JPH0347440B2 - - Google Patents
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- JPH0347440B2 JPH0347440B2 JP58033953A JP3395383A JPH0347440B2 JP H0347440 B2 JPH0347440 B2 JP H0347440B2 JP 58033953 A JP58033953 A JP 58033953A JP 3395383 A JP3395383 A JP 3395383A JP H0347440 B2 JPH0347440 B2 JP H0347440B2
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 14
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F15/00—Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus
- G01F15/07—Integration to give total flow, e.g. using mechanically-operated integrating mechanism
- G01F15/075—Integration to give total flow, e.g. using mechanically-operated integrating mechanism using electrically-operated integrating means
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Flow Control (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、液体の流量を、流路途中に挿入する
流量計を用いることなく、ポンプの回転数から間
接的に計測する流量計測方法及びその装置に関
し、特に食品、化粧品又は医薬品のように、腐敗
し易いもの、化学変化を起こし易いもの、又は高
粘度のもの等を扱う分野に利用し得る。
流量計を用いることなく、ポンプの回転数から間
接的に計測する流量計測方法及びその装置に関
し、特に食品、化粧品又は医薬品のように、腐敗
し易いもの、化学変化を起こし易いもの、又は高
粘度のもの等を扱う分野に利用し得る。
(従来の技術及びその問題点)
液体の流量を計測する従来の方法は、例えば流
路途中に挿入したオーバル歯車式流量計によつて
流れを回転力に変換し、この回転力を適当な方法
で電気信号に変換している。又、液体流路を形成
する管路の外側から流量計測を行う方法として、
超音波流量計や電磁流量計を使用する方法も知ら
れている。
路途中に挿入したオーバル歯車式流量計によつて
流れを回転力に変換し、この回転力を適当な方法
で電気信号に変換している。又、液体流路を形成
する管路の外側から流量計測を行う方法として、
超音波流量計や電磁流量計を使用する方法も知ら
れている。
上記のような液体流路中に流量計を介在させる
方法では、液体が高粘度液や固形物混入液である
場合に計測不可能になるか又は正確な計測が期待
出来ない。更に流量計の内部構造は複雑であるか
ら、液体が流量計の内部に付着し易く、食品や薬
品等の液体を対象とする場合は、流量計内部の付
着残留物の腐敗や組成変化又は衛生上の問題が生
じる。
方法では、液体が高粘度液や固形物混入液である
場合に計測不可能になるか又は正確な計測が期待
出来ない。更に流量計の内部構造は複雑であるか
ら、液体が流量計の内部に付着し易く、食品や薬
品等の液体を対象とする場合は、流量計内部の付
着残留物の腐敗や組成変化又は衛生上の問題が生
じる。
又、超音波流量計等を使用する方法では、上記
の如き衛生上の問題等は発生しないが、測定可能
な液体が限定され、又、これらの流量計は高価で
あつて使用方法も複雑であるという難点を有して
いる。
の如き衛生上の問題等は発生しないが、測定可能
な液体が限定され、又、これらの流量計は高価で
あつて使用方法も複雑であるという難点を有して
いる。
このような問題点を解決するためには、液体を
吐出するのに使用されているポンプが、容積効率
