JPH0347876B2 - - Google Patents

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JPH0347876B2
JPH0347876B2 JP63148993A JP14899388A JPH0347876B2 JP H0347876 B2 JPH0347876 B2 JP H0347876B2 JP 63148993 A JP63148993 A JP 63148993A JP 14899388 A JP14899388 A JP 14899388A JP H0347876 B2 JPH0347876 B2 JP H0347876B2
Authority
JP
Japan
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fabric
sewing
lifting mechanism
sewn
folding
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63148993A
Other languages
English (en)
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JPH01314590A (ja
Inventor
Hideo Iwami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naigai Special Dyeing Co Ltd
Original Assignee
Naigai Special Dyeing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Naigai Special Dyeing Co Ltd filed Critical Naigai Special Dyeing Co Ltd
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  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば布帛の染色加工において、
糊抜き、精錬、漂白等の各工程を連続作業として
行なう目的から、梱包された布帛を解梱した後
に、これらの各布帛の端末同士を互いに縫製して
一連に接合するための方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、染色工場に送られてくる布帛は、その
取扱いを容易にすることと、布帛の長さを計測す
る必要とから、50〜120m程度の長さに切断され
た長尺の布帛を一定長になるよう、その長さ方向
を交互に反対側へ複数回折り畳んだ後、さらにそ
の折り畳まれた布帛全体を二つ折りまたは三つ折
り、場合によつては四つ折りにして1単位、すな
わち1反とし、これを数反重ね合わせて1梱包単
位とした状態で輸送されてくる。
そして、染色工場においては、第2図に示すよ
うに、梱包体1を解梱し、例えば二つ折りにされ
た1反毎の布帛2を拡げて延ばすとともに、この
布帛2の始端末と終端末を2〜3m引き出した状
態で台車3上に積み上げてゆく。この時、次工程
の縫製作業を容易にするため、引き出された各端
末を同一方向に揃え、縫製すべき端末同士を上下
に隣接させた状態で台車3の手押し部に順次重ね
合わせておく。そして、積み上げた布帛2の総長
が、例えば2000〜4000mの所定長さになつた時
に、台車3を手動ミシン4の近傍位置まで移動さ
せ、各布帛2を台車3上に積み上げたままの状態
で、縫製すべき2枚の端末同士を重ね合わせて手
動ミシン4により順次縫製し、各布帛2を一連に
接合する。
また、布帛の端末同士を自動走行ミシンによつ
て縫製する場合には、第3図に示すように、前述
したのと同様に梱包1を解梱し、各布帛2を延ば
してかつ両端末を引き出した状態で台車3上に積
み重ね、台車3により自動走行ミシン5の近傍ま
で運搬した後、1反ずつ自動走行ミシン5のテー
ブル6上に載置し、テーブル6の下方に置かれた
前段の布帛2の終端末とテーブル6上の布帛2の
始端末とを縫製し、縫製作業後にテーブル6下方
に自動的に落とされて積み上げられるか、または
縫製作業後に人手によつて台車3上に移載され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前述の布帛2の縫製連接作業におい
て、布幅の狭い布帛2を扱う場合には、重量もさ
ほど大きくなく、比較的容易に取り扱うことがで
きるが、布幅が150cm以上の布帛の場合には、そ
れに伴つて重量が増大するために、1人で作業す
るのが困難となり、一般には2人の作業者が1組
となつて一連の作業を行なつており、その結果、
