JPH0348041A - 無段変速装置用vベルトの組立て方法 - Google Patents
無段変速装置用vベルトの組立て方法Info
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- JPH0348041A JPH0348041A JP18156189A JP18156189A JPH0348041A JP H0348041 A JPH0348041 A JP H0348041A JP 18156189 A JP18156189 A JP 18156189A JP 18156189 A JP18156189 A JP 18156189A JP H0348041 A JPH0348041 A JP H0348041A
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 16
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、一対のシーブからなるプライマリ及びセカン
ダリプーリに巻掛けて用いる無段変速機用ベルト(CV
T用ベルト)に係り、詳しくは多数のリンクプレートを
ピンにて無端状に連結すると共に該ピンとピンとの間に
摩擦力伝達部材であるブロックを保持するプルチェーン
タイプの無段変速機用ベルトの組立て方法に関する。
ダリプーリに巻掛けて用いる無段変速機用ベルト(CV
T用ベルト)に係り、詳しくは多数のリンクプレートを
ピンにて無端状に連結すると共に該ピンとピンとの間に
摩擦力伝達部材であるブロックを保持するプルチェーン
タイプの無段変速機用ベルトの組立て方法に関する。
(ロ)従来の技術
近時、本出願人は、特開昭63−303240号公報及
び特開昭63−303241号公報に示すように、多数
のリンクプレートをピンにて連結したリンク列、一対の
シーブに接触する両側面を有する多数のブロック及び前
記ピンを抜止め保持するリテーナ(ピン脱落防止部材)
からなるcVT用ベルトを提案した。
び特開昭63−303241号公報に示すように、多数
のリンクプレートをピンにて連結したリンク列、一対の
シーブに接触する両側面を有する多数のブロック及び前
記ピンを抜止め保持するリテーナ(ピン脱落防止部材)
からなるcVT用ベルトを提案した。
そして、該CVT用ベルトVは、第10図及び第11図
に示すように、ブロックか略々同様な形状の第1のブロ
ック5及び第2のブロック5′からなり、それぞれ各ブ
ロックはシーブと接触する両側面5 a 、+ 5 a
215 a 115 a 2にそれぞれ切欠き部5c
、5cを有すると共に中央部に透孔5bを有しており、
これら切欠き部及び透孔に、それぞれ複列のリンクプレ
ート1を交互にかつ無端状に連結したリンク列3a、3
b、3cを挿通している。また、ブロック5.5′には
その一面にピン挿通用の凹部5eか形成されていると共
に他面に屈曲用の突出部5fが形成されており、第1及
び第2のブロック5.5′を、互に凹部5eが向かい合
うように揃えて、該2個の凹部5eにて構成される孔部
及びリンクプレート1のピン孔1a、lbに、互に転が
り接触する1対のピン片2a、2bからなるピン2を挿
入して、ブロックとリンク列とを軸方向にずれないよう
に連結し、更に2個のブロック毎に介在されるリテーナ
6の腕部6aにてピン2が抜止め・保持されて構成され
ている。
に示すように、ブロックか略々同様な形状の第1のブロ
ック5及び第2のブロック5′からなり、それぞれ各ブ
ロックはシーブと接触する両側面5 a 、+ 5 a
215 a 115 a 2にそれぞれ切欠き部5c
、5cを有すると共に中央部に透孔5bを有しており、
これら切欠き部及び透孔に、それぞれ複列のリンクプレ
ート1を交互にかつ無端状に連結したリンク列3a、3
b、3cを挿通している。また、ブロック5.5′には
その一面にピン挿通用の凹部5eか形成されていると共
