JPH0347772A - プリント媒体用カセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 この発明は、プリント用紙と転写用インク紙とを重ね合
わせて成るロール状のプリント媒体を有したプリント媒
体用カセットに関する。

［発明の概要コ この発明は、プリント用紙と転写用インク紙とを重ね合
わせて成るロール状のプリント媒体を有したプリント媒
体用カセットにおいて、カセット本体内に、上記プリン
ト用紙と転写用インク紙とを重ね合わせて巻回したロー
ル状のプリント媒体と、上記転写用インク紙を巻き取る
巻取軸とをそれぞれ回転自在に配置し、且つ、上記カセ
ット本体にプリントされた上記プリント用紙が排出する
排出口を設けたことにより、プリンタへ着脱する作業を
容易にして使い勝手を一層向上させることができるよう
にしたものである。

［従来の技術］ 例えば、プリント用紙に転写用インク紙を重ね合わせて
成るロール状のプリント媒体が、実開昭６３−１３６９
５７号公報に開示されている。これを、第６．７図によ
って具体的に説明すると、５０はロール状のプリント媒
体であり、ローラ５１にプリント用紙５２と転写用イン
ク紙としてのシート状の熱転写用インクリボン５３とを
重ね合せて巻き回しである。

そして、第７図に概略を示す熱転写式のプリンタの感熱
ヘッド５４とプラテン５５間に上記プリント媒体５０を
供給してプリント用紙５２に熱転写用インクリボン５３
を介して印画（熱転写プリント）できるようになってい
る。

また、上記プリント媒体５０を用いる上記プリンタでは
、印画時に、熱転写用インクリボン５３がずれたり、し
わが発生したりするのを防ぐために、使用済みの上記熱
転写用インクリボン５３を巻取りローラ５６により巻き
取るようになっている。

なければならないため、プリント媒体５０のプリンタへ
の着脱作業が煩雑で手間がかかる不具合があった。尚、
上記プリンタ媒体５０を用いるプリンタには上記巻取り
ローラ５６が必要不可欠となるため、装置全体が複雑に
なり、コスト高になる不利点があった。

そこで、この発明は、プリンタへの着脱作業を極めて容
易にし、同一のカセット本体よりプリント用紙と転写用
インク紙を同時にずれなく供給させることができるプリ
ント媒体用カセットを提供するものである。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来のプリント媒体５０を用いるプ
リンタでは、プリント媒体５０をプリンタに装填する際
に、使用済みの熱転写用インクリボン５３を巻き取る巻
取りローラ５６に該熱転写用インクリボン５３を少し巻
き付けなければならないと共に、使用後は上記巻取りロ
ーラ５６に巻き取られた熱転写用インクリボン５３を取
り外さ［課題を解決するための手段］ カセット本体内に、プリント用紙と転写用インク紙とを
重ね合わせて巻回したロール状のプリント媒体と、上記
転写用インク紙を巻き取る巻取軸とを並列させてそれぞ
れ回転自在に配置し、且つ上記カセット本体にプリント
された上記プリント用紙が排出す−る排出口を設けであ
る。

［作用］ カセット本体に、ロール状のプリント媒体と該プリント
媒体の転写用インク紙を巻き取る巻取軸とを内蔵してカ
セット化したので、プリンタにカセット本体を装着する
だけで、同一の上記カセット本体からプリンタ用紙の供
給と転写用インク紙の供給が同時に行われる。また、プ
リントされたプリント用紙はカセット本体の排出口から
排出され、使用済みの転写用インク紙は上記巻取軸に巻
き取られるので、使用後はプリンタからカセット本体を
取り出すだけで、使用済みの転写用インク紙が簡単に取
り出される。従って、プリンタへのプリント媒体の着脱
作業が従来のものに比べて一層容易になり使い勝手が一
段と向上する。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述する。

第１図において、１はプリント媒体用カセットのカセッ
ト本体であり、合成樹脂製の第１のケース１０と、この
第１のケース１０の図示上面周縁に超音波溶着等で接着
され、該第１のケース１０を覆う合成樹脂製の第２のケ
ース２０とで構成されている。

