JPH0348368A - 画像情報検索ネットワークシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像情報検索システｌ１に関し，更に詳しくは
．画像ファイルステーションと，画像検索操作を検索画
像表示のための複数の端末ステーション（検索ステーシ
ョン）とからなるネットワークシステムにおける検索画
像の転送制御に関する。

〔従来の技術〕

近年、大容量光ディスクを利用した文，ｑ画像ファイル
システム（電子ファイル）が、新しい文７Ｉ｝管理の手
段として注目を集めている。光ディスクはデータ記憶容
量が大きく、画像データ等の多量のデータの記録が可能
となるため，帳簿，設計図、契約書その他の文書画像情
報の蓄積手段とすることができる。

これらの文書画像をＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎ
ｅｔｗｏｒｋ）や回線等を利用してリモード検索する場
合，予め定めた文書名，分類名，キーワード等のインデ
クスを利用することが望ましい。しかし，インデクスが
複雑になると、これらを付加した形での文書画像の蓄積
作業に要する手間が大きくなり，また、検索時にこうし
たインデクスを思い出すのが困難なことも多い。

一方、複雑なインデクスを付加して蓄積された画像デー
タを、簡単なインデクスのみ指定して検索することも日
常的に行われる。この場合，目的の文書画像を検索する
ためには、分類名等のインデクス指定により検索した複
数の候補データを順次ディスプレイ装置に表示し，操作
者が目視により表示内容を確認して、目的とする文書を
抽出する必要がある。

このような、検索された文書画像を表示画面に高速に次
々と出力する画像データの表示方式の１つは、本出願人
により特願昭６１−１４９７１０号明ＩＪＢ書で提案さ
れている。

この目視検索に関しては、各文書を必ずしも全面表示す
る必要はなく、例えば、タイトル、著名，要旨等、文書
中の一部の領域だけを表示すれば検索目的を達成できる
場合が多い。このような、文書中の一部の領域だけを表
示する方法の，１つは、本出願人により、特願昭６１−
２１３８８５号明Ｍｌ書で提案されている。この方法は
、インデクスレコードに含まれる位置情報に基づいて、
操作者が表示指定した原画像あるいは１１生画像上での
部分領域の位置に対応するファイル媒体上の画像データ
の記録位置を求めて，ファイル媒体から各画像レコード
のうちで上記部分領域と対応する位置、のデータ部分の
みを選択的に読出すようにしている。

また，特開昭６２．−６３３７４号公報には、文書画像
を記憶するために光ディスクを用いた画像ファイルステ
ーションと、ユーザが画像検索条件等の入力操作を行な
う複数の端末ステーションが接続される端末制御装置と
の間を通信回線で接続し，各端末ステーションから要求
された文書画像を画像ファイルステーションから，端末
制御装置１介して、端末ステーションに出力できるよう
にした画像情報検索ネットワーク・システムが開示して
ある。一般に画像ファイルシステムでは、記憶媒体に格
納される文書１枚当りの画像データの量を圧縮するため
、画像データを符号化して格納することが一般的である
６ 上記公知のネットワークシステムでは，端末制御装置に
、通信回線から受信した圧縮画像データを伸張処理する
ための画像処理装置と、複数ぺ一ジ分の文書画像を一時
的にストアする画像バッツァメモリとを備え、画像ファ
イルステーションから次々と伝送されて来る圧縮画像デ
ータを端末制御装置で伸張処理し，上記画像を要求した
端末ステーションに出力するようにしている。また，上
記端末制御装置に設けられた画像処理装置は、画像を拡
大／縮小する機能，画像の任意の部分領域を抽出すめ機
能を備え、端末ステーションのユーザが各文書画像のう
ちの特定の部分領域のみを表示するよう要求した場合、
端末制御装置が部分画像の抽出処理を行ない、この部分
画像が端末ステ一ションの表示画面に出力されるように
してある。

然るに、上記の如く、画像ファイルステーションで光デ
ィスクから読出した各文書全体の画像データを端末ステ
ーション、あるいは端末制御装置に伝送し、端末側がユ
ーザが必要とする部分領域を抽出するようにした画像検
索システムでは、複数頁の画像データを端末側に伝送す
る場合に、各画像データの光ディスクからの読出し速度
が、通信回線上での画像データの転送所要時間により制
約されるため，端末ステーションの表示画面の内容の更
新速度を上げる（更新同期を短縮する）ことが難かしか
った。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の目的は，画像ファイルステーションから離れた
位置にある端末ステーションにおいて、複数の画像を次
々と高速に目視できる画像情報検索ネットワークシステ
ムを提供することにある。

本発明の他の目的は，文書画像のうち，ユーザが指定し
た特定の部分領域の画像を、端末ステーションの表示画
面に、次々と高速に表示できる画像情報ネットワークシ
ステムを提供することにある。

