JPH0347405A - 回転子の回転装置 - Google Patents

回転子の回転装置

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JPH0347405A
JPH0347405A JP17995089A JP17995089A JPH0347405A JP H0347405 A JPH0347405 A JP H0347405A JP 17995089 A JP17995089 A JP 17995089A JP 17995089 A JP17995089 A JP 17995089A JP H0347405 A JPH0347405 A JP H0347405A
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JP
Japan
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rotor
lift
fluid pressure
fixed
pressure cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP17995089A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Izawa
井沢 浩
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蒸気タービンなどの大型回転機の回転子(ロ
ータともいう)を、その運転休止時における修理点検お
よび回転子の運転起動時の補助などのために、空圧や油
圧等の流体圧シリンダを利用して、微少角度づつ断続し
て回転させる回転装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の大型回転機の回転子を、運転休止時に修理点検
および回転子の運転起動時の補助などのために回転させ
るのは、機械が大型のため人力によって回転させること
が困難であり、従来第5図の断面図に示す手動式の回転
装置が使用されていた。第5図において、回転子の軸受
台上部14の一部に開口部14aを設け、この開口部1
4aに中央部が開口されたフランジ15が係合を付けら
れている。
このフランジ15には、開口部14a内方に向かってブ
ラケット16が突設され、このブラケット16にピン1
7を介してコネクチングロッド1Bの一端部が回転自在
支承されている。このコネクチング18の他端部は前記
フランジ15の開口された中央部がら突出し、この他端
部には管状のハンドレバー19が挿脱される。コネクチ
ング18の中央部には、ピン2゜を介して爪21が回転
自在に取付けられ、回転子の回転被駆動部に固定された
風車10の歯9に爪21が係合する。
第5図に示すように、コネクチング18の他端部にハン
ドレバー19を挿入し、矢印22に示す反時計回り方向
にピン17を回転中心としてハンドレバー19を操作す
ると、ピン20で取付けられている爪21は、常に自重
によって反時計回りに回転しようとするため、二点鎖線
で示した21aの状態となり、風車10の歯9に係合す
る。爪21aと歯9とが係合したまま、更にハンドレバ
ー19を矢印22方向に操作すれば、風車10と共に回
転子が矢印13に示す反時計回り方向に回転され、爪2
1は二点鎖線で示した21bの状態となり、ハンドレバ
ー19はフランジ15の開口端部15aに当接して止め
られる。ここから、ハンドレバー19を矢印22と反対
方向の時計回り方向に戻すと、風車10.回転子は停止
したまま爪21は風車10の歯9上を滑動して、21a
の位置へ戻され、再びハンドレバー19を矢印22方向
に操作すれば、前記と同様に回転子が回転され、以下こ
の操作を繰返すことによって回転子を所望の角度回転で
き、操作が終わればハンドレバー19を図示の位置に戻
すとコネクチング18のコーナ部18aが当接して爪2
1を上方に押上げ、風車lOと係合しない状態となる。
引続いてハンドレバー19をコネクチング18の他端部
から引抜き、コネクチング18の他端部を図示を省略し
た鎖錠機構で固定して操作作業を終了する。この状態で
は、風車10に爪20が接触しないので、回転子は支障
な(運転できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
蒸気タービンの大型化に伴い回転子も大型化し、その重
量増から前記従来技術の手動式の回転装置では、人手に
よる操作力に限界があり、回転子を手動で回転させるこ
とが困難な状況になってきた。
本発明は、大型化してきた回転子を人手によらず、流体
圧シリンダの駆動力によって回転させる回転装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するために、本発明は、回転自在に支
承された大型回転機の回転子を回転させる回転子の回転
装置において、前記回転子の軸受台上部に取付けられこ
の回転子の外周面に接する接線と平行にその操作端が移
動される流体圧シリンダと、この流体圧シリンダの操作
端に固定された先端金具にその一端部が前記回転子と平
行に配設されたピンを介して回転自在に支承されその他
端部にリフトピンが固定され前記流体圧シリンダの湿作
端の前進後退により移動される棒状のリフトレバーと、
このリフトレバーに固定されたリフトビンが後退移動さ
れるときに係合しリフトビンが前進移動されるときに係
合解除される複数個ののこ歯状の歯を円板外周部に等間
隔に配設し前記回転子の回転被駆動部に固定された風車
と、前記流体圧シリンダの操作端の移動方向を制御する
制御装置とを備える。
〔作用〕
本発明は、回転子の軸受台上部にこの回転子の外周面に
