JP3359864B2 - 天ぷらの製造方及びその装置 - Google Patents

天ぷらの製造方及びその装置

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JP3359864B2
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克介 下川
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サン・プラント工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、天ぷらの製造方
及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かき揚げ天ぷら等の天ぷらは、広く食に
供されており、従来から、天ぷらを自動連続的に製造す
る製造方法が提案されている。例えばかき揚げ天ぷらを
自動連続的に製造する従来の方法は、粉状の小麦粉と水
とを攪拌することにより形成した流動状を呈する状態の
小麦粉中に、ごぼう、玉葱や人参等を千切り状にしたか
き揚げ天ぷらの生地材料を入れて掻き混ぜることによ
り、生地材料全体に流動状の小麦粉を付着させる。そし
て、流動状の小麦粉の付着した生地材料を所定量ずつ取
り出して順次コンベア上に載せ、順次油で揚げていくよ
うにし、このようにしてかき揚げ天ぷらを自動連続的に
製造する。しかしながら、この従来の方法では、粉状の
小麦粉と水とを攪拌するとともに、流動状を有する状態
の小麦粉中に生地材料を入れて掻き混ぜるため、小麦粉
中にグルテンが生成してしまい、その結果、油で揚げる
際にカラッとした状態に揚げることができなくなってし
まうという課題がある。又、小麦粉中から生地材料を所
定量ずつ取り出してコンベア上に載せると、例えば一方
側に生地材料が偏り他方側に小麦粉が偏ってしまう場合
が多く、生地材料と小麦粉とを均等化し難い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、以上の実
情に鑑み提案されたもので、グルテンの生成を防止して
油で揚げる際にカラッとした状態に揚げることができる
天ぷらの製造方法及びその装置の提供を第1の目的とす
る。
【0004】本願発明は、グルテンの生成を防止して油
で揚げる際にカラッとした状態に自動連続的に揚げるこ
とができる天ぷらの製造方法及びその装置の提供を第2
の目的とする。
【0005】本願発明は、グルテンの生成を防止して油
で揚げる際にカラッとした状態に揚げることができ、し
かも、生地材料と小麦粉とを均等に配して形成できるか
き揚げ天ぷらの製造方法及びその装置の提供を第3の目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、以下の特徴
を有する天ぷらの製造方法を提供することにより上記課
題を解決する。
【0007】本願発明の天ぷらの製造方法は、前後方向
に移送可能な載置面11aに液状物を付与した後、載置
面11aを移送する。そして、送られてきた載置面11
aに、掻き揚げ天ぷらの生地材料に粉状の小麦粉を付け
た小麦粉付着材料Aを載置する。次に、送られてきた載
置面11a上の小麦粉付着材料Aに上方側から液状物を
かける。その後、載置した小麦粉付着材料Aを掻き集め
る方法である。
【0009】又、本願発明は、以下の特徴を有する天ぷ
らの製造装置を提供することにより上記課題を解決す
る。
【0010】本願発明の天ぷらの製造装置は、掻き揚げ
天ぷらの生地材料や小麦粉を載置し得る載置面11a
と、載置面11aに液状物を付与するための載置面液付
与装置2と、天ぷらの生地材料に粉状の小麦粉を付けた
小麦粉付着材料Aを供給する供給装置3と、小麦粉付着
材料Aに液状物を掛けるための液掛け装置5、7、10
と、掻き集め装置8とを備える。載置面11aは、前後
に移動可能に配位されることにより、載置された天ぷら
の生地材料や小麦粉が順次前方側から後方側に移送可能
とされる。載置面液付与装置2は、載置面11aの上方
側に配位されることにより、順次送られてくる載置面1
1aが液状物を付与される。供給装置3は、載置面11
aの上方側における載置面液付与装置2の後方側に配位
されることにより、液状物の付与された載置面11a上
に天ぷらの生地材料に粉状の小麦粉を付けた小麦粉付着
