JP2789215B2 - デジタル計測器 - Google Patents

デジタル計測器

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JP2789215B2
JP2789215B2 JP11029589A JP11029589A JP2789215B2 JP 2789215 B2 JP2789215 B2 JP 2789215B2 JP 11029589 A JP11029589 A JP 11029589A JP 11029589 A JP11029589 A JP 11029589A JP 2789215 B2 JP2789215 B2 JP 2789215B2
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充徳 松浦
寛 喜田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、モータ等の各種の回転体からの回転数に対
応したセンサ信号を入力し、被計測体の回転数、周速、
流量、通過時間等を演算して表示するデジタル計測器に
関する。
(従来の技術) 一般に、第4図に示すように、モータaから減速ギヤ
ー、ベルト、プーリー等の伝動手段bを介してコンベヤ
cを駆動する場合、コンベヤcの移動速度の計測のため
にデジタル計測器dが使用されることがある。
このような場合には、モータaにロータリエンコーダ
等の回転検出器eを取り付ける一方、コンベヤc側に表
示器を有する本体装置fを設け、この本体装置fに上記
の回転検出器eの出力を入力し、その入力に基づいて回
転数を周速等に換算して表示する。
したがって、回転数を周速等に換算するためには、伝
動手段bの比を明確にし、回転体において予め想定して
いる基準となる「設定回転数」(たとえば最大回転数)
と、回転体が上記の回転数で回転している時に期待する
表示値としての「設定回転数での表示値」(たとえば10
0m/min)を設定しておく必要がある。
(発明が解決しようとする課題) 上記パラメータの一つである「設定回転数での表示
値」は、ギヤーの減速比、プーリー比、ロール径等の各
種の要素を含んでおり、これらの要素が明確でない時、
計算不能となる。また、予めパラメータを設定できたと
しても、デジタル計測器を第4図のようなシステムに使
用した場合、伝動手段bのプーリーとベルト間のスリッ
プ等から計測器の表示値と別途ハンデイタイプ周速計で
測定した実測値と一致しないことがある。
このため、何度もパラメータを試行錯誤で合わせ混む
必要がある。
(課題を解決するための手段) 本発明はこの様な事情に鑑みてなされたものであっ
て、最初から正確なパラメータを設定しなくても別途実
測した値を希望値として書きかえることによりパラメー
タを修正できるようにするものである。
いま、入力部からの信号と予め入力された回転体の1
回転当たりの回転パルスの数Pと設定回転数MXRPMと設
定回転数での表示値DSPMXのパラメータから演算して得
られる表示値(予め入力されたパラメータから計算され
る表示値)をDeとすると、 De=(60n/T・P)(DSPMX/MXRPM) (1) ここに、Tは時間、nは時間Tの間のパルス数であ
る。
一方、別途測定した実測値をDとしたとき、このDに
対応する設定回転数での表示値(補正後のパラメータ
「設定回転数での表示値」)をDSPMX′とすると、 D=(60n/T・P)(DSPMX′/MXRPM) (2) したがって、新パラメータは式(1)、(2)より DSPMX′=(D/De)・DSPMX (3) と計算より求めることができ、このDSPMX′をパラメー
タメモリ部のDSPMXと置き替える。
本発明は、係る点に着目したもので、上記手段を実現
するために、回転体の回転数を検出してこれに対応した
回転パルスを出力するセンサーと、このセンサーからの
回転パルスを入力する入力部と、前記回転体の1回転当
たりに発生するパルス数、設定回転数、設定回転数の表
示値等のパラメータを入力するパラメータ設定スイッチ
と、これらの各パラメータを記憶するパラメータメモリ
部と、前記入力部からの信号とパラメータメモリ部のデ
ータとに基づいて回転数等を演算する演算部と、この演
算部の演算結果を表示する表示部とを備えたデジタル計
測器において、次の構成を採る。