本発明の更に他の目的は、端末ステーションからユーザ
が指定した検索条件に合致した画像を，画像ファイルス
テーションにストアされている複数の画像の中から検索
し，検索された各画像のうち，ユーザが予め指定してお
いた特定の部分領域の画像を、次々と高速に表示できる
ようにした画像データ表示方法を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達戒するために本発明は、ファイルステーシ
ョンと，上記ファイルステーションに伝送路を介して接
続された少なくとも１つの端末ステーションとからなる
画像情報検索ネットワークシステムにおいて、 上記ファイルステーションが、複数頁の画像を符号化に
よりデータ圧縮された画像データの形で記憶するための
記憶手段と、上記記憶手段から、上記端末ステーショ・
ンからの要求に合致した圧縮された画像データを読出す
ための手段と，上記記憶手段から読出された圧縮された
画像データを、原画像データに復元するための復号化手
段と、上記復元された原画像データを処理して，上記端
末ステーションからの要求した画像データに変換するた
めの画像処理手段と，上記処理された画像データを、符
号化によりデータ圧縮するための符号化手段と，上記記
憶手段から読出された圧縮画像データ、または、上記符
号化手段により処理された圧縮画像データを、上記伝送
路を介して、上記端末ステーションに送出し，上記端末
ステーションから上記伝送路を介して入力される制御情
報を受信するためめ手段とを有し、 上記端末ステーションが、検索された画像を表示するた
めの表示手段と、前記ファイルステーションで実行すべ
き画像検索の条件を示す第ｌの制御情報と，上記表示手
段への検索画像の表示モードおよび，上記ファイルステ
ーションで実行する画像処理を特定するための情報とを
含む第２の制御情報とを指定するためにユーザにより操
作される入力手段と，上記第１、第２の制御情報を，上
記伝送路を介して，上記ファイルステーションに送信し
、上記ファイルステーションから送出された圧縮画像デ
ータを受信するための手段と、上記受信手段により受信
された圧縮画像データを，復吐化により原画像データに
復元するための復号化手段と、上記復号化手段により復
元された画像データを、上記表示手段に出力するための
手段を有し、 前記ファイルステーションでは、端末ステーションから
受信した第１のＭ御情報に基づいて，前記記憶手段から
画像データを読出し，第２の制御情報に基づいて，前記
画像処理手段による画像処理と前記圧縮画像データの送
信の動作とを行なうようにしたことを特徴とする。

〔作用〕

本発明によれば，ユーザが，例えば，検索画像のうちの
特定の部分領域のみの表示を希望した場合、ファイルス
テーションが、検索した各画像から上記部分領域′を抽
出し、部分画像を符号化により更にデータ圧縮して、端
末ステーションに送出できるようになっているため、伝
送データ量を低減できる、伝送所要時間を短縮できる。

また、画像メモリ手段からの画像データの読出し動作と
，復号化手段，画像処理手段、符じ・手段の各動作は、
互いに並列的に実行させることができる。これらの並列
動作により、ファイルステーションは、端末ステーショ
ンに送信すべき各画像データを短時間で用意できるため
、上述した伝送所要時間の短縮の利益と合せて、本発明
のネットワークシステムにおける各ユーザは，複数の検
索画像を端末画面に高速に呼び出すことができる。

また、端末ステーションは、ファイルステーションに対
して，インデクスデー夕等の画像データの検索情報とと
もに、画像の切り出し位ｎ、大きさ等の画面表示制御情
報を送信し、ファイルステーションでは、この画面表示
情報を利用して画像処理を行うので，画像データを伝送
路に転送する前に、端末ステーション側で要求する形に
画像データを加工することができる。

〔実施例〕

第１図は、画像ファイルステーション（以下、ファイル
ステーションと言う）１と，ターミナルステーション（
検索ステーション）１５Ａ．１５Ｂとが、伝送路１を介
して接続された本発明による画像情報検索ネットワーク
の１実施例を示す。

ファイルステーションにおいて，４はファイルステーシ
ョン２全体の制御を行うＣＰＵ、５は画像データの拡大
、縮小、切出し等の処理を行う画像プロセッサ、６は文
字データを格納するためのファイル、７は画像データお
よび符号化された画像データ等を格納するメモリ５　８
はコマンド等の文字データを入力するためのキーボード
を示している。また、９は画像データを符号化するため
の専用プロセッサ、１０は符号化された画像データを復
元するための専用プロセッサ、ＩＩＡは各画像データを
検索するために用意されたインデクスデータを格納する
インデクスファイル、ＩＩＢはＲｔａされた画像データ
を符号化により圧縮した形で格納するための画像ファイ
ル、１２はインデクスファイル１１Ａと画像ファイルＩ
ＩＢへのデー夕書込みと読出しを行うコントローラ、１
３は画像データおよびコマンド等の文字データを表示す
るためのディスプレイ装Ｗ．ｌ４は上記各装置を接続す
るためのファイルステーションバスを示している。