接する接線と平行な方向にロンド先端の操作端が駆動移
動される流体圧シリンダが取り付けられ、この操作端に
固定された先端金具に一端部がピンを介して回転自在に
棒状のリフトレバーが支承され、このリフトレバーの他
端部にリフトビンが固定され、一方図転子の回転被駆動
部に風車が固定され、前記流体圧シリンダの操作端の後
退、前進の移動方向を制御する制御装置を備えて回転子
の回転装置が構成されている。
操作端が前進端から出発して、後退移動されるとリフト
レバーも共に後退移動され、この移動の途中でリフトビ
ンが風車の歯に係合され、リフトレバーの後退移動に伴
って風車と共に回転子が回転される。操作端が後退端に
達すると制御装置によ・す、流体圧シリンダの駆動方向
が切換えられて、操作端ならびにリフトレバーは前進移
動され、この間リフトレバーのリフトビンは風車ののこ
歯状の歯の背面を滑動されるため、風車を逆転させるこ
となく操作端ならびにリフトレバーは前進端に達する。
この前進端に達すると制御装置により、流体圧シリンダ
の駆動方向が切換えられて、操作端ならびにリフトレバ
ーは再び後退移動され、前記の動作が繰返えされて、風
車と共に回転子が断続的に回転される。
〔実施例〕
本発明の回転子の回転装置の実施例を第1図ないし第4
図に基づいて説明する。第1図は本発明の回転子の回転
装置の断面図、第2図ないし第4図は第1図に対応する
工程説明図である。第1図において、回転自在に支承さ
れた回転子lの軸受台2上部にその操作端3が駆動移動
される空圧や油圧の流体圧による流体圧シリンダ4が取
付けられている。この流体圧シリンダ6は、回り止めさ
れたロッド4aの先端部が操作端3となり、操作端3は
回転子1の外周面1aに接する図示を省略した接線と平
行な方向に矢印11に示す方向に後退、矢印12に示す
方向に前進するように駆動移動される。
第1図においては、矢印11は上方向、矢印12は下方
向の上下方向移動の状態で示されているが、この方向に
限るものではない、操作端3には先端金具5が後記する
ピン6が前記回転子lと平行になるように螺合して固定
されている。この先端金具5に前記回転子1と平行に配
設されるピン6を介して棒状のリフトレバー7の一端部
が回転自在に支承され、第1図に示す状態では自重によ
りほぼ鉛直に吊下げられた状態となっている。このリフ
トレバー7の他端部にはリフトピン8が固定されている
。なお、リフトレバー7にはリフトピン8の風車10へ
の接近を係止する係止片7aが固定されている。
一方、前記回転子1の回転被駆動部には、前記リフトレ
バー7に固定されたリフトピン8が矢印11方向に後退
移動されるときに係合し、リフトピン8が矢印12方向
に前進移動されるときに係合解除される複数個ののこ歯
状の歯9を円板外周部に等間隔に配設された、風車lO
が固定されている。
流体圧シリンダ4の駆動端3の前進端および後進端を検
出するリミットスイッチ、流体の方向を切換える電磁弁
ならびに制御回路を設けた制御装置が備えられ、これに
より操作端の駆動移動が制御される。
次に、第1図ないし第4図に基づいて、本発明の回転子
の回転装置の動作を説明する。
(イ)第1図に示すように、流体圧シリンダ4が前進端
にある状態を出発点として、矢印11の方向にロフト4
a、操作端3が後退移動されると、先端金具5、リフト
レバー7、リフトビン8が共に後退端に向かって後退移
動される。
(ロ)第2図に示すように、リフトビン8が矢印11方
向に後退移動され、風車10の歯9にリフトピン8が係
合される。
(ハ)第2図の状態からりフトビン8が風車10の歯9
と係合した状態で更に後退移動され、後退端に達し第3
図に示す状態となる。これによって風車lOと共に回転
子1が矢印13の反時計回り方向に回転される。なお、
リフトビン8は風車lOに沿って円弧運動されるため、
ピン6を回転中心としてリフトレバー7がわずかに回転
される。このリフトレバー7の回転は、ピン6が回転子
1と平行に配設されていることにより、支障なく円滑に
行われ、回転したリフトレバー−7の自重の分力により
、リフトビン8は風車10側に押され、リフトピン8と
歯9との係合が外れることがない。
(ニ)操作端3が後退端に達すると制御装置により、流
体圧シリンダ4の駆動方向が切換えられて、操作端3.
先端金具5.リフトレバー7ならびにリフトビン8は、
第4図に示すように矢印12方向に前進駆動される。こ
の間リフトレバー7のリフトビン8は、風車10ののこ
歯状の歯9の背面を滑動され、リフトレバー7は回転自
在であるから、リフトピン8は風車10を時計回り方向
に逆転させることなく、操作端3ならびにリフトピン8
は前進端に達し、第1図に示した出発点における状態と
なる。
(ホ)操作端3が前進端に達すると制御装置によって駆
動移動方向が切換えられ、再び前記0)、(ロ)、(ハ
)。
(ニ)の軌゛作が所望の回数繰返され、これによって風
車10と共に回転子1が、所望の回転角度断続的に回転
される。
(へ)回転子1の回転操作を終われば、流体圧シリンダ
4はその前進端位置に係止され、リフトレバー7の係止
片7aが先端金具5に当接して、リフトレバー7の爪車
lO側への回転を係止するため、リフトピン8は風車1
0と接触することがなく、回転子1は安全に運転するこ
とができる。この回転子1の運転起動時には、別置され
たターニング装置により回転子1が低速回転された後、
蒸気タービンに蒸気が流されて起動され運転に入る。こ
の起動時は特に起動力を要するため、ターニング装置の
起動と共に、本発明の回転子の回転装置を補助として操
作させると、回転子1が円滑に起動し、運転状態にする
ことができる。
なお、前記第1図ないし第4図においては、操作端3.