に他面に屈曲用の突出部5fが形成されており、第1及
び第2のブロック5.5′を、互に凹部5eが向かい合
うように揃えて、該2個の凹部5eにて構成される孔部
及びリンクプレート1のピン孔1a、lbに、互に転が
り接触する1対のピン片2a、2bからなるピン2を挿
入して、ブロックとリンク列とを軸方向にずれないよう
に連結し、更に2個のブロック毎に介在されるリテーナ
6の腕部6aにてピン2が抜止め・保持されて構成され
ている。
ところで、該CVT用ベルトVは、すべて手作業により
組立てられていた。即ち、リンクプレート1を多層にか
つ3列分配置して、これらリンクプレートに第2のブロ
ック5′を挿込み、他のリンクプレート1を3列分交互
に配置して、ピン2を挿入する。ついで、第1のブロッ
ク5をその凹部5eかピン2を受入れるように挿通し、
その後リテーナ6を差込んで該ピン2の抜止めを図る。
組立てられていた。即ち、リンクプレート1を多層にか
つ3列分配置して、これらリンクプレートに第2のブロ
ック5′を挿込み、他のリンクプレート1を3列分交互
に配置して、ピン2を挿入する。ついで、第1のブロッ
ク5をその凹部5eかピン2を受入れるように挿通し、
その後リテーナ6を差込んで該ピン2の抜止めを図る。
同様に、次の第2のブロック5′をリンクプレート1に
挿通し、ついで多層のリンクプレートを交互に配置して
ピン2を挿入し、更にその後次の第1のブロック5を挿
通し、そしてリテーナ6を差込んで該ピン2の抜止めを
行う。このようにして、順次リンク列及びブロックが組
立てられる。
挿通し、ついで多層のリンクプレートを交互に配置して
ピン2を挿入し、更にその後次の第1のブロック5を挿
通し、そしてリテーナ6を差込んで該ピン2の抜止めを
行う。このようにして、順次リンク列及びブロックが組
立てられる。
(ハ) 発明か解決しようとする課題
上述CVT用ベルトVは、多層3列からなる多数のリン
クプレートl、交互に挿通される多数の第1のブロック
5及び第2のブロック5′ 更にリテーナ6及びピン2
等の極めて多くの構成部品からなり、これら多くの構成
部品を、上述したように手作業で行うには、極めて多く
の作業工数を必要とし、CVT用ベルトの製造に、極め
て多くの時間と労力を必要とする。
クプレートl、交互に挿通される多数の第1のブロック
5及び第2のブロック5′ 更にリテーナ6及びピン2
等の極めて多くの構成部品からなり、これら多くの構成
部品を、上述したように手作業で行うには、極めて多く
の作業工数を必要とし、CVT用ベルトの製造に、極め
て多くの時間と労力を必要とする。
また、上述作業手順をそのままで自動化を図ろうとする
と、複雑な3次元動作を繰返すことになり、自動化の達
成には大きな困難が予測される。
と、複雑な3次元動作を繰返すことになり、自動化の達
成には大きな困難が予測される。
そこで、本発明は、ブロック及びリテーナと、リンク列
を別々仮組みし、その後仮ピンを押出しながら、ピンを
挿入する簡単な作動にて、自動組立てが行え得るように
し、もって上述課題を解決したCVT用ベルトの組立て
方法を提供することを目的とするものである。
を別々仮組みし、その後仮ピンを押出しながら、ピンを
挿入する簡単な作動にて、自動組立てが行え得るように
し、もって上述課題を解決したCVT用ベルトの組立て
方法を提供することを目的とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段
本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図ないし第11図を参照して示すと、多数のリン
クプレート(1)をピン(2)にて無端状に連結してな
るリンク列(3a)、(3b)、(3c)と、該リンク
列の隣り合うピン(2)とピン(2)との間に保持され
、かつ一対のシーブと接触する両側面(5a)、(5a
)前記リンク列を通す貫通部(5b)、(5c)(5C