材料Aが供給される。液掛け装置5、7、10は、載置
面11aの上方側における供給装置3の後方側に配位さ
れることにより、載置面11a上の小麦粉付着材料Aが
液状物を掛けられる。掻き集め装置8は、載置面11a
の上方側における液掛け装置5、7、10の後方側に配
位されることにより、液掛け装置5、7、10で液状物
の掛けられた載置面11a上の小麦粉付着材料Aが掻き
集められるものである。
【0011】以上のように構成された本願発明の天ぷら
の製造方法においては、天ぷらの生地材料に粉状の小麦
粉を付与し、その後、その粉状の小麦粉を付与した天ぷ
らの生地材料に液状物を付与することにより、油で揚げ
得るようにするため、従来のように小麦粉を水に溶くた
めに掻き混ぜるようなことをせずに済み、グルテンの生
成を防止できる。これにより、カラッと油で揚げられる
ものにできる。
【0012】特に、小麦粉付着材料Aに、上方側から液
状物を掛けるため、生地材料と小麦粉とを均等化した掻
き揚げ天ぷらを得ることもでき、従来のように生地材料
と小麦粉とが偏りするようなことを防止できる。
【0013】しかも、載置面11aを順次移送し、これ
に順次小麦粉付着材料Aを載置し、その後、液状物をか
け、次に小麦粉付着材料Aを掻き集めるため、小麦粉を
掻き混ぜずにに済み、グルテンの生成を防止しながら、
しかも形状を整えて自動連続的に、天ぷらを得ることが
できる。
【0014】本願発明の天ぷらの製造装置においては、
載置面液付与装置2と、供給装置3と、液ふり掛け装置
5、7、10とより、小麦粉と水とを掻き混ぜることな
く、油で揚げ得る状態にできる。これによりグルテンの
生成を防止してカラッとした状態に揚げられるものにで
きる。
【0015】しかも、小麦粉と水とを掻き混ぜることな
く、グルテンの生成を防止して油で揚げ得る状態のもの
を自動連続的に形成できる。又、掻き揚げ天ぷらの生地
材料に粉状の小麦粉を付けた小麦粉付着材料Aを載置す
るため、載置する際に小麦粉付着材料Aが散らばる場合
があるが、掻き集め装置8によって、小麦粉付着材料A
が広範囲に散らばっている場合でも、中心部に掻き集め
て形を整えることができ、製品価値のある掻き揚げ天ぷ
らにできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図を基に本願発明の一実施
形態を具体的に説明する。図1は、本願発明の一実施形
態の天ぷらの製造装置の概略図である。本願発明の天ぷ
らの製造装置は、コンベア1と、載置面液付与装置2
と、供給装置3と、第1液掛け装置5と、第1小麦粉ふ
り掛け装置4と、第2液掛け装置7と、第2小麦粉ふり
掛け装置6と、第3液掛け装置10と、掻き集め装置8
と、油揚げ装置9とを備えている。
【0017】コンベア1は、本実施形態では、ベルトコ
ンベアから構成され、上部側の往路11と下部側の復路
12とを備えて循環するようになされている。往路11
を形成したベルトの上面が、天ぷらの生地材料や小麦粉
を載置する載置面11aをなしており、往路11が図1
右側の前端から図1左側の後端にかけて可動するに伴っ
て、載置面11aに載置した天ぷらの生地材料や小麦粉
を前端から後端に移送し得るようになされている。又、
この実施形態では、ベルトが間欠的に可動するようにな
され、一定時間ごとに一定量だけ順次可動するように設
定されている。復路12は、往路11の後端から折り返
されて後端側から前端側に可動するが、その可動に際
し、復路12の下方側に設けられた洗浄シャワー13に
よって水が吹き付けられる。更に、復路12の下方側に
おける洗浄シャワー13の前方側に設置された水槽14
内に通され、その水槽14内を通過する際に載置面11
aをなすベルト面が洗浄ブラシ15によって付着物が取
り除かれるようになされている。
【0018】載置面液付与装置2は、載置面11aに、
天ぷらの生地材料や小麦粉を載置する前に予め液状物を
付与しておくためのものである。この実施形態における
載置面液付与装置2は、図2に示すように、液状物を貯
溜した液状物タンク21と、液状物タンク21から導か
れたパイプ22と、パイプ22の途中に設けられた定量
送り出し手段23と、パイプ22の先端に設けられたス
プレイ用ノズル24とを備えている。
【0019】定量送り出し機23は、液状物を定量ずつ
スプレイ用ノズル24に送るためのもので、パイプ22
