JPH0347515Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0347515Y2 JPH0347515Y2 JP1985127478U JP12747885U JPH0347515Y2 JP H0347515 Y2 JPH0347515 Y2 JP H0347515Y2 JP 1985127478 U JP1985127478 U JP 1985127478U JP 12747885 U JP12747885 U JP 12747885U JP H0347515 Y2 JPH0347515 Y2 JP H0347515Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- raw bread
- conveyance
- conveyor
- receiving plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案はチキンカツ、トンカツ等の揚物材料に
生パン粉を自動的に付ける生パン粉付け装置に関
するものである。
生パン粉を自動的に付ける生パン粉付け装置に関
するものである。
〈従来の技術〉
従来、一般に用いられている揚物材料にパン粉
の衣を付ける所謂自動パン粉付け装置としては、
単にバーコンベヤ又はネツトコンベヤにて所定厚
さに搬送されて来るパン粉層中に揚物材料を載
せ、搬送途中にあつて更に上方よりパン粉を掛け
る付着手段を採るものである。この場合、バーコ
ンベヤ又はネツトコンベヤとなるコンベヤ本体と
搬送路となる底板間には若干の間隙(約0.5mm)
を有する。このため、そこにパン粉が喰い込むも
のとなる。しかし、このことは食感及びボリユー
ム感をかもしだす近時の生パン粉付けには対処し
得ない。即ち、乾燥パン粉に代え生パン粉(径15
m/m又は2メツシユ以上)を付けるときは、搬
送中にバーコンベヤ又はネツトコンベヤと底板と
の間に挟まれた生パン粉は、こすられて形が細か
くなり、生パン粉本来の大粒子の付着が無くな
り、所期の目的を果さなくなる。
の衣を付ける所謂自動パン粉付け装置としては、
単にバーコンベヤ又はネツトコンベヤにて所定厚
さに搬送されて来るパン粉層中に揚物材料を載
せ、搬送途中にあつて更に上方よりパン粉を掛け
る付着手段を採るものである。この場合、バーコ
ンベヤ又はネツトコンベヤとなるコンベヤ本体と
搬送路となる底板間には若干の間隙(約0.5mm)
を有する。このため、そこにパン粉が喰い込むも
のとなる。しかし、このことは食感及びボリユー
ム感をかもしだす近時の生パン粉付けには対処し
得ない。即ち、乾燥パン粉に代え生パン粉(径15
m/m又は2メツシユ以上)を付けるときは、搬
送中にバーコンベヤ又はネツトコンベヤと底板と
の間に挟まれた生パン粉は、こすられて形が細か
くなり、生パン粉本来の大粒子の付着が無くな
り、所期の目的を果さなくなる。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記実情に鑑み、生パン粉の形を細かくするこ
とのない生パン粉付け装置を提供することを目的
としたものである。
とのない生パン粉付け装置を提供することを目的
としたものである。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、バーコンベヤよりなるコンベヤ本体
の一定間隔ごとに配した横軸となる支軸に、少な
くとも先端が後方位置の支軸近傍に達する長さを
有するゴム板等の搬送受板の基端を枢着し、該搬
送受板をコンベヤの生パン粉搬送部となるキヤリ
ヤ部にあつて搬送路の底板に接衝して水平受台部
とし、該水平受台部を揚物材料受けとし、且つキ
ヤリヤ部の中途上方に別途生パン粉の落下構成を
備えたものである。
の一定間隔ごとに配した横軸となる支軸に、少な
くとも先端が後方位置の支軸近傍に達する長さを
有するゴム板等の搬送受板の基端を枢着し、該搬
送受板をコンベヤの生パン粉搬送部となるキヤリ
ヤ部にあつて搬送路の底板に接衝して水平受台部
とし、該水平受台部を揚物材料受けとし、且つキ
ヤリヤ部の中途上方に別途生パン粉の落下構成を
備えたものである。
〈作用〉
