JPH0348531Y2 - - Google Patents

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JPH0348531Y2
JPH0348531Y2 JP156986U JP156986U JPH0348531Y2 JP H0348531 Y2 JPH0348531 Y2 JP H0348531Y2 JP 156986 U JP156986 U JP 156986U JP 156986 U JP156986 U JP 156986U JP H0348531 Y2 JPH0348531 Y2 JP H0348531Y2
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internal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はPHなどを測定するための浸漬形の電極
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
サンプル液中に浸漬してPHなどを測定する電極
装置として、たとえば第4図に示したものが知ら
れている。
同図において、30は金属のパイプで形成され
たホルダで、そのほぼ全長にわたつてガラス製の
内筒31が挿入され、ホルダ1の下端内部に電極
32を挿入し、かつこの電極32とホルダ30の
間に筒状の電極用パツキン33を介在させて、ホ
ルダ30の下端を密閉している。34は電極32
の保護筒で、その端部をホルダ30の端部外面に
ねじで取り付け、かつその内周に突設した突壁3
5でワツシヤ36を介して前記電極用パツキン3
3を支承している。37はホルダ30の上端に設
けたキヤツプで、これに内部液の補充口38が設
けられている。39は電極32のケーブルであ
る。
この電極装置は、ガラス製の内筒31に注入し
た内部液を電極32内に供給し、電極32をサン
プル液中に挿入して、サンプル液のpHなどを測
定するものである。
また、第5図に示した電極装置もすでに知られ
ている。同図において、40は金属パイプ製のホ
ルダで、その下端内部に内部液の貯留部41を備
えた電極42が配置され、かつホルダ40の上端
に設けた中継箱43に取り付けた内部液タンク4
4と貯留部41とが補給チユーブ45で接続され
ている。
この電極装置も、その電極42をサンプル液中に
挿入して使用され、内部液タンク44から補給チ
ユーブ45を介して電極42に内部液が供給され
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の電極装置において、第4図に示した
ものは、ホルダ30または内筒31がサンプル液
の熱に影響されることはほとんどないが、内筒3
1がガラス製であるから高重量になる。したがつ
て、サンプル液に挿入固定、またはそれを分離す
るときなどの取り扱いが不便であるとともに、内
筒31に衝撃でひびが生じ内部液がリークするお
それがある。そして、ホルダ30の下端の密閉
は、電極32の外周に密接させた筒状の電極用パ
ツキン33をホルダ30内に挿入することによつ
ている。したがつて、電極32に対する電極用パ
ツキン33の取り付けと、ホルダ30に対する電
極用パツキン33の挿入に多くの手間を要する問
題がある。また、筒状の電極用パツキン33をホ
ルダ30内に挿入したのみであるから、内筒31
に注入した内部液のリークによる不測な電位を拾
う問題が生じる。
第5図に示した従来の電極装置は、ホルダ40
の下端の密閉に関する問題はない。しかし、ホル
ダ40に対する電極42の着脱時に、電極42に
補給チユーブ45を着脱する手間を要するととも
に、補給チユーブ45の屈曲などによつて、内部
液タンク44から電極42に対する内部液の補給
が円滑に行われない場合が生じる問題がある。ま
た、ホルダ40が金属製で、その内部の透視がで
きないから、電極42から補給チユーブ45が分
離したり、接続が不完全になつたような場合に
も、その発見が困難で、内部液のリークによつて
不測の電位を拾い、測定が不安定になるなどの問
題がある。
本考案は上記のような問題を解決するためにな
されたものであつて、取り扱いが容易で、内部液
のリークのおそれがなく、かつホルダに対する電
極の着脱操作が容易にできる電極装置を得ること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のPHなどの測定用浸漬形電極装置は、金
属パイプ製ホルダの内部に、合成樹脂製のパイプ
からなる内部液タンクが設けられ、かつホルダと
内部液タンクとがサンプル液の液面から突出する
長さにされ、内部液タンクのサンプル液の液面か
ら突出する部分に、その内部の透視部が形成さ
れ、内部液タンクの一端に測定用の電極が着脱可
能に挿入されるとともに、この電極と内部液タン
ク、ホルダ間がシール手段でシールされたことを
特徴とする。
〔作用〕
この電極装置は、内部液タンクを合成樹脂で形
成しているが、これをその外側の金属製ホルダで
保護するから、サンプル液の温度が高い場合にも
変形などのおそれがなく使用できる。そして、内
部液タンクが合成樹脂であるから、電極装置全体
の重量が小さくなり、かつ内部液タンクの破損の
おそれがないから、取り扱いが容易である。内部
液タンクに対する内部液の補充は、チユーブなど
を使用することなく、内部液タンクに対して直接
に行い、内部液の量の確認は透視部で行う。
〔実施例〕
本考案の電極装置の実施例を図面について説明
する。
第1〜2図において、1はステンレススチール
などの金属で形成されたパイプのホルダで、その
内部にホルダ1のほぼ全長にわたる長さの合成樹
脂製パイプからなる内部液タンク2が挿入されて
いる。3は内部液タンク2の下端に一部が挿入さ
れた測定用の電極で、内部液用の通液孔4が設け
られている。
5はホルダ1の下端部内周にフランジ状に突設
した支承壁で、その下側面に内部液タンク2の下
端外周にフランジ状に設けた支持壁6を重ね、か
つその下側において、ホルダ1内にふつ素樹脂な
どの合成樹脂製のリング状のスペーサ7が挿入さ
れ、このスペーサ7内に電極3が挿入されてい
る。8a,8bは前記スペーサ7のホルダ1、電
極3に相対する面に設けたOリングで、スペーサ
7と支持壁6の間にもOリング9を介在させてい
る。
10はホルダ1から突出した電極3の部分を保
護する金属または合成樹脂製の保護筒で、スペー
サ7の端部にねじで取り付けられている。11は