検索ステーション１５　（１５Ａ，１５Ｂ）は、第２図
に示す如く、メモリ１６、前記専用プロセッサ１０と同
様な復元プロセッサ１７、前記専用プロセッサ９と同様
な符号化プロセッサ１８，ディスプレイ装置１９、ＣＰ
Ｕ２０、前記プロセッサ５と同様な画像プロセッサ２２
、キーボード２３，ビットマップメモリ２４，前記ファ
イルと同様なファイル２５および検索ステーションバス
２６から構成されている。

上記画像情報検索ネットワークにおける動作の概略を，
検索ステーションにおける動作手順を示す第３Ａ図と、
ファイルステーションにおける動作手順を示す第３Ｂ図
を参照して説明する。

ステップ１００で、操作者が画像の検索に必要なインデ
クス（第１制御情報）を入力すると、この情報は検索ス
テーション１５からファイルステーション２に転送され
る。ステップ１０２では、例えば、画像を目視検索する
場合に画面での画像の切替を自動的に行なう（自動ペー
ジめくり）か，オペレータ操作に従って行なう（マニュ
アル・ページめくり）かの区分と検索された画像の出力
願出（順方向，逆方向）を特定するためのページめくり
制御コマンドを入力する，また，このステップで、検索
画像に対して施すべき画像処理の種別（例えば、各画像
をそのまま全面表示するか、特定の部分領域を抽出して
表示するか，あるいは画像データを間引いて縮小して表
示するか等の表示モード）の指定と、画像処理に必要な
Ｉ１御データを入力する。

ファイルステーション側では、ステップ１０８で検索ス
テーションからインデクス情報を受信すると、インデク
スファイルＩＩＡをアクセスし、検索ステーションに送
出すべか画像データのアドレステーブルを作或する。次
に、ステップ１１０でページめくり制御コマンドと表示
モード指定情報等の画像表示制御情報（第２の制御情報
）を受信すると、上記アドレステーブルを参照して，画
像ファイルＩＩＢからの圧縮画像データの読出し動作を
開始する。全体画像表示モードが指定されている場合（
ステップ１ｌ３）は、読出された圧縮画像データが、画
像プロセッサ５による特別な加工を受けることなく、検
索ステーションに送信される（ステップ１２０）。部分
画像表示モードや縮小画像表示モードが指定されている
場合は、圧縮画像データは復珍プロセッサ１０で原画像
データに復元され（ステップ１１４）　、画像プロセッ
サ５による部分領域の抽出処理などの画像処理が実行さ
れる（ステップ１１６）。画像処理を終えた画像データ
は、ステップ１１８で，符号化プロセッサ９により再び
圧縮された後，検索ステーション１５に送信される．（
ステップ１２０）。上述した画像ファイルからの圧縮画
像データの読出しから検索ステーションへの送出までの
動作は，全ての検索画像について繰り返される。

検索ステーション１５側では，ファイルステーションか
ら次々と受信される圧縮画像データを、ステップ１０４
で復号プロセッサ１７により原画像データに復元し，ス
テップ１０６で表示画面に出力する。

第４Ａ図は、上述した検索ステーション｛５の動作を更
に詳細に示した制御フローチャートである。

オペレータは、先ず、キーボード２３から、検索キーと
なる文書名や分類等のインデクスデータを入力する（ス
テップ２００）。これらのインデクスデータは、通信コ
ントローラ２１を介して伝送路１に送信される（ステッ
プ２０２）。

オペレータは、次に、表示モード（全体画像表示、部分
画像表示、または縮小固像表示″′）指定情報と、画像
処理に必要な制御情報をキーボード２３から入力する６
部分画像の表示を要求する場合は、例えば、第６図に示
す如く、原画像４１の幅と高さを，それ焼れＤＸ．ＤＹ
とした場合の，部分領域（矩形）の左辺Ｘ座標（Ｘ）と
、上辺ｙ座標（Ｙ）と、幅（ＬＸ）と、高さ（　Ｉ，　
Ｙ　）を指定する。上記部分領域の指定は、原画像の上
半分、下半分，あるいは上４分の１の如＜．Ｎ分割され
たブロックの１を特定する形式で指定できるようにして
もよい。全体画像表示の場合は、これらの数値データ入
力は不要である。

人力された表示モード指定情報と画像処理制御情報は，
ステノプ２０６で有効か否かのチェノクが行なわれ，も
し人力が適切に行なわれていた場合は，ステップ２０８
でオペレータにより、ページめくり制御コマンドが入力
され、ステップ２１０で、入力コマンドの有効性がチェ
ックされる。ページめくり制御コマン１−としては、例
えば，検索データを順方向に連続的に表示させるコマン
ド，指令に応答して順方向に１ページずつ表示されるコ
マンド，逆方向に２ページずつ表示させるコマンドおよ
び終了コマンドのみを有効とする。

