JPH0348307A - 磁気誘導式無人搬送車の操舵装置 - Google Patents

磁気誘導式無人搬送車の操舵装置

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JPH0348307A
JPH0348307A JP1179953A JP17995389A JPH0348307A JP H0348307 A JPH0348307 A JP H0348307A JP 1179953 A JP1179953 A JP 1179953A JP 17995389 A JP17995389 A JP 17995389A JP H0348307 A JPH0348307 A JP H0348307A
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JP
Japan
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steering
route
signal
tape
circuit
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Application number
JP1179953A
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English (en)
Inventor
Yukio Mukogasa
向笠 幸夫
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気誘導式無人搬送車の操舵装置に関する. 〔従来の技術〕 昨今では生産工程の自動化に対応して無人搬送システム
が多く採用されている.また無人搬送システムにおける
搬送車の無軌条誘導方式として、搬送車の走行ルートに
沿って床面に布設した誘導磁気テープを搬送車に搭載し
た磁気センサで検出して操舵制御する磁気誘導式操舵方
式が知られている. また、前記の磁気誘導方式において、走行ルートの途上
に分岐−点がある場合には、誘導磁気テープと別に分岐
点に搬送車の進行方向に対応するコマンドマークを床面
倒に布設しておき、これを搬送車に搭載した近接スイッ
チなどのマークセンサで検出してその検出信号を基に選
択ルートに対応した極性のシフト信号を作り、このシフ
ト信号を前記した磁気センサの出力信号に加えて搬送車
を指定したルートに沿って走行させるよう操舵制御する
方式も公知である. ここで、前記した磁気誘導式無人搬送車,並びにその操
舵装置の概要を第5図,第6図について説明する.まず
、第5図(a),(ロ)において、1は搬送車、2は搬
送車1の走行ルートに沿って床面倒に布設した誘導磁気
テープ、3L, 311は走行ルートの分岐点で搬送車
の進行方向に対応して誘導磁気テープ2の側方に布設し
て選択ルートを指示するコマンドマークである.ここで
、搬送車1は左右の動輪4L, 4R、動輪の駆動モー
タ5L, 5R、補助輪6を装備しており、かつ台車先
端の中央には誘導磁気テープ2を検知する磁気センサ7
が、またコマンドマーク3L, 3Rに対向して台車の
左右端にはコマンドマークを検出するマークセンサ8L
, 8Rが装備されている. 次に、搬送車1の走行.操舵制御系統を第6図に、また
磁気センサ7の出力特性を第7図に示す.搬送車が誘導
磁気テーブ2に沿って走行ルート上を直進走行している
状態では、あらかしめ設定された速度指令により駆動モ
ータ5L, 5Rが左右の動輪4L. 4R (第5図
参照)を同じ回転速度で駆動して直進走行する.この走
行状態で搬送車が何等かの原因で誘導磁気テーブ2から
左右いずれかに振れると、誘導磁気テーブ2と台車との
相対位置が変位して第7図のように磁気センサ7の出力
電圧.極性が変化するようになり、その出力変化に応し
た操舵信号が第6図の操舵回路9より出力して前記の速
度指令値に加わり、左右駆動輪の一方を増速,他方を減
速して軌道修正する.例えば走行中に右に偏ると、磁気
センサ7の出力極性は負となり、右側動輪の駆動モータ
5Rは速度指令値に極性反転した操舵信号が加算されて
増速し、左側動輪の駆動モータ5Lは逆に減算されて減