)及び前記ピンを受入れる凹部(5e)を有するブロッ
ク(5)、(5’)と、これらブロックの間に介在され
、かつ前記ピンの両端を抜止め・挟持する腕部(6a)
、(6a)を有するリテーナ(6)と、を備えてなる無
段変速装置用ベルト(V)において、前記凹部(5e)
を前面としたブロック(5)、前記リテーナ(6)そし
て前記凹部(5e)を後面としたブロック(5′)を組
合せたものを1ユニット(A)として順次繰返してマガ
ジンに仮組しく第2図参照)、また、前記リンクプレー
ト(1)を、複数列整列して揃えた後(第3図参照)
隣接する列のリンクプレートを長手方向にずらして配列
しく第4図参照) 更に該リンクプレート(1)に仮ピ
ン(7a)、(7b)、(7c)を挿入して前記リンク
列(3a)、(3b)、(3c)をマガジンに仮組する
(第5図参照)。
ば第1図ないし第11図を参照して示すと、多数のリン
クプレート(1)をピン(2)にて無端状に連結してな
るリンク列(3a)、(3b)、(3c)と、該リンク
列の隣り合うピン(2)とピン(2)との間に保持され
、かつ一対のシーブと接触する両側面(5a)、(5a
)前記リンク列を通す貫通部(5b)、(5c)(5C
)及び前記ピンを受入れる凹部(5e)を有するブロッ
ク(5)、(5’)と、これらブロックの間に介在され
、かつ前記ピンの両端を抜止め・挟持する腕部(6a)
、(6a)を有するリテーナ(6)と、を備えてなる無
段変速装置用ベルト(V)において、前記凹部(5e)
を前面としたブロック(5)、前記リテーナ(6)そし
て前記凹部(5e)を後面としたブロック(5′)を組
合せたものを1ユニット(A)として順次繰返してマガ
ジンに仮組しく第2図参照)、また、前記リンクプレー
ト(1)を、複数列整列して揃えた後(第3図参照)
隣接する列のリンクプレートを長手方向にずらして配列
しく第4図参照) 更に該リンクプレート(1)に仮ピ
ン(7a)、(7b)、(7c)を挿入して前記リンク
列(3a)、(3b)、(3c)をマガジンに仮組する
(第5図参照)。
ついで、前記マガジン内に仮組したブロック及びリテー
ナからなるユニット(A)の列に、前記仮ピンにて仮組
みしたリンク列(3a)、(3b)、(3c)を通して
、仮組立て体(B)を構成する(第6図(a) 、 (
b)参照)。
ナからなるユニット(A)の列に、前記仮ピンにて仮組
みしたリンク列(3a)、(3b)、(3c)を通して
、仮組立て体(B)を構成する(第6図(a) 、 (
b)参照)。
その後、該仮組立て体(B)におけるリンク列(3a)
、(3b)、(3c)の先端のリンクプレート(1)の
ピン挿通部(1c)に正規のピン(2)を挿入し、かつ
該ピンの挿入に基づき前記リンク列を仮止めしていた仮
ピン(7a)、(7b)、(7c)を押出して該仮組立
て体(B)から排出する(第7図参照)。
、(3b)、(3c)の先端のリンクプレート(1)の
ピン挿通部(1c)に正規のピン(2)を挿入し、かつ
該ピンの挿入に基づき前記リンク列を仮止めしていた仮
ピン(7a)、(7b)、(7c)を押出して該仮組立
て体(B)から排出する(第7図参照)。
更にその後、先端のユニット(A)を、そのリテーナ(
6)の両腕部(6a)が前記挿入した正規のピンを挟持
するように、リンク列に沿って少なくとも1ピッチ移動
し、ついで該ユニット(A)における前記凹部(5e)
及びリンク列のピン挿通部(IC)に、仮ピン(7a)
、(7b)、(7c)を押出しなか°ら正規のピン(2
)を挿入し、この作業を各ユニット(An)、(Am)
・・・・・・毎に繰返して行う。
6)の両腕部(6a)が前記挿入した正規のピンを挟持
するように、リンク列に沿って少なくとも1ピッチ移動
し、ついで該ユニット(A)における前記凹部(5e)
及びリンク列のピン挿通部(IC)に、仮ピン(7a)
、(7b)、(7c)を押出しなか°ら正規のピン(2
)を挿入し、この作業を各ユニット(An)、(Am)
・・・・・・毎に繰返して行う。
