JPH0217712Y2 - - Google Patents

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JPH0217712Y2
JPH0217712Y2 JP1983063845U JP6384583U JPH0217712Y2 JP H0217712 Y2 JPH0217712 Y2 JP H0217712Y2 JP 1983063845 U JP1983063845 U JP 1983063845U JP 6384583 U JP6384583 U JP 6384583U JP H0217712 Y2 JPH0217712 Y2 JP H0217712Y2
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JP
Japan
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mold
type
common
key
die
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JP1983063845U
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JPS59171833U (ja
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のフレーム用穴抜き装置のク
イツクチエンジ構造に関する。
従来フレームは第1図aのように適当な厚さの
鉄板を適当な形に切断成形した素材に、第1図a
のようにピアス型を使用し必要な穴をプレスで打
抜き、次にこれをフオーム型により折り曲げてコ
型断面部材20としている。従来のピアス型は被
加工板の厚さに応じた専用型である。これでは加
工の場合、被加工板の厚さが異る度に、たとえ孔
の位置が僅か異つても、型全体を交換しなければ
ならないので段取り替えに長時間を要する欠点が
あつた。
この考案の目的は前記欠点を解消し、段取り替
えを短時間で可能としたフレーム用穴抜き装置の
クイツクチエンジ構造を提供するにある。
この考案はピアス型を上型および下型ともに共
用型部分と、これに組付け、組外し可能な別型部
分に分け、上共用型、下共用型にはそれぞれ別型
を挿入する部分を切欠き、上別型は上共用型の切
欠き部に嵌合させて抜け止めを有するキーで固定
し、下別型を下共用型の切欠部に嵌合し、ノツク
ピンと下に浮かしばねを備えた下型押え板と下型
押え板固定ボルトを介して固定し前記目的を達成
できるよう構成したものである。
以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図を参
照して、本考案によるフレーム用穴抜き装置のク
イツクチエンジ構造の一実施例について説明す
る。
第1図a,bのサイドメンバ20が被加工物で
ある。被加工板の厚さにより、スプリングブラケ
ツト取付孔の位置のみが異り他は全く同じであ
る。
よつて型を組み立て式とし、孔の配置の等しい
部分は上型、下型ともに共用型1,5として板の
厚さが変つても変換せず、孔の配置の異る部分の
型のみ別型2,6として交換して組み付ける構造
とする。別型と共用型との組み付け状況をストリ
ツパ13,14を除いた第2図によつて説明す
る。
第2図で1は各厚さの板に共用の上共用型で上
別型2を組み入れる部分が切り欠いている。3は
2本のキーで上別型2を上共用型1に嵌め込み、
上別型2と上共同型1のキー溝の位置を合せて2
個処でキー止めする。4はキー止め金でキー3が
抜け出すのを防止している。5は各厚さの板に共
用の下共用型で下別型6を組み入れる部分を切り
欠いている。6は被加工板の厚さによつて異る下
別型、7は下別型6を押える下別型押え板、8は
下別型押え板を締めつける下別型押え板固定ボル
ト、9は下別型の位置ぎめ用のノツクピン、15
は上下ピアス型のガイドポストである。さらに第
3図a,bにより第2図で説明できない部分につ
いて説明する。12はピアス孔あけのポンチ、1
6は同ダイス、13は上別型のストリツパ、14
は上共用型のストリツパ、10は下型押え板の浮
しばねである。
次に前記実施例の作用を正面図である第4図
a,b,c,d,e,fと側面図である同下図の
第5図A,B,C,D,E,Fによつて説明す
る。
第4図aに示すとおり上型はプレスヘツドに固
定されておりプレスヘツドと共に動き、前の加工
が終つた状態では上型が上つている。先づ下型の
ノツクピン9を外し下型押え板7の固定ボルト8
を緩めると、下型押え板7は下に備えてある浮し
ばね10に押し上げられて浮き上る。次に第4図
bに示すとおり、上型を下げて下型の上に重ね
る。キーストツパ4を横にづらしてキーから外し
キー3を抜く。第4図cで上型を上げると固定し
ていたキーが抜かれているので、上別型2は下別
型6の上に残る。第4図dで下別型の押え板7は
前段階で緩められているので上下別型を重なつた
まま引き出し、代りに交換すべき上下別型の重ね
たものを押し込む。第4図eで上型を降すと上共
同型のキー溝と上別型のキー溝が合うので、キー
溝にキー3を挿入しキーストツパ4を横にずらし
てキーが抜け出すのを防止する。第4図fは上型
を上げると上別型2もいつしよに上昇し、下別型
6があらわれる。下別型6にノツクピン9を取り
付け下型押え板7を固定ボルト8が締めつける。
以上で段取り替えが完了これに要した時間は5分
であつた。加工実験を行なつた製品の精度をしら
べたところピアス穴列間距離について、設定許容
値±3mm、現工法ではばらつき±1.5mmこの考案
によるとばらつきは±2.22mmとなつた。従つた許