速する.この結果、搬送車lは左向きに軌道修正して誘
導磁気テープ2に沿って走行するようになる.一方、搬
送車lが走行ルートの分岐点に差し掛かると、図示され
てない地上盤側から搬送車lの操舵回路9にあらかしめ
指定したルート選択信号が与えられる.そしてこのルー
ト選択信号に対応するコマンドマークをマークセンサが
検出すると、これを基に操舵回路9では指定ルートに対
応した極性のシフト信号を作り、このシフト信号を磁気
センサ7の出力信号に加算したものを操舵信号として出
力する.これにより、駆動モータ5L, 5Rの一方が
増速.他方が減速するように操舵制御されて、搬送車1
は選択されたルート(直進.ないし方向転換側の曲進ル
ート)に沿って分岐点を通過していく. 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、従来の磁気テープ誘導方式では、第8図で表
すように、分岐点では誘導磁気テーブ2の直進ルート側
のテープ2aと分岐点から左右いずれかのに方向転換す
る曲進ルート側のテープ2bとが一部重なり合って二股
状に分岐しているため、分岐点以外ではテープ幅がDI
である誘導磁気テープ2は、分岐点の二股部分でテープ
幅が局部的に02に拡大する.このために搬送車1が分
岐点を通過する際に磁気センサ7の出力信号が二股部分
で拡大したテープ輻D2の影響を受けて大きく変化する
ようになる. すなわち、第8図において、左側から走行して来た搬送
車lが分岐点で直進ルートを選択した場合には、軌道か
ら外れてないもにかかわらず、分岐点の通過中にカーブ
しているテープ2b側からの磁気的干渉を受け、磁気セ
ンサ7の出力信号が分岐点の通過中に図示のように大き
く振れて変化する.しかも磁気センサ出力信号の変化は
そのまま操舵信号の変化となり、このままでは前記した
磁気センサ出力信号の変化が外乱要因となって搬送車1
が大きく蛇行するなどして安定した操舵制御が行えなく
なる.なお、図示における磁気センサ出力信号が波状に
なっているのは台車が微少な蛇行を繰り返しながら走行
している状態を表している.また、同様な問題は搬送車
lが分岐点で曲進ルートを選択した場合にも発生し、カ
ーブ走行する搬送車の操舵制御が不安定となる. 一方、前記問題の対策として、搬送車が走行ルートの分
岐点を通過する際に、誘導磁気テープ幅の拡大に起因し
て発生する磁気センサの出力波形と近似な逆極性のシフ
ト信号を操舵回路で作り、この信号を磁気センサ出力信
号に加算して操舵信号の異常変化分を打ち消すようにし
た操舵制御方式が特願昭63−163005として同じ
出願人より提案されている. しかしながら、前記提案の方式では、分岐点通過中に大
きく変化する磁気センサの出力信号波形と近似な逆極性
のシフト信号を作ることが中々困難であって、分岐点通
過時に磁気テープ幅の拡大に起因する磁気センサの出力
信号の変動分を完全に打ち消すことが難しく、かつ操舵
回路も?1雑化する. 本発明は上記の点にかんがみ威されたものであり、搬送
車が走行経路の分岐点を選択されたルートに沿って通遇
する際に、誘導磁気テープとの不当な磁気的干渉による
操舵信号の乱れを防止して搬送車を安定走行で分岐点を
通過できるようにした磁気誘導式無人搬送車の操舵装買
を提供することを目的とする. 〔課題を解決するための手段〕 上記課Nを解決するために、本発明の操舵装置では、分
岐点における直進ルート便,ないしは方向転換する曲進
ルート側のいずれか一方の誘導磁気テープを局所的に分
断し、かつ該テープ分断域区間を挟んでその進入,退出
側の両端に第1.第2のコマンドマークを布設するとと
もに、操舵回路には、テープ分断側ルートの選択条件で
噴出した前記の各コマンドマークの検出信号を基に、テ
ープ分断域の区間で搬送車を磁気誘導走行から無誘導の
自律走行に切り換える操舵モード切換手段を設けて構威
するものとする. また、前記において、操舵モード切換手段は、第1,第
2のコマンドマークを検出するマークセンサと、直進,
曲進ルートに対応した自律走行信号を発生する信号発生
回路と、前記マークセンサの検出信号を基に誘導磁気テ
ープの分断域区間を通過する間だけ磁気センサ出力信号
をカットするとともに、自律走行信号を操舵信号として