(ネ) 発明の詳細
な説明したように、本発明によると、ブロック(5)、
(5’)及びリテーナ(6)からなるユニット(A)列
に、仮ピン(7a)、(7b)、(7c)によるリンク
列(3a)、(3b)、(3c)を挿通して、正規ピン
(2)を、仮ピンを押出しながら挿入することにより組
立てるので、ユニット列及びリンク列をそれぞれ予め仮
組みすることができると共に、ユニット列にリンク列を
挿通する作業及び正規ピンを挿入する作業等の極めて簡
単な作業て足り、自動組立てによりCVT用ベルト(、
■)を組立てることが可能となって、ベルトの組立てに
係る労力及び時間を低減して、大幅なコストダウンを図
ることができる。
(5’)及びリテーナ(6)からなるユニット(A)列
に、仮ピン(7a)、(7b)、(7c)によるリンク
列(3a)、(3b)、(3c)を挿通して、正規ピン
(2)を、仮ピンを押出しながら挿入することにより組
立てるので、ユニット列及びリンク列をそれぞれ予め仮
組みすることができると共に、ユニット列にリンク列を
挿通する作業及び正規ピンを挿入する作業等の極めて簡
単な作業て足り、自動組立てによりCVT用ベルト(、
■)を組立てることが可能となって、ベルトの組立てに
係る労力及び時間を低減して、大幅なコストダウンを図
ることができる。
なお、カッコ内の符号は、図面と対照するためのもので
あるが、何等構成を限定するものではない。
あるが、何等構成を限定するものではない。
(へ)実施例
ついで、本発明による実施例を図面に沿って説明する。
本発明に係るCVT用ベルトVは、第10図及び第11
図に示すベルトと略々同様であるが、リンクプレート1
及びリテーナ6において僅かに相違している。即ち、本
リンクプレート1は左右ピン孔1a、lbの間部分を削
除して、第1図に詳示するように、左右ピン孔が連通し
たピン挿通部ICを有する0字状からなり、該連通した
ピン挿通部1cの左右端部分に、同様にピン2が挿入さ
れる。また、リテーナ6はプラスチック等の非金属から
形成され、ブロック5.5′の上部連結部5hと略々同
様な形状からなる連結部6bを有していると共に、ピン
2の両端を保持する腕部6a、6aを有している。なお
、第1図ないし第9図において、ブロック5.5′等の
形状が第10図及び第11図と相違しているが、これは
図面を簡略化して表示したものであって、実際は第10
図及び第11図に示すような形状からなり、またピン2
61本として表示しであるが、正規のピン2は1対のピ
ン片2a、2bからなる。
図に示すベルトと略々同様であるが、リンクプレート1
及びリテーナ6において僅かに相違している。即ち、本
リンクプレート1は左右ピン孔1a、lbの間部分を削
除して、第1図に詳示するように、左右ピン孔が連通し
たピン挿通部ICを有する0字状からなり、該連通した
ピン挿通部1cの左右端部分に、同様にピン2が挿入さ
れる。また、リテーナ6はプラスチック等の非金属から
形成され、ブロック5.5′の上部連結部5hと略々同
様な形状からなる連結部6bを有していると共に、ピン
2の両端を保持する腕部6a、6aを有している。なお
、第1図ないし第9図において、ブロック5.5′等の
形状が第10図及び第11図と相違しているが、これは
図面を簡略化して表示したものであって、実際は第10
図及び第11図に示すような形状からなり、またピン2
61本として表示しであるが、正規のピン2は1対のピ
ン片2a、2bからなる。
また、第1図において、1は、リンクプレート、2は正
規のピン、5,5′は略々同形状からなる第1及び第2
のブロック、6はリテーナである。更に、7a、7b、
7cは丸棒からなる仮ピンであり、また9、9はベルト
を無端状に形成する最後の工程にて使用するピン抜止め
保持用のリテーナ、10は該リテーナを保持するバネ材
からなるクリップである。また、前記終端用リテーナ9
は、その両端部の平面9a、9aにてそれぞれピン2,