が高く、ポンプの回転数と吐出量とが比例する容
積形回転ポンプである場合、当該ポンプの回転数
から吐出流量を間接的に求める方法が考えられ
る。このような方法としては、例えば特開昭56−
142196号公報に開示されているように、ポンプに
連動するパルス発振器のパルスを計数し、そのパ
ルス計数値を吐出流量に対応させる方法が知られ
ている。
吐出するのに使用されているポンプが、容積効率
が高く、ポンプの回転数と吐出量とが比例する容
積形回転ポンプである場合、当該ポンプの回転数
から吐出流量を間接的に求める方法が考えられ
る。このような方法としては、例えば特開昭56−
142196号公報に開示されているように、ポンプに
連動するパルス発振器のパルスを計数し、そのパ
ルス計数値を吐出流量に対応させる方法が知られ
ている。
しかしながら、上記のような従来のパルス計数
方式では、元々ポンプの回転数(rpm)が高い状
態でも単位時間当りのパルス数が比較的少ないに
も拘わらず、ポンプの回転数が低下すると演算の
基礎となるパルス数もより一層小さくなるので、
高回転時には実用的な精度が得られても、低回転
時には精度が著しく低下して、演算結果の流量と
現実の流量との間の誤差が大きくなり、実用に供
し得ない。
方式では、元々ポンプの回転数(rpm)が高い状
態でも単位時間当りのパルス数が比較的少ないに
も拘わらず、ポンプの回転数が低下すると演算の
基礎となるパルス数もより一層小さくなるので、
高回転時には実用的な精度が得られても、低回転
時には精度が著しく低下して、演算結果の流量と
現実の流量との間の誤差が大きくなり、実用に供
し得ない。
更に、ポンプの使用環境や経時的な性能の変
化、或いは取り扱う流体の物性や経時的な物性変
化等によつて、使用するポンプの種類が一定でも
当該ポンプ1回転当りの現実の吐出流量が変化す
る可能性は十分にあるが、前記公報に記載のよう
に、ポンプの回転数に比例するパルス計数値その
ものを吐出流量に対応させる方法では、前記のよ
うなポンプ1回転当りの現実の吐出流量が変化す
る状況に対処することが出来ず、計測精度の低下
を招くことになる。
化、或いは取り扱う流体の物性や経時的な物性変
化等によつて、使用するポンプの種類が一定でも
当該ポンプ1回転当りの現実の吐出流量が変化す
る可能性は十分にあるが、前記公報に記載のよう
に、ポンプの回転数に比例するパルス計数値その
ものを吐出流量に対応させる方法では、前記のよ
うなポンプ1回転当りの現実の吐出流量が変化す
る状況に対処することが出来ず、計測精度の低下
を招くことになる。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記のような問題点を解決するため
に、一定周期で基準パルスを発振する基準パルス
発振器を使用し、被計測流体を圧送する容積形回
転ポンプが単位量回転する間の前記基準パルス数
を計数し、この計数値と前記基準パルスの周期と
から前記ポンプの単位時間当り回転数をマイクロ
コンピユーターにより演算し、別に、ポンプ使用
条件等を参酌して任意に決定される前記ポンプの
1回転当り吐出流量値を、任意値を設定し得る入
力手段により設定し、この設定値と、演算された
前記ポンプの単位時間当り回転数とから、前記マ
イクロコンピユーターにより前記ポンプの吐出流
量を算出することを特徴とする流量計測方法を提
案するものである。
に、一定周期で基準パルスを発振する基準パルス
発振器を使用し、被計測流体を圧送する容積形回
転ポンプが単位量回転する間の前記基準パルス数
を計数し、この計数値と前記基準パルスの周期と
から前記ポンプの単位時間当り回転数をマイクロ
コンピユーターにより演算し、別に、ポンプ使用
条件等を参酌して任意に決定される前記ポンプの
1回転当り吐出流量値を、任意値を設定し得る入
力手段により設定し、この設定値と、演算された
前記ポンプの単位時間当り回転数とから、前記マ
イクロコンピユーターにより前記ポンプの吐出流
量を算出することを特徴とする流量計測方法を提
案するものである。
又、本発明は、上記本発明方法を実施するのに
好適な流量計測装置として、被計測流体を圧送す
る容積形回転ポンプに連動するパルス発振器と、
当該ポンプ連動パルス発振器のパルス発振周期よ
りも充分に短い周期で基準パルスを発振する基準
パルス発振器と、前記ポンプ連動パルス発振器の