出力する操舵モード切換用スイッチ回路を備えて構戒す
′るものとする. 〔作用〕 上記において、自律走行信号発生回路は、分岐点におけ
る誘導磁気テープの分断ルート側の経路が直線か.ある
いはカーブしているかに応じてこれに対応した自律走行
信号を作るものである.つまり、テープ分断域を曲進ル
ート側に設けた場合には、曲進ルートのカーブの向き(
右.左),およびその曲率半径に対応した極性.大きさ
のカーブ信号を設定し、テープ分断域を直進ルート側に
設定した場合には、搬送車が直進走行を維持するような
直進信号を設定する. そして、走行ルートに沿って走行している搬送車が分岐
点に差し掛かり、ここで地上盤側からの指令で走行ルー
トをテープ分断側のルート(直進ルート側と曲進ルート
側の場合がある)に選択すると、まず搬送車に搭載した
マークセンサが分岐点の進入側に布設した第1、のコマ
ンドマークを検出したところで、この検出信号で操舵モ
ード切換回路のスイッチがオン動作し、磁気センサの出
力端子間を短絡して磁気センサの出力信号を強制的にカ
ットすると同時に、自律走行信号発生回路の発生信号を
操舵信号として操舵回路より出力する.これにより、搬
送車はいままでの磁気誘導走行から無誘導の自律走行に
操舵モードが切り替わり、そのまま誘導磁気テープのテ
ープ分断域区間を自律走行信号による操舵制御で通遇す
る.また、搬送車側のマークセンサが分岐点の退出側に
布設した第2のコマンドマークを検出すると、この検出
信号を基に操舵モード切換回路のスイッチがオフとなり
、自律走行信号をカットするとともに、磁気センサの出
力信号が操舵信号として出力するようになる.これによ
り操舵モードが自律走行から再び磁気誘導走行に復帰し
、以降は搬送車が誘導磁気テープに沿って走行するよう
に操舵制御される. なお、搬送車がテープ分断域区間を通過する過程でも、
磁気センサは別なルート個に布設された誘導磁気テープ
に感応して電圧(第7図の特性図参照)を発生するが、
この時点では磁気センサの出力がカットされて操舵信号
に現れないので、自律走行の操舵性に影響を及ぼすこと
はない.一方、地上盤からの指令で搬送車が分岐点で前
記と別なルート(誘導磁気テープの布設されている側の
ルート)を選択すると、マークセンサの検出信号はカッ
トされて操舵モード切換回路は動作せず、操舵モードは
磁気誘導走行を保持したままとなる.したがって搬送車
は誘導磁気テープに沿ってそのまま磁気誘導走行する.
しかも、この場合に分岐点での磁気テープ幅は一定幅で
あり、かつ磁気テープが分断されているルート側に布設
されている磁気テープとの間が離れているので、磁気セ
ンサは分断側ルートの磁気テープとの磁気的干渉による
外乱を受けることなく選択ルートに沿って円滑に磁気誘
導走行する.この結果、分岐点で直進.曲進のいずれの
ルートを選択した場合でも、分岐点に布設した各ルート
の誘導磁気テープが操舵制御系に不当に干渉するおそれ
がなく、搬送車は蛇行の発生を抑えて分岐点を円滑に通
過できる. なお、前記した磁気センサの出力側にリミツタ回路,お
よびりξツタ回路に付属する時限回路を接続し、第1の
コマンドマークを検出してオンする操舵モード切換回路
のスイッチ動作でリミッタ回路のりξット値を零に、ま
た第2のコマンドマークを検出してオフするスイッチ動
作でりくツタ回路に時限回路を挿入してリミット値が徐
々に増加するように構成することで、搬送車の操舵モー
ドが再び磁気誘導走行に戻る際の磁気センサ出力信号の
急激な変化を抑えて操舵制御を滑らかに行える. 〔実施例〕 第1図は本発明実施例による操舵装置の基本回路を示す
ブロック回路図、第2図は応用実施例のブロック回路図
、第3図.第4図はそれぞれ走行ルート上の分岐点で曲
進ルート側,直進ルート側の誘導磁気テープを分断した
場合に対応する誘導磁気テープの布設図5並びに分岐点
通過時における各種信号波形図を示す. まず、第1図により搬送車lに搭載した操舵回路につい
て述べる.磁気センサ7の出力信号は不感帯回路12.
増幅器l3を経て操舵回路9より操舵信号として出力さ
れる.一方、不感帯回路l2の前段位置で磁気センサ7
の出力端子間には無接点スイッチング素子を採用した操
舵モード切換用のスイッチl4が介挿接続されている.
