JPH0347698Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0347698Y2 JPH0347698Y2 JP15131386U JP15131386U JPH0347698Y2 JP H0347698 Y2 JPH0347698 Y2 JP H0347698Y2 JP 15131386 U JP15131386 U JP 15131386U JP 15131386 U JP15131386 U JP 15131386U JP H0347698 Y2 JPH0347698 Y2 JP H0347698Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- die
- machining
- punch
- lower plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 27
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 20
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 4
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、セツトベースにパンチとダイとから
成る加工型を容易に取付けることのできるプレス
装置の改良に関するものである。
成る加工型を容易に取付けることのできるプレス
装置の改良に関するものである。
従来の技術
従来、セツトベースにパンチやダイの加工型を
容易に取付けることのできるプレス装置として
は、特開昭57−193243号公報に開示されたものが
知られている。このプレス装置は、セツトベース
を構成する上板と下板とに、溝を有する押え部材
を相対向して並設し、パンチを固着したパンチプ
レート及びダイを固着したダイプレートを夫々上
板と下板との隣り合う両押え部材の溝に沿つて挿
入するとともに、該両プレートを上板及び下板に
係止ピンで夫々固定し、その後該ダイに工作物
(アルミ型材等)を載置固定してセツトベースの
上板を上下動させることによりパンチで工作物に
切欠きあるいは孔明け等の加工を施している。
容易に取付けることのできるプレス装置として
は、特開昭57−193243号公報に開示されたものが
知られている。このプレス装置は、セツトベース
を構成する上板と下板とに、溝を有する押え部材
を相対向して並設し、パンチを固着したパンチプ
レート及びダイを固着したダイプレートを夫々上
板と下板との隣り合う両押え部材の溝に沿つて挿
入するとともに、該両プレートを上板及び下板に
係止ピンで夫々固定し、その後該ダイに工作物
(アルミ型材等)を載置固定してセツトベースの
上板を上下動させることによりパンチで工作物に
切欠きあるいは孔明け等の加工を施している。
考案が解決しようとする問題点
しかし、従来のプレス装置は、工作物の切欠き
屑あるいは打抜き屑等の加工屑を排出する手段が
無く、このためダイプレートの交換時において、
ダイプレート上に飛散した工作物の加工屑をエア
ーガンで除去する除去作業が必要であり、またエ
アーガンを用いても除去できない微小な加工屑が
ダイプレートの取付部分に在ると、ダイプレート
の取付けが正確に出来なかつたり、ダイプレート
の取付けが出来ても工作物の加工が正確に行えな
い等の問題点があつた。
屑あるいは打抜き屑等の加工屑を排出する手段が
無く、このためダイプレートの交換時において、
ダイプレート上に飛散した工作物の加工屑をエア
ーガンで除去する除去作業が必要であり、またエ
アーガンを用いても除去できない微小な加工屑が
ダイプレートの取付部分に在ると、ダイプレート
の取付けが正確に出来なかつたり、ダイプレート
の取付けが出来ても工作物の加工が正確に行えな
い等の問題点があつた。
本考案は、上記問題点に着目して成されたもの
であつて、ダイプレートの交換時に、工作物の加
工屑を除去する除去作業が不要なプレス装置を提
供することを目的とする。
であつて、ダイプレートの交換時に、工作物の加
工屑を除去する除去作業が不要なプレス装置を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点は本考案によれば、セツトベースの
下板に固定したダイプレートには、パンチとダイ
とから成る加工型の加工部と対向する位置に加工
屑排出孔を穿設し、かつ該加工屑排出孔と対向し
て下板に落下孔を形成することにより解決され
る。
下板に固定したダイプレートには、パンチとダイ
とから成る加工型の加工部と対向する位置に加工
屑排出孔を穿設し、かつ該加工屑排出孔と対向し
て下板に落下孔を形成することにより解決され
る。
実施例
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
明する。
第1図及び第2図は、本考案に係るプレス装置
のセツトベース1を示している。
のセツトベース1を示している。
前記セツトベース1は、上板2と下板3とで構