単位周期の間だけ前記基準パルス数を計数して前
記ポンプの単位量回転周期に比例する計数値を得
る周期測定部と、前記ポンプの1回転当たりの任
意の吐出流量設定値を入力する入力手段と、前記
計数値と前記ポンプ1回転当たり吐出流量設定値
とに基づいて前記ポンプの吐出流量を演算する演
算手段とを備えている流量計測装置を提案する。
好適な流量計測装置として、被計測流体を圧送す
る容積形回転ポンプに連動するパルス発振器と、
当該ポンプ連動パルス発振器のパルス発振周期よ
りも充分に短い周期で基準パルスを発振する基準
パルス発振器と、前記ポンプ連動パルス発振器の
単位周期の間だけ前記基準パルス数を計数して前
記ポンプの単位量回転周期に比例する計数値を得
る周期測定部と、前記ポンプの1回転当たりの任
意の吐出流量設定値を入力する入力手段と、前記
計数値と前記ポンプ1回転当たり吐出流量設定値
とに基づいて前記ポンプの吐出流量を演算する演
算手段とを備えている流量計測装置を提案する。
(発明の作用及び効果)
上記の本発明による流量計測方法に於いて、被
計測流体を圧送する容積形回転ポンプは、他のポ
ンプ、例えば渦巻形回転ポンプ等と比較してポン
プの容積効率が高く、ポンプの回転数と吐出量と
が比例するので、ポンプの回転数から吐出流量を
求めることが出来るものである。本発明方法で
は、前記ポンプの回転数を求めるのに、当該ポン
プに連動する回転パルス発振器の出力パルスを計
数するのではなく、前記基準パルス発振器から一
定周期で出力している基準パルス数を前記ポンプ
が例えば1回転する間だけ計数し、この計数値と
前記基準パルスの周期とから前記ポンプの単位時
間当り回転数(rpm)をマイクロコンピユーター
により演算するのであるから、前記パルス発振器
として、電気的に1μs以下の極短い周期でもパル
スを精度良く発振させ得る基準パルス発振器を使
用することにより、元々演算の基礎になるパルス
計数値を非常に大きくし、しかもポンプの回転数
(rpm)が低下すると当該ポンプの1回転当たり
の基準パルス数、即ち演算の基礎になるパルス計
数値はより一層大きくすることが出来、従つて、
高回転時から低回転時まで常に充分な精度でポン
プの回転数を計測することが出来る。
計測流体を圧送する容積形回転ポンプは、他のポ
ンプ、例えば渦巻形回転ポンプ等と比較してポン
プの容積効率が高く、ポンプの回転数と吐出量と
が比例するので、ポンプの回転数から吐出流量を
求めることが出来るものである。本発明方法で
は、前記ポンプの回転数を求めるのに、当該ポン
プに連動する回転パルス発振器の出力パルスを計
数するのではなく、前記基準パルス発振器から一
定周期で出力している基準パルス数を前記ポンプ
が例えば1回転する間だけ計数し、この計数値と
前記基準パルスの周期とから前記ポンプの単位時
間当り回転数(rpm)をマイクロコンピユーター
により演算するのであるから、前記パルス発振器
として、電気的に1μs以下の極短い周期でもパル
スを精度良く発振させ得る基準パルス発振器を使
用することにより、元々演算の基礎になるパルス
計数値を非常に大きくし、しかもポンプの回転数
(rpm)が低下すると当該ポンプの1回転当たり
の基準パルス数、即ち演算の基礎になるパルス計
数値はより一層大きくすることが出来、従つて、
高回転時から低回転時まで常に充分な精度でポン
プの回転数を計測することが出来る。
而して本発明によれば、前記ポンプの回転数そ
のものを当該ポンプの吐出流量に対応させるので
はなく、別に、ポンプ使用条件等を参酌して任意
に決定される前記ポンプの1回転当り吐出流量値
を、任意値を設定し得る入力手段により設定し、
この設定値と、演算された前記ポンプの単位時間
当り回転数とから、前記マイクロコンピユーター
により前記ポンプの吐出流量を算出するのである
から、先に説明したように、使用しているポンプ
の使用環境や経時的な性能の変化、或いは取り扱
う流体の物性や経時的な物性変化等によつて変化
した現実の1回転当り吐出流量を基にして、前記
ポンプの吐出流量を極めて精度良く計測すること
が出来るのである。
のものを当該ポンプの吐出流量に対応させるので
はなく、別に、ポンプ使用条件等を参酌して任意
に決定される前記ポンプの1回転当り吐出流量値
を、任意値を設定し得る入力手段により設定し、
この設定値と、演算された前記ポンプの単位時間