このスイッチl4は、後述のコマンドマークを検出する
マークセンサ8に接続したフリップフロツブ回路l5よ
り出力する操舵モード切換信号でオン.オフ制御される
.なお、16はマークセンサ8の出力側に介挿したルー
ト選択スイッチであり、地上盤側で指定するルート選択
信号に応じてオン.オフ動作する.つまり、分岐点で後
述するように誘導磁気テープの分断側ルートを選択した
場合にはルート選択スイッチ16はオンとなり、マーク
センサ8の検出信号をフリップフロップl5に送る.こ
れに対して分岐点で反対側のルートを選択した場合には
ルート選択スイッチl6がオフであり、マークセンサ8
の検出信号はカットされる. また、操舵回路9には前記した操舵モード切換信号によ
りオン動作するスイッチ17を介して自律走行信号発生
回路18が前記した増幅器l3の入力側に接続されてお
り、前記したマークセンサ8,ルート選択スイッチ16
,フリップフロップ回路15スイッチ14など合わせて
操舵モード切換回路を構威している.ここで、自律走行
信号発生回路18は、例えば図示のように基準電圧に対
して正.負の電圧を印加した可変抵抗器VRで構成され
てお−り、この可変抵抗器で分岐点のテープ分断側ルー
トがカーブしているか直線かに対応した自律走行信号を
設定する.すなわち、第3図で示すように分岐点で方向
転換する曲進ルート側の誘導磁気テープ2bを破線領域
部分で分断した場合には、その曲進ルートの方向転換の
向き(右カーブか左カーブ).およびその曲率半径Rに
対応した極性と大きさを有するカーブ信号を設定する.
これに対して、第4図のように分岐点で直進ルート側の
誘導磁気テーブ2を破線領域で分断した場合には、搬送
車が直線走行を保持するような直進信号(基本的には零
信号である)を設定する. さらに、第3図.第4図において、誘導磁気テープ2の
分断区間(破III SJ域で表す)を挟んで分岐点の
進入側.退出側の両端部にはそれぞれ第1のコマンドマ
ーク10,および第2のコマンドマーク11が布設され
ており、このコマンドマーク1G,l1を搬送車lに搭
載したマークセンサ8(第1図参照)が検出タる. 次に搬送車1が第3図(曲進側ルートの磁気テープが分
断されている)に示した走行ルートの分岐点を通過する
際の操舵制御動作について説明する.この場合には第1
図で述べた自律走行信号発生回路l8であらかじめ第3
図の曲進ルートの方向(右カーブ),曲率半径Rに対応
した極性,大きさのカーブ信号を設定しておく.ここで
、搬送車lが直線の走行ルートを左側から走行して来て
分岐点に差し掛かった際に、地上盤側からの指令で分岐
点の曲進ルートを選択すればルート遺沢スイッチl6が
オンとなる.したがって、搬送車1に搭載したマークセ
ンサ8が第3図に示した第1のコマンドマーク10を検
出すると、その検出信号でフリップフロップ回路l5の
出力がHとなり、フリップフロップ回JI15から出力
する操舵モード切換信号によりスイッチl4がオン動作
する.これにより.M1気センサ7の出力端子が短絡さ
れ、その出力信号はカットされてP点で零となり増幅器
l3に入力しない.,同時にフリップフロップ回路l5
より出力する操舵モード切換信号でもう一方のスイッチ
l7もオンとなり、自律走行信号発生回路l8で設定さ
れた自律走行信号(カープ信号)が増幅器】3に入力さ
れ、操舵回路9より操舵信号として出力される.したが
って、搬送車lはいままでの磁気誘導走行から自律走行
に切り替わり、自律走行信号発生回路l8より出力する
カーブ信号を操舵信号とした操舵制御で曲進ルートに沿
ってテープ分断域区間をカーブしながら走行する.なお
、この自律走行中には、磁気センサ7が直進ルート側に
布設された磁気テープ2bを感知して電圧が発生するが
、磁気センサ7の出力信号はスイッチl4によりカット
されているので操舵回19から出力する操舵信号に加算
されることはない. そして搬送車1がテープ分断域区間を過ぎて、マークセ