具体的には、既に、最後の画１象である画像番号αの画
像がディスプレイ装置に表示されている場合、操作者が
入力した順方向表示コマンドは：Ｑ吹効とされる。

オペレータが入力したコマンドと制御データは、通信バ
ッファに転送され、通信プロセッサを経由してファイル
ステーション２に転送される（ステップ２１２）。入力
コマンドが終了コマンドの場合は、このプログラムを終
了する（ステップ２■４）。プログラムを終了するとき
、ステップ２００に戻って、次の検索オペレーションの
待ち状態になるようにしてもよい。

人力コマンドが、画面の切替を停止させるための停止コ
マンドの場合は、ステップ２０８に戻り，そうでなけれ
ば，画涌表示ルーチン２１６を実行する。

画像表示ルーチン２１６では、第４Ｂ図に示す如く、フ
ァイルステーション２から画像データが受｛ｉされるの
を待つ（ステップ２１６０）。ファイルステーションか
ら、検索した全ての画１隻データの送信を終了したこと
を示す終了信号を受信した場合（ステップ２１６２）．
第４Ａ図のステノプ２０８に戻り、オペレータからのコ
マンド入力を待つ。ファイルステーションから画像デー
タを受信した場合は，受信した画像データ（これは圧縮
画像データである）を、メモリ１６に用意された受信バ
ッファエリアに入力し、復元プロセノサ１７による原画
像データの復元処理を開始する（ステップ２１６４）。

受ｆ３バッファエリアと，ビットマップメモリ２４を、
それぞれ複数画面分用意した場な、上記復元処理を，次
の画１ｑ２データの受信動作を並列的に実行し，復元さ
れた両｛ｒＪ＋データ全、空き状態のビットマップメモ
リに出刀することができる。復元処理が完了したことが
確ｎ２されると（ステノプ２１６６）．　ビットマノプ
メモリの切替えが行なわれ，これにより、上記復元され
た画像データがディスプレイ装置１９に表示される（ス
テップ２１６８）。

表示ルーチン２１６が終了すると、第４Ａ図のステップ
２１８で，オペレータからのコマンド入力があったか否
かを判定し、もし入力コマンドがあれば，ステップ２１
０に進み、そうでなければ、ステップ２１６の表示ルー
チンを繰り返す。

上述した制御により、オペレータが検索画像の連続表示
（自動ページめくり）モードを指定していた場合、表示
画面には、ファイルステーションから送られてくる画像
データが次々と自動的に表示される。オペレータが、表
示画像の中に、所望のものを見つけた時、停止コマンド
を入力すると、この停止コマンドは、ステップ２１２で
、ファイルステーション２に送信され，ファイルステー
ションでは、その後の画像データの自動送信動作を中断
される。オペレータが，上記停止コマンドを入力すると
、判定ステップ２１５からステップ２０８に戻って、次
のコマンド入力があるまで表示ルーチン２１６が実行さ
れないため、ディスプレイ画面はページめくり動作を停
止する。

次に、第５Ａ図〜第５Ｇ図に示す制御フローチャートを
参照して，ファイルステーション２の動作について詳述
する。

ファイルステーション２では、検索ステーションからの
インデクス指定を待っており（ステップ２２０）．イン
デクスが指定されると，ステップ２２２で、インデクス
ファイルＩＩＡから、指定インデクスと一致するインデ
クス・レコードが検索され、メモリ７に、例えば第８図
に示すような，インデクステーブル（画像アドレス・テ
ーブル）３５が形或される。

上記テーブル３５は、指定インデクスに該当したＱ個の
レコー＋：　３　４　−　１〜３４−Ｑから戊り、各レ
コードはインデクス３１、画像データ先頭アドレス３２
，画像データの大きさ３３の各項目から構威される。イ
ンデクス３１は、この例では１つの分類ｒＮＡＭＥ」だ
けであるが，例えば、番号、登録年月日の如く複数項目
から構或されている場合，インデクス３１もこれらの項
目数に応じた形で複数項目に■分される。上で説明した
テーブル３５は、ステップ２２２で、例えば、分類名＝
　ｒＮＡＭＥＪの条件を満たすインデクスを求め、これ
を１レコードずつ上記テーブル領域に転送することによ
って作或される。レコート件数はパラメータＱで示され
る。

インデクス・テーブルの作戒が終ると、画像ファイルＩ
ＩＢからの画像データ読出しに用いるメモリ上のバッフ
ァメモリ領域や、画像処理で用いるメモリ領域や、パラ
メータ（例えばＦＬＡＧ）を初期化する（ステップ２２
４）。