当り回転数とから、前記マイクロコンピユーター
により前記ポンプの吐出流量を算出するのである
から、先に説明したように、使用しているポンプ
の使用環境や経時的な性能の変化、或いは取り扱
う流体の物性や経時的な物性変化等によつて変化
した現実の1回転当り吐出流量を基にして、前記
ポンプの吐出流量を極めて精度良く計測すること
が出来るのである。
勿論、本発明の流量計測方法によれば、ポンプ
の回転数から間接的に流量を計測するのであるか
ら、流量計を流路の途中に介在させることによる
数々の欠点をも完全に解消し得る。
の回転数から間接的に流量を計測するのであるか
ら、流量計を流路の途中に介在させることによる
数々の欠点をも完全に解消し得る。
又、先に説明した本発明の計測装置によれば、
ポンプの1回転当たり吐出流量が種々異なるあら
ゆる液体圧送用ポンプ装置に簡単容易に適合させ
て先に説明した本発明方法を実施し、正確な流量
計測が可能である。
ポンプの1回転当たり吐出流量が種々異なるあら
ゆる液体圧送用ポンプ装置に簡単容易に適合させ
て先に説明した本発明方法を実施し、正確な流量
計測が可能である。
(実施例)
以下に本発明に係る計測装置の一実施例と、当
該装置を使用して行う本発明計測方法の一実施例
を添付の例示図に基づいて説明する。
該装置を使用して行う本発明計測方法の一実施例
を添付の例示図に基づいて説明する。
第1図に於いて、符号1は容積形の回転ポンプ
であつて、このポンプ1には駆動用モーター2及
び回転パルス発振器3が連動連結されている。従
つてモーター2により前記ポンプ1を回転駆動す
ることによつて、液体は吸入管1aから吸入され
吐出管1bからポンプ1の回転数に比例した流量
で吐出されることになる。前記回転パルス発振器
3は、ポンプ1の軸に取り付けられ且つ周面1箇
所に永久磁石が固定された回転数3aと、この回
転板3aの周面に隣接配置されて前記永久磁石を
検出するリードスイツチ3bとから構成され、ポ
ンプ1の1回転当たり1個のパルスを出力する。
であつて、このポンプ1には駆動用モーター2及
び回転パルス発振器3が連動連結されている。従
つてモーター2により前記ポンプ1を回転駆動す
ることによつて、液体は吸入管1aから吸入され
吐出管1bからポンプ1の回転数に比例した流量
で吐出されることになる。前記回転パルス発振器
3は、ポンプ1の軸に取り付けられ且つ周面1箇
所に永久磁石が固定された回転数3aと、この回
転板3aの周面に隣接配置されて前記永久磁石を
検出するリードスイツチ3bとから構成され、ポ
ンプ1の1回転当たり1個のパルスを出力する。
前記パルス発振器3の出力パルスは、分周器4
によつて1/2に分周されると共に方形波に整形さ
れてアンド回路5に入力される。アンド回路5に
は、周期が0.6μsの基準パルスを発振する基準パ
ルス発振器6の出力端が接続されている。又、ア
ンド回路5の出力パルスはカウンタ7に入力さ
れ、ここで計数された計数値はマイクロコンピユ
ーター8に入力される。
によつて1/2に分周されると共に方形波に整形さ
れてアンド回路5に入力される。アンド回路5に
は、周期が0.6μsの基準パルスを発振する基準パ
ルス発振器6の出力端が接続されている。又、ア
ンド回路5の出力パルスはカウンタ7に入力さ
れ、ここで計数された計数値はマイクロコンピユ
ーター8に入力される。
前記アンド回路5は、基準パルス発振器6の出
力パルスに対してはポンプ1の1回転毎にオン又
はオフとなるゲート回路として動作するので、分
周器4、アンド回路5、及びカウンタ7によつ
て、前記ポンプ連動パルス発振器3の単位周期の
間だけ前記基準パルス発振器6の出力パルス数を
計数して前記ポンプ1の1回転周期に比例する計
数値を得る周期測定部9が構成されている。尚、
符号10はプルアツプ抵抗器、符号11はシユミ
ツト回路を示す。
力パルスに対してはポンプ1の1回転毎にオン又
はオフとなるゲート回路として動作するので、分
周器4、アンド回路5、及びカウンタ7によつ
て、前記ポンプ連動パルス発振器3の単位周期の
間だけ前記基準パルス発振器6の出力パルス数を
計数して前記ポンプ1の1回転周期に比例する計
数値を得る周期測定部9が構成されている。尚、
符号10はプルアツプ抵抗器、符号11はシユミ
ツト回路を示す。
マイクロコンピユーター8には、ポンプ1の1