成され、下板3の長手方向両側に一対のガイドポ
スト4を固着し、各ガイドポスト4に圧縮コイル
バネ5を捲回して、各ガイドポスト4の上端を上
板2に形成した貫通孔6に突入させ、上板2が下
板3に対し上下動するように成つている。
成され、下板3の長手方向両側に一対のガイドポ
スト4を固着し、各ガイドポスト4に圧縮コイル
バネ5を捲回して、各ガイドポスト4の上端を上
板2に形成した貫通孔6に突入させ、上板2が下
板3に対し上下動するように成つている。
前記上,下板2,3には、溝7を有する複数個
の押え部材8が上,下板2,3の長手方向で等間
隔を置いて並設されている。該押え部材8は、上
板2の下面及び下板3の上面にビスにより固着さ
れており、上,下板2,3の上下方向で相対向し
ている。該上,下板2,3に固着した各押え部材
8のうち、上,下板2,3の長手方向両側に取付
けた押え部材8は略L字状に形成されているが、
その他の押え部材8は略T字状に形成されてい
る。また該上,下板2,3には、係止ピン11を
差し込む1つの固定孔12が隣り合う両押え部材
8,8間に形成されている。なお、この固定孔1
2は、1つに限らず一対形成してもよい。さらに
該下板3には、固定孔12の内方側に落下孔13
が形成されている(第3図参照)。
の押え部材8が上,下板2,3の長手方向で等間
隔を置いて並設されている。該押え部材8は、上
板2の下面及び下板3の上面にビスにより固着さ
れており、上,下板2,3の上下方向で相対向し
ている。該上,下板2,3に固着した各押え部材
8のうち、上,下板2,3の長手方向両側に取付
けた押え部材8は略L字状に形成されているが、
その他の押え部材8は略T字状に形成されてい
る。また該上,下板2,3には、係止ピン11を
差し込む1つの固定孔12が隣り合う両押え部材
8,8間に形成されている。なお、この固定孔1
2は、1つに限らず一対形成してもよい。さらに
該下板3には、固定孔12の内方側に落下孔13
が形成されている(第3図参照)。
第1図及び第2図において、9は上板2の隣り
合う両押え部材8,8間に取付けたパンチプレー
ト、10は下板3の隣り合う両押え部材8,8間
に取付けたダイプレートである。該両プレート
9,10は、長方形状の平板に形成され、その厚
みが押え部材8の溝7に密嵌する肉厚と成つてい
る。該両プレート9,10には、パンチP及びダ
イDを固着するビス孔(図示せず)の他に、上下
板2,3の固定孔12と対面して取付孔14が形
成されている。これにより該両プレート9,10
は、押え部材8,8の溝7,7に挿入して取付孔
14を固定孔12に一致させた後、係止ピン11
を固定孔12に差し込むことで上板2及び下板3
に固定される。
合う両押え部材8,8間に取付けたパンチプレー
ト、10は下板3の隣り合う両押え部材8,8間
に取付けたダイプレートである。該両プレート
9,10は、長方形状の平板に形成され、その厚
みが押え部材8の溝7に密嵌する肉厚と成つてい
る。該両プレート9,10には、パンチP及びダ
イDを固着するビス孔(図示せず)の他に、上下
板2,3の固定孔12と対面して取付孔14が形
成されている。これにより該両プレート9,10
は、押え部材8,8の溝7,7に挿入して取付孔
14を固定孔12に一致させた後、係止ピン11
を固定孔12に差し込むことで上板2及び下板3
に固定される。
前記ダイプレート10には、第1図及び第3図
に示されるように、下板3の落下孔13と対面す
る位置に加工屑排出孔15が穿設されている。こ
の加工屑排出孔15は、第4図に示されるよう
に、パンチPとダイDとから成る加工型の加工部
Aと対向する位置、すなわちパンチPが突入する
ダイDに形成したパンチ受け孔の真下に位置して
アルミ型材等の工作物の加工屑を受けるように成
つている。また該加工屑排出孔15は、その開口
が落下孔13の開口よりも小さく、かつ加工部A
の開口よりも大きく成つている。なお、該加工屑
排出孔15は、図示の例では長方形状に形成され
ているが、加工型の加工部Aと対向して加工部A
よりも大であればどのような形状であつてもよ
い。
に示されるように、下板3の落下孔13と対面す
る位置に加工屑排出孔15が穿設されている。こ
の加工屑排出孔15は、第4図に示されるよう
に、パンチPとダイDとから成る加工型の加工部
Aと対向する位置、すなわちパンチPが突入する
ダイDに形成したパンチ受け孔の真下に位置して
アルミ型材等の工作物の加工屑を受けるように成
つている。また該加工屑排出孔15は、その開口
が落下孔13の開口よりも小さく、かつ加工部A
の開口よりも大きく成つている。なお、該加工屑
排出孔15は、図示の例では長方形状に形成され
ているが、加工型の加工部Aと対向して加工部A
よりも大であればどのような形状であつてもよ
い。
次に、第4図を参照して本考案のパンチ装置の
作用を説明する。
作用を説明する。
先ず、パンチプレート9にパンチPを、ダイプ
レート10にダイDを夫々ビス等で固着し、該両
プレート9,10を夫々上,下板2,3の隣り合
う両押え部材8,8間に挿入するとともに、係止
ピン11により上,下板2,3に固定する。