容値以下であるから実用可能である。
前述のとおり、本考案のフレーム用穴抜き装置
のクイツクチエンジ構造は、ピアス型を上下型と
も素材の板厚がかわるにつれて寸法を変更する必
要のある部分を別型とし寸法を変える必要のない
部分を共同型としてこれに前記別型を組み込み、
上型では両者をキー及びキー止め金で固定し、下
型ではノツクピンと下に浮かしばねを具えた下型
押え板と下別型押え板固定ボルトを介して固定し
ているので、被加工板の厚さが変つて段取り替え
の時、型全体を替えずに別型のみを変更すること
が可能となり取替え時間が短かくかつ加工精度も
要求を満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aはフレームのサイドメンバーの素材で
ある板に孔を穿つた状態図、第1図bは第1図a
の素材である板を折り曲げ成形した状態図、第2
図は主として上別型、下別型の詳細図、第3図
a,bは上、下別型について第2図にあらわれな
い部分の説明図、第4図、第5図は部分ピアス型
のクイツクチエンジ構造の作用説明図で第4図
a,b,c,d,e,fは正面図、第5図A,
B,C,D,E,Fは側面図である。 1……上共用型、2……上別型、3……キー、
4……抜け止め金、5……下共用型、6……下別
型、7……下別型押え板、8……固定ボルト、9
……ノツクピン、10……浮しばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車用フレームの各種取付孔を打抜く穴抜き
    装置において、型台に固定された下共用型と、こ
    の下共用型に対向し上下動するプレスヘツドに固
    定されると共に孔あけ用のポンチを有する上共用
    型と、該上共用型に設けた切欠きに嵌合され孔あ
    け用のポンチを有すると共にキーを介して上記上
    共用型に着脱される交換用上別型と、該上別型に
    対向し上記下共用型の切欠きに嵌合した交換用下
    別型と、上記下別型を上記下共用型に固定すべく
    上記下共用型に浮しばねを介して取付けられボル
    トにより固定される下型押え板とを備えたことを
    特徴とする穴抜き装置のクイツクチエンジ構造。
JP6384583U 1983-04-30 1983-04-30 穴抜き装置のクイツクチエンジ構造 Granted JPS59171833U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6384583U JPS59171833U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 穴抜き装置のクイツクチエンジ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6384583U JPS59171833U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 穴抜き装置のクイツクチエンジ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59171833U JPS59171833U (ja) 1984-11-16
JPH0217712Y2 true JPH0217712Y2 (ja) 1990-05-17

Family

ID=30194024

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JP6384583U Granted JPS59171833U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 穴抜き装置のクイツクチエンジ構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3680414D1 (de) * 1985-08-09 1991-08-29 Ici America Inc Fluessige harnstoff- und/oder biuretgruppen enthaltende organische polyisocyanatzusammensetzungen.
JPH0421611Y2 (ja) * 1986-12-05 1992-05-18

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843823B2 (ja) * 1979-03-16 1983-09-29 三洋電機株式会社 カセツト式テ−プレコ−ダ−

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823456Y2 (ja) * 1979-02-21 1983-05-19 トヨタ自動車株式会社 セルフセット穴抜ダイ装置
JPS5843823U (ja) * 1981-09-17 1983-03-24 マツダ株式会社 プレス加工装置

Patent Citations (1)

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JPS5843823B2 (ja) * 1979-03-16 1983-09-29 三洋電機株式会社 カセツト式テ−プレコ−ダ−

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Publication number Publication date
JPS59171833U (ja) 1984-11-16

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