JPH0348541Y2 - - Google Patents

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JPH0348541Y2
JPH0348541Y2 JP1985043827U JP4382785U JPH0348541Y2 JP H0348541 Y2 JPH0348541 Y2 JP H0348541Y2 JP 1985043827 U JP1985043827 U JP 1985043827U JP 4382785 U JP4382785 U JP 4382785U JP H0348541 Y2 JPH0348541 Y2 JP H0348541Y2
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JP
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signal
wave filter
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output
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は一般に周波数検出装置に関し、より
詳しくは到来電波の周波数を瞬時に検出すること
が可能な周波数検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の周波数検出装置としては、例え
ば第2図にて図示するごとき回路構成のものがあ
る。第2図において、参照番号1は受信周波数変
換器(以下「ミキサ」という)で、該ミキサ1
は、受信した無線周波数帯(RF帯)信号波と、
局部発振回路2の出力(局発信号)とを混合し、
両者の差周波数である中間周波数帯(IF帯、通
常1GHz以下の周波数帯)信号波を出力する。弾
性表面波フイルタバンク3は、各々のチヤンネル
毎に中心周波数の異なつた複数の弾性表面波フイ
ルタ(図示しない)を備え、これら複数の弾性表
面波フイルタは前記ミキサ1から出力されたIF
帯(即ち前記フイルタの動作周波数帯)信号波を
入力して濾波し、各々のフイルタに固有の帯域外
減衰量を持つた信号を出力する。信号処理回路4
は、前記弾性表面波フイルタバンク3から出力さ
れた信号を入力して種々の信号処理を施した後、
前記ミキサ1において受信したRF帯信号の周波
数を検出するように構成されている。
上述したごとき構成の周波数検出装置におい
て、到来電波(RF帯信号波)はミキサ1に入力
され、該ミキサ1で局部発振回路2から出力され
た局発信号との差周波数であるIF帯信号波に変
換されて弾性表面波フイルタバンク3に出力され
る。そして該弾性表面波フイルタバンク3から所
定の帯域外減衰量を持つた信号として信号処理回
路4に出力され、この弾性表面波フイルタバンク
3からの出力信号に基づき該信号処理回路4にお
いて前記RF帯信号波の周波数が検出されるもの
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで上述したごとき構成の従来の周波数検
出装置にあつては、該装置の周波数分解能は前記
弾性表面波フイルタバンク3の各チヤンネル毎に
設けられている弾性表面波フイルタにおける通過
周波数帯域幅の特性によつて決定されることとな
る。そのため周波数検出の分解能の向上を図るに
は、各々の弾性表面波フイルタの通過周波数帯域
幅を狭帯域化するとともに、この狭帯域の弾性表
面波フイルタからなるチヤンネルを前記狭帯域化
に見合う分だけ増加することが必要となり、それ
だけ前記弾性表面波フイルタバンク3の容積が増
大するという問題点があつた。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、弾性表面波フイルタバンク
の容積を増大することなく周波数検出の分解能の
向上を図ることが可能な周波数検出装置を得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る周波数検出装置は、印加される
バイアス磁界に応じて中心周波数の可変が可能で
弾性表面波フイルタのいずれよりも狭帯域な静磁
波フイルタと、出力側が該静磁波フイルタに接続
され外部入力信号を直接取り込むとともに、信号
処理回路における周波数検出に基づく信号が出力
されるまでの間だけ前記外部入力信号の静磁波フ
イルタへの出力を遅延させる遅延線とを設け、前
記静磁波フイルタに印加されるバイアス磁界を前
記信号処理回路からの出力信号に応じて可変する
ことによつて該静磁フイルタの中心周波数を可変
するようにしたものである。
〔作 用〕 この考案における周波数検出装置は、信号処理
回路から周波数検出に基づいて出力される信号に
応じてバイアス磁界制御回路から静磁波フイルタ
に印加されるバイアス磁界が可変される。これに
より静磁波フイルタの中心周波数は可変され、遅
延線から所定の時間遅れを持つて前記静磁波フイ
ルタに出力されている外部入力信号の周波数検出
を行なうこととしたものである。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。
第1図は、この考案の一実施例に従う周波数検
出装置を示す回路構成図である。第1図におい
て、参照番号1はミキサで、該ミキサ1は、受信
したRF帯信号波と、局部発振回路2の局発信号
とを混合し、両者の差周波数であるIF帯信号波
を出力する。弾性表面波フイルタバンク3は、
各々のチヤンネル毎に中心周波数の異なつた複数
の弾性表面波フイルタ(図示しない)を備え、こ
れら複数の弾性表面波フイルタは前記ミキサ1か
ら出力されたIF帯信号波を入力して濾波し、
各々のフイルタに固有の帯域外減衰量を持つた信
号を出力する。信号処理回路4は、前記弾性表面
波フイルタバンク3から出力された信号を入力し