レート10にダイDを夫々ビス等で固着し、該両
プレート9,10を夫々上,下板2,3の隣り合
う両押え部材8,8間に挿入するとともに、係止
ピン11により上,下板2,3に固定する。
次に、アルミ型材等の工作物(図示せず)を下
板3に取付けたダイD上に載置固定し、セツトベ
ース1の上板2を下降させることにより、上板2
に取付けたパンチPで工作物に切欠きあるいは孔
明け等の加工を施す。
板3に取付けたダイD上に載置固定し、セツトベ
ース1の上板2を下降させることにより、上板2
に取付けたパンチPで工作物に切欠きあるいは孔
明け等の加工を施す。
この時、工作物の切欠き屑あるいは打抜き屑等
の加工屑は、ダイプレート10の加工屑排出孔1
5内に落下し、下板3の落下孔13を通つて下板
3の下方に排出される。
の加工屑は、ダイプレート10の加工屑排出孔1
5内に落下し、下板3の落下孔13を通つて下板
3の下方に排出される。
考案の効果
以上のように本考案によれば、セツトベースの
下板に固定したダイプレートには、パンチとダイ
とから成る加工型の加工部と対向する位置に加工
屑排出孔を穿設し、かつ該加工屑排出孔と対向し
て下板に落下孔を形成したので、工作物の切欠き
屑あるいは打抜き屑等の加工屑がダイプレート上
に残ることなく加工屑排出孔及び落下孔を通つて
下板の下方に排出され、従つて、ダイプレートの
交換時に加工屑の除去作業が不要となるという実
用的効果がある。
下板に固定したダイプレートには、パンチとダイ
とから成る加工型の加工部と対向する位置に加工
屑排出孔を穿設し、かつ該加工屑排出孔と対向し
て下板に落下孔を形成したので、工作物の切欠き
屑あるいは打抜き屑等の加工屑がダイプレート上
に残ることなく加工屑排出孔及び落下孔を通つて
下板の下方に排出され、従つて、ダイプレートの
交換時に加工屑の除去作業が不要となるという実
用的効果がある。
第1図は、本考案に係るプレス装置の一実施例
を示す正面図、第2図は、第1図の平面図、第3
図は、第1図の−線拡大平面図、第4図は、
本考案に係るプレス装置の作用説明図である。 1……セツトベース、2……上板、3……下
板、7……溝、8……押え部材、9……パンチプ
レート、10……ダイプレート、11……係止ピ
ン、13……落下孔、15……加工屑排出孔、A
……加工部、P……パンチ、D……ダイ。
を示す正面図、第2図は、第1図の平面図、第3
図は、第1図の−線拡大平面図、第4図は、
本考案に係るプレス装置の作用説明図である。 1……セツトベース、2……上板、3……下
板、7……溝、8……押え部材、9……パンチプ
レート、10……ダイプレート、11……係止ピ
ン、13……落下孔、15……加工屑排出孔、A
……加工部、P……パンチ、D……ダイ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 セツトベース1の上板2及び下板3に溝7を有
する押え部材8を夫々相対向して並設し、パンチ
Pを固着するパンチプレート9及びダイDを固着
するダイプレート10を夫々上板2及び下板3の
前記隣り合う両押え部材8,8の溝7,7に沿つ
て挿入するとともに、前記両プレート9,10を
上板2及び下板3に係止ピン11で夫々固定し
て、前記セツトベース1の上板2が上下動してな
るプレス装置において、 前記ダイプレート10には、パンチPとダイD
とからなる加工型の加工部Aと対向する位置に加
工屑排出孔15を穿設し、かつ該加工屑排出孔1
5と対向して下板3に落下孔13を形成したこと
を特徴とするプレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15131386U JPH0347698Y2 (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15131386U JPH0347698Y2 (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356926U JPS6356926U (ja) | 1988-04-16 |
JPH0347698Y2 true JPH0347698Y2 (ja) | 1991-10-11 |
Family
ID=31068272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15131386U Expired JPH0347698Y2 (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0347698Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-01 JP JP15131386U patent/JPH0347698Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6356926U (ja) | 1988-04-16 |
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