2を抜止め保持し、かつ中央の凹部9bにクリップ10
か挿通・保持される。
規のピン、5,5′は略々同形状からなる第1及び第2
のブロック、6はリテーナである。更に、7a、7b、
7cは丸棒からなる仮ピンであり、また9、9はベルト
を無端状に形成する最後の工程にて使用するピン抜止め
保持用のリテーナ、10は該リテーナを保持するバネ材
からなるクリップである。また、前記終端用リテーナ9
は、その両端部の平面9a、9aにてそれぞれピン2,
2を抜止め保持し、かつ中央の凹部9bにクリップ10
か挿通・保持される。
そして、CVT用ベルトVを組立てるに当り、第2図に
示すように、まずマガジン(図示せず)に、凹部5eを
前面にした第1のブロック5、腕部6aを前面にしてリ
テーナ6そして凹部5eを後面にした第2のブロック5
′を、その順で1ユニットAとして必要ユニット数順次
並べて仮組する。
示すように、まずマガジン(図示せず)に、凹部5eを
前面にした第1のブロック5、腕部6aを前面にしてリ
テーナ6そして凹部5eを後面にした第2のブロック5
′を、その順で1ユニットAとして必要ユニット数順次
並べて仮組する。
また、第3図及び第4図に示すように、2本の外側用リ
ンク列3a’ 、3c’及び1本の中実用リンク列3b
’をそれぞれリンク列仮組装置にて仮組みすべく、必要
数のリンクプレート1を層状に揃えた後、隣接する列の
リンクプレートを長手方向に1ピッチずらして、リンク
プレートを交互に配列する。なお、第3図及び第4図に
おいて、中実用リンク列3b’が、リンクプレートを2
枚交互に配列してなるが、これは第11図に示すように
合計7枚のリンクプレートからなり、4枚と3枚とリン
クプレートを交互に配列して構成してもよく、また他の
リンク列3a’ 、3c’も、同様に任意のリンクプレ
ート枚数を採用してもよいことは勿論である。更に、特
開昭63−303239号公報に示すように、リンクプ
レートを交互に連結せず、3枚又は4枚で1組のリンク
を形成するように構成してもよい。
ンク列3a’ 、3c’及び1本の中実用リンク列3b
’をそれぞれリンク列仮組装置にて仮組みすべく、必要
数のリンクプレート1を層状に揃えた後、隣接する列の
リンクプレートを長手方向に1ピッチずらして、リンク
プレートを交互に配列する。なお、第3図及び第4図に
おいて、中実用リンク列3b’が、リンクプレートを2
枚交互に配列してなるが、これは第11図に示すように
合計7枚のリンクプレートからなり、4枚と3枚とリン
クプレートを交互に配列して構成してもよく、また他の
リンク列3a’ 、3c’も、同様に任意のリンクプレ
ート枚数を採用してもよいことは勿論である。更に、特
開昭63−303239号公報に示すように、リンクプ
レートを交互に連結せず、3枚又は4枚で1組のリンク
を形成するように構成してもよい。
更に、第5図に示すように、交互に配列した各リンクプ
レート1のピン挿入孔ICの両端部にそれぞれ短尺丸棒
からなる仮ピン7a、7b、7cを差込み、両性側用リ
ンク列3a、3c及び中実用リンク列3bかそれぞれ別
個に仮組みされる。
レート1のピン挿入孔ICの両端部にそれぞれ短尺丸棒
からなる仮ピン7a、7b、7cを差込み、両性側用リ
ンク列3a、3c及び中実用リンク列3bかそれぞれ別
個に仮組みされる。
この状態で、第6図(a)に示すように、マガジンに前
記ブロック5.5′及びリテーナ6を順次ならべたユニ
ットへの列におけるブロックの両側切欠き部5c、5c
に、前記仮ピン7a、7cにてそれぞれ仮組みしたリン
ク列3a、3cを挿通する。また同様に、第6図(b)
に示すように、該ユニットの列におけるブロックの中央
透孔5bに、前記仮ピン7bにて仮組みしたリンク列3
bを挿通する。なおこの際、リンク列3a、3b。
記ブロック5.5′及びリテーナ6を順次ならべたユニ
ットへの列におけるブロックの両側切欠き部5c、5c
に、前記仮ピン7a、7cにてそれぞれ仮組みしたリン
