JP2511995Y2 - 流量計 - Google Patents

流量計

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JP2511995Y2
JP2511995Y2 JP13716989U JP13716989U JP2511995Y2 JP 2511995 Y2 JP2511995 Y2 JP 2511995Y2 JP 13716989 U JP13716989 U JP 13716989U JP 13716989 U JP13716989 U JP 13716989U JP 2511995 Y2 JP2511995 Y2 JP 2511995Y2
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実 小関
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トキコ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は流量計に係り、特に逆流の生じる部分に使用
可能な流量計に関する。
従来の技術 一般に、例えば石油、食品、化学及び一般産業界にお
ける石油、食品、化学液等の液体の流量を計測する流量
計には、計量室が配設された流通路を備えた流量計ケー
シング本体と、流量計ケーシング本体に取付けられ、前
記計量室内に設けられた検出手段から伝達される検出信
号に基づき流量を計測し表示手段に表示すると共に外部
に流量に応じたパルス信号を出力する制御回路とから構
成されたものがある。
制御回路から出力されるパルス信号は遠隔地に設けら
れた流量制御装置等へ信号線で伝達される。
この種の流量計はある程度の逆流でも対応できる構成
とされていた。逆転流量はそれほど多くなく、表示等の
制御データを記憶しているメモリの容量もそれほど多く
は用意していない。万一そのメモリ容量分を越えた場合
にはそれ以降の逆転流量は無視をするように構成されて
いた。
考案が解決しようとする課題 しかるに、従来の流量計は、流体の流れが逆転した際
にパルスカウンタのカウント数がメモリ容量を越えた場
合それ以下の値は無視してしまうため、逆転流量がメモ
リの容量を越えて、再び、正転状態となった場合、表示
の桁上りとパルス出力とのタイミングがずれる等の問題
点があった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、逆転流量
が生じたときに表示の桁上りとパルス出力とにズレが生
じない流量計を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は、被測流体の流量に応じて回転する回転体
と、 該回転体の回転数に応じたパルスを出力する回転検出
手段と、 該回転検出手段からのパルスをカウントして表示器に
流量を表示させる表示パルスカウンタと、 前記回転検出手段からのパルスを外部に出力する外部
出力パルスカウンタと、 前記回転体の回転方向に応じて、前記表示パルスカウ
ンタ及び外部出力パルスカウンタのカウント値を加算又
は減算する演算手段と、 前記回転体が逆回転して前記外部出力パルスカウンタ
の−カウント値がカウント可能な最小値より小さくなっ
たとき、前記外部出力パルスカウンタの小数点以下のカ
ウント値を前記表示パルスカウンタの小数点以下のカウ
ント値と同一となるように補正する端数補正手段と、 よりなる。
作用 外部出力パルスカウンタの−カウント値がカウント可
能な最小値より小さくなったとき、1桁以上のカウント
値を変えずに外部出力パルスカウンタの小数点以下のカ
ウント値を表示パルスカウンタの小数点以下のカウント
値と同一となるように補正することにより、この後正転
パルスになっても外部出力パルスカウンタの小数点以下
のカウント値と表示パルスカウンタの小数点以下のカウ
ント値とが同一の値に加算されることになり、外部出力
パルスカウンタ及び表示パルスカウンタの1桁以上のカ
ウント値が同時に加算される。そのため、被測流体の逆
流により回転体が逆回転して外部出力パルスカウンタの
−カウント値がオーバーフローする場合、上記のように
少数点以下のカウント値を補正して1桁以上のカウント
値が外部出力パルスカウンタ及び表示パルスカウンタで
同時に移動するようにして、見かけ上両カウンタ間のず
れを無くすことができる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の概略構成図を示す。