回転当たりの吐出流量値Q1(c.c./rev)を設定し
て入力するためのデイジタルスイツチを用いた設
定器12、積算流量のプリセツト値P1()を設
定して入力するための同様の設定器13、回転数
表示装置14、瞬時流量表示装置15、積算流量
表示装置16、及び警報出力装置17が接続され
ている。マイクロコンピユーター8は、演算装
置、記憶装置、及びI/O装置等を備えた既知の
ハード構成のものであつて、第2図のフローチヤ
ートに示すようにプログラムされている。
回転当たりの吐出流量値Q1(c.c./rev)を設定し
て入力するためのデイジタルスイツチを用いた設
定器12、積算流量のプリセツト値P1()を設
定して入力するための同様の設定器13、回転数
表示装置14、瞬時流量表示装置15、積算流量
表示装置16、及び警報出力装置17が接続され
ている。マイクロコンピユーター8は、演算装
置、記憶装置、及びI/O装置等を備えた既知の
ハード構成のものであつて、第2図のフローチヤ
ートに示すようにプログラムされている。
即ち、第2図のフローチヤートに於いて、先ず
ステツプではカウンタ7をスタートさせ、1回
の計数、即ちポンプ1の1回転の周期の測定が終
わると、ステツプで計数値を読み込むと同時に
カウンタ7をリセツトする。ステツプで回転数
n(rpm)を計算する。ステツプで読み込んだ
計数値をCとすると、ポンプ1の1回転周期T
(sec)は、 T=C×0.6×10-6 となるので、 n=60÷T=108÷C となり、この計算を行うことによつて回転数n
(rpm)が求められる。この回転数がステツプ
で回転数表示装置14へ出力され、表示される。
ステツプで設定器12に設定されたポンプ1の
1回転当たりの吐出流量Q1(c.c./rev)を読む込
む。ステツプで瞬時吐出流量を計算する。瞬時
吐出流量F1(/min)は、 F1=Q1×n÷1000 の計算によつて求められる。ステツプで瞬時吐
出流量F1(/min)が瞬時吐出流量表示装置1
5に出力され、表示される。ステツプで積算流
量S1()を計算する。積算流量S1()は、前回
の積算流量(初回は零にセツト)Snにポンプ1
の1回転当たりの吐出流量Q1を加算し、 S1=Sn+Q1÷1000 として求められる。ステツプで積算流量S1が積
算流量表示装置16に出力され、表示される。ス
テツプで設定器13に設定されたプリセツト値
P1()を読み込み、ステツプでプリセツト値
P1と積算流量S1の値との大小を比較する。プリ
セツト値P1が積算流量S1の値よりも小さければ
ステツプで警報出力装置17へ出力した後、ス
テツプに戻り、そうでなければステツプ〓を経
ずにステツプへ戻る。
ステツプではカウンタ7をスタートさせ、1回
の計数、即ちポンプ1の1回転の周期の測定が終
わると、ステツプで計数値を読み込むと同時に
カウンタ7をリセツトする。ステツプで回転数
n(rpm)を計算する。ステツプで読み込んだ
計数値をCとすると、ポンプ1の1回転周期T
(sec)は、 T=C×0.6×10-6 となるので、 n=60÷T=108÷C となり、この計算を行うことによつて回転数n
(rpm)が求められる。この回転数がステツプ
で回転数表示装置14へ出力され、表示される。
ステツプで設定器12に設定されたポンプ1の
1回転当たりの吐出流量Q1(c.c./rev)を読む込
む。ステツプで瞬時吐出流量を計算する。瞬時
吐出流量F1(/min)は、 F1=Q1×n÷1000 の計算によつて求められる。ステツプで瞬時吐
出流量F1(/min)が瞬時吐出流量表示装置1
5に出力され、表示される。ステツプで積算流
量S1()を計算する。積算流量S1()は、前回
の積算流量(初回は零にセツト)Snにポンプ1
の1回転当たりの吐出流量Q1を加算し、 S1=Sn+Q1÷1000 として求められる。ステツプで積算流量S1が積
算流量表示装置16に出力され、表示される。ス
テツプで設定器13に設定されたプリセツト値
P1()を読み込み、ステツプでプリセツト値
P1と積算流量S1の値との大小を比較する。プリ
セツト値P1が積算流量S1の値よりも小さければ
ステツプで警報出力装置17へ出力した後、ス
テツプに戻り、そうでなければステツプ〓を経
ずにステツプへ戻る。
上記のフローチヤートの各ステツプの順序は、
適宜変更出来る。例えば、1回転当たりの吐出流