次に、ステップ２２５で、検索ステーションからのコマ
ンドと画像処理制御データの受信を待つ。

受信さけた画像処理制御データは、例えば、第８図に示
す制御テーブル５０の形で，ファイルメモリ６に一時的
に記憶され、画像プロセッサ５により参照される。

受信されたコマンドが検索終了を指示するコマンドの場
合は、ステップ２２６から初期ステップ２２０に進む。

受信コマンドが他のページめくり制御コマンドの場合は
，パラメータＦＬＡＧをチェックし（ステップ２２７）
．もしＦＬΔＧ＝０場合は、ステップ２２８で、ＦＬＡ
Ｇをｌに設定すると共に，画像データのカウントパラメ
ータｊの値が初期化される。ｉの初期値は、順方向ぺ一
ジめくりの場合はＯ，逆方向ページめくりの場合はＱ＋
１のイ直である。

ステップ２２９では、表示モード指定が全面表示か否か
を判定し、全面表示でない場合には、ステップ２３０で
，ページめくり制御コマンドがｊ＠方向表示コマントは
逆方向表示コマンドか判断する。Ｉ’ｌｉ方向表示コマ
ンドの場合には、ステップ２３１でパラメータｉを「＋
↓」し、逆方向表示コマントの場合には、ステップ２３
２でパラメータ１をｒ−ｌＪする。また、全面表示の場
合は、ステップ２２３で、入カコマントが順方向表示コ
マンドか逆方向表示コマンドかを判断し、順方向表示コ
マントの場合には、ステップ２３４でパラメータｌを「
＋１」し、逆方向表示コマンドの場合には、ステップ２
３５でパラメータｉを「−１」する。

第５Ｂ図〜第５Ｅ図は、それぞれステップ２３１，２３
２，２３４，’２３５に続いて実行される制御シーケン
スを示している。

第５Ｂ図は、部分領域の抽出などの画像処理を必要とす
る順方向のページめくり動作の制御シーケンスであり、
ステップ２４０で画像カウントパラメータｉと、検索画
像トータル値を示すバラメ一タＱとを比較し、ｉが悲よ
り大きい場合は、ステップで全ての検索画像データの送
信を終了したことを示す終了信号を検索ステーションに
送信した後、第５Ａ図のステップ２２５に戻って、検索
ステーションからの新たなコマンドを待つ。ｉがΩと等
しいか、息より小さい場合は、画像処理された画像デー
タを送信するための第５Ｆ図に示すサブルーチン（ＳＵ
Ｂ−１）を実行した後（ステップ２４２）、検索ステー
ションから停止コマントが受信されているか否かを判定
する（ステップ２４３）。もし、停止コマンドが受信さ
れていれば、パラメータｉをｒ−ＩＪＬ、ステップ２２
５に戻る。停止コマンドが未受信の場合は，ステップ２
４６で指定表示モードが連続表示（連続順方向表示）か
否かを判定し，もし連続表示であれば、ステップ２４７
で，パラメータＱの値を「＋１」した後，ステップ２４
０に戻る。連続表示でない場合は、ステップ２２５に戻
る。

第５Ｃ図に示す画像処理を必要とする逆方向のページめ
くり動作の制御シーケンスは，全画像データの送信終了
を判定するステップ２５０と、パラメータｉの値を更新
するステップ２５４および２５７の内容が、第５Ｂ図の
場合と異なるだけで、他のステップ２５１〜２５３，２
５６は第５Ｂ図のステップ２４１〜２４３，２４６と同
様である。

上記ステップ２４．２．２５２では、第５Ｆ図のルーチ
ンを実行する。先ず，ステップ３００で画像ファイルＩ
ＩＢから、インデクステーブル３５に記憶されているｉ
番目のレコードに基づいて、第ｉ画像データを、メモリ
７、に用意された読出し用の第１のワークバッファエリ
アに読出す。上記第ｉ画像の読出しが終ると（ステップ
３０２）、復元プロセッサ１０により，上記第ｉ画像を
原画像データに復元する（ステップ３０４）。復元した
画像データは、メモリ７に用意された復元用の第２のワ
ークバノファエリアに格納する。復元が終了する（ステ
ップ３０６）．復元された画像データを，画像プロセッ
サ５により処理する（ステップ３０８）。テーブル５０
に記憶されている処理種別５ｌが、部分領域の抽出を指
定するものであれば、制御データ５２〜５７に基づいて
、画像データから部分領域が抽出される。画像処理され
た画像データは、メモリ７に用意された第３のワークバ
ソファエリアに記憶される。画像処理が終了すると（ス
テップ３１０）．符号化プロセッサ９により、上記画像
処理された画像データが符診化され，第ｉ圧縮画像デー
タとして通信用バッファメモリに入力される（ステップ
３１２）。ステップ３１４で、上記符号化処理が終了し
たことが確認されると、通信コントローラ３を介して．
上記第ｉ圧縮画像データが検索ステーションに送信され
（ステップ３１６）．送４’３が終了が確認されると（
ステップ３１８）、このサブルーチンを終了する。