ク列3a、3cを挿通する。また同様に、第6図(b)
に示すように、該ユニットの列におけるブロックの中央
透孔5bに、前記仮ピン7bにて仮組みしたリンク列3
bを挿通する。なおこの際、リンク列3a、3b。
3Cは、引張り具(図示せず)を用いて矢印で示すよう
に切欠き部又は透孔な引張ってもよく、また後から押圧
して挿通してもよい、また、前記ユニットAの列は、リ
ンク列より少なくとも1ピッチ少ない数にて仮組みされ
ている。
に切欠き部又は透孔な引張ってもよく、また後から押圧
して挿通してもよい、また、前記ユニットAの列は、リ
ンク列より少なくとも1ピッチ少ない数にて仮組みされ
ている。
ついで、第7図に示すように、各リンク列3a、3b、
3cの先端のリンクプレート1の挿通孔ICに、前記仮
ピン7a、7b、7cを押出しながら正規のピン2を挿
入する。これにより、先端のリンクプレート1は、各仮
ピン7a、7b。
3cの先端のリンクプレート1の挿通孔ICに、前記仮
ピン7a、7b、7cを押出しながら正規のピン2を挿
入する。これにより、先端のリンクプレート1は、各仮
ピン7a、7b。
7cが排出されて、長尺の正規ピン2により3列のリン
ク列3a、3b、3cに亘って連結され、かつ該正規ピ
ン2の両側か僅かに両性側リンクプレートより突出する
。
ク列3a、3b、3cに亘って連結され、かつ該正規ピ
ン2の両側か僅かに両性側リンクプレートより突出する
。
その後、先端のユニットAを、リンク列に沿って1ピッ
チ移動し、該ユニットAのリテーナ6の両端部6a、6
aが前記挿入した正規ピン2の両端を挟持し、かつ第1
のブロック5の凹部5eにピン2が支承されて、該ユニ
ットAはリンク列に対して正面方向の動きが規制される
。
チ移動し、該ユニットAのリテーナ6の両端部6a、6
aが前記挿入した正規ピン2の両端を挟持し、かつ第1
のブロック5の凹部5eにピン2が支承されて、該ユニ
ットAはリンク列に対して正面方向の動きが規制される
。
ついで、該ユニットAの第2のブロック5′の後面に向
いている凹部5e及びリンク列のピン挿通孔1cに、仮
ピン7a、7b、7cを押出しながら正規のピン2を挿
入する。これにより、該ユニットAは、前後面をピン2
により挟持されて、リンク列に一体に連結される。
いている凹部5e及びリンク列のピン挿通孔1cに、仮
ピン7a、7b、7cを押出しながら正規のピン2を挿
入する。これにより、該ユニットAは、前後面をピン2
により挟持されて、リンク列に一体に連結される。
この作業は、例えば第7図及び第8図に示すように、第
n番目のユニットAnにおける第2のブロック5′の凹
部5e及びリンク列のピン挿通孔ICに、仮ピン7a、
7b、7cを押出しながら正規ピン2を挿入した後、次
のユニットAmをリンク列に沿って前のユニットAnに
当接するまで移動して、該ユニットAmにおけるリテー
ナ6の腕部6a、6aにて該ピン2の両端を挟持するよ
うにして、各ユニットA・・・に亘り順次行われる。
n番目のユニットAnにおける第2のブロック5′の凹
部5e及びリンク列のピン挿通孔ICに、仮ピン7a、
7b、7cを押出しながら正規ピン2を挿入した後、次
のユニットAmをリンク列に沿って前のユニットAnに
当接するまで移動して、該ユニットAmにおけるリテー
ナ6の腕部6a、6aにて該ピン2の両端を挟持するよ
うにして、各ユニットA・・・に亘り順次行われる。
そしてM f&に、第9図に示すように、一連となって
いるリンク列3a、3b、3cの両端に、第1のブロッ
ク5.左右腕部6a、6aがなく上部連結部6bのみか
らなるリテーナ6′ そして第2のブロック5′からな
る最終ユニットAz、AZをそれぞれ装着する。この状
態で、両端のリンク列を正規ピン2を挿入することによ
り無端状に連結する。更に、終端用リテーナ9.9が前
記最終ユニットAzのピン2.2の両端部分に装着され
、その両端平面9a、9aにてそれぞれピン2.2を仮
止め保持し、かつ該リテーナ9,9の中央凹部9b、9
