JPH0488728A - 無線送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明はヘテロダイン方式の無線送受信装置に関し、特
に周波数の変更を容易に実行できるようにした無線送受
信装置に関する。

［従来の技術］ 従来のヘテロダイン方式の無線送受信装置の−例を第２
図のブロック図に示す。送信部では、入力されたＩＦ倍
信号送信ミキサ１にて送信局部発振器２の出力と混合さ
れ、ＲＦ倍信号変換される。

この送信ミキサ１の出力には所要のＲＦ倍信号そのイメ
ージ信号および送信局発のリーク信号が含まれているた
め、送信ＢＰＦ　（帯域ろ波器）５Ａを通して不要な前
記イメージ信号と送信局発のリーク信号を減衰させ、電
力増幅器３にて所要の電力まで増幅する。さらに、その
出力を送信ＢＰＦ５Ｂを通して前記イメージ信号および
送信局発のリーク信号をさらに減衰させ、電力増幅器に
より発生した帯域外雑音を減衰させてＲＦ比出力得てい
る。

受信部では、ＲＦ大入力受信ＢＰＦ６Ａを通して受信の
イメージ信号および帯域外の不要な信号を減衰させ、前
置高周波増幅器７にて増幅する。

その出力を受信ＢＰＦ６Ｂを通して前記受信イメージ信
号および帯域外の不要な信号と、前置高周波増幅器７に
より発生した帯域外雑音、特に受信イメージ周波数の近
傍の雑音を減衰させ、受信ミキサ８にて受信局部発振器
９の出力と混合し、■Ｆ信号に変換しＩＦ出力を得てい
る。

〔発明が解決しようとする課題］ このような従来のヘテロダイン方式の無線送受信装置は
、送信部には送信ミキサ１と電力増幅器３０次段にそれ
ぞれ送信ＢＰＦ５Ａ、５Ｂを、また受信部では前置高周
波増幅器７と受信ミキサ８の前段にそれぞれ受信ＢＰＦ
６Ａ、６Ｂを有しており、しかも各送信および受信のＢ
ＰＦは同一の特性であることが多い。このため、同一特
性のＢＰＦをそれぞれ２つずつ設ける必要があり、かつ
この種のＢＰＦは高価であるために、構造の簡略化、経
済化の点で不利となる。

また、送信局部発振器２および受信局部発振器９はシン
セサイザ方式にすることにより、周波数依存性を除去で
きるが、送信ＢＰＦ５Ａ、５Ｂおよび受信ＢＰＦ６Ａ、
６Ｂは周波数依存性を有しており、送受信装置の送受信
周波数を変更する場合には、少なくとも前記２つの送信
ＢＰＦおよび２つの受信ＢＰＦを交換しなければならず
、周波数変更が極めて面倒になるという問題もある。

本発明の目的は、構造の簡略化、経済化を図るとともに
周波数変更を容易に実行することができる無線送受信装
置を提供することにある。

［課題を解決するための手段〕 本発明の無線送受信装置は、送信部に、送信局部発振器
と、この局部発振器の出力とＩＦ倍信号混合してＲＦ倍
信号得る送信ミキサと、所要の帯域に設定された１つの
送信ＢＰＦと、高周波増幅器と、混合して得られたＲＦ
倍信号前記送信ＢＰＦ、高周波増幅器、および再度前記
送信ＢＰＦに通過させるサーキュレータを備えている。

また、受信部に、前置高周波増幅器と、１つの受信ＢＰ
Ｆと、受信局部発振器と、この局部発振器の出力と受信
したＲＦ倍信号混合してＩＦ倍信号得る受信ミキサと、
受信したＲＦ倍信号前記受信ＢＰＦ、前置高周波増幅器
、および再度前記受信ＢＰＦに通過させるサーキュレー
タを備えている。

送信部のサーキュレータは、ＲＦ倍信号送信ＢＰＦに一
方向から入力させ、かつこの送信ＢＰＦを逆方向に通過
されたＲＦ倍信号送出させる第１のサーキュレータと、
送信ＢＰＦを一方向に通過した信号を高周波増幅器を通
して再度前記送信ＢＰＦに逆方向に入力させる第２のサ
ーキュレータで構成される。

また、受信部のサーキュレータは、受信したＲＦ倍信号
受信ＢＰＦに一方向から入力させ、かつこの受信ＢＰＦ
を逆方向に通過されたＲＦ倍信号受信ミキサに向けて送
出させる第３のサーキュレータと、受信ＢＰＦを一方向
に通過した信号を前置高周波増幅器を通して再度前記受
信ＢＰＦに逆方向に入力させる第４のサーキュレータで
構成される。

［作用］ 本発明によれば、サーキュレータによって１つのＢＰＦ
をそれぞれ２回通過させるため、１つのＢＰＦで２回の
る波が実行でき、ＢＰＦの低減が達成される。

〔実施例〕

次に、本発明を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

送信部は従来と同様に送信ミキサ１．送信局部発振器２
．電力増幅器３を備えているが、送信ＢＰＦ５は１個の
み設けており、代わりに２つのサーキュレータ４Ａ、４
Ｂを設けている。同様に受信部では、前置高周波増幅器
７．受信ミキサ８．受信局部発振器９を備えているが、
受信ＢＰＦ６は１個のみ設けており、代わりに２つのサ
ーキュレータ４Ｃ，４Ｄを設けている。