上記のような構成のため、揚物材料を生パン粉
搬送部となるコンベヤのキヤリヤ部上に載せるだ
けで、該キヤリヤ部にあつては搬送受板が底板に
接衝摺動して水平受台部を形成しているので、該
揚物材料の下面に付着した生パン粉は直接搬送路
の底板に接触することがなく、大なる形のままの
生パン粉付けが出来るものである。
搬送部となるコンベヤのキヤリヤ部上に載せるだ
けで、該キヤリヤ部にあつては搬送受板が底板に
接衝摺動して水平受台部を形成しているので、該
揚物材料の下面に付着した生パン粉は直接搬送路
の底板に接触することがなく、大なる形のままの
生パン粉付けが出来るものである。
〈実施例〉
以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明す
れば、次の通りである。
れば、次の通りである。
1は前後端に配したローラ2,3に掛けた無端
のバーコンベヤとなるコンベヤ本体で、該コンベ
ヤ本体1に着渡してなる一定間隔の支軸4に、少
なくとも先端が後方位置の支軸4の近傍に達する
長さを有するゴム板、ビニール板等の薄板製搬送
受板5の基端を枢着すると共に、該搬送受板5
は、コンベヤ本体1のキヤリヤ部1aの底板8の
切れた篩部10及びリターン部1bの生パン粉繰
り出し部7を除く搬送路の底板8及び枠板9位置
にあつて水平横倒とし、前記生パン粉繰り出し部
7及びキヤリヤ部1aの先端部となる篩部10位
置にあつて垂下する構成を取る。11はコンベヤ
本体1の生パン粉搬送部6及び生パン粉繰り出し
部7を跨ぐよう設置した水車型生パン粉供給装置
で、該生パン粉供給装置11はドラム内面11a
に掻き揚げ翼12を多数配設すると共に、前記生
パン粉搬送部6の上方となるドラム枠内には、上
端位置の掻き揚げ翼12部より落下する生パン粉
Aを受ける角ホツパー13と、該角ホツパー13
の下部にコンベヤ供給部14を備えた構成を採
る。
のバーコンベヤとなるコンベヤ本体で、該コンベ
ヤ本体1に着渡してなる一定間隔の支軸4に、少
なくとも先端が後方位置の支軸4の近傍に達する
長さを有するゴム板、ビニール板等の薄板製搬送
受板5の基端を枢着すると共に、該搬送受板5
は、コンベヤ本体1のキヤリヤ部1aの底板8の
切れた篩部10及びリターン部1bの生パン粉繰
り出し部7を除く搬送路の底板8及び枠板9位置
にあつて水平横倒とし、前記生パン粉繰り出し部
7及びキヤリヤ部1aの先端部となる篩部10位
置にあつて垂下する構成を取る。11はコンベヤ
本体1の生パン粉搬送部6及び生パン粉繰り出し
部7を跨ぐよう設置した水車型生パン粉供給装置
で、該生パン粉供給装置11はドラム内面11a
に掻き揚げ翼12を多数配設すると共に、前記生
パン粉搬送部6の上方となるドラム枠内には、上
端位置の掻き揚げ翼12部より落下する生パン粉
Aを受ける角ホツパー13と、該角ホツパー13
の下部にコンベヤ供給部14を備えた構成を採
る。
いまこの作用を説明すると、先ず水車型生パン
粉供給装置11の回転によりこのドラム下部11
bに詰まつてなる生パン粉Aを、掻き揚げ翼12
により所定量を順次掻き揚げてドラム上部11c
へ移向せしめ角ホツパー13へ投入し、該角ホツ
パー13より下部のコンベヤ供給部14を経てコ
ンベヤ本体1のキヤリヤ部1aへ落下させる。一
方、このキヤリヤ部1aの生パン粉搬送部6を移
行した生パン粉A層は、底板8の終端となる開口
15よりリターン部1b側の枠板9で受け、前記
生パン粉供給装置11部にて搬送受板5が垂下と
なるため、その一部がドラム下部11bへ落下
し、残りが該搬送受板5の起立面により押出され
て生パン粉繰り出し部7へ移行する循環路を呈
す。この場合、生パン粉繰出し部7にあつての搬
送受板5の垂下状態の維持は、この搬送受板5の
支軸4に枢着する嵌合部の頂部が切欠きの平坦部
5aをもつてなり、該平坦部5aが上部に敷設し
たガイド板18に接触の摺動をするため、揺れ規
制がなされ、垂下状態で生パン粉を掻き移動させ
る。このとき、キヤリヤ側へのローラ3位置で
は、搬送受板5は屈曲する前記ガイド板18で順
次放射状態を取りながら移行するものとなる。但
し、この生パン粉供給装置11のドラム下方で垂
下となる搬送受板5の下端部は、図示の如きに枠