量値の読み込み及びプリセツト値の読み込み、各
種計算、各種出力の順に行つても良い。又、計算
内容は、ポンプ1の回転数を検出する検出手段及
び各表示装置等の構成により、或いは表示する単
位により適宜変更出来る。
適宜変更出来る。例えば、1回転当たりの吐出流
量値の読み込み及びプリセツト値の読み込み、各
種計算、各種出力の順に行つても良い。又、計算
内容は、ポンプ1の回転数を検出する検出手段及
び各表示装置等の構成により、或いは表示する単
位により適宜変更出来る。
本実施例では、入力手段としてデイジタルスイ
ツチによる設定器12,13を用いたが、キーボ
ード又はキーボードとレジスタとを組み合わせた
ものを用いても良く、又、ROM(読みだし専用
メモリー)や磁気テープ等でも良い。例えば特定
の種類のポンプ1について、温度、圧力、又は使
用する液体等、各種の条件のもとで1回転当たり
の吐出流量を求めておいてROMに格納してお
き、流量計測を行う際にはその時の使用条件を入
力することによつてROMから必要なデータが読
み出されるようにしても良い。更には、圧力、温
度等を測定するセンサーを別途設けておき、その
信号によつてROMから自動的に適切なデータが
読み出されるようにしても良い。又、ポンプ1の
1回転当たりの吐出流量値のデータとは別に、演
算過程に於いて誤差を補正するための補正手段を
設け、前記センサーの出力信号をこの補正手段に
関連させて補正するようにしても良い。
ツチによる設定器12,13を用いたが、キーボ
ード又はキーボードとレジスタとを組み合わせた
ものを用いても良く、又、ROM(読みだし専用
メモリー)や磁気テープ等でも良い。例えば特定
の種類のポンプ1について、温度、圧力、又は使
用する液体等、各種の条件のもとで1回転当たり
の吐出流量を求めておいてROMに格納してお
き、流量計測を行う際にはその時の使用条件を入
力することによつてROMから必要なデータが読
み出されるようにしても良い。更には、圧力、温
度等を測定するセンサーを別途設けておき、その
信号によつてROMから自動的に適切なデータが
読み出されるようにしても良い。又、ポンプ1の
1回転当たりの吐出流量値のデータとは別に、演
算過程に於いて誤差を補正するための補正手段を
設け、前記センサーの出力信号をこの補正手段に
関連させて補正するようにしても良い。
上記実施例の装置に於いては、全てデイジタル
的に構成したが、特に高精度を望まなければアナ
ログ的に構成することも出来る。又、実施例で
は、ポンプの回転数、瞬時吐出流量、及び積算流
量を計測表示するように構成したが、少なくとも
瞬時吐出流量と積算流量の何れか一つを計測し得
るように構成すれば良い。
的に構成したが、特に高精度を望まなければアナ
ログ的に構成することも出来る。又、実施例で
は、ポンプの回転数、瞬時吐出流量、及び積算流
量を計測表示するように構成したが、少なくとも
瞬時吐出流量と積算流量の何れか一つを計測し得
るように構成すれば良い。
第1図は計測装置の電気回路を示すブロツク
図、第2図はフローチヤート図である。 1…容積形回転ポンプ、3…回転パルス発振
器、4…分周器、5…アンド回路、6…基準パル
ス発振器、7…カウンタ、8…マイクロコンピユ
ーター(演算手段)、9…周期測定部、12,1
3…設定器(入力手段)、14〜16…表示装置。
図、第2図はフローチヤート図である。 1…容積形回転ポンプ、3…回転パルス発振
器、4…分周器、5…アンド回路、6…基準パル
ス発振器、7…カウンタ、8…マイクロコンピユ
ーター(演算手段)、9…周期測定部、12,1
3…設定器(入力手段)、14〜16…表示装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一定周期で基準パルスを発振する基準パルス
発振器を使用し、被計測流体を圧送する容積形回
転ポンプが単位量回転する間の前記基準パルス数
を計数し、この計数値と前記基準パルスの周期と
から前記ポンプの単位時間当り回転数をマイクロ
コンピユーターにより演算し、別に、ポンプ使用
条件等を参酌して任意に決定される前記ポンプの
1回転当り吐出流量値を、任意値を設定し得る入
力手段により設定し、この設定値と、演算された
前記ポンプの単位時間当り回転数とから、前記マ
イクロコンピユーターにより前記ポンプの吐出流