第５Ｄ図に示す、画像処理を必要としない画像全面表示
モードの順方向ページめくりの制御シーケンスは、ステ
ップ２６２で実行するサブルーチン（ＳＵＢ−２）の内
容が異なるという点を除いて、ステップ２６０〜２６７
が、第５Ｂ図のステップ２４０〜２４７と対応している
。

これと同様に，第５Ｅ図に示す画像全面表示モードの逆
方向ページめくりの制御シーケンスも，ステップ２７０
〜２７７が第５Ｃ図のステップ２４０〜２４７と対応し
ている。

上記ステップ２Ｆ；２と２７２で大行されるサブルーチ
ン（ＳＵＢ−２）は、第５Ｇ図に示す如く，画像ファイ
ルから第ｉ　ｉｉｌｍ　（！ｔを読出し（ステップ３２
０）．これが終ったことを確認すると（ステップ３２２
）、この第ｉ画像を検索ステーションに送出し（ステッ
プ３２６）．送出が終ったことを確認すると（ステップ
３２８）、このルーチンが終了する。

第９Ａ〜９Ｃ図は、画像処理プロセッサ５で実行する画
像処理の他の実施例を示す。

第９Ａ図は、画像７１Ａをｎ等分（ｎ＝４）ｉ、そのう
ちの１つのブロック．例えば７２を部分領域として検索
ステーションに送信する例を示す。

第９Ｂ図は，原内像を縮小して、検索ステーションに送
出する例を示す。縮小画像を要求する場合は、縮小を指
定する画像処理区分と、縮小比（画像７１Ｂと画像７３
との寸法比）をオペレータが指定すればよい。

第９Ｃ図は、送信データ量を減らす為に、原画像７１Ｃ
の走査線を一定の比率で間引きし、画像７４の形で検索
ステーション表示出力する例を示す。

上述した実施例では、部分画像を表示する場合、部分画
像を特定するための制御情報をオペレータが指定した。

このようにオペレータが部分画像の位置と大きさを指定
する代りに，各画像毎に特徴部分を示す部分領域を、予
めファイルステーション側に記憶しておき、オペレータ
が部分画像の表示を要求した時、検索された画像に応じ
て決まる特徴領域を自動的に油出して，検索ステーショ
ンに送るようにしてもよい。

第１０図は，画像ＩＤ６１と、部分画像領域の代表点（
左辺と上辺の交点）のＸ座標６２とｙ座標６３、部分画
像領域の高さ６４，および［６５とを記憶するテーブル
６０を，画像属性ファイル１１Ｃとして作威しておき、
ファイルステーションで画像ファイル１１Ｂから画（ｇ
ｔ７１Ｄを検索した時，もし、部分画像表示モードとな
っている場合は、検索画像のＩＤと対応する画像処理制
御情報６２〜６５を上記ファイル１１Ｃから読み出し，
これらの制御情報に基づいて部分画像７５を自動抽出す
る方式を示している。

以上説明した実施例では，ファイルステーション側で、
第１画像について、画像ファイルからの読出しから検索
ステーションへの送出までの一連の処理が終了し，た後
、次の第ｉ＋１画像についてこれと同様の処理を操り返
す形式で、検索ステーションへの画像データ送信がなさ
れていた。

検索ステーションでの表示画像の切替間隔を短縮するた
めには，ファイルステーション側で、画像ファイルＩＩ
Ｂからの第ｉ＋↓画像の読出しを第ｉ画像の画像処理（
画像の復号化処理と符号化処理を含む）と並列的に実行
させればよい。このためには，少なくとも、画像ファイ
ルからの画像データ読出しのために用いる第上のワーク
バソファエリア、復号化プロセッサ９からの出力をスト
アするための第２のワークバソファエリア、画像プロセ
ッサ５の出力をストアするための第３のワークバッファ
エリアを、それぞれ複数用意し、例えば、第ｌワークバ
ッファエリアの１つに第ｉ＋１画像が書込まれている期
間に、別の第１ワークバッファエリアにストアされてい
る第ｉ画像を復号化プロセッサが処理する如く、各プロ
セッサを並列的に動作できるようにすればよい．第１１
図は、ファイルステーションにおける高速化された画像
検索動作の上例を示すタイムチャートである。