上記第１のケース１０の相対向する両端部に垂直に起立
した一対の支持部１１．１２間の中央には、印字ヘッド
、プラテン挿入用の矩形の開口部１３を形成しであると
共に、この開口部１３を挾むようにして一対の収納部１
４．１５を一体成形しである。上記一方の支持部１１の
上記一対の収納部１４．１５側の位置には、略円弧状の
上端面を有した一対の外端支持片１１ａ、ｌｌａを一体
突出成形しであると共に、この一対の外端支持片１１ａ
、Ｉｌａに平行になるように所定距離隔てた内側には、
略円弧状の上端面を有した一対の内支持片ｚｂ、ｉｉｂ
を一体突出成形しである。

また、上記他方の支持部１２の内側の上記一対の収納部
１４．１５側の位置には、略円弧状の上端面を有した一
対の内支持片１２ｂ、Ｉｎを一体突出成形しである。こ
の一方の収納部１４の各内支持片１１ｂ、１２ｂ間には
、後述するプリント媒体３０をロール状に巻き回した供
給軸としての供給リール３１を回転自在に支持しである
と共に、上記他方の収納部１５の各内支持片１１ｂ、１
２ｂ間には、上記プリント媒体３０の熱転写用インクリ
ボン（転写用インク紙）３３を巻き取る巻取リール（巻
取軸）４０を回転目在に支持しである。

また、上記一対の支持部１１．１２間の各支持部１４．
１５の側壁１４ａ、１５ａ側には、プリント媒体３０を
一定方向に案内する一対のガイドローラ１６．１７を回
転自在に支持しである。さらに、上記側壁１５ａのガイ
ドローラ１７の周面の下側に対向する位置には、印画（
熱転写プリント）された上記プリント媒体３０のプリン
ト紙３２を排出する矩形の排出口１８を形成しである。

前記第２のケース２０の相対向する両端部に垂直に起立
した一対の支持部２１．２２間の中央には、印字ヘッド
、プラテン挿入用の矩形の開口部２３を形成しであると
共に、この開口部２３を挾むようにして円弧状に湾曲し
た一対の収納部２４゜２５を一体成形しである。上記一
方の支持部２１の上記第１のケース１０の一対の外端支
持片１１ａ、ｌｌａ及び一対の内支持片１１ｂ、１１ｂ
に対向する位置には、略円弧状の上端面を有した一対の
外端支持片２１ａ、２１ａ及び一対の内支持片２１ｂ、
２１ｂをそれぞれ一体突出成形しである。また、上記他
方の支持部２２の上記第１のケース１０の一対の内支持
片１２ｂ、１２ｂに対向する位置には、略円弧状の上端
面を有した一対の内支持片２２ｂ、２２ｂを一体突出成
形しである。

この一方の収納部２４の各内支持片１２ｂ、２２ｂ間に
は、上記プリント媒体３０の供給リール３１を回転自在
に支持しであると共に、上記他方の収納部２５の各内支
持片１２ｂ、２２ｂ間には、上記熱転写用インクリボン
３３を巻き取る巻取リール４０を回転自在に支持しであ
る。

上記プリント媒体３０は、略円筒状樹脂製の供給リール
３１に、プリント用紙３２とシート状の熱転写用インク
リボン（転写用インク紙）３３とを該プリント用紙３２
を上にして重ね合わせてロール状に巻回すことにより構
成しである。上記供給リール３１は、一対の鍔部３１ｂ
、３１ｂ間に上記プリント媒体３０が巻き回された胴部
３１ａと先端部３１ｃ及び基部３１ｄを有している。上
記供給リール３１の胴部３１ａ及び先端部３１ｃは小径
の同径に形成しである。この基部３１ｄは大径に形成し
てあり、その内周面には、図示しない熱転写式のプリン
タの駆動軸に挿入、係止される駆動係土用のリプ３１ｅ
を複数本平行に一体突出成形しである。また、上記熱転
写用インクリボン３３には、例えば黒色−色のインクを
着色しである。

上記巻取リール４０は、円筒状に成形してあり、一対の
鍔部４１ｂ、４Ｉｂ間に上記プリント媒体３０の熱転写
インクリボン３３が巻き取られる胴部４１と先端部４２
及び基部４３を有している。

上記巻取リール４０の胴部４１は先端部４２より大径に
形成しであると共に、基部４３より小径に形成しである
。この基部４３の内周面には、上記プリンタの駆動軸が
挿入、係止される駆動係止用のリブ４３ｃを複数本平行
に一体突出成形しである。

