JPH04110939U - 液圧センサの取付構造 - Google Patents

液圧センサの取付構造

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JPH04110939U
JPH04110939U JP40514390U JP40514390U JPH04110939U JP H04110939 U JPH04110939 U JP H04110939U JP 40514390 U JP40514390 U JP 40514390U JP 40514390 U JP40514390 U JP 40514390U JP H04110939 U JPH04110939 U JP H04110939U
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JP
Japan
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sensor
pressure
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holding member
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JP40514390U
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Inventor
貴敬 武藤
六夫 杉山
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カヤバ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール部材の不要な液圧センサの取付構造を
実現する。 【構成】 ボディ1に形成した凹部2に圧力導入孔6を
備えたセンサ本体3を挿入し、ボディ1に係止された保
持部材10により圧力導入孔6がボディ1内部の導圧通
路5と連通する位置にセンサ本体3を保持する液圧セン
サの取付構造において、センサ本体3の圧力導入孔6の
内径を先端方向にテーパ状に拡大し、このテーパ部13
に当接する同形の当接面14をボディ1の導圧通路5の
開口部周囲に形成する一方、テーパ部13を当接面14
に押し付ける押圧部15を前記保持部材10に形成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液圧機器に付設する液圧センサの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
液圧機器に付設する液圧センサは例えば図3に示すような方法で取り付けられ る。すなわち、機器のボディ1に形成した凹部2の内側にセンサ本体3を挿入し て先端を凹部2の底部に押し当て、センサ本体3の背面に保持部材としてのフラ ンジ4を当接させ、このフランジ4をボルト12でボディ1に係止している。
【0003】 ボディ1には凹部2に至る導圧通路5が形成され、センサ本体3には導圧通路 5に連通して歪みゲージ6に至る圧力導入孔7が形成される。歪ゲージ6の出力 はフランジ4を貫通するリード線8により外部へと導かれる。なお、センサ本体 3の外周部には凹部2に摺接して導圧通路5の液体の漏出を阻止するOリング9 が装着される。
【0004】 また、図4に示すようにフランジ4の代わりに凹部2の内周に螺合する取付ね じ10を用いてセンサ本体4を凹部2の底部に押圧保持するとともに、Oリング 9に代えてガスケット11をセンサ本体3と凹部2の間に介装する構造も知られ ている。
【0005】
【考案の課題】
いずれの場合も、導圧通路5の液体がボディ1とセンサ本体3の間から漏出し ないように、これらの間にOリング9やガスケット11などのシール部材を備え ているが、これらのシール部材は対象とする液体の性質や温度による劣化を起こ しにくい材質のものを選ばなければならず、また取り付け時にこれらのシール部 材のセットミスや取り付け忘れを起こすとトラブルの要因となるので取付作業に も十分な注意が必要であった。
【0006】 本考案は、シール部材の使用に付随する上記負担を軽減すべくなされたもので 、シール部材を必要としない液圧センサの取付構造を実現することを目的とする 。
【0007】
【課題を達成するための手段】
本考案は、ボディに形成した凹部に圧力導入孔を備えたセンサ本体を挿入し、 ボディに係止された保持部材により圧力導入孔がボディ内部の導圧通路と連通す る位置にセンサ本体を保持する液圧センサの取付構造において、センサ本体の圧 力導入孔の内径を先端方向にテーパ状に拡大し、このテーパ部に当接する同形の 当接面をボディの導圧通路の開口部周囲に形成する一方、テーパ部を当接面に押 し付ける押圧部を前記保持部材に形成している。
【0008】
【作用】
保持部材がセンサ本体のテーパ部をボディに形成した同形の当接面に押しつけ ることによりこれらが隙間なく密着し、センサ本体とボディの間から液体が漏出 するのを阻止する。
【0009】
【実施例】
図1及び図2に本考案の実施例を示す。
【0010】 図1に示すように、センサ本体3は圧力導入孔6の内径を先端方向に徐々に拡 大させたテーパ部13を備える。
【0011】 また、ボディ1の凹部2には導圧通路5の開口部の周囲にテーパ部13の内側 に嵌合する同形の当接面14を形成する。
【0012】 センサ本体3は中空の取付ねじ10の中空部に収装される。取付ねじ10の先 端外周部は凹部2の内周に螺合し、中空部の先端にはテーパ部13を当接面14 に向けて押圧するテーパ面を備えた押圧部15が形成される。
【0013】 センサ本体3の圧力導入孔6の底部の裏側には歪みゲージ7が取り付けられ、 歪みゲージ7の出力を取り出すリード線8が歪みゲージ7を保護すべくセンサ本 体3に付着した保護キャップ16を貫通して外部へと取り出される。
【0014】 次に作用を説明する。
【0015】 ボディ1にこの液圧センサを装着する場合は、中空部にセンサ本体3を収装し た取付ねじ10を凹部2の内周に螺合させて回転操作する。
【0016】 この操作により取付ねじ10は凹部2の底部に向けて前進し、やがて先端の押 圧部15がセンサ本体3のテーパ部13を凹部2の底部の当接面14に圧着させ る。
【0017】 この結果、センサ本体3の圧力導入孔6がボディ1の導圧通路5に連続する一 方、導圧通路5と圧力導入孔6が凹部2から密閉される。なお、テーパ部13と 当接面14は同様の形状に形成されているので圧着面積が大きく、また取付ねじ 10を締め付けることにより圧着力も十分に確保できるので特別のシール部材は 必要なく、簡単な取付操作のみで良好な密閉状態が得られる。
【0018】 なお、この実施例ではセンサ本体3はあらかじめ取付ねじ10と一体化され、 分離できない構造となっているが、図2に示すように取付ねじ10の中空部の径 をセンサ本体3の基端部の径より大きく設定することにより、これらを分離自由 に構成することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案は、保持部材がセンサ本体のテーパ部を導圧通路の開口部 周囲の同形の当接面に押し付けるようにしたので、広い圧着面積と高い圧着力が 得られ、シール部材を使用せずに簡単な取付操作で良好な密閉状態を得ることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す液圧センサの縦断面図で
ある。
【図2】別の実施例を示す液圧センサの縦断面図であ
る。
【図3】従来例を示す液圧センサの縦断面図である。
【図4】別の従来例を示す液圧センサの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ボディ 2 凹部 3 センサ本体 5 導圧通路 6 圧力導入孔 10 フランジ 13 テーパ部 14 当接面 15 押圧部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディに形成した凹部に圧力導入孔を備
    えたセンサ本体を挿入し、ボディに係止された保持部材
    により圧力導入孔がボディ内部の導圧通路と連通する位
    置にセンサ本体を保持する液圧センサの取付構造におい
    て、センサ本体の圧力導入孔の内径を先端方向にテーパ
    状に拡大し、このテーパ部に当接する同形の当接面をボ
    ディの導圧通路の開口部周囲に形成する一方、テーパ部
    を当接面に押し付ける押圧部を前記保持部材に形成した
    ことを特徴とする液圧センサの取付構造。
JP40514390U 1990-12-27 1990-12-27 液圧センサの取付構造 Expired - Lifetime JP2519113Y2 (ja)

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JP2012017810A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧力チューブの取付構造
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