先端金具5.リフトレバー7およびリフトピン8を、は
ぼ鉛直方向に前進、後退させる状態で回転子の回転装置
を操作する状態で示したが、本発明の回転子の回転装置
はこれに限ることなく、鉛直方向以外の所望の方向に前
進、後退させる状態に、設置、操作させることができる
。なお、この鉛直方向以外の方向とするときは、リフト
レバー7が自重で、ビン6の個所で折れ曲がらないよう
に、板ばねなどの付勢力による折れ曲がり防止機構を備
える必要がある場合もある。
本発明は、流体圧シリンダ4で駆動されるリフトレバー
7に固定されたリフトピン8と、回転子1に固定された
風車10との組合わせによる一方向回転機構(ラチェッ
ト機構ともいう)を構成したため、流体圧シリンダ4の
前進、a退の駆動により、回転子1を所望の角度断続的
に回転することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、流体圧を利用して、回転子を所望の角
度断続的に回転することができ、従来の人手による困難
な手動回転操作から解放されて、作業の安全が確保され
、大型回転機の回転子の運転休止時における修理点検に
伴う回転子の回転作業が省力化されると共に、大型回転
機の円滑な起動操作ができ、回転機の大型化の傾向に対
応できる、回転子の回転装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転子の回転装置の実施例を示す断面
図、第2図ないし第4図は第1図に対応する工程説明図
で、第2図はりフトビンが後退移動され風車の歯に係合
された状態、第3図はリフトピンが風車の歯と係合した
状態で後退移動されて後退端に達した状態、第4図はリ
フトピンが後退端から前進移動される状態をそれぞれ示
す工程説明図、第5図は従来技術の手動式の回転装置を
示す断面図である。 l二回転子、2.13 :軸受台、3:操作端、4;流
体圧シリンダ、5:先端金具、7:リフトレパ8;リフ
トピン、9:歯、10j爪車、18:コ第1図 46一 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)回転自在に支承された大型回転機の回転子を回転さ
    せる回転子の回転装置において、前記回転子の軸受台上
    部に取付けられこの回転子の外周面に接する接線と平行
    にその操作端が移動される流体圧シリンダと、この流体
    圧シリンダの操作端に固定された先端金具にその一端部
    が前記回転子と平行に配設されたピンを介して回転自在
    に支承されその他端部にリフトピンが固定され前記流体
    圧シリンダの操作端の前進後退により移動される棒状の
    リフトレバーと、このリフトレバーに固定されたリフト
    ピンが後退移動されるときに係合しリフトピンが前進移
    動されるときに係合解除される複数個ののこ歯状の歯を
    円板外周部に等間隔に配設し前記回転子の回転被駆動部
    に固定された爪車と、前記流体圧シリンダの操作端の移
    動方向を制御する制御装置とを備えることを特徴とする
    回転子の回転装置。
JP17995089A 1989-07-12 1989-07-12 回転子の回転装置 Pending JPH0347405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17995089A JPH0347405A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 回転子の回転装置

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JP17995089A JPH0347405A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 回転子の回転装置

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JPH0347405A true JPH0347405A (ja) 1991-02-28

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ID=16074787

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JP17995089A Pending JPH0347405A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 回転子の回転装置

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JP (1) JPH0347405A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08296407A (ja) * 1995-04-28 1996-11-12 Kansai Electric Power Co Inc:The タービンロータ回転装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5182807A (ja) * 1974-12-04 1976-07-20 Siemens Ag
JPS5614809A (en) * 1979-07-13 1981-02-13 Hitachi Ltd Oil turbine type turning apparatus

Patent Citations (2)

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