量を算出することを特徴とする流量計測方法。 2 被計測流体を圧送する容積形回転ポンプに連
動するパルス発振器と、当該ポンプ連動パルス発
振器のパルス発振周期よりも充分に短い周期で基
準パルスを発振する基準パルス発振器と、前記ポ
ンプ連動パルス発振器の単位周期の間だけ前記基
準パルス数を計数して前記ポンプの単位量回転周
期に比例する計数値を得る周期測定部と、前記ポ
ンプの1回転当たりの任意の吐出流量設定値を入
力する入力手段と、演算手段とを備え、当該演算
手段は、前記基準パルス計数値、前記基準パルス
の周期、及び前記ポンプ1回転当たり吐出流量設
定値とに基づいて前記ポンプの吐出流量を演算す
るものである流量計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3395383A JPS59159018A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 流量計測方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3395383A JPS59159018A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 流量計測方法及びその装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10096288A Division JPS63289287A (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 流量計測方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59159018A JPS59159018A (ja) | 1984-09-08 |
JPH0347440B2 true JPH0347440B2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=12400852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3395383A Granted JPS59159018A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 流量計測方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59159018A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04155009A (ja) * | 1990-10-19 | 1992-05-28 | Tokai Rubber Ind Ltd | 薬液圧入機における薬液量管理方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56142196A (en) * | 1980-03-25 | 1981-11-06 | Omron Tateisi Electronics Co | Controlling system for weigher in oil station system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54177981U (ja) * | 1978-06-05 | 1979-12-15 |
-
1983
- 1983-03-01 JP JP3395383A patent/JPS59159018A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56142196A (en) * | 1980-03-25 | 1981-11-06 | Omron Tateisi Electronics Co | Controlling system for weigher in oil station system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59159018A (ja) | 1984-09-08 |
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