人件費が高くつくといつた問題がある。また、稀
には1人の作業者によることもある。その場合に
は、布帛の両側を交互に持ち上げて作業を行なつ
ており、極めて作業能率が悪い。
また、布帛2から両端末を引き出す場合、布帛
2の上側の端末は容易に引き出せるが、布帛2の
下側の端末は、布帛2自体の重量を受けているた
めに、2人の作業者によつても容易に引き出せな
い。さらに、幅の広い布帛2の縫製作業は、縫製
すべき長さが長く、熟練者でないと1回の縫製作
業で縫製することができず、一般には数回に分け
て分割縫製しており、この点からも作業能率の低
下を来たしている。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、例え150cmを越えるような
幅広の布帛であつても、1人の作業者による極め
て軽作業により、高能率で布帛を縫製して一連に
接合することのできる布帛端末の縫製連接方法を
提供することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、前述した課題を達成するための技
術的手段として、次のような工程を経ることによ
つて布帛を縫製連接するようにした。すなわち、
この発明に係る、布帛端末の縫製連接方法は、長
尺物を一定長さになるよう複数回折り畳んで1単
位とした布帛の複数単位を、1の布帛の終端末と
別の布帛の始端末とを順次縫製して一連に接合す
る方法において、折り畳まれた布帛の、縫着しよ
うとする両端末部分を除いた、折り畳み辺側の一
方の端部を折り畳み辺に沿つて、移動自在に吊上
げ機構により掴持し、この吊上げ機構の上昇によ
り布帛を吊下げ状態とした後、前記吊上げ機構の
所定位置への移動過程において、吊下げ状態の布
帛の始端末を前段の布帛の終端末に重ね合わせて
縫製するようにしたことを特徴とする。
〔作 用〕
布帛を吊上げ機構により吊り下げる時に、例え
ば、テーブル上に拡げた布帛の両端末部分を除
く、布帛の折り畳み辺側の一方の端部を吊上げ機
構で掴持して布帛を吊り下げると、両端末部分が
掴持されていないことにより、他の掴持されてい
る部分から分離される。従つて、人手による両端
末の引出し作業が不要となる。そして、この吊下
げ状態で布帛が縫製位置まで移動させられ、この
布帛の吊り下げ状態において、自動的に引き出さ
れている始端末を前段の布帛の終端末に重ね合わ
せて位置決めするので、幅広の布帛の場合におい
ても、自動走行ミシンにおける位置合せを容易に
行なえ、熟練者でなくても1回の作業で縫製でき
る。また、幅広で重量の大きな布帛を扱う場合で
も、布帛を吊上げ機構で吊り下げ、この吊下げ状
態で所定位置まで移動させるため、作業者の労力
が格段に軽減される。
〔実施例〕
以下、この発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら詳説する。
第1図は、この発明に係る、布帛端末の縫製連
接方法の工程の1例を示したものである。同図に
おいては、右側から左側に工程が移行する。ま
ず、梱包を解梱し、バンド10で結速された数反
(図では4反を示してある)の布帛2をフオーク
リフト等によつてそのままローラコンベア12上
に載置し、その載置後にバンド10を切断する。
そして、各布帛2がローラコンベア12を左方に
移動されてゆき、図示のようにローラコンベア1
2と同一高さに予め自動的に設定されたリフター
14上に布帛2が移動させられる。
リフター14上に布帛が載置されると、リフタ
ー14が上昇して最上段の布帛2の下面が開反テ
ーブル16と同一高さとなつた位置で停止する。
次に、最上段の布帛2の折り返された上側部分
を、矢印に示した方向に開反テーブル16側に開
いて延ばし、その後に布帛2の下側部分を開反テ
ーブル16側に折り返すことにより、布帛2が開
反テーブル16上に移載される。この時、リフタ
ー14が再び上昇して上方より2番目に位置して
いた布帛2の下面が開反テーブル16と面一とな
る高さ位置で停止し、次の布帛2の開反テーブル
16への移載に備える。
開反テーブル16上の布帛2を再び延ばし、必
要に応じてターンテーブル18を回転させて布帛
2の向きを変える。そして、開反テーブル16上
に停止しているリフテイングチヤツカー20が下
降し、このチヤツカー20により、布帛2の上、
下面の2〜3枚、すなわち始端末部分および終端
末部分を除いて、布帛の折り畳み辺側の一方の端
部を折り畳み辺に沿つて掴持する。その後にチヤ
ツカー20が上昇して、布帛2が吊下げ状態とな
る。この時、チヤツカー20に掴持されていない
両端末部分が垂れ下がるので、これを押え金具
(図示せず)により軽く圧着しておく。そして、
チヤツカー20をエンドレスの長楕円形となつた
ガイドレール22に沿つて移動させ、この移動過