から分岐された分岐路23aと、分岐路23aとパイプ
22との分岐部に配位されたボールバルブ23cとを備
えている。分岐路23aは、内部にピストン23bが摺
動可能に配位されており、ピストン23bが上昇するに
伴ってパイプ22から分岐路23a内に所定量だけの液
状物を吸い上げ、ピストン23bが下降するに伴って吸
い上げた一定量の液状物を全部、パイプ22に押し返す
ことができるようになされている。ボールバルブ23c
は、図3(A) に示すように略直角な導通路23dを備
え、分岐路23aとパイプ22との分岐部に回動自在に
配位されている。
【0020】スプレイ用ノズル24は、図1、図2に示
すようにコンベア1の往路11における前部側の上方側
に配位され、上方側から往路11の載置面11aに液状
物をスプレイ状にかけ得るようになされている。
【0021】供給装置3は、天ぷらの生地材料に粉状の
小麦粉を付けた小麦粉付着材料Aをコンベア1に供給さ
せるためのものである。本実施形態の供給装置3は、図
4に示すように小麦粉付着材料Aを定量ずつコンベア1
に送る定量機31と、定量機31に小麦粉付着材料Aを
送るための送り装置32とを備えている。定量機31
は、円筒状の回転部材33と、回転部材33の前側方側
(図示の右側)に配位された材料保持部材35とを備え
ている。回転部材33は、図4の時計方向に回動自在に
配位されており、外周に、径内側に窪まされて形成され
た材料受容部34が備えられている。この材料受容部3
4は、径外側に開口部34aを備え、回転部材33の回
転に伴って上方位置にきたときに開口部34aから小麦
粉付着材料Aを受容し、回転部材33の回転に伴って下
方位置にきたときに受容した小麦粉付着材料Aを開口部
34aから下方のコンベア1に落下させる。又、材料受
容部34内には、板状の材料押し出し部材36を備えて
いる。この材料押し出し部材36は、材料受容部34内
を底部から開口部34aまで移動可能に配位されてお
り、回転部材33の回転軸33aに取り付けられた偏心
板33bにアーム33cを介して接続されることによ
り、回転軸33aが一回転する間に、材料押し出し部材
36が材料受容部34内を底部から開口部34aまでの
間を一往復するようになされている。材料保持部材34
は、小麦粉付着材料Aを受容した後の材料受容部34の
開口部34aを、上方位置から下方位置まで回転移動す
る間、塞ぐことにより、材料受容部34内の小麦粉付着
材料Aを一定量にするとともに、材料受容部34が下方
位置にくるまで材料受容部34内の小麦粉付着材料Aを
開口部34aからこぼれないようにする。
【0022】供給装置3の送り装置32は、ベルトコン
ベアから構成され、その終端側が定量機31の上方側に
配位され、小麦粉付着材料Aを定量機31の開口部34
aに落とす。
【0023】第1液掛け装置5は、コンベア1上に落と
された小麦粉付着材料Aに液状物をかけるためのもの
で、図1に示すようにコンベア1の上方側における供給
装置3の後方側に配位されている。この第1液掛け装置
5は、上述の図2に示した載置面液付与装置2と同構成
を採る。詳しくは、液状物タンク21、液状物タンク2
1から導かれたパイプ22の途中に設けられた定量送り
出し手段23、パイプ22の先端に設けられたスプレイ
用ノズル24とが備えられており、コンベア1上の小麦
粉付着材料Aにスプレイ用ノズルから一定量の液状物を
スプレイ状にかける。
【0024】第1小麦粉ふり掛け装置4は、コンベア1
に載置された小麦粉付着材料Aに、更に粉状の小麦粉を
かけるためのもので、コンベア1の上方側における第1
液掛け装置5の後方側に配位されている。この第1小麦
粉ふり掛け装置4は、図5(A)(B)に示すように粉状の小
麦粉を貯溜した小麦粉タンク41と、小麦粉タンク41
内に回動自在に配位された落下用操作部材42とを備え
ている。小麦粉タンク41の下面は、編み目状に形成さ
れており、複数の小孔41a…41aが備えられてい
る。落下用操作部材42は、棒状の操作片42aを備え
ている。この操作片42aは、回転軸42bの下端に支
持され、回転軸42bの回転に伴って、小麦粉タンク4
1の下面の上方側を、下面を摺動するように旋回し、こ
の旋回に際して小麦粉タンク41内の小麦粉を小孔41
a…41aから下方に落とす。尚、この回転軸42bに
は、棒状の攪拌部材41c、41cが設けられており、