すなわち、本発明では、第1図の特許請求の範囲対応
図に示すように、表示部の表示値を別途実測した希望値
に変更する合わせ込みスイッチと、この合わせ込みスイ
ッチが押された場合に前記表示部に表示されている最終
表示データを記憶する最終表示データメモリ部と、希望
値を記憶する希望値メモリ部と、前記最終表示データメ
モリ部と希望値メモリ部にそれぞれ格納されている各メ
モリ値に基づいて既に前記パラメータメモリ部に記憶さ
れているパラメータの1つである「設定回転数の表示
値」を修正する修正演算部とを備えている。
(作用) 上記構成において、まず、合わせ込みスイッチが押さ
れると、表示部に表示されている最終表示データが最終
データメモリ部に格納される。次に別途実測した値をパ
ラメータ設定スイッチを用い希望値メモリ部にメモリす
る。これらのデータから新パラメータを算出し、旧パラ
メータを修正演算部で修正する。
以降、修正演算部は回転数を演算によって求め新パラ
メータを採用して周速、流量、通過時間等に換算する。
(実施例) 第2図は本発明の一実施例に係るデジタル計測器の回
路ブロック図である。
第2図において、符号Aは回転数が計測されるべきサ
ーボモータ等の回転体である。本実施例のデジタル計測
器は、回転体Aの回転数に対応する回転パルスを出力す
るセンサBと、そのセンサBから与えられる回転パルス
を処理する本体Cとから構成される。
本実施例のデジタル計測器の本体Cは、大きく分けて
センサBからの回転パルスを入力する入力部1と、回転
体Aの1回転当たりに発生する回転パルスの数、設定回
転数、設定回転数の表示値等のパラメータを入力するパ
ラメータ設定スイッチ2と、後述の表示部8の表示値を
別途実測した希望値に変更するための合わせ込みスイッ
チ2′と、マイクロコンピュータ3と、基準発信器4
と、表示部8とを備えている。
マイクロコンピュータ3は、前記演算部、修正演算部
を構成するCPU3aと、このCPU3aの動作を規定するプログ
ラムが記憶されているプログラムROM3bと、パラメータ
メモリ部、希望値メモリ部、最終表示データメモリ部を
構成するワークRAM3cのほか、基準発信器4からクロッ
クパルスを入力する基準時間作成用のタイマ3dと、前記
入力部1を通じて入力する回転パルスをカウントするカ
ウンタ3eとを有するものが使用され、具体的には、μPD
75P116が用いられる。
以下、上記構成の動作を説明する。
第3図は、マイクロコンピュータ3が動作するルーチ
ンを示すフローチャートである。マイクロコンピュータ
3は、上記ルーチンにしたがって動作することにより、
第1図に示された演算部、パラメータメモリ部、修正演
算部、希望値メモリ部、最終表示データメモリ部として
機能する。
第3図に示すルーチンは、前処理ルーチンR1と、計測
ルーチンR2と、到来パルス待ルーチンR3と、出力ルーチ
ンR4と、合わせ込み機能ルーチンR5とを含んでいる。
ステップS1からステップS3までが前処理ルーチンR1で
ある。ステップS1では、初期化を行い、ステップS2で
は、設定データ(1回転当たりの回転パルス数、回転
数、設定回転数での表示等のデータ)をパラメータ設定
スイッチ2から入力し、ステップS3で、前記設定データ
に基づいて回転数の演算に必要な係数等を算出する。
ステップS4からステップS11までが計測ルーチンR2で
ある。
ステップS4では、計測周期での最初の回転パルスが入
力したか否かを判別し、パルスがなければ入力まで待機
する。回転パルスが入力すると、ステップS5でタイマ3d
をクリアして、タイマ動作を開始させる。次のステップ
S6では、カウンタ3eをクリアして、回転パルスのカウン
トを開始させる。ステップS7では、設定された基準時間
To(たとえば1秒)が経過したか否かを判断し、該基準
時間Toが経過するまで待機する。そして、次のステップ
S8では、基準時間Toの経過後、最初の回転パルスが入力
したか否かを判断する。
基準時間To経過後、最初の回転パルスが所定時間内に
入力すれば、ステップS9で、基準時間Toの経過後、最初
に回転パルスが入力するまでの周期Taを、それまでのタ
イマ3dのタイマ値として計測し、ステップS10では、カ
ウンタ3eでのカウント値から回転パルスの入力数nを計
測する。
ステップS11では、基準時間To経過後に最初の回転パ
ルスが入力するまでの周期Taと基準時間Toとから、整数
