JPH0348486Y2 - - Google Patents

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JPH0348486Y2
JPH0348486Y2 JP1985052455U JP5245585U JPH0348486Y2 JP H0348486 Y2 JPH0348486 Y2 JP H0348486Y2 JP 1985052455 U JP1985052455 U JP 1985052455U JP 5245585 U JP5245585 U JP 5245585U JP H0348486 Y2 JPH0348486 Y2 JP H0348486Y2
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JP
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bag
making material
pasting
seams
making
Prior art date
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JP1985052455U
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JPS61170010U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は製袋機に係り、特に、その背貼り検
査装置に関する。
一般に、商品の袋を製造する際には、製袋する
まえの展開されているときに表面の印刷が先ず行
なわれる。ここで、製袋用の材料は1袋毎に裁断
されておらず連続していてロール状になつてい
る。そして、このロール状の製袋材料が製袋機に
セツトされその中を搬送されていく途中で、製袋
材料が袋状に折り曲げられ、搬送方向両側にあら
かじめ設けられている貼りしろ部どうしが袋の外
側で合わされ背貼りされ、最後に1袋ずつ切り離
される。搬送中の製袋材料を折り曲げるために、
搬送方向の両側から製袋材料を挾むように突出さ
れた種々のツメからなるアーム機構が設けられて
いる。これらのツメはバネ等によつて搬送路に対
して付勢されている。
ここで、製袋材料の搬送中の蛇行や、ツメを突
出させる両側のバネの付勢力のバランスのずれに
よつて、両貼りしろ部が通常の位置からずれて合
わされ、両貼りしろ部の高さに差が生じてしまう
ことがあつた。このような場合は、背貼りが失敗
し、いわゆる封筒貼りが行なわれてしまう。
このため、従来の製袋機では、必ず作業員が傍
に付いていて、製袋の状態、特に背貼りの状態を
目視で検査する必要があつた。ところが、この背
貼り不良は長続きする性質のものではなく、数袋
ないしは数十袋単位でしか背貼り不良は発生しな
い。そのため、一度背貼り不良になつても暫くす
ると元の良状態に自然と戻ることが多く、背貼不
良を見過ごすことが多く、目視による検査では不
充分であつた。
この考案は上述した事情に対処すべくなされた
もので、その目的は貼りしろ部どうしを背貼りす
る製袋機において、背貼りの不良を自動的に検出
する背貼り検査装置を提供することである。
この目的は製袋機が製袋材料を搬送させながら
袋状に折り曲げ貼りしろ部どうしを袋の外側で背
貼りする際に、貼りしろ部に参照用光線を照射
し、貼りしろ部で反射された反射光線を検出し、
この検出タイミングに応じて貼りしろ部が所定の
位置で所定の状態に折り曲げられているかどうか
を判定することにより実現される。
以下図面を参照してこの考案による背貼り検査
装置の一実施例を説明する。第1図はこの一実施
例を含んだ製袋機全体の構成を示す図である。表
面の印刷が終了したロール状の製袋材料10が搬
送ローラ12,14等により製袋機内を搬送され
る。搬送中、先ず、アーム機構(搬送方向の両側
から突出される1対のツメを含む)16により貼
りしろ部(あらかじめ接着可能な加工が施されて
いる)が折り曲げられ、両貼りしろ部が合わせて
起される。次に、アーム機構(搬送方向の両側か
ら突出される1対のツメを含む)18により両貼
りしろ部が合わされたまま倒される。アーム機構
16,18の間の搬送中の製袋材料の様子は第3
図、第4図a〜dに示す。アーム機構16,18
の間に光電センサ20が設けられ、貼りしろ部が
正常に折り曲げられ起されているかどうか検出さ
れる。アーム機構18により貼りしろ部が倒され
た後に、製袋材料はホツトメルト部22により貼
りしろ部が加熱され、貼りしろ部どうしが接着さ
れ製袋される。図示してはいないが、この後、製
袋材料は1袋分ずつに裁断される。
光電センサ20の詳細を第2図に示す。光電セ
ンサ20は製袋材料に近接して設けられ、起され
た貼りしろ部に光を照射して、その反射光から貼
りしろ部の折り曲げの正常/異常を判定するもの
である。タイミングジエネレータ40から周期的
に発生されるタイミングパルスが発光ダイオード
42に供給されるとともにカウンタ44のリセツ
ト端子に供給される。タイミングパルスによつて
発光ダイオード42から照射され貼りしろ部で反
射された光パルスが受光素子46に入射される。
受光素子46からの検出パルスがカウンタ44の
カウント禁止端子に入力される。これにより、カ
ウンタ44はタイミングパルスが入力されてから
検出パルスが入力されるまでの間、クロツクパル
スをカウントする。このカウント値は光電センサ
20から貼りしろ部までの距離に応じているの
で、このカウント値と基準値Vrが不一致検出器