回転軸42bの回転に伴って回転することにより、小麦
粉タンク41内の小麦粉を攪拌して空洞ができないよう
になされている。
【0025】第2液掛け装置7は、第1小麦粉ふり掛け
装置4によって更に粉状の小麦粉をかけられたコンベア
1上の小麦粉付着材料Aに液状物をかけるためのもの
で、図1に示すようにコンベア1の上方側における第1
小麦粉ふり掛け装置4の後方側に配位されている。この
第1液掛け装置5は、上述の図2に示した載置面液付与
装置2と同構成を採る。詳しくは、液状物タンク21、
液状物タンク21から導かれたパイプ22の途中に設け
られた定量送り出し手段23、パイプ22の先端に設け
られたスプレイ用ノズル24とが備えられており、コン
ベア1上の小麦粉付着材料Aにスプレイ用ノズルから一
定量の液状物をスプレイ状にかける。
【0026】第2小麦粉ふり掛け装置6は、第2液掛け
装置7によって液状物をかけられたコンベア1上の小麦
粉付着材料Aに、更にもう一度粉状の小麦粉をふり掛け
るためのもので、コンベア1の上方側における第2液掛
け装置7の後方側に配位されている。この第2小麦粉ふ
り掛け装置6は、上述の図1に示した第1小麦粉ふり掛
け装置4と同構成を採っている。詳しくは、小麦粉タン
ク41と、小麦粉タンク41内に回動自在に配位された
落下用操作部材42とが備えられており、落下用操作部
材の回転に際して小麦粉タンク内の小麦粉を小孔から下
方に落とす。
【0027】第3液掛け装置10は、第2小麦粉ふり掛
け装置6によって小麦粉のふり掛けられたコンベア1上
の小麦粉付着材料Aに、更にもう一度液状物をふり掛け
るためのもので、コンベア1の上方側における第2小麦
粉ふり掛け装置6の後方側に配位されている。この第2
液掛け装置10も、上述の載置面液付与装置2と同構成
を採る。
【0028】掻き集め装置8は、コンベア1に載置され
た小麦粉付着材料Aを中心部に掻き集めて成形するため
のもので、コンベア1の上方側における第3液掛け装置
7の後方側に配位されている。この掻き集め装置8は、
図6、図7に示すように回転自在に且つ上下移動可能に
配設された回転軸81と、板状の掻き集め部材82と、
この掻き集め部材82を操作する操作部材83とを備え
ている。
【0029】回転軸81は、上部に駆動ギヤー81aを
有し、この駆動ギヤー81aが駆動軸(図示せず)に接
続されて回転するようになされている。又、下部には、
操作部材83に接続する上下2つのねじギヤ81b、8
1bが固設され、回転軸81の回転に伴い回転する。
【0030】操作部材83は、操作本体83aと、操作
本体83aの上部に回動自在に取り付けられた上下二つ
のねじギヤ83b、83bとを有する。又、操作本体8
3aとねじギヤ83b、83b各々とは、各ねじギヤ8
3bの芯83cから所定間だけ離れた周部に回動自在に
取り付けられている。一方、上下二つのねじギヤ83
b、83bは、回転軸81の上下2つのねじギヤ81
b、81b各々に歯合されることにより自転すると同時
にねじギヤ81b、81b各々の周部を公転する。そし
て、この操作部材83は、上下二つのねじギヤ83b、
83b各々と回転軸81の上下2つのねじギヤ81b、
81b各々とを歯合するようにして回転軸81に取り付
けられている。
【0031】掻き集め部材82は、操作本体83aの下
端に板バネ84を介して取り付けられている。又、この
掻き集め部材82の取り付け上下位置は、回転軸81の
降下状態で掻き集め部材82の下端がコンベア1の載置
面11aに当接する程度とされ、一方、水平位置は、載
置面11a上に載置された小麦粉付着材料Aの外周部と
されている。ここで、この掻き集め部材82の動きを説
明すると、回転軸81の回転に伴い操作本体83aの上
下二つのねじギヤ83b、83bが回転すると操作本体
83aがねじギヤ83b、83bの芯83cを軸にして
回転することにより、掻き集め部材82が小麦粉付着材
料Aの外周部位置で上下方向に回転運動する。その際、
回転運動における下方側は、板バネ84の作用によりコ
ンベア1の載置面11aに当接して直線運動となり、所
定距離移動した後、上昇する。又、これと同時に操作本
体88aの上下二つのねじギヤ83b、83bが回転軸
81の上下2つのねじギヤ81b、81bを周回するこ
とによって掻き集め部材82は、載置された小麦粉付着