個の回転パルスが入力した全周期Tを得て、この全周期
Tと、その間の回転パルスの数nと、ステップS3で算出
されている係数とから回転数Drを算出する。
計測ルーチンR2のステップS8において、基準時間To経
過後の最初の回転パルスの入力が遅れると、到来パルス
待ちルーチンR3に移行し、そのステップS12で基準時間T
o経過後に回転パルスの入力しない時間が一定長時間
(たとえば6秒)に達しか否かをタイマ3dのタイマ値か
ら判断し、6秒経過すれば強制的にステップS13で表示
を0とし、計測ルーチンR2の冒頭に戻る。
出力ルーチンR4は、ステップS14〜S16からなってい
る。ステップS14においては、回転数Drが最低回転数以
下か否かを判断し、最低回転数以下であれば、ステップ
S15において、回転数Drのデータを0とする。
回転数Drが最低回転数超であれば、ステップS16に進
む。ステップS16では、回転数Drのデータを周速等の計
測単位で換算し表示する。
本発明である合わせ込み機能ルーチンR5はS17〜S22か
らなる。
ステップS17では、合わせ込みスイッチ2′の入力が
あるか否かを判断し、合わせ込み要求があればステップ
S18にて計測中止とする。次にステップS19にて演算部で
得られた最終データを最終データメモリ部へ記憶する。
次にステップS20にてパラメータ設定スイッチ2を用い
て希望値を記憶させる。次にステップS21にて前記式
(3)により希望値/最終データを求め、同式に従いス
テップS22にてパラメータ設定回転数での表示値の修正
値を算出し、これを新パラメータとしパラメータメモリ
部へメモリする。
合わせ込み機能要求がなければ、以降、ステップS23
にて設定データの変更があるか否かを判別し、設定デー
タの変更があればステップS24で計測中止とし、なけれ
ばステップS5へ戻る。
(発明の効果) 本発明によれば、回転パルスのカウント値を回転数、
周速、流量等の表示値に換算するための換算係数を最初
から複雑な計算過程で決定しなくても、別途周速等を測
定した上で、表示部に表示されている表示値をこの測定
値に一致させるように変更すれば、その後は自動的に正
確な換算係数が逆算されて決定されるので、従来に比較
して、換算係数の決定のための手間が大幅に削減される
ようになる等の優れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の特許請求の範囲対応図、第2図は本
発明の一実施例の回路ブロック図、第3図はマイクロコ
ンピュータの動作を示すフローチャート、第4図は従来
からのシステム例である。 1……入力部、2……パラメータ設定スイッチ、2′…
…合わせ込みスイッチ、3……マイクロコンピュータ、
8……表示部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01P 1/00 - 3/80 G01D 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体の回転数を検出してこれに対応した
    回転パルスを出力するセンサーと、このセンサーからの
    回転パルスを入力する入力部と、前記回転体の1回転当
    たりに発生する回転パルスの数、設定回転数、設定回転
    数の表示値等のパラメータを入力するパラメータ設定ス
    イッチと、これらの各パラメータを記憶するパラメータ
    メモリ部と、前記入力部からの信号とパラメータメモリ
    部のデータとに基づいて回転数等を演算する演算部と、
    この演算部の演算結果を表示する表示部とを備えたデジ
    タル計測器において、 前記表示部の表示値を別途実測した希望値に変更する合
    わせ込みスイッチと、 この合わせ込みスイッチが押された場合に前記表示部に
    表示されている最終表示データを記憶する最終表示デー
    タメモリ部と、 希望値を記憶する希望値メモリ部と、 前記最終表示データメモリ部と希望値メモリ部にそれぞ
    れ格納されている各メモリ値に基づいて既に前記パラメ
    ータメモリ部に記憶されているパラメータの1つである
    「設定回転数の表示値」を修正する修正演算部と、 を備えることを特徴とするデジタル計測器。
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