て種々の信号処理を施した後、前記ミキサ1にお
いて受信したRF帯信号波の周波数を検出して出
力するように構成されている。バイアス磁界制御
回路6は、信号処理回路4からの出力信号に基づ
いて該信号処理回路4における検出周波数に応じ
て後述する静磁波フイルタ5に印加すべきバイア
ス磁界を可変する。遅延線7は、該周波数検出装
置に入力される外部入力信号8を直接取り込むと
ともに、前記信号処理回路4から周波数検出に基
づく信号が前記バイアス磁界制御回路6に出力さ
れるまでの間だけその出力を遅延させるものであ
る。静磁波フイルタ5は、前記弾性表面波フイル
タのいずれよりも狭帯域で、バイアス磁界制御回
路6により印加されるバイアス磁界に応じてその
中心周波数が可変可能なフイルタである。該静磁
波フイルタ5は、前記遅延線7から出力される外
部入力信号8を受けこれを濾波して出力するよう
に構成されている。
上述したごとき構成の周波数検出装置におい
て、到来電波(RF帯信号波)はミキサ1及び遅
延線7に夫々入力される。ミキサ1に入力された
RF帯信号波は、該ミキサ1において局部発振回
路2から前記ミキサ1に出力された局発信号との
差周波数であるIF帯信号波に変換されて弾性表
面波フイルタバンク3に出力される。弾性表面波
フイルタバンク3に入力された前記信号は、該フ
イルタバンク3の各チヤンネル毎に設けられてい
る各々中心周波数の異なる複数の弾性表面波フイ
ルタ(図示しない)に分配され、これら各々の弾
性表面波フイルタから各々のフイルタに固有の帯
域外減衰量を持つた信号として出力される。この
弾性表面波フイルタバンク3からの出力信号に基
づき、該信号処理回路4において前記RF帯信号
波の周波数が大まかな分解能で検出され、該周波
数検出に基づいた信号が前記信号処理回路4から
バイアス磁界制御回路6に出力される。これによ
りバイアス磁界制御回路6は静磁波フイルタ5に
印加すべきバイアス磁界を可変する。一方遅延線
7に入力された外部入力信号8は、前記信号処理
回路4から周波数検出に基づく信号がバイアス磁
界制御回路6に出力された後、前記遅延線7から
静磁波フイルタ5に出力される。そして信号処理
回路4からの出力信号に応じて可変されたバイア
ス磁界により前記静磁波フイルタ5の中心周波数
がごくわずかの範囲内(信号処理回路4において
行なつた周波数検出の範囲内)でスキヤンされ、
前記遅延線7から前記静磁波フイルタ5に入力さ
れた外部入力信号8の周波数検出が行なわれるこ
ととなるのである。従つて信号処理回路4で大ま
かな分解能で周波数検出を行なつた後、この周波
数検出に基づいて静磁波フイルタ5における中心
周波数を可変することによつて該静磁波フイルタ
5に入力された外部入力信号8の周波数検出を行
なうので高い分解能で周波数が検出できるもので
ある。即ち、上記実施例における周波数検出装置
では従来に比べより少ない弾性表面波フイルタか
らなる弾性表面波フイルタバンク3と、静磁波フ
イルタ5を用いることにより、小型で高分解能な
周波数検出を可能にしたものである。
なおこの考案は上記実施例に限定されず、複数
個のミキサ1、夫々周波数の異なる複数個の局部
発振回路2、複数個の弾性表面波フイルタバンク
3を用いて到来RF帯信号波を並列に処理し、前
記第1図と同様に大まかな分解能で周波数を検出
した後、該周波数検出に基づく出力信号を用いて
静磁波フイルタ5を動作させる構成にも適用可能
である。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、静磁波フイ
ルタに印加されるバイアス磁界を、信号処理回路
からの出力信号に応じて可変することによつて該
静磁波フイルタの中心周波数を可変することとし
たので、弾性表面波フイルタバンクの容積を増大
することなく周波数検出の分解能の向上を図るこ
とが可能な周波数検出装置が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に従う周波数検出
装置を示す回路構成図、第2図は従来技術の一例
に従う周波数検出装置を示す回路構成図である。 図において、1はミキサ、2は局部発振回路、
3は弾性表面波フイルタバンク、4は信号処理回
路、5は静磁波フイルタ、6はバイアス磁界制御
回路、7は遅延線、8は外部入力信号である。図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心周波数の異なる複数の弾性表面波フイルタ
    と、これらのフイルタによつて外部入力信号を濾
    波して出力する弾性表面波フイルタバンクと、こ
    の弾性表面波フイルタバンクからの出力信号に基
    づいて前記外部入力信号の周波数検出を行なう信
    号処理回路とを有する周波数検出装置において、
    この周波数検出装置に、印加されるバイアス磁界
    に応じて中心周波数の可変が可能で前記弾性表面
    波フイルタのいずれよりも狭帯域な静磁波フイル
    タと、出力側が該静磁波フイルタに接続され前記
    外部入力信号を直接取り込むとともに、前記信号
    処理回路における周波数検出に基づく信号が出力
    されるまでの間だけ前記外部入力信号の静磁波フ
    イルタへの出力を遅延させる遅延線とを設け、前
    記静磁波フイルタに印加されるバイアス磁界を前
    記信号処理回路からの出力信号に応じて可変する
    ことによつて該静磁波フイルタの中心周波数を可
    変するようにしたことを特徴とする周波数検出装
    置。
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JPS61161682U JPS61161682U (ja) 1986-10-07
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