材料Aの外周部位置を一回転する。尚、板バネ84は、
掻き集め部材82が降下した際、掻き集め部材82がコ
ンベア1の載置面11aに当接する際の衝撃を緩めて操
作本体83aに支障をきたさないようにするとともに、
上述のように掻き集め部材82を直線運動させてコンベ
ア1の載置面11aを摺動させ、小麦粉付着材料Aを広
範囲に掻き集めることができるようになされているが、
この態様のものに限らず、例えば、掻き集め部材82を
コンベア1を最下端に上下方向に回転させる場合は、板
バネ84を設けなくとも良い。又、板バネに代え、他の
手段により上記直線運動と回転運動をするようにしても
良い。
【0032】図1に戻って説明を続けると、油揚げ装置
9は、油槽92と、昇降コンベア91と、成形カップ9
3とを備えている。油槽92は、加熱手段(図示せず)
によって内部の油を所定の温度に調整可能になされてい
る。昇降コンベア91は、ネットコンベアから構成さ
れ、上記コンベア1の後端側における往路11から油槽
92の油内までの間、上下移動可能に配位されることに
より、コンベア1の後端側から送られてくる小麦粉付着
材料Aを受容するとともに、油槽92の油内に入れて揚
げる。成形カップ93は、小麦粉付着材料Aを揚げる際
に小麦粉付着材料Aが小片に分かれて散らばらないよう
にするとともに、天ぷらの外周形状や厚さを最終的に整
えるためのもので、図8(A)(B)に示すように円筒状の枠
体94と、押さえ部材95とを備えている。本実施形態
の枠体94は、全周に渡って複数の孔94a…94aを
有する編み目状のものから構成され、高さが3cm程度
で、内周径が、上記成形装置8で成形した後の小麦粉付
着材料Aの大きさよりやや大きい程度とされている。押
さえ部材95は、編み目状の板体から構成され、枠体9
4の上面側を覆うようにして枠体94に上下移動調整可
能に取り付けられている。そして、この成形カップ93
は、図1に示すように昇降コンベア91の上方側に上下
移動可能に配位されている。詳しくは、まず、昇降コン
ベア91の上方位置から昇降コンベア91上に降下し、
昇降コンベア91と成形カップ93との間に成形室96
(図8(B) に図示)を区画形成する。その後、成形カッ
プ93は、昇降コンベア91と共に、成形室96を区画
形成した状態を維持しながら油槽92の油内まで降下
し、所定時間経過後、成形カップ93は、昇降コンベア
91に先立って元の位置まで上昇する。
【0033】尚、上記コンベア1と、載置面液付与装置
2、供給装置3、第1液掛け装置5、第1小麦粉ふり掛
け装置4、第2液掛け装置7、第2小麦粉ふり掛け装置
6、第3液掛け装置10、掻き集め装置8、及び油揚げ
装置9とは、電気的機械的に接続され、連動するように
なされている。
【0034】次に、以上のように構成された本実施形態
の製造装置を使用したかき揚げ天ぷらの製造方法につい
て説明する。まず、千きり状に刻んだ人参、玉葱、ごぼ
う、或いはさつまいも等のかき揚げ天ぷらの生地材料
を、粉状の小麦粉にまぶすようにして、粉状の小麦粉を
付着させた小麦粉付着材料Aを予め作っておく。尚、こ
の粉状の小麦粉を生地材料に付着させる方法は、生地材
料と粉状の小麦粉とを手で混ぜるようにすれば、生地材
料の水分により粉状の小麦粉が生地材料に付着できる
が、生地材料と粉状の小麦粉とを機械的に混ぜるように
しても良い。
【0035】そして、装置を始動させ、小麦粉付着材料
Aを、供給装置3の送り装置32に連続供給するように
しておく。一方、コンベア1の可動が一旦止まると、載
置面液付与装置2が作動し、図3(B) に示すようにボー
ルバルブ23cの導通路23dが分岐路23aとスプレ
イ用ノズル24側とを連通し、ピストン23bが降下し
て分岐路23a内の一定量の水をスプレイ用ノズル24
に送り、スプレイ用ノズル24から下方側に配位された
コンベア1の載置面11aに一定量の水をスプレイ状に
吹き付ける。水が吹き付け終えられると、コンベア1が
可動を始め、水の吹き付けられた載置面11aは、供給
装置3の下方位置で移送されて休止する。この移送の間
に、載置面液付与装置2は、ボールバルブ23cが回転
し、図3(A) に示すように導通路23dが分岐路23a
と液状物タンク21側とを連通し、ピストン23bが上
昇して液状物タンク21から分岐路23a内に水を吸い
上げる。上記と同様にして順次コンベア1の載置面11