第1図において、計量室内に備えられた一対のだ円歯
車形状の回転子1,2のうち回転子1の軸の周囲には所定
数のN及びSの磁極を交互に帯磁した磁極子3がインサ
ート成形されている。また、該磁極子3の近傍に、磁気
抵抗素子からなる磁気検出子4が配置されている。い
ま、被測流体である液体が流通路を通ると一対の回転子
1,2が流量に応じた回転数で回転する。回転子1が一回
転する間に磁極子3による磁極変化を磁気検出子4が検
出し、この検出した検出信号を増幅器及び波形整形器に
より増幅、波形整形して流量及び流量方向に対応した一
対のパルス信号(補正前パルス信号)a,bが発生され、
正転、逆転検出回路5に供給される。正転時にはパルス
信号aとパルス信号bとは第3図(A)に示すような位
相関係を有し、逆転時には第3図(B)に示すようにそ
の位相関係が逆転する。正転・逆転検出回路5は供給さ
れたパルスの位相より被測流体の流れる方向を検出し、
パルス及び正転・逆転検出信号をCPU(中央処理装置)
6に供給する。
CPU6はROM(リード・オンリ・メモリ)8に格納され
たプログラムに従ってパルスの処理を行い、入力信号パ
ルスと係数補正設定手段7により設定されRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)10に収納された係数補正値とを
乗算処理して計数する。ここで、この計数補正値とは流
量計個々の誤差を補正するための値で当該流量計の誤差
試験により得られたもので具体的には例えば0.001〜1.9
99までの間の所定数値となる。そして、CPU6の乗算処理
して計数された信号のうち有効計数信号はLCD(液晶デ
ィスプレイ)等よりなる表示器9に出力されて表示され
ると共に、乗算処理されたパルス信号は信号線取出し口
より遠隔地に設けられた流量制御装置へ補正パルス信号
として信号線で伝達される。
次に第2図と共にその動作について説明する。
CPU6に取込まれたパルスは第2図に示すフローチャー
トに従って処理される。
まず、CPU6は上記回転子1,2の回転とともに回転子1,2
の回転数に比例したパルスが回転検出手段としての磁気
検出子4から出力されると、パルス割り込み処理を行う
(ステップ11)。そして、パルスの正転、逆転を認識す
る(ステップ12)。正転時のパルスが入力されたときCP
U6内にソフト的に構成された表示パルスカウンタのカウ
ント値に入力パルスの1パルスの重みを決定する係数補
正値K(例えば、0.997)が加算され、その結果が表示
器9に表示される(ステップ13)。
また、同様に外部に出力されるパルスデータを生成す
るパルスカウンタのカウント値にも係数補正値Kが加算
される(ステップ14)。正転パルスの場合にはCPU6内に
ソフト的に形成されたパルスカウンタのカウント値に係
数補正値を加算して、1の桁が1増えた場合にパルス出
力が行なわれる(ステップ15,16,17)。パルスカウンタ
のカウント値はRAM10内に収納され1パルス毎に書き替
えられる。
また、逆転時のパルスが入力されると、表示パルスカ
ウンタのカウント値より係数補正値K(=0.987)が減
算され表示器9に減算された値が表示される(ステップ
18)。同様にパルスカウンタのカウント値からも係数補
正値Kが減算される(ステップ19)。逆転パルス時はパ
ルスカウンタのカウント値がパルスカウンタの最小値よ
り大きいうちは以上の処理をくり返えす(ステップ2
0)。上記ステップ13〜20の処理は、回転子1,2の回転方
向に応じて、表示パルスカウンタ及び外部出力用のパル
スカウンタのカウント値を加算又は減算する演算手段で
ある。しかし、パルスカウンタがマイナスに大きくなり
すぎると、パルスカウンタの最小値より小さくなり、オ
ーバーフローの状態になる。このとき、表示は減算され
続け、0を越えた場合、すべての桁を9にして減算す
る。
また、それ以上減算する必要があるときは1の桁以下
のみ減算を行ない1の桁以上は変わらないようにする。
このときは正確なパルス出力が出来ないことを知らしめ
る表示を行なう。
つまり、パルスカウンタがオーバーフロー状態となっ
た場合にはオーバーフローパルスの小数点以下4桁をパ
ルスカウンタの最小値の小数点以下4桁におき換えパル
スカウンタのカウント値とする(ステップ21,22)。
このような処理を続けることにより逆転パルス時にオ
ーバーフロー状態となっても表示カウンタの1の桁以下
とパルスカウンタの1の桁以下が常に同値となる。