図において、８１〜Ｓ３はそれぞれ検索ステーションに
おける復号化プロセッサ１７、ＣＰＵ２０、および通信
コントローラ２１の動作を示すタイムチャート、８４〜
Ｓ９は，それぞれファイルステーションにおける通信コ
ントローラ３、ＣＰＵ４、画像プロセッサ５、復号化プ
ロセッサ１０、符号化プロセッサ９、およびファイルコ
ントローラ１２の動作を示すタイムチャートを示す．こ
こで、画像データＤ＾について、画像ファイルからの読
出し〜検索ステーションの画面への出力は、符号８０Ａ
−１０１Ａで示されている。画像データＤＢ．　Ｄｃ，
・・・も，これと同様の順序で表示画面に出力される。

ファイルステーションのＣＰＵ４は、画像ファイルＩＩ
Ｂからの画像データＤ＾の読出し動作８０Ａが終了した
時、ファイルコントローラ１２からの読出終了信号に応
答した、復号化プロセッサ１０に上記画像データＤ＾の
復号化動作の開始を指令する（動作９０Ａ）。

この時、ＣＰＵ４は、データ書込みすべき第１ワークバ
ソファを切替えて、ファイルコントローラ１２に、次の
画像データＤＢの読出しを指令すると、復号化動作９１
Ａと並行して、画像データＤＢの読出し動作８０Ｉ１が
実行される．以下、同様に、使用すべきワークバッファ
エリアを切替えながら、サブプロセッサ５，１０，９．
１２にそれぞれ動作指令を与えることにより、＃Ｊ像デ
ータ読出し動作（８　０ｃ，　８　０ｏ＋・・・）と、
復号化動作（９１Ｂ、９１ｃ，・＝）を、画像処理動作
（９　３Ａ，９３Ｂ，・・・）と、符号化動作（９５＾
，９３Ｂ，・・・）と，画像データの送信動作（９７＾
，９７Ｂ，・・・）を並列的に進行させることができる
。

尚、検索ステーションへの画像データ送信方法の他の実
施例として、例えば、第１１図に矢印１５０〜１５３で
示す如く、検索ステーションのＣＰＵ２０が，１つの画
像データを受信した時に，ファイルステーション宛に次
の画像データの送信要求１５０を出し、ファイルステー
ションが上記送信要求に応答して次の画像データを送信
するようにしてもよい。

また、画像データの文字、図・絵、写真領域等の各領域
を認識する手段を利用することで、以下システムを実現
することも可能である。この手段により，例えば、見出
し、図・絵・写真領域等の認識を行い、これらの領域を
切り出すために必要な画像表示情報を自動的に算出する
ことによって、操作者が目視検索する場合に重要と思わ
れる部分、すなわち、見出し、図・写真等の領域を指定
する操作だけで、指定領域を切り出すシステムである。