ンサ8が分岐点の退出側に布設した第2のコマンドマー
ク11を検出すると、フリップフロップ回路15の出力
はLに変わり、スイッチ14. 17がオフとなる.こ
れにより、操舵モードがいままでの自律走行から再び磁
気誘導にul帰し、以降は磁気センサ7の出力信号を基
に操舵制御され、曲進ルートの磁気テーブ2bに沿って
走行する.一方、搬送車1が分岐点を通過する際に直進
ルートを選択した場合には、第1図におけるモード遺沢
スイッチl6がオフであるので、マークセンサ8が第1
のコマンドマーク10を検出しても、その検出信号はカ
ットされてフリップフロップ回路l5に人力しない.し
たがって操舵モードは磁気誘導走行を保持し、磁気セン
サ7の出力信号を基に搬送車lは直進ルート側に布設さ
れた誘導磁気テープ2aに沿って走行するように操舵制
御される.しかも、磁気テーブ2aはテープ幅が一定暢
D1であり、かつ曲進ルート側の磁気テーブ2bとは分
断域を隔てて隔離されているので磁気センサ7が磁気テ
ープ2bからの磁気的な干渉を受けることがな′く、安
定した操舵制御で分岐点を通過できる.なお、前記した
テープ分断域区間の距離は、直進ルート側の磁気テープ
2aと曲進ルート側の磁気テープ2bとの間で磁気的な
相互干渉が生じない範囲でできるだけ短いことが望まし
く、発明者の実機走行テストの結果から、曲進ルートの
曲率半径をRとして、前記したテープ分断域区間の範囲
をR/3程度に選定することで好い結果の得られること
が確認されている. 次に第4図のように分岐点の直進ルート側で誘導磁気テ
ープを破線領域で分断した場合には、分岐点通過時の操
舵制御が次記のように行われる.まず、第1図における
自律走行信号発生回路l8では可変抵抗器VRを中立位
置として直進信号(零信号)を設定する.ここで、左側
から走行して来た搬送車1が分岐点を通過するに際して
磁気テープ分断側のルート.つまり直進ルートを走行す
るよう地上盤側からルート選択信号を与えると、マーク
センサ8が第1のコマンドマーク10を検出したところ
で操舵モードがいままでの磁気誘導走行から自律走行(
実賞的には無誘導〉に切り替わり、搬送車lは直進走行
を保持したままテープ分断域区間を通過し、続いて第2
のコマンドマーク11を検出すると操舵モードが再び磁
気誘導走行に復帰し、以降は直進ルート側の誘導磁気テ
ープ2aに沿って走行するよう操舵制御される. 一方、分岐点で曲進ルートを選択した場合には第1図に
おけるルート選択スイッチ16がオフのままであるので
、搬送車1のマークセンサ8が第1のコマンドマーク1
0を検出しても、操舵モードの切換えはなく、いままで
の磁気誘導走行を継続する.したがって、搬送車lは通
常の操舵制御によりは曲進ルートに沿って布設された誘
導磁気テープ2aに沿って走行する.しかもこの場合に
曲進ルート側の誘導磁気テープ2bのテープ幅は不変で
あり、かつ直進ルート側の磁気テープ2aとは分断域を
隔てて隔離されているので磁気的な干渉.外来がなく、
搬送車1は安定走行で分岐点を通過できる. 次に、第1図の実施例を改良した応用実施例を第2図に
示す.この実施例では、第1図の実施例で述べた操舵信
号切換回路のスイッチ14と磁気センサ7の出力端子と
の間にリミッタ回路19,および時限回路20を介挿接
続したものである.かかる構威で、リミッタ回路l9は
、通常の走行時に磁気センサ7の出力信号を第3図.第
4図に表したリミット値■の範囲内に制限している.こ
こで、走行ルート上の分岐点で搬送車が磁気テープ分断
側ルートを走行する際に、マークセンサ8が第1のコマ
ンドマーク10を検出してスイッチ14がオン動作する
と、りξツタ回路l9のりξツタ値が零となり、磁気セ
ンサ7の出力信号は零となる.一方、自律走行でテープ
分断域区間を通遇した後にマークセンサ8が第2のコマ
ンドマーク11を検出してスイッチl4がオフになると
、この時に時限回路20が働いてリミッタ回路l9のリ
ミッタ値が零から徐々に上昇し、限時時間T(第3図.