上記ステップ21,22の処理は、回転子1,2の逆回転が連
続して外部出力用のパルスカウンタの−カウント値がカ
ウント可能な最小値より小さくなったとき、外部出力用
のパルスカウンタの小数点以下のカウント値を表示パル
スカウンタの小数点以下のカウント値と同一の値に補正
する端数補正手段である。
例えば、第4図(A)に示すようにパルスカウンタの
値が−98.592、このときの、表示パルスカウンタの値が
1132.592で表示器9には小数点以上の値1132が表示され
ているとする。この状態より、逆転パルスが入力する
と、表示パルスカウンタ及びパルスカウンタの値からは
計数補正値0.997が減算される。したがって、第4図
(B)に示すように表示パルスカウンタの値は1132.592
−0.997=1131.595となり、表示器9には1131が表示さ
れる。ところが、外部出力用のパルスカウンタでは、最
小値(−99)の直前の値(−98.595)であるため、この
値から係数補正値0.997を減算すると−99以下となって
オーバーフロー状態となり、これ以上減算できない。こ
のため、パルスカウンタの値は小数点以上をそのままの
値として、小数点以下のみ減算を行なう。したがって、
パルスカウンタの値は98.595となり、小数点以下の値を
表示パルスカウンタの値と同値に保つことができる。
このため、この後、再び正転パルスになっても表示の
1の桁が1加わる時点でパルスカウンタの1の桁も1加
わることになるため、パルスカウンタのマイナス分が正
転パスルにより相殺されパルスカウンタが1を越えた時
にパルス出力する際、表示の桁上がりと連動させること
ができる。
なお、この時見かけ上は、正しい表示及びパルス出力
が行なわれるため、エラー表示を行なう必要がある。ま
た、エラー表示はオーバーフローが解消された時点で自
動的にもしくは使用者の操作によりエラーリセットを行
なう。
考案の効果 上述の如く、本考案は、外部出力パルスカウンタの−
カウント値がカウント可能な最小値より小さくなったと
き、1桁以上のカウント値を変えずに外部出力パルスカ
ウンタの小数点以下のカウント値を表示パルスカウンタ
の小数点以下のカウント値と同一となるように補正する
ため、この後正転パルスになっても外部出力パルスカウ
ンタの小数点以下のカウント値と表示パルスカウンタの
小数点以下のカウント値とが同一の値に加算されること
になり、外部出力パルスカウンタ及び表示パルスカウン
タの1桁以上のカウント値が同時に加算される。そのた
め、被測流体の逆流により回転体が逆回転して外部出力
パルスカウンタの−カウント値がオーバーフローする場
合、上記のように小数点以下のカウント値を補正して1
桁以上のカウント値が外部出力パルスカウンタ及び表示
パルスカウンタで同時に移動するようにして、見かけ上
両カウンタ間のずれを無くすことができる。従って、流
量計の流量表示に対して外部出力パルスカウンタから出
力されたパルスに基づいて流量表示あるいは流量積算処
理が遅れることがなく、外部の演算装置でも同時に流量
積算処理が行える等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略構成図、第2図,第3
図,第4図は本考案の動作を説明するための図である。 1,2……回転子、3……磁極子、4……磁気検出子、5
……正転、逆転検出回路、6……CPU、7……係数補正
設定手段、9……表示器。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測流体の流量に応じて回転する回転体
    と、 該回転体の回転数に応じたパルスを出力する回転検出手
    段と、 該回転検出手段からのパルスをカウントして表示器に流
    量を表示させる表示パルスカウンタと、 前記回転検出手段からのパルスを外部に出力する外部出
    力パルスカウンタと、 前記回転体の回転方向に応じて、前記表示パルスカウン
    タ及び外部出力パルスカウンタのカウント値を加算又は
    減算する演算手段と、 前記回転体が逆回転して前記外部出力パルスカウンタの
    −カウント値がカウント可能な最小値より小さくなった
    とき、前記外部出力パルスカウンタの小数点以下のカウ
    ント値を前記表示パルスカウンタの小数点以下のカウン
    ト値と同一となるように補正する端数補正手段と、 よりなる流量計。
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