板9が一定間隔ごとにスリツト16をもつ一種の
網目となつているため、生パン粉Aの一部のみが
ドラム下部11bへ流入するものとなる。
粉供給装置11の回転によりこのドラム下部11
bに詰まつてなる生パン粉Aを、掻き揚げ翼12
により所定量を順次掻き揚げてドラム上部11c
へ移向せしめ角ホツパー13へ投入し、該角ホツ
パー13より下部のコンベヤ供給部14を経てコ
ンベヤ本体1のキヤリヤ部1aへ落下させる。一
方、このキヤリヤ部1aの生パン粉搬送部6を移
行した生パン粉A層は、底板8の終端となる開口
15よりリターン部1b側の枠板9で受け、前記
生パン粉供給装置11部にて搬送受板5が垂下と
なるため、その一部がドラム下部11bへ落下
し、残りが該搬送受板5の起立面により押出され
て生パン粉繰り出し部7へ移行する循環路を呈
す。この場合、生パン粉繰出し部7にあつての搬
送受板5の垂下状態の維持は、この搬送受板5の
支軸4に枢着する嵌合部の頂部が切欠きの平坦部
5aをもつてなり、該平坦部5aが上部に敷設し
たガイド板18に接触の摺動をするため、揺れ規
制がなされ、垂下状態で生パン粉を掻き移動させ
る。このとき、キヤリヤ側へのローラ3位置で
は、搬送受板5は屈曲する前記ガイド板18で順
次放射状態を取りながら移行するものとなる。但
し、この生パン粉供給装置11のドラム下方で垂
下となる搬送受板5の下端部は、図示の如きに枠
板9が一定間隔ごとにスリツト16をもつ一種の
網目となつているため、生パン粉Aの一部のみが
ドラム下部11bへ流入するものとなる。
ここにおいて、コンベヤ本体1のキヤリヤ部1
aとなる生パン粉搬送部6で移行の生パン粉A層
中へ肉等の揚物材料Bを載せれば、該揚物材料B
は生パン粉搬送部6位置で底板8に起因して横倒
する搬送受板5上に載せる結果となる。即ち、揚
物材料Bの下面には搬送受板5が介在するため、
この揚物材料Bに付着した生パン粉Aが、キヤリ
ヤ部1aと底板8の間に直接喰い込まれることな
く前方へ搬送される。次に、揚物材料Bが水車型
生パン粉供給装置11部に達したとき、上部のコ
ンベヤ供給部14より連続的に生パン粉Aが降り
落ちるため、表面に満遍なく付着し得る。尚、こ
の場合のコンベヤ供給部14を、図示のようにリ
ターン側にあつて垂下するスラツトタイプとすれ
ば、パン粉の付着をみない。
aとなる生パン粉搬送部6で移行の生パン粉A層
中へ肉等の揚物材料Bを載せれば、該揚物材料B
は生パン粉搬送部6位置で底板8に起因して横倒
する搬送受板5上に載せる結果となる。即ち、揚
物材料Bの下面には搬送受板5が介在するため、
この揚物材料Bに付着した生パン粉Aが、キヤリ
ヤ部1aと底板8の間に直接喰い込まれることな
く前方へ搬送される。次に、揚物材料Bが水車型
生パン粉供給装置11部に達したとき、上部のコ
ンベヤ供給部14より連続的に生パン粉Aが降り
落ちるため、表面に満遍なく付着し得る。尚、こ
の場合のコンベヤ供給部14を、図示のようにリ
ターン側にあつて垂下するスラツトタイプとすれ
ば、パン粉の付着をみない。
この生パン粉供給装置11部を通過した生パン
粉Aを付着してなる揚物材料Bはクツシヨン付押
えローラ17の下を通り生パン粉Aの付着が整え
られ、篩部10を経て排出される。この場合、篩
部10位置にあつてはコンベヤ本体1の下面に底
板8が無いため、搬送受板5は支軸4を基点とし
て自重により垂下し、生パン粉A群は落下するも
のとなる。
粉Aを付着してなる揚物材料Bはクツシヨン付押
えローラ17の下を通り生パン粉Aの付着が整え
られ、篩部10を経て排出される。この場合、篩
部10位置にあつてはコンベヤ本体1の下面に底
板8が無いため、搬送受板5は支軸4を基点とし
て自重により垂下し、生パン粉A群は落下するも
のとなる。
〈考案の効果〉
上述のように本考案の生パン粉付け装置は、コ
ンベヤ本体に配す支軸に横倒自在となる搬送受板
を枢着し、キヤリヤ部となる生パン粉搬送部にて
搬送受板を底板に起因して横倒(水平)とし、一
種の受台部とする構成としたことにより、該搬送
受板上に載置される揚物材料に付着する生パン粉
が底板間にはさまれてこすられ、細かくなる虞が
全くない。従つて、この衣の付いた揚物材料を揚