bにクリップ10が装着されて、リテーナ9.9が所定
位置に保持される。
いるリンク列3a、3b、3cの両端に、第1のブロッ
ク5.左右腕部6a、6aがなく上部連結部6bのみか
らなるリテーナ6′ そして第2のブロック5′からな
る最終ユニットAz、AZをそれぞれ装着する。この状
態で、両端のリンク列を正規ピン2を挿入することによ
り無端状に連結する。更に、終端用リテーナ9.9が前
記最終ユニットAzのピン2.2の両端部分に装着され
、その両端平面9a、9aにてそれぞれピン2.2を仮
止め保持し、かつ該リテーナ9,9の中央凹部9b、9
bにクリップ10が装着されて、リテーナ9.9が所定
位置に保持される。
これにより、無端状のCVT用ベルトVが組立てられる
。
。
なお、上述各工程は、治具を用いて順次手作業にて行っ
てもよいことは勿論であるが、一般には各工程が自動組
立てにて行われ、例えばブロックユニットAを配列する
工程及び仮ピンによるリンク列3a、3b、3cを形成
する工程がそれぞれ自動仮組付は装置にて行われ、該仮
組付は装置にて製造されたユニット列及びリンク列を、
自動組立て装置により、各ユニットを順次移動しながら
正規ピンを挿入して自動的に組立てられる。
てもよいことは勿論であるが、一般には各工程が自動組
立てにて行われ、例えばブロックユニットAを配列する
工程及び仮ピンによるリンク列3a、3b、3cを形成
する工程がそれぞれ自動仮組付は装置にて行われ、該仮
組付は装置にて製造されたユニット列及びリンク列を、
自動組立て装置により、各ユニットを順次移動しながら
正規ピンを挿入して自動的に組立てられる。
また、CVT用ベルトは、実施例のものに限らず、第1
0図及び第11図に示すベルト、特開昭63−3032
40号公報に示すベルト等、他のCVT用ベルトにも同
様に適用できることは勿論である。
0図及び第11図に示すベルト、特開昭63−3032
40号公報に示すベルト等、他のCVT用ベルトにも同
様に適用できることは勿論である。
第1図は本発明に係る無段変速装置用ベルトの各構成部
品を示す斜視図である。第2図ないし第9図はベルトの
組立て方法における各工程を示す斜視図で、第2図はブ
ロック及びリテーナを整列する工程、第3図はリンクプ
レートを整列する工程、第4図はリンクプレートを交互
に配列する工程、第5図はリンク列に仮ピンを挿入する
工程、第6図(a) 、 (b)はブロックユニット列
にリンク列を挿通する工程、第7図は正規ピンを挿入す
る工程、第8図はユニ・ソトを順次移動する工程、そし
て第9図は両端部を連結する工程を示す、また、第10
図は本発明の基礎となる無段変速装置用ベルトを示す一
部断面した正面図、第11図は第10図のXI−XI線
による断面図である。 第2図 ■・・・無段変速装置(CVT)用ペルトド・・リンク
プレート IC・・・ピン挿通部(挿通孔)
2・・・(正規)ピン3a、3b、3c・・・リンク列
5・・・(第1の)ブロック、 5′・・・(第
2の)プロ・ツク、5a、、5a、・・・両側面
5b・・・貫通部(透孔) 、 5C・・・貫通部(切
欠き部)5e・・・凹部 、 6・・・リテーナ6a・
・・腕部 7a、7b、7c・・・仮ピン、A・・
・ユニット 、 B・・・仮組立て体a
品を示す斜視図である。第2図ないし第9図はベルトの
組立て方法における各工程を示す斜視図で、第2図はブ
ロック及びリテーナを整列する工程、第3図はリンクプ
レートを整列する工程、第4図はリンクプレートを交互
に配列する工程、第5図はリンク列に仮ピンを挿入する
工程、第6図(a) 、 (b)はブロックユニット列
にリンク列を挿通する工程、第7図は正規ピンを挿入す
る工程、第8図はユニ・ソトを順次移動する工程、そし
て第9図は両端部を連結する工程を示す、また、第10
図は本発明の基礎となる無段変速装置用ベルトを示す一
部断面した正面図、第11図は第10図のXI−XI線
