JPS6227746Y2 - - Google Patents

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JPS6227746Y2
JPS6227746Y2 JP12036381U JP12036381U JPS6227746Y2 JP S6227746 Y2 JPS6227746 Y2 JP S6227746Y2 JP 12036381 U JP12036381 U JP 12036381U JP 12036381 U JP12036381 U JP 12036381U JP S6227746 Y2 JPS6227746 Y2 JP S6227746Y2
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JP
Japan
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mounting seat
adapter
container
sensor
seal
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JP12036381U
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JPS5825861U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高温タンク等の容器におけるセンサ
ー挿入部のシール構造に関する。
一般に、タンク内へ温度等を検出するためのセ
ンサーを挿入する場合、その挿入部の密封性を保
持するためタンク壁に固着された筒状の取付座と
センサー外周面との間に厳重なシール構造が設け
られている。
しかしながら、従来のシール構造では、万一セ
ンサー挿入部のシール材が損傷したときは、タン
クの使用を中断して、シール構造の修理を行なわ
なければならず、これに伴い工場の操業が停止さ
れるというような不具合がある。
本考案は、このような問題点の解消をはかろう
とするもので、シール部から漏洩を生じた場合
に、その応急修理を容易に行なえるようにした、
容器におけるセンサー挿入部のシール構造を提供
することを目的とする。
このため本考案のシール構造は、容器のセンサ
ー挿入口の周縁に固着された筒状の取付座と、こ
の取付座の外周にねじ部を介して螺合する筒状の
アダプターとをそなえ、上記の取付座とアダプタ
ーとに嵌挿されて上記容器内へ挿入された棒状セ
ンサーの外周面と上記取付座の先端部内周テーパ
縁との隙間に打込まれた環状くさび式シールが設
けられるとともに、上記棒状センサーの外周面と
上記アダプターの先端部内周テーパ縁との隙間に
打込まれた環状くさび式シールが設けられ、か
つ、上記アダプターの基端部外周と上記取付座の
基部外周との間を密封するシール用リングが設け
られたことを特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としての容
器におけるセンサー挿入部のシール構造について
説明すると、添付図はその縦断面図であつて、容
器Tのセンサー挿入口Eの周縁に筒状の取付座1
が固着されており、この取付座1の外周に、ねじ
部8を介して筒状のアダプター3の下部内周が螺
合している。
そして、丸棒状の温度センサー2が、取付座1
とアダプター3とに嵌挿されて、容器T内へ挿入
されている。
取付座1の先端部内周テーパ縁1′と丸棒状セ
ンサー2の外周面との隙間には、環状くさび式シ
ール4が打込まれて、押えリング5を介し、アダ
プター3の内壁により押圧保持されている。
また、アダプター3の先端部内周テーパ縁3′
と丸棒状センサー2の外周面との隙間にも、環状
くさび式シール10が打込まれて、押えリング1
1を介し、ねじ込みナツト12により押圧保持さ
れており、このねじ込みナツト12はねじ部13
を介してアダプター3の上端部外周に螺合してい
る。
さらに、シール用リング6が、アダプター3の
基端部外周と取付座1の基部外周との間を密封す
るため、その双方に嵌合しているが、そのいずれ
か一方にのみ嵌合して、他方には固着されていて
もよい。
すなわち、図中の符号7,7′は漏洩を生じた
場合に溶接される部分を示しているが、そのいず
れか一方は予じめ溶接を行なつておいてもよい。
なお、アダプター3およびねじ込みナツト12
は、それぞれスパナで回転駆動されるための角形
外周部9,14をそなえている。
またセンサー2には、リード線2′が設けられ
ている。
上述の構成により、環状くさび式シール4が容
器T内からの流体Aの密封を行ない、万一この流
体Aがアダプター3内のスペースBへ洩れた場合
は、これがさらにねじ部8を通つて大気中Dへ洩
れ出ないように、応急的にシール用リング6を、
その端縁の部分7,7′でアダプター3および取
付座1へ溶接することができる。したがつて、容
器T内の流体を排出せずに、復旧作業を行なえる
利点がある。
なお、上記の部分7,7′の一方がすでに溶接
されている場合は、他方のみを溶接すればよい。
また流体AがスペースCへ洩れた場合は、シー
ル10によりこれを密封することができる。
さらに、環状くさび式シール4,10は、密封
機能を有するほか、センサー2の外面に圧着する
ため、流体Aの圧力によりセンサー2が大気中D
へ飛び出すのを防止する機能も有している。
このようにして、本考案の容器におけるセンサ
ー挿入部のシール構造によれば、容器のセンサー
挿入口の周縁に固着された筒状の取付座と、この
取付座の外周にねじ部を介して螺合する筒状のア
ダプターとをそなえ、上記の取付座とアダプター
とに嵌挿されて上記容器内へ挿入された棒状セン
サーの外周面と上記取付座の先端部内周テーパ縁
との隙間に打込まれた環状くさび式シールが設け
られるとともに、上記棒状センサーの外周面と上
記アダプターの先端部内周テーパ縁との隙間に打
込まれた環状くさび式シールが設けられ、かつ、
上記アダプターの基端部外周と上記取付座の基部
外周との間を密封するシール用リングが設けられ
るという簡素な構成で、センサー挿入部の密封を
確実に行なうことができ、万一漏洩事故を生じた
場合には、容器およびセンサーの使用を停止する
ことなく、その漏洩個所の応急修理を行なえる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例としての容器におけるセ
ンサー挿入部のシール構造を示す縦断面図であ
る。 1……取付座、1′……取付座の先端部内周テ
ーパ縁、2……丸棒状センサー、2′……リード
線、3……アダプター、4……環状くさび式シー
ル、5……押えリング、6……シール用リング、
7,7′……漏洩時に溶接される部分、8……ね
じ部、9……角形外周部、10……環状くさび式
シール、11……押えリング、12……ねじ込み
ナツト、13……ねじ部、14……角形外周部、
A……容器内からの流体、B,C……スペース、
D……大気中、E……センサー挿入口、T……容
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器のセンサー挿入口の周縁に固着された筒状
    の取付座と、この取付座の外周にねじ部を介して
    螺合する筒状のアダプターとをそなえ、上記の取
    付座とアダプターとに嵌挿されて上記容器内へ挿
    入された棒状センサーの外周面と上記取付座の先
    端部内周テーパ縁との隙間に打込まれた環状くさ
    び式シールが設けられるとともに、上記棒状セン
    サーの外周面と上記アダプターの先端部内周テー
    パ縁との隙間に打込まれた環状くさび式シールが
    設けられ、かつ、上記アダプターの基端部外周と
    上記取付座の基部外周との間を密封するシール用
    リングが設けられたことを特徴とする、容器にお
    けるセンサー挿入部のシール構造。
JP12036381U 1981-08-13 1981-08-13 容器におけるセンサ−插入部のシ−ル構造 Granted JPS5825861U (ja)

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JP12036381U JPS5825861U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 容器におけるセンサ−插入部のシ−ル構造

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JP12036381U JPS5825861U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 容器におけるセンサ−插入部のシ−ル構造

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Publication Number Publication Date
JPS5825861U JPS5825861U (ja) 1983-02-18
JPS6227746Y2 true JPS6227746Y2 (ja) 1987-07-16

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ID=29914373

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JP12036381U Granted JPS5825861U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 容器におけるセンサ−插入部のシ−ル構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0113292Y2 (ja) * 1984-09-13 1989-04-19

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JPS5825861U (ja) 1983-02-18

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