げた後は食感及びボリユーム感のある加工食品を
得るものである。更に、本考案は構造が簡単であ
るため、長期使用において故障、誤動作を招か
ず、且つ搬送受板が垂下、横倒自在のため生パン
粉の搬送に不必要な負荷を与えることもない等の
実用的効果を奏する。
ンベヤ本体に配す支軸に横倒自在となる搬送受板
を枢着し、キヤリヤ部となる生パン粉搬送部にて
搬送受板を底板に起因して横倒(水平)とし、一
種の受台部とする構成としたことにより、該搬送
受板上に載置される揚物材料に付着する生パン粉
が底板間にはさまれてこすられ、細かくなる虞が
全くない。従つて、この衣の付いた揚物材料を揚
げた後は食感及びボリユーム感のある加工食品を
得るものである。更に、本考案は構造が簡単であ
るため、長期使用において故障、誤動作を招か
ず、且つ搬送受板が垂下、横倒自在のため生パン
粉の搬送に不必要な負荷を与えることもない等の
実用的効果を奏する。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
要部を示す側面図、第2図は搬送受板部の斜面
図、第3図は同説明図である。 1……コンベヤ本体、1a……キヤリヤ部、4
……支軸、5……搬送受板、6……生パン粉搬送
部、8……底板。
要部を示す側面図、第2図は搬送受板部の斜面
図、第3図は同説明図である。 1……コンベヤ本体、1a……キヤリヤ部、4
……支軸、5……搬送受板、6……生パン粉搬送
部、8……底板。
Claims (1)
- バーコンベヤよりなるコンベヤ本体の一定間隔
ごとに配した支軸に、少なくとも先端が後方位置
の支軸近傍に達する長さを有する搬送受板の基端
を枢着し、コンベヤ本体のキヤリヤ部の下面に設
ける底板を、コンベヤ本体中途で跨ぐように設置
した水車型生パン粉供給装置及び前方の押えロー
ラ位置まで敷設し搬送受板の水平移動部とし、こ
の底板端からリターン部までを非底板面として搬
送受板の垂下移動部とし、リターン部にあつて前
記生パン粉供給装置位置まで枠板を敷設し搬送受
板の水平移動部とすると共に、該リターン部の前
記生パン粉供給装置からキヤリヤ部位置までの枠
板を、前記枠板より一段下げ搬送受板の垂下移送
部とし、且つリターン部の生パン粉供給装置位置
の枠板にスリツトを穿ち、生パン粉を生パン粉供
給装置のドラム回転と搬送受板の枠板、底板位置
の移動で分割移送する生パン粉付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985127478U JPH0347515Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985127478U JPH0347515Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236697U JPS6236697U (ja) | 1987-03-04 |
JPH0347515Y2 true JPH0347515Y2 (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=31022267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985127478U Expired JPH0347515Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0347515Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101373426B1 (ko) * | 2012-08-22 | 2014-03-13 | 이근영 | 돈까스 가공장치 |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP1985127478U patent/JPH0347515Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6236697U (ja) | 1987-03-04 |
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