48で比較され、両者の不一致の場合はブザー、
ランプ等の警告手段50等で貼りしろ部の折り曲
げ異常、すなわち、背貼りの異常が警告される。
この実施例の動作を説明する。先ず、製袋材料
が正常に搬送され、アーム機構16,18により
正常に折り曲げられる場合の製袋の過程を説明す
る。第3図は搬送路の上側から見た製袋材料の平
面形状の変化を示す図であり、製袋材料は図示矢
印の方向に搬送されるとする。第4図a〜dはそ
れぞれ第3図中のa−a′,b−b′,c−c′,d−
d′の位置における製袋材料の断面図である。第3
図でアーム機構16の位置はa−a′の位置であ
り、アーム機構18はb−b′の位置である。光電
センサ20の位置をの第3図にで示す。一方、
製袋材料の蛇行等により貼りしろ部が正常に折り
曲げられない場合の製袋材料の断面図を第5図a
〜dに示す。第5図a〜dはそれぞれ第3図a〜
dに対応している。ここで、第5図aに示すよう
に、製袋材料の蛇行等により両貼りしろ部の高さ
がずれると、製袋材料は搬送につれて第5図b〜
dに示すように、いわゆる封筒貼りされていま
う。この場合、貼りしろ部が起されない、あるい
は真直に起されない等の理由による、貼りしろ部
からの反射光が受光素子46に正規のタイミング
では入射されないことになる。これにより、カウ
ンタ44のカウント値が基準値よりずれるので、
背貼り異常が検出される。
このようにこの実施例によれば、貼りしろ部の
背貼りの際に、貼りしろ部に参照用光線を照射
し、貼りしろ部で反射された反射光線を検出し、
この検出タイミングに応じて貼りしろ部が所定の
位置で所定の状態に折り曲げられているどうかを
自動的に判定する背貼り検査装置が提供され、こ
の装置によれば、従来の目視に頼つていた背貼り
検査に対して、信頼性の高い検査が能率良く実行
できる。
なお、この考案は上述した実施例に限定される
ものではなく、貼りしろ部の状態を判定する光電
センサは他の構成のものでもよいし、光電センサ
以外のセンサを用いてもよい。
以上説明したようにこの考案によれば、貼りし
ろ部の背貼りの際に、貼りしろ部が所定の状態に
折り曲げられているどうかを自動的に判定でき、
背貼り異常の検査の信頼性が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によ.背貼り検査装置の一実
施例を含んだ製袋機全体の構成を示す図、第2図
は第1図中の光電センサの詳細なブロツク図、第
3図、第4図a〜dは搬送中の製袋材料の様子を
示す図、第5図a〜dは背貼り不良の一例として
の封筒貼りが生じる場合の製袋材料の様子を示す
図である。 10……製袋材料、12,14……搬送ロー
ラ、16,18……アーム機構、20……光電セ
ンサ、42……発光ダイオード、44……カウン
タ、46……受光素子、48……不一致検出器、
50……警告手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 製袋材料を搬送させながら貼りしろ部を折り曲
    げ、貼りしろ部どうしを袋の外側で背貼りする製
    袋機に用いられ、貼りしろ部の折り曲げの際に貼
    りしろ部に参照用光線を照射する手段と、前記照
    射手段から照射され貼りしろ部で反射された反射
    光線を検出する手段と、前記検出手段の検出タイ
    ミングに応じて貼りしろ部が所定の形状に折り曲
    げられているかどうかを判定する手段とを具備す
    る背貼り検査装置。
JP1985052455U 1985-04-09 1985-04-09 Expired JPH0348486Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985052455U JPH0348486Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985052455U JPH0348486Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

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Publication Number Publication Date
JPS61170010U JPS61170010U (ja) 1986-10-22
JPH0348486Y2 true JPH0348486Y2 (ja) 1991-10-16

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ID=30572422

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JP1985052455U Expired JPH0348486Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

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JP3281324B2 (ja) * 1998-12-28 2002-05-13 大日本印刷株式会社 断熱容器の検査装置

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JPS61170010U (ja) 1986-10-22

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