スペーサ7と保護筒10とを結合したねじ部に介
在させたゴムまたは軟質合成樹脂製の回り止め用
のリング、12はホルダ1の下端外周に取り付け
た袋ナツトで、これの締め付けでスペーサ7を支
持壁6の方に加圧して、ホルダ1と内部液タンク
2及び電極3間をOリング8a,8b,9でシー
ルしている。
13は透明または半透明の合成樹脂でパイプ状
に形成されて、ホルダ1の上端にねじで連結され
た透視部で、これで内部液タンク2内の内部液の
量を確認することが可能になつている。14はホ
ルダ1よりも上方に突出した内部液タンク2の上
端外周と透視部13間に介在させたOリング、1
5はホルダ1の上端外周と透視部14の間に介在
させたOリングである。
16は透視部13の上端にねじで取り付けたキ
ヤツプで、透視部13に対する内部液の補充は、
このキヤツプ16を除いて行う。17はキヤツプ
16に設けた大気開放孔で、これから透視部13
内に空気が流入する。18は前記電極のケーブル
で、キヤツプ16を貫通している。
この電極装置は、キヤツプ16を除いて透視部
13から内部液タンク2に内部液を注入し、第3
図に示したように、PHなどを測定するサンプル液
の槽体20に取り付けた取付金具21にホルダ1
をセツトして、電極3をサンプル液22内に挿入
して使用するが、透視部13を、透明または半透
明の合成樹脂製のパイプをホルダ1の一端に接続
し構成している。したがつて、内部液の量の確認
を透視部13の全周から行うことができるから、
取付金具21にホルダ1を取り付けるときの方向
性がなく、取付金具21に対する取り付け作業が
容易である。
また、この実施例のように、ホルダの上端にパ
イプを接続して透視部13を形成すれば、ホルダ
1の大きさなどに拘束されることなく、任意の容
積の透視部13を設けることができ、内部液の補
充サイクルを長くすることができる。
電極3を交換などのために内部液タンク2から
抜き取るときは、袋ナツト12を除いて、保護筒
10と共にスペーサ7を分離すれば、電極3は解
放された状態になるから、無理なく容易に電極3
を分離することができる。また、スペーサ7は、
そのOリング8a,8bがホルダ1と電極3に接
しているのみであるから、スペーサ7の分離も無
理なく容易に行うことが可能である。内部液タン
ク2に対する電極3の取り付けは、上記の手順と
逆にすればよく、簡単である。そして、ホルダ
1、内部液タンク2及び電極3間のシールは、ホ
ルダ1に設けた支承壁5に支持壁6とOリング
9、スペーサ7を重ねて、これらを袋ナツト12
で締め付けることと、Oリング8a,8bによつ
ている。そして、合成樹脂製の内部液タンク2と
スペーサ7は、吸湿や加熱で膨張するから、より
確実にシールをすることができ、内部液のリーク
による問題を解決できる。
この実施例では、ホルダ1の上端に透視部13
を設けているが、内部液タンク2をホルダ1の長
さ範囲内で構成し、ホルダ1にスリツトを設けて
透視部にするなど、透視部の構成については任意
になしうる。そして、スペーサ7と保護筒10
は、その全体を合成樹脂で一体に形成することも
可能である。
〔考案の効果〕
本考案は上記するように、金属製ホルダ内に、
合成樹脂製の内部液タンクを設けているから、サ
ンプル液の熱で変形するようなおそれがなく、任
意のサンプル液に対して使用可能であるととも
に、軽量であるから取り扱いが容易である。そし
て、衝撃などによつて内部液タンクが破損するこ
ともなく、内部液タンクのひび割れなどによる内
部液タンクの問題を解決しうる。又、内部液タン
クを合成樹脂で形成しているから、内部液タンク
は、サンプル液の熱による加熱または吸湿などに
よつてやや膨張する。したがつて、電極と内部液
タンク、ホルダ間のシール部におけるシールがよ
り確実になり、内部液タンクの内部液リークによ
る不測の電位によつて測定が不安定になる問題を
解決できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電極装置の一実施例を示す断
面図、第2図はシール部の拡大断面図、第3図は
使用状態を示す側面図、第4図と第5図はそれぞ
れ従来の電極装置の断面図である。 1……ホルダ、2……内部液タンク、3……電
極、13……透視部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属パイプ製ホルダの内部に、合成樹脂製のパ
    イプからなる内部液タンクが設けられ、かつホル
    ダと内部液タンクとが、サンプル液の液面から突
    出する長さにされ、内部液タンクのサンプル液の
    液面から突出する部分に、その内部の透視部が形
    成され、内部液タンクの一端に測定用の電極が着
    脱可能に挿入されるとともに、この電極と内部液
    タンク、ホルダとの間がシール手段でシールされ
    たことを特徴とするpH測定用などの電極装置。
JP156986U 1986-01-08 1986-01-08 Expired JPH0348531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP156986U JPH0348531Y2 (ja) 1986-01-08 1986-01-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP156986U JPH0348531Y2 (ja) 1986-01-08 1986-01-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62114357U JPS62114357U (ja) 1987-07-21
JPH0348531Y2 true JPH0348531Y2 (ja) 1991-10-16

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ID=30779600

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JP156986U Expired JPH0348531Y2 (ja) 1986-01-08 1986-01-08

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JPS62114357U (ja) 1987-07-21

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