〔発明の効果〕

端末ステーションは、ファイルステーションに対して，
インデクスデータ等の画像データの検索情報とともに、
画像の切り出し位置、大きさ等の画面表示情報を転送す
る。ファイルステーションでは、画像ファイルから読み
出した符号化された画像データを復元し、復元したＷ１
１像データに対して、端末ステーションから転送されて
きた上記の画面表示情報を利用して、画像切り出し等の
画像処理を行い，処理結果を再び、符号化して端末ステ
ーションに転送する。これにより、ファイルステーショ
ンでは、伝送路に画像データを転送する前に、符号化法
に依存しない画像処理を行うことができ、伝送路上のデ
ータ量を減少することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による画像情報検索ネットワークシス
テムの全体構或を示す図、 第２図は、端末ステーション（検索ステーション）の構
或を示す図、 第３Ａ図は端末ステーションの動作の概要を示すフロー
チャート、 第３Ｂ図は、ファイルステーションの動作の概要を示す
フローチャート、 第４Ａ図は、端末ステーションの動作の詳細を説明する
ためのフローチャート， 第４Ｂ図は、第４Ａ図における表示ルーチン２１６の詳
細を示すフローチャート、 第５Ａ図〜第５　Ｅ　Ｍは、ファイルステーションの動
作の詳細を説明するためのフローチャ−１・、第５Ｆ図
は、第５Ｂ図のステップ ２４２、および第５Ｃ図のステップ２５２で実行される
サブルーチンの詐細を示すフローチャート、第５Ｇ図は
、第５Ｄ図のステップ２６２、および第５Ｅ図のステッ
プ２７２で実行されるサブルーチンの詳細を示すフロー
チャート、 第６図は、部分画像領域の指定方法の１例を説明するた
めの図、 第７図は、インデクス検索の結果をストアするためのイ
ンデクステーブル（画像データアドレステーブル）を示
す図，ｄ１は、ファイルステーションで，画像処理制御
情報を記憶するために用いるテーブルの構造の１例を示
す図， 第９Ａ図は〜第９Ｃ図は、それぞれファイルステーショ
ンで実行する画像処理の例を示す図、第】Ｏ図は、部分
画像を抽出するための他の実施例を説明するための図， 第■１図は，ファイルステーションから端末ステーショ
ンに画像データを送信する動作を高速化する実施例を説
明するためのタイムチャートである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ファイルステーションと上記ファイルステーション
   に、伝送路を介して接続された少なくとも１つの端末ス
   テーションとからなる画像情報検索システムにおいて、 上記ファイルステーションが、複数ページの画像を符号
   化によりデータ圧縮された画像データの形で記憶するた
   めの記憶手段と、上記記憶手段から上記端末ステーショ
   ンの要求に合致した圧縮された画像データを読み出すた
   めの手段と、上記記憶手段から読み出された圧縮された
   画像データを原画像に復元するための複合手段と、上記
   復元された原画像データを処理して、上記端末ステーシ
   ョンからの要求に合致した画像データに変換するための
   画像処理手段と、上記処理された画像データを符号化に
   より圧縮するための符号化手段と、上記記憶手段から読
   み出された圧縮画像データまたは上記符号化手段により
   処理された圧縮画像データを上記伝送路に送出すると共
   に、上記端末ステーションから上記伝送路を介して入力
   される制御情報を受信するための手段とを備え、 上記端末ステーションが、検索された画像を表示するた
   め表示手段と、前記ファイルステーションで実行すべき
   両像検索の条件を示す第１の制御情報と、上記表示手段
   への検索画像の表示モードを指定する情報を上記ファイ
   ルステーションで実行する画像処理を特定するための情
   報とを含む第２の制御情報を指定するためにユーザによ
   り操作される入力手段と、上記第１、第２の制御情報を
   上記伝送路を介して、上記ファイルステーションに送信
   し、上記ファイルステーションから送出された圧縮画像
   データを受信するための手段と、上記受信手段により受
   信された圧縮画像データを複合化により原画像データに
   復元するための複合化手段と、上記複合化手段により復
   元された画像データを上記表示手段に出力するための手
   段とを備え、 前記ファイルステーションでは、端末ステーションから
   受信した第１の制御情報に基づいて、前記記憶手段から
   画像データを読み出し、第２の制御情報に基づいて、前
   記画像処理手段による画像処理と、前記圧縮画像データ
   の送信動作を行うことを特徴とする画像情報検索ネット
   ワークシステム。 ２、前記ファイルステーションの画像処理手段は、前記
   復号化手段により復元された画像データから、前記端末
   ステーションのユーザが前記第２の制御情報が指定した
   部分画像領域を抽出するための手段を有し、これにより
   、ファイルステーションから端末ステーションに部分画
   像と対応する圧縮画像データが送信されることを特徴と
   する第１請求項記載の画像情報検索ネットワークシステ
   ム。 ３、前記ファイルステーションが、前記画像データ読出
   し手段と、前記復号化手段と、前記画像処理手段と、前
   記符号化手段と、前記送受信手段とを制御するための制
   御手段を有し、 上記制御手段は、前記端末ステーションのユーザが第２
   制御情報に含まれる表示モード指定情報により検索され
   た複数の画像を連続的に送信する動作モードを要求した
   場合、前記各手段を所定の順序で動作させて、圧縮画像
   データを連続的に端末ステーションに送信させることを
   特徴とする第１請求項記載の画像情報検索ネットワーク
   システム。 ４、前記制御手段は、前記端末ステーションのユーザが
   前記連続的画像送信モードを要求した場合に、前記画像
   データ読出し手段と、前記復号化手段と、前記画像処理
   手段と、前記符号化手段を、前記送信手段のうちの少な
   くとも２つを並列的に動作させるための手段を含むこと
   を特徴とする第３請求項記載の画像情報検索ネットワー
   クシステム。 ５、端末ステーションからファイルステーションに、検
   索条件と、検索された画像に施すべき画像処理を特定す
   る情報と、表示画面への画像データの出力方法を特定す
   るための表示モード指定情報とを送信するステップと、 ファイルステーションで、画像ファイルから、上記検索
   条件に合致した画像の圧縮画像データを読出すステップ
   と、 ファイルステーションで、上記読み出された圧縮画像デ
   ータを、復号化して、原画像データに復元するステップ
   と、 ファイルステーションで、上記復元された画像データに
   対して、端末ステーションで指定した画像処理を施すス
   テップ、 ファイルステーションで、上記画像処理された画像デー
   タを符号化によりデータ圧縮するステップと、 ファイルステーションから端末ステーションに、上記画
   像処理され、データ圧縮された画像データを前記表示モ
   ード指定情報によって決まるタイミングで、送信するス
   テップと、端末ステーションで、ファイルステーション
   から受信した画像データを復号化するステップと、 端末ステーションで、上記復号化された画像データを表
   示画面に出力するステップと、を有することを特徴とす
   る画像データの検索方法。