズ付きのない頂面とすることが出
来て美観が向上されると共に香箱11の面からの
突出量が少なくなる。又、面取りで曲面7が形成
されると自動組立機で香箱11の孔14に一番軸
1の挿入が容易に自動的になされる。
更に一番軸1に第4図のように例えば角軸の延
長部品9をオルゴール組立後一番軸1と延長部品
9に電極を当てて抵抗溶接を行なうと、凹面8の
周囲の環状凸部23が延長部品9の接合面9aに
当たつて接合面積が多くなつて溶接強度が確保さ
れて安定して固定することが出来る。図の接合面
9aは約5°の円錐状の傾斜面で形成され、中心に
溶接時の電流集中用凸起9bが形成されて凹面8
に凸起9bが当てられると効率的かつ確実に溶接
がなされる。接着強度でよい時は凹面8に接着剤
が塗布されて延長部品が接着固定される。上記延
長部品はアーム、円板、レバー等の薄板加工品で
あつてもよい。この時も大きな頂面が薄板加工品
に当たつて確実に固定される。
長部品9をオルゴール組立後一番軸1と延長部品
9に電極を当てて抵抗溶接を行なうと、凹面8の
周囲の環状凸部23が延長部品9の接合面9aに
当たつて接合面積が多くなつて溶接強度が確保さ
れて安定して固定することが出来る。図の接合面
9aは約5°の円錐状の傾斜面で形成され、中心に
溶接時の電流集中用凸起9bが形成されて凹面8
に凸起9bが当てられると効率的かつ確実に溶接
がなされる。接着強度でよい時は凹面8に接着剤
が塗布されて延長部品が接着固定される。上記延
長部品はアーム、円板、レバー等の薄板加工品で
あつてもよい。この時も大きな頂面が薄板加工品
に当たつて確実に固定される。
上記のように一番軸1の頂面に延長部品9がオ
ルゴール組立後溶接強度を高く安定して確実に固
定することが出来ると一番軸を共通部品として使
用出来るので自動組立用パーツフイーダは1種類
ですんで従来のように自動組立機に流す一番軸に
よつて一部変更する等の煩わしさがなくなり、組
立ライン内でのトラブル発生が減少し、延長部品
にタツプ加工が不要となつて工程短縮、手番短
縮、歩留り向上等やネジ止めによる緩み防止策が
不要となつて工程短縮がなされる。
ルゴール組立後溶接強度を高く安定して確実に固
定することが出来ると一番軸を共通部品として使
用出来るので自動組立用パーツフイーダは1種類
ですんで従来のように自動組立機に流す一番軸に
よつて一部変更する等の煩わしさがなくなり、組
立ライン内でのトラブル発生が減少し、延長部品
にタツプ加工が不要となつて工程短縮、手番短
縮、歩留り向上等やネジ止めによる緩み防止策が
不要となつて工程短縮がなされる。
本考案は上述のように一番軸の細径部先端外周
を面取りして曲面にしたから香箱上端の孔に挿入
し易く、細径部頂面を太径にして凹面を設けたの
で加工時にキズが付かず、美観が向上され、頂面
に延長部品を固定する場合もキズがないので確実
に安定して延長部品が固定出来るので一番軸を標
準品として共通化出来て延長部品が一体の一番軸
を用いる場合の組立工程でのトラブルが解消され
る等実用上優れた効果を奏するオルゴールを提供
することが出来る。
を面取りして曲面にしたから香箱上端の孔に挿入
し易く、細径部頂面を太径にして凹面を設けたの
で加工時にキズが付かず、美観が向上され、頂面
に延長部品を固定する場合もキズがないので確実
に安定して延長部品が固定出来るので一番軸を標
準品として共通化出来て延長部品が一体の一番軸
を用いる場合の組立工程でのトラブルが解消され
る等実用上優れた効果を奏するオルゴールを提供
することが出来る。
図面は本考案の一実施例が示され、第1図は一
番軸の拡大側面図、第2図はオルゴールの平面
図、第3図はオルゴールの要部断面側面図、第4
図は一番軸の先端に溶接固定される延長部品の分
解側面図、第5図は従来の一番軸の要部側面図で
ある。 1……一番軸、3……細径部、8……凹面、1
0……フレーム、11……香箱、12……振動
弁、16……全舞、19……ドラム、22……調
速部材。
番軸の拡大側面図、第2図はオルゴールの平面
図、第3図はオルゴールの要部断面側面図、第4
図は一番軸の先端に溶接固定される延長部品の分
解側面図、第5図は従来の一番軸の要部側面図で
ある。 1……一番軸、3……細径部、8……凹面、1
0……フレーム、11……香箱、12……振動
弁、16……全舞、19……ドラム、22……調
速部材。
Claims (1)
- フレーム上に振動弁、ドラム、香箱、調速部材
を設け、香箱を一番軸が貫通すると共に、香箱内
に全舞を収納し、全舞端を一番軸に係止したオル
ゴールに於て、一番軸の先方は段部を設けて細径
とし、この細径部が香箱上端の孔を貫通し、細径
部先端外周を面取りして頂面を凹面としたことを
特徴とするオルゴール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985073466U JPH0348637Y2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985073466U JPH0348637Y2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61190595U JPS61190595U (ja) | 1986-11-27 |
JPH0348637Y2 true JPH0348637Y2 (ja) | 1991-10-17 |
Family
ID=30612858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985073466U Expired JPH0348637Y2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348637Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5547010B2 (ja) * | 1973-03-16 | 1980-11-27 | ||
JPS604233U (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-12 | エ−ス株式会社 | 扁平状又は略箱体状に変形可能な衣服かばん |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5547010U (ja) * | 1978-09-18 | 1980-03-27 |
-
1985
- 1985-05-20 JP JP1985073466U patent/JPH0348637Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5547010B2 (ja) * | 1973-03-16 | 1980-11-27 | ||
JPS604233U (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-12 | エ−ス株式会社 | 扁平状又は略箱体状に変形可能な衣服かばん |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61190595U (ja) | 1986-11-27 |
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