による断面図である。 第2図 ■・・・無段変速装置(CVT)用ペルトド・・リンク
プレート IC・・・ピン挿通部(挿通孔)
2・・・(正規)ピン3a、3b、3c・・・リンク列
5・・・(第1の)ブロック、 5′・・・(第
2の)プロ・ツク、5a、、5a、・・・両側面
5b・・・貫通部(透孔) 、 5C・・・貫通部(切
欠き部)5e・・・凹部 、 6・・・リテーナ6a・
・・腕部 7a、7b、7c・・・仮ピン、A・・
・ユニット 、 B・・・仮組立て体a
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多数のリンクプレートをピンにて無端状に連結して
なるリンク列と、該リンク列の隣り合うピンとピンとの
間に保持され、かつ一対のシーブと接触する両側面、前
記リンク列を通す貫通部及び前記ピンを受入れる凹部を
有するブロックと、これらブロックの間に介在され、か
つ前記ピンの両端を抜止め・挟持する腕部を有するリテ
ーナと、を備えてなる無段変速装置用ベルトにおいて、 前記凹部を前面としたブロック、前記リテーナそして前
記凹部を後面としたブロックを組合せたものを1ユニッ
トとして順次繰返してマガジンに仮組し、 また、前記リンクプレートを、複数列整列して揃えた後
、隣接する列のリンクプレートを長手方向にずらして配
列し、更に該リンクプレートに仮ピンを挿入して一連に
連結した所定数のリンク列を仮組し、 ついで、前記マガジン内に仮組したブロック及びリテー
ナからなるユニットの列に、前記仮ピンにて仮組みした
リンク列を通して仮組立て体を構成し、 その後、該仮組立て体におけるリンク列の先端のリンク
プレートのピン挿通部に正規のピンを挿入し、かつ該ピ
ンの挿入に基づき前記リンク列を仮止めしていた仮ピン
を押出して該仮組立て体から排出し、 更にその後、先端のユニットを、そのリテーナの両腕部
が前記挿入した正規のピンを挟持するように、リンク列
に沿って少なくとも1ピッチ移動し、ついで該ユニット
における前記凹部及びリンク列のピン挿通部に、仮ピン
を押出しながら正規のピンを挿入し、この作業を各ユニ
ット毎に繰返して行う、 ことを特徴とする無段変速装置用Vベルトの組立て方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18156189A JPH0348041A (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | 無段変速装置用vベルトの組立て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18156189A JPH0348041A (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | 無段変速装置用vベルトの組立て方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0348041A true JPH0348041A (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=16102949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18156189A Pending JPH0348041A (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | 無段変速装置用vベルトの組立て方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348041A (ja) |
-
1989
- 1989-07-13 JP JP18156189A patent/JPH0348041A/ja active Pending
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