程において、一点鎖線で示すように、布帛2の表
裏を確認して必要に応じて布帛2を回転させる。
布帛2が移動されて自動走行ミシン24の縫製
位置に接近した時点で、押え金具を緩めて布帛2
の始端末部分を取り出し、この始端末を、前もつ
て針に引つ掛けてセツトされている前段の布帛2
の終端末に重ね合わせて位置決めし、重ね合わせ
た両端末部分を引つ張つて弛みを取り去る。その
後に、自動走行ミシン24により自動的に縫合さ
れて連接される。この縫製作業時に、チヤツカー
20が微速度で左方に、縫製作業の終了時に台車
3の上方に位置するタイミングで移動する。そし
て、布帛2の終端末部分を右方に引つ張つてお
き、チヤツカー20を下降させると、布帛2が台
車3上に積み上げられる。その後に、この布帛の
縫製部分を台車3上に引つ張つて重ね合わせると
ともに、終端末をミシン24の縫製位置にセツト
しておく。以後、同様の操作を繰り返すことによ
り、各布帛2が一連に接合されてゆく。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように構成されかつ作
用するので、この発明に係る布帛端末の縫製連接
方法によれば、布帛をリフテイングチヤツカー等
の吊り下げ機構により吊り下げた状態で移動させ
るので、幅広で重量の大きい布帛であつても、そ
の運搬を作業者の労力に頼ることなく行なうこと
ができ、また、布帛を吊り下げる時に、布帛の両
端末を除き布帛の折り畳み辺側の一方の端部を掴
持して吊り下げるようにすれば、両端末の引出し
が何ら労力を要することなく行ない得る。従つ
て、1人の作業者によつて高能率に作業を遂行で
きる。さらに、布帛を吊り下げた状態で縫製すべ
き両端末の位置決めを行なうため、自動走行ミシ
ンにより1人の作業者で容易に縫製作業を行ない
得る。しかも、縫製後の布帛の台車上への積み重
ねを、吊上げ機構の下降により行なえるから、従
来のように人手により行なつていた場合に比し
て、積み上げる際の布帛の衝撃が格段に軽減さ
れ、布帛を傷めることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る、布帛端末の縫製連
接方法の工程の1例を示す概略斜視図、第2図お
よび第3図は、いずれも従来の方法による工程説
明図である。 2……布帛、16……テーブル、20……自走
式リフテイングチヤツカー(吊上げ機構)、24
……自動走行ミシン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 長尺物を一定長さになるよう複数回折り畳ん
    で1単位とした布帛の複数単位を、1の布帛の終
    端末と別の布帛の始端末とを順次縫製して一連に
    接合する布帛端末の縫製連接方法において、折り
    畳まれた布帛の、縫着しようとする両端末部分を
    除いた、折り畳み辺側の一方の端部を折り畳み辺
    に沿つて、移動自在に吊上げ機構により掴持し、
    この吊上げ機構の上昇により布帛を吊り下げ状態
    とした後、前記吊上げ機構の所定位置への移動過
    程において、吊下げ状態の布帛の始端末を前段の
    布帛の終端末に重ね合わせて縫製するようにした
    ことを特徴とする布帛端末の縫製連接方法。
JP14899388A 1988-06-16 1988-06-16 布帛端末の縫製連接方法 Granted JPH01314590A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14899388A JPH01314590A (ja) 1988-06-16 1988-06-16 布帛端末の縫製連接方法

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JPH01314590A JPH01314590A (ja) 1989-12-19
JPH0347876B2 true JPH0347876B2 (ja) 1991-07-22

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4319982Y1 (ja) * 1967-04-12 1968-08-21
JPS5913877A (ja) * 1982-07-15 1984-01-24 株式会社日立製作所 冷蔵庫
JPS6121857A (ja) * 1984-07-09 1986-01-30 ジヤパンアパレルマシン株式会社 縫製用コンベアシステム
JPS6232996A (ja) * 1985-08-01 1987-02-12 中尾ミシン株式会社 長尺状生地の縫い継ぎ装置

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