この構成において、送信部では、ＩＦ入力信号は送信ミ
キサ１にて送信局部発振器２の出力と混合され、ＲＦ倍
信号変換される。このＲＦ倍信号第１のサーキュレータ
４Ａの第１ボートに入力されてその第２ボートに出力さ
れ、送信ＢＰＦ５によりＲＦ倍信号イメージ信号と送信
局発のリーク信号が減衰される。この信号は第２のサー
キュレータ４Ｂの第１ボートに入力されてその第２ボー
トに出力され、電力増幅器３により所要の電力に増幅さ
れる。さらに、増幅された信号は第２のサーキュレータ
４Ｂの第３ボートに入力されてその第１ボートに出力さ
れ、再び送信ＢＰＦ５によりＲＦ倍信号イメージ信号と
送信局発のリーク信号が減衰され、同時に電力増幅器３
により発生した帯域外雑音も減衰され、第１のサーキュ
レータ４＾の第２ボートに入力されてその第３のボート
から送信ＲＦ比出力して出力される。

受信部では、受信ＲＦ入力信号は第３のサーキュレータ
４Ｃの第１ボートに入力されてその第２ボートに出力さ
れ、受信ＢＰＦ６により受信イメージ信号および帯域外
の不要な信号が減衰される。

さらに、第４のサーキュレータ４Ｄの第１ボートに入力
されてその第２ボートに出力され、前置高周波増幅器７
により受信部の雑音指数を改善するために増幅される。

この増幅された信号は、第４のサーキュレータ４Ｄの第
３ボートに入力されてその第１ボートに出力され、再び
受信ＢＰＦ６により受信イメージ信号および帯域外の不
要な信号が減衰され、同時に前置高周波増幅器７により
発生した帯域外雑音、特に受信イメージ周波数近傍の雑
音も減衰され、第３のサーキュレータ４Ｃの第２ボート
に入力されてその第３ボートから出力され、受信ミキサ
８にて受信局部発振器９の出力と混合されてＩＦ周波数
に変換され、受信ＩＦ出力として出力される。

したがって、送信部および受信部にはそれぞれ１個のＢ
ＰＦ５．６を設けるのみで、所定の雑音を除去すること
ができ、構造の簡略化、経済化が実現できる。

また、周波数に依存性のあるＢＰＦ５．６は送信部およ
び受信部にそれぞれ１個であり、サーキュレータ４Ａ〜
４Ｄは周波数依存性を有していないため、周波数の変更
にはそれぞれ１個のＢＰＦ５．６を交換すればよく、周
波数変更を容易に行うことが可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、送信部および受信部のそ
れぞれに１つのＢＰＦとサーキュレータを設けており、
サーキュレータによって１つのＢＰＦに対して信号をそ
れぞれ２回通過させるため、１つのＢＰＦで２回のろ波
が実行でき、ＢＰＦを低減して装置の簡略化および経済
化を図ることができるとともに、周波数を変更する場合
に交換しなければならない送信および受信の各ＢＰＦが
それぞれ１つずつで良く、送受信装置の周波数変換が容
易になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の送受信装置の一実施例のブロック図、
第２図は従来の送受信装置のブロック図である。 １・・・送信ミキサ、２・・・送信局部発振器、３・・
・電力増幅器、４Ａ〜４Ｄ・・・サーキュレータ、５５
Ａ、５Ｂ・・・送信ＢＰＦ、 ６．６Ａ、６Ｂ・・・受信ＢＰＦ、７・・・前置高周波
増幅器、８・・・受信ミキサ、９・・・受信局部発振器
。 第１ 図 ４Ａ〜　４Ｄ ブーキュレー９ 第２ 図 Ｃ医４射）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、送信部と受信部とを備え、送信部には送信局部発振
   器と、この局部発振器の出力とＩＦ信号を混合してＲＦ
   信号を得る送信ミキサと、所要の帯域に設定された１つ
   の送信帯域ろ波器と、高周波増幅器と、混合して得られ
   たＲＦ信号を前記送信帯域ろ波器、高周波増幅器、およ
   び再度前記送信帯域ろ波器に通過させるサーキュレータ
   を備え、受信部には前置高周波増幅器と、１つの受信帯
   域ろ波器と、受信局部発振器と、この局部発振器の出力
   と受信したＲＦ信号を混合してＩＦ信号を得る受信ミキ
   サと、受信したＲＦ信号を前記受信帯域ろ波器、前置高
   周波増幅器、および再度前記受信帯域ろ波器に通過させ
   るサーキュレータを備えたことを特徴とする無線送受信
   装置。 ２、送信部には、ＲＦ信号を送信帯域ろ波器に一方向か
   ら入力させ、かつこの送信帯域ろ波器を逆方向に通過さ
   れたＲＦ信号を送出させる第１のサーキュレータと、送
   信帯域ろ波器を一方向に通過した信号を高周波増幅器を
   通して再度前記送信帯域ろ波器に逆方向に入力させる第
   ２のサーキュレータを有し、受信部には、受信したＲＦ
   信号を受信帯域ろ波器に一方向から入力させ、かつこの
   受信帯域ろ波器を逆方向に通過されたＲＦ信号を受信ミ
   キサに向けて送出させる第３のサーキュレータと、受信
   帯域ろ波器を一方向に通過した信号を前置高周波増幅器
   を通して再度前記受信帯域ろ波器に逆方向に入力させる
   第４のサーキュレータを有してなる特許請求の範囲第１
   項記載の無線送受信装置。