第4図参照)を経て再び定常のり竃フタ値■に戻る.こ
のようにリミッタ回路19,時限回路20を組合せて磁
気センサ7の出力側に接続しておくことにより、分岐点
を通過する搬送車lの操舵モードが自律走行から磁気誘
導走行に復帰した際に、磁気センサ7出力信号,つまり
操舵信号が過渡的に急激変化するのを抑えて滑らかな操
舵制f8を得ることができる. なお、第4図で述べたように直進ルートを無誘導走行す
る際に台車が左右いずれかの方向に偏る習性のある搬送
車については、第1、図.第2図における自律信号発生
回路l8で台車の習性を補償する方向の自律走行信号を
設定し、無誘導走行の期間の間だけ増幅器13に偏倚信
号を加えることで簡単に軌道修正できる.また、特に無
誘導の直進走行で軌道修正の必要がない場合には、操舵
回路9の自律信号発生回路18を省略することも可能で
ある. また、上記実施例は走行ルートの途中で直進ルートと曲
進ルートの二手に分かれる分岐点を通遇する場合につい
て述べたが、直進ルートと曲進ル−トとが合流する分岐
点においても同様な実施できることは勿論である. 〔発明の効果〕 本発明の操舵装置は、以上説明したように構成されてい
るので、分岐点での誘導磁気テープのテープ幅拡大,並
びに搬送車に搭載した磁気センサに対する誘導磁気テー
プの不当な磁気的干渉が無くなり、従来の操舵制御方式
のように磁気テープの干渉に伴う磁気センサ出力信号の
変化分を打ち消す複雑なシフト信号を与えることなく、
走行ルート上の分岐点で直進ルート.曲進ルートの何れ
を選択した場合でも、安定走行を保って搬送車が分岐点
を通遇するように操舵制御でき、その操舵性の大幅な改
善が図れる.
【図面の簡単な説明】
第1図.第2図はそれぞれ異なる本発明実施例の操一舵
装置のブロック回路図、第3図.第4図はそれぞれ分岐
点における曲進ルート便,直進ルート側の誘導磁気テー
プを分断した場合の誘導磁気テープの布設図.並びに分
岐点を直進する際の各種信号波形図、第5図(a),(
ハ)は搬送車の平面図側面図、第6図は搬送車の操舵系
統図、第7図は搬送車に搭載した磁気センサの出力特性
図、第8図は分岐点における従来の誘導磁気テープの布
設図.およびその布設に対応した磁気センサ出力信号の
波形図である.図において、 1:@送本、2:誘導磁気テープ、2a:直進ルート側
の磁気テープ、2b:曲進ルート側の磁気テープ、7:
fn気センサ、8:マークセンサ、9:操舵回路、lO
:第1のコマンドマーク、1l:第2のコマンドマーク
、14.l7:操舵モード切換スイッチ、16:ルート
選択スイッチ、18:自律走行信9#E風路 第1節 1/42面 ′l43刺

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)搬送車の走行ルートに沿って床面に布設した誘導磁
    気テープを搬送車に装備の磁気センサで検出し、その検
    出信号を基に操舵回路から出力する操舵信号により搬送
    車を指定した走行ルートに沿って操舵制御する磁気誘導
    式無人搬送車の操舵装置において、前記分岐点における
    直進ルート側、ないしは方向転換する曲進ルート側のい
    ずれか一方の誘導磁気テープを局所的に分断し、かつ該
    テープ分断域区間を挟んでその進入、退出側の両端に第
    1、第2のコマンドマークを布設するとともに、操舵回
    路には、テープ分断側ルートの選択条件で検出した前記
    の各コマンドマークの検出信号を基に、テープ分断域の
    区間で搬送車を磁気誘導走行から無誘導の自律走行に切
    り換える操舵モード切換手段を設けたことを特徴とする
    磁気誘導式無人搬送車の操舵装置。 2)請求項1に記載の操舵装置において、操舵モード切
    換手段が、第1、第2のコマンドマークを検出するマー
    クセンサと、分岐点の直進、曲進ルートに対応した自律
    走行信号を発生する信号発生回路と、前記マークセンサ
    の検出信号を基に誘導磁気テープの分断域区間を通過す
    る間だけ磁気センサ出力信号をカットするとともに、自
    律走行舵号を操舵信号として出力する操舵モード切換用
    スイッチ回路を備えていることを特徴とする磁気誘導式
    無人搬送車の操舵装置。
JP1179953A 1989-04-13 1989-07-12 磁気誘導式無人搬送車の操舵装置 Pending JPH0348307A (ja)

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JP9369189 1989-04-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030012494A (ko) * 2001-08-01 2003-02-12 현대자동차주식회사 진동 흡수 연결단자

Cited By (1)

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KR20030012494A (ko) * 2001-08-01 2003-02-12 현대자동차주식회사 진동 흡수 연결단자

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