aに水をスプレイ状に吹き付ける。又、このコンベア1
の移送の間に、供給装置3は、材料受容部34に送り装
置32から落とされてくる小麦粉付着材料Aを受容して
回転を始める。この回転に際し、材料保持部材34によ
って材料受容部34の開口部34aからはみ出た小麦粉
付着材料Aを取り除いて材料受容部34の容積分の一定
量の小麦粉付着材料Aにし、材料受容部34を下方位置
までその状態に保持する。そして、材料受容部34が下
方位置まで回転してくると、材料受容部34内の底部側
に配位していた材料押し出し部材36が材料受容部34
内の開口部34a付近まで移動して材料受容部34内の
小麦粉付着材料Aを全部、下方側に休止した水の吹き付
けられた載置面11aに落とす。
【0036】その後、載置面11aに小麦粉付着材料A
が供給されると、コンベア1が可動し、載置面11aに
載置された小麦粉付着材料Aが第1液掛け装置5の下方
位置まで移送され、その位置で止められる。コンベア1
が止まると、第1液掛け装置5が作動し、上記載置面液
付与装置2と同様にして載置された小麦粉付着材料Aに
上方側から水をスプレイ状に吹き付ける。この水の吹き
付けが終了すると、コンベア1が可動し、載置面11a
に載置された小麦粉付着材料Aが、第1小麦粉ふり掛け
装置4の下方位置まで移送され、その位置で止められ
る。コンベア1が止まると、第1小麦粉ふり掛け装置4
の操作片42aが小麦粉タンク41内で回転を始め、小
麦粉タンク41の小孔41a…41aから下方に落と
し、これにより、コンベア1上の小麦粉付着材料Aに粉
状の小麦粉を上方側からふり掛ける。尚、上記供給装置
3の材料受容部34は、材料押し出し部材36で落とし
た後、コンベア1の可動の間に、上方側に回転し、送り
装置32から小麦粉付着材料Aを受容し、次の載置面1
1aに小麦粉付着材料Aを供給する。
【0037】そして、粉状の小麦粉がふり掛け終えられ
ると、コンベア1は可動を始め、小麦粉のふり掛けられ
た小麦粉付着材料Aは、第2液掛け装置7の下方位置ま
で移送されて止められ、第2液掛け装置7によって上方
側から水がスプレイ状に吹き付けられる。この第2液掛
け装置7による水の吹きかけは、上記載置面液付与装置
2と同様にして行われる。以下、同様に、第2液掛け装
置7からの水の吹き掛けが終えられると、コンベア1は
可動を始め、水のふり掛けられた小麦粉付着材料Aは、
第2小麦粉ふり掛け装置6の下方に移送され、第2小麦
粉ふり掛け装置6によって、第1小麦粉ふり掛け装置4
の場合と同様に小麦粉がふり掛けられる。更に、これが
終了すると、小麦粉付着材料Aは、第3液掛け装置10
の下方に移送され、第3液掛け装置10によって第1液
掛け装置5の場合に水がふり掛けられる。
【0038】次に、小麦粉付着材料Aは、掻き集め装置
8の下方位置に移送されるが、そのときには、第1小麦
粉ふり掛け装置4、及び第2小麦粉ふり掛け装置6各々
によって小麦粉付着材料Aに掛けられた粉状の小麦粉
は、載置面液付与装置2、第1液掛け装置5、及び第2
液掛け装置7各々によって掛けられた水が浸透し、流動
状になり、従来の天ぷらを作る際に使用する水に溶いた
小麦粉と略同じ状態になる。そして、この状態で、掻き
集め装置8の掻き集め部材82が小麦粉付着材料Aの外
周部位置で上下方向に回転運動しながら小麦粉付着材料
Aの外周部位置を周回することにより、小麦粉付着材料
Aが中心部に掻き集められて、略円形状に形成される。
これにより、小麦粉付着材料A、或いは小麦粉がコンベ
ア1上に落とされて広範囲に散らばっている場合でも、
この掻き集め部材82によって中心部に掻き集められて
形成される。
【0039】掻き集められた小麦粉付着材料Aは、コン
ベア1から油揚げ装置9の昇降コンベア91に入る。そ
して、小麦粉付着材料Aが、昇降コンベア91の略中央
まで移送されると、昇降コンベア91が停止するととも
に、成形カップ93が降下し、昇降コンベア91上の小
麦粉付着材料Aに覆いかぶさる( 図8(B) 参照) 。そし
て、その状態で、昇降コンベア91及び成形カップ93
が降下して油槽92の油中に入る。小麦粉付着材料Aが
油中に入ると、全体が膨れるが、図8(B) に示すように
成形カップ93の枠体94及び押さえ部材95によって
規制されるため、成形カップ93の成形室96の大きさ
に形成される。これにより、略一定の大きさの掻き揚げ
天ぷらに形成できる。