上記供給リール３１の基部３１ｄ及び巻取り−ル４０の
基部４３は、前記第２のケース２０の弾性片部２６．２
７の弾性力により第１のケース１０の各内支持片１１ｂ
、ｌｌｂ側に押圧付勢されて挾持しであると共に、該缶
内支持片１１ｂ、１１ｂにより係止される各鍔部３１ｂ
、４１ｂにより抜は止め自在に支持しである。

なお、第２のケース２０の一方の支持部２２側には、把
手部２８を一体突出成形しである。

以上実施例のプリント媒体用カセットによれば、カセッ
ト本体ｌに、ロール状のプリント媒体３０の供給リール
３１と該プリント媒体３０の熱転写用インクリボン３３
を巻き取る巻取リール４０を回転自在に内蔵してカセッ
ト化したので、このカセット本体１を図示しない熱転写
式のプリンタへ装着するだけで、プリンタ用紙３２と熱
転写用インクリボン３３を供給リール３１から同時に上
記プリンタの感熱印字ヘッド等に供給させ、該印字ヘッ
ド等を介してプリント媒体３０のプリント用紙３２に印
画できる。

また、印画された上記プリント用紙３２をカセット本体
１の排出口１８から排出し、使用済みの上記熱転写用イ
ンクリボン３３を上記巻取リール４０に巻き取るように
したので、使用後は上記プリンタからカセット本体１を
取り出すだけで、使用済みの上記熱転写用インクリボン
４０をカセット本体ｌと共に簡単に取り出すことができ
る。このように、プリント媒体３０、即ちプリント用紙
３２及び熱転写用インクリボン３３をカセ・ノド化した
ので、プリンタへのプリント媒体３０の着脱作業を従来
のものに比べて極めて簡単に行うことができ、使い勝手
を一段と向上させることができる。

さらに、供給リール３１及び巻取リール４０は弾性片部
２６．２７の弾性力により空回りを防止されているので
、プリント用紙３２及び熱転写用インクリボン３３の弛
みを確実に防止でき、プリント用紙３２と熱転写用イン
クリボン３３の位置ずれを確実に防止することができる
。

さらにまた、上記プリント媒体３０を用いるプリンタは
、従来のように使用済みの熱転写用インクリボンを巻取
る巻取りローラが不要となるので、プリンタ本体の構造
がその分簡略化され低コスト化を図ることができる。

尚、前記実施例によれば、カセット本体にプリントされ
たプリント用紙の排出口を形成したのが、この他にプリ
ント用紙の発色特性を選別する機構、熱転写用インクリ
ボンの位置を検出するための検出口等を形成してもよい
。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、プリント用紙と転写
用インク紙とを重ね合わせて巻回したロール状のプリン
ト媒体と該転写用インク紙を巻き取る巻取軸とをカセッ
ト本体に内蔵したので、上記カセット本体をプリンタに
装着するだけで、同一の上記カセット本体からプリンタ
用紙と転写用インク紙を同時に容易に供給させることが
できる。

また、プリントされたプリント用紙をカセット本体の排
出口から排出し、使用済みの転写用インク紙を上記巻取
軸に巻き取るようにしたので、使用後はプリンタからカ
セット本体を取り出すだけで、使用済みの転写用インク
紙をカセット本体と共に簡単に取り出すことができる。

従って、プリンタへのプリンタ媒体の着脱作業を従来の
ものに比べて極めて容易に行うことができ、使い勝手を
一層向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すプリント媒体用カセ
ットの斜視図、第２図は第１図中■−■線に沿う断面図
、第３図は第１図中■−■線に沿う断面図、第４図は第
１図中［Ｖ−ＩＶ線に沿う断面図、第５図はプリント媒
体の斜視図、第６図は従来例のプリント媒体を示す斜視
図、第７図は従来例のプリント媒体を用いたプリント工
程を示す概略説明図である。 １・・・カセット本体、１８・−・排出口、３０・・・
プリント媒体、３２・・・プリント用紙、３３・・・熱
転写用インクリボン（転写用インク紙）、４０・・・巻
取軸（巻取軸）。 第５図 ５１０−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）カセット本体内に、プリント用紙と転写用インク
   紙とを重ね合わせて巻回したロール状のプリント媒体と
   、上記転写用インク紙を巻き取る巻取軸とを並列させて
   それぞれ回転自在に配置し、且つ上記カセット本体にプ
   リントされた上記プリント用紙が排出する排出口を設け
   たことを特徴とするプリント媒体用カセット。