【0040】そして、小麦粉付着材料Aの油揚げが終了
すると、成形カップ93が元の位置まで上昇するととも
に、昇降コンベア91がその位置で循環し、形成された
小麦粉付着材料Aは、後方側に送られる。
【0041】以上のようにして掻き揚げ天ぷらを製造す
るようにすれば、従来のように小麦粉と水とを攪拌しな
いため、グルテンの生成を防止でき、油でカラッとした
状態に揚げることができる。しかも、生地材料と小麦粉
との偏りも極力防止でき、略均等に配した掻き揚げ天ぷ
らを得ることができる。
【0042】尚、本実施形態では、載置面液付与装置2
を、コンベア1の載置面11aに水を吹き掛けるものと
しているが、この形態のものに限らず、コンベア1の載
置面11aに水を付与できる形態のものであれば良く、
例えば刷毛等でコンベア1の載置面11aに水を塗布す
ることにより載置面11aに水を付与するようにしても
良く、適宜変更し得る。
【0043】又、供給装置3は、本実施形態のように一
定容量の材料受容部34に入れることにより、一定量の
生地材料を供給する形態のものに限らず、例えば計測器
を用いて生地材料を一定重量にしながら供給するように
しても良く、適宜変更し得る。
【0044】また、本実施形態では、小麦粉ふり掛け装
置4、6を二つ、液掛け装置5、7、10を三つ配設し
ているが、小麦粉の付着量をより多くする場合は、更に
小麦粉ふり掛け装置及び液掛け装置を、後方側に付設
し、あるいは小麦粉の付着量を少なくする場合は、後方
側の第1小麦粉ふり掛け装置4及び第2小麦粉ふり掛け
装置6と第2液掛け装置7及び第2液掛け装置10を省
略しても良く、生地材料や人の好み等に応じて適宜変更
使用できる。
【0045】一方、本実施形態では、液状物として水を
使用しているが、例えば卵や出汁液を用いるようにして
も良く、適宜変更し得る。
【0046】又、本実施形態では、掻き揚げ天ぷらを揚
げる場合について説明したが、本願発明は、掻き揚げ天
ぷらに限らず、野菜や魚等の種々の天ぷらに使用でき、
その場合でもグルテンの生成を防止してカラッとした状
態に揚げることのできるものである。又、本実施形態で
は、最終的に揚げているが、例えば掻き揚げ天ぷらの場
合は掻き集め装置8で成形した後、掻き揚げ天ぷら以外
のものの場合は液掛け装置で液を掛けた後、これらを順
次冷凍して冷凍食品として製品化するようにし、後日、
油で揚げるものにしても良く、適宜変更し得る。更に、
本実施形態では、コンベア1を使用して自動連続的に成
形し得るようにしているが、この形態のものに限らず、
他のものに小麦粉付着材料(A) を載置して液状物を掛け
るようにしても良い。又、液状物や粉状の小麦粉は、手
で掛けるようにしても良く、適宜変更し得る。
【0047】
【発明の効果】以上、本願発明の天ぷらの製造方法は、
従来のように小麦粉を水に溶くために掻き混ぜるような
ことをせずに済み、グルテンの生成を防止できる。これ
により、カラッと油で揚げることのできるものを得るこ
とができる。
【0048】また小麦粉付着材料Aに、上方側から液
状物を掛けるため、生地材料と小麦粉とを均等化した掻
き揚げ天ぷらを得ることも可能となり、従来のように生
地材料と小麦粉とが偏りするようなことを防止でき、し
かも、形状を整えて自動連続的に、天ぷらを得ることが
できる。
【0049】本願発明の天ぷらの製造装置は、小麦粉と
水とを掻き混ぜることなく、グルテンの生成を防止して
油で揚げ得る状態のものを自動連続的に形成できる。
又、掻き揚げ天ぷらの生地材料に粉状の小麦粉を付けた
小麦粉付着材料Aを載置するため、載置する際に小麦粉
付着材料Aが散らばる場合があるが、掻き集め装置8に
よって、小麦粉付着材料Aが広範囲に散らばっている場
合でも、中心部に掻き集めて形を整えることができ、製
品価値のある掻き揚げ天ぷらを自動連続的に得ることの
できるものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に一実施形態の天ぷらの製造装置の概
略図である。
【図2】本願発明の天ぷらの製造装置における載置面液
付与装置の説明図である。
【図3】(A) は、載置面液付与装置の液状物タンクから
分岐路に液状物を送る際の説明図、(B) は、載置面液付
与装置の分岐路からスプレイ用ノズルに液状物を送る際
の説明図である。
【図4】本願発明の天ぷらの製造装置における供給装置
の説明図である。
【図5】(A) は、小麦粉ふり掛け装置の断面説明図、
(B) は、小麦粉ふり掛け装置の平面図である。
【図6】本願発明の天ぷらの製造装置における掻き集め
装置の説明図である。
【図7】掻き集め装置の動きの説明図である。
【図8】(A) は、成形カップの平面図、(B) は、そのVI
II−VIII線断面図である。
【符号の説明】
1 コンベア 2 載置面液付与装置 3 供給装置 4 第1小麦粉ふり掛け装置 5 第1液掛け装置 6 第2小麦粉ふり掛け装置 7 第2液掛け装置 8 掻き集め装置 9 油揚げ装置 10 第3液掛け装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向に移送可能な載置面(11a) に液状
    物を付与した後、載置面(11a) を移送し、送られてきた
    載置面(11a) に、天ぷらの生地材料に粉状の小麦粉を付
    けた小麦粉付着材料(A) を載置し、次に、送られてきた
    載置面(11a)上の小麦粉付着材料(A) に上方側から液状
    物をかけることにより、天ぷらの生地材料に付けた粉状
    の小麦粉を流動性のあるものにし、その後、その載置し
    た小麦粉付着材料(A) を掻き集めることを特徴とする天
    ぷらの製造方法。
  2. 【請求項2】上記の送られてきた載置面(11a) 上の小麦
    粉付着材料(A) に上方側から液状物をかける工程を行っ
    た後に、 さらに、送られてきた載置面(11a) 上の小麦粉付着材料
    (A) に上方側から小麦粉をふり掛ける工程と、その上方
    側から液状物をかける工程とを行うことによって、 掻き揚げ天ぷらの生地材料に付けた粉状の小麦粉を流動
    性のあるものにし、その後、その載置した小麦粉付着材
    料(A) を掻き集めることを特徴とする請求項1記載の天
    ぷらの製造方法。
  3. 【請求項3】掻き揚げ天ぷらの生地材料や小麦粉を載置
    し得る載置面(11a)と、載置面(11a) に液状物を付与す
    るための載置面液付与装置(2) と、載置面(11a) 上に
    ぷらの生地材料に粉状の小麦粉を付けた小麦粉付着材料
    (A)を供給するための供給装置(3) と、小麦粉付着材料
    (A) に液状物を掛けるための液掛け装置(5)(7)(10)と、
    掻き集め装置(8) とを備え、 載置面(11a) が、前後に移動可能に配位されることによ
    り、載置された天ぷらの生地材料や小麦粉が順次前方側
    から後方側に移送可能とされ、 載置面液付与装置(2) が、載置面(11a) の上方側に配位
    されることにより、順次送られてくる載置面(11a) に液
    状物が付与され、 供給装置(3) が、載置面(11a) の上方側における載置面
    液付与装置(2) の後方側に配位されることにより、液状
    物の付与された載置面(11a) 上に天ぷらの生地材料に粉
    状の小麦粉を付けた小麦粉付着材料(A) が供給され、 液掛け装置(5)(7)(10)が、載置面(11a) の上方側におけ
    る供給装置(3) の後方側に配位されることにより、載置
    面(11a) 上の小麦粉付着材料(A) が液状物を掛けられ、 掻き集め装置(8) が、載置面(11a) の上方側における液
    掛け装置(5)(7)(10)の後方側に配位されることにより、
    液掛け装置(5)(7)(10)によって液状物の掛けられた載置
    面(11a) 上の小麦粉付着材料(A) が掻き集められるもの
    であることを特徴とする天ぷらの製造装置。
  4. 【請求項4】 掻き集め装置(8) が、小麦粉付着材料
    (A) の外周部位置で上下方向に回転運動しながら小麦粉
    付着材料(A) の外周部位置を周回する掻き集め部材(82)
    を備えたことを特徴とする請求項3記載の天ぷらの製造
    装置。
  5. 【請求項5】 コンベア1に載置された小麦粉付着材料
    (A) に、更に粉状の小麦粉をかける小麦粉ふり掛け装置
    (4)(6)を備えたことを特徴とする請求項4又は5記載の
    天ぷらの製造装置。
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