JPH0346952A - ロールまたはログを形成する巻取機械および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 紙の大径の１親ロール１がら小径のロールまたはログを
製造することは公知である。直径１・５〜１．７　”　
（３，８〜４．３ＣＩｍ＞　、および通常６５ないし１
５５〃（１６５〜３９３ｃｓ）の、製紙機械からくる親
ロールの幅に対応する長さのマンドレルを有する、中実
軸巻直し方式を利用する初期の装置は公知である０紙が
マンドレル頂部に取付けられた薄い祇コアに巻取られる
とき、マンドレルの回転または速度は、紙の表面速度を
多かれ少ながれ一定にするため、直径が増加するときつ
ねに変化される。初期の機械は二つのマンドレルしか有
しながったが、技術の発展に伴いタレットに取付けられ
た８本の軸を備える新しい中実軸巻直し機械は、ティシ
ュ−のログを生産するため一つのサイクルからつぎのサ
イクルに迅速かつ自動的に切替えられる。中実軸巻取機
械の本質的欠点は小さいマンドレルがきわめて長く紙の
幅より長い通常１０ないし１４　＃（２５，４〜３５．
４ｃｍ）の長さを有し、したがって、重力および遠心力
による変形をうけることである。その上マンドレルまた
はコアの軽微な不備でも、２０００〜２２００ｆｔ＃＋
１ｎ（６００〜６６０ｍ／ｌ１ｉｎ）の通常の速度で振
動を生じ、これらのマンドレルは回転を５０００〜６０
００１１ＰＭの速度で開始しなければならなかった。

一方現代の技術は表面巻取理論に基づき、鋼ドラム上で
ログはマンドレルを使用しないで成形されるため、まっ
たく異なっている。この異なった巻取理論は機械をかな
り簡単なものとし、したがって、作用を一層容易にし、
メンテナンスを一層安価にし、その融通性を一層大きい
ものとした。

さらに機械を１００　＃（２，５４ｍ）　′より幅の広
いものとすることができるようになった。

最近の、軸がなく、−層有効かつ生産性の高い“クレー
ドル・ロール機械”はベリー二の米国特許第４，３２７
，８７７号、バーチ７Ｌ／（２）同第４．９０９．４５
２号、ターナ−の同第３，１４８，８４２号、フペンサ
ーの同第４．５８８，１３８号、ブラッドレーの同第４
，７２３．７２４号に開示されている。

ウェブを正確な瞬間に分離し、完成したログを除去し、
Ｔ度分離されたウェブの先端を新しいコアに取付けて、
新しいコアにおいて巻取工程を継続することは本発明の
目的である。一つのロールまたはログが完成した瞬間に
ウェブを切断し、巻取機械に入ってくるウェブの流れを
停止することなく新しいロールに巻取を開始することは
、各要素の配置における従来技術を凌駕する特徴である
。

本発明の巻取機械は、上方巻取シリンダ、上方巻取シリ
ンダに対してすきまを形成する下方巻取シリンダ、前記
二つのシリンダとともにロールの巻取り空間を画定しう
る可動ローラを備えている。

個々のコアを前記すきまに挿入する装置、コアを接着剤
によって湿らせる装置が設けられる。前記二つの巻取シ
リンダの相対的周速度は周期的に可変である。

本発明の目的は、完成したロールの形成後ウェブの規則
的切断ならびにつぎの巻取りの規則的開始ができるよう
にした、上記型の機械を提供することである。

二つの巻取シリンダの一方との組合わせにおいて、入っ
てくるウェブが前記すきまに達する直前にそれに沿って
摺動する固定面が設けられる。押具がコアをウェブ供給
速度より遅い挿入速度で移動し、装置はコアがすきま内
への移動中ウェブを固定面に押付けて、接面とコアとの
間にあるウェブに制動作用を加えるように配置される。

このことは、ウェブをＴ度完成したロールとウェブの巻
取りが開始される入ってくるコアとの間で切断させる。

この配置により、巻取シリンダ間のすきまへの簡単な挿
入がコアと固定面との間における紙の把持により材料の
切断およびコア面へのその自由端の碇着を生ずる０巻取
りは切断されたウェブの自由端の機器速度を逆転するこ
となく開始される。

機械のとくに有利な実施例は下記に記載されるであろう
、とくに前記すきまへのコアの挿入通路に沿って、前記
固定面に向合った部材が設けられ、この場合、挿入の間
コアは前記部材と前記固定面との間を通される。制動作
用は固定面とそれに向き合った部材との間へのコアの挿
入の間に起こるだけでなく、コアが挿入されるとき前記
固定面と下方巻取シリンダとの間にも作用する。

巻取られるウェブは連続した（すなわち穿孔されていな
い）ものでもよいが、とくに有利な実施例において、機
械はウェブに穿孔する装置を有し、該ウェブの切断がこ
の場合穿孔線に沿って起こる。

有利なのは、前記巻取シリンダ間の空間へのコアの供給
運動を同期する装置を設けることであり、同期は完成さ
れたロールと入ってくるコアとの間につねに単一の穿孔
線が形成されるようなもので、ウェブの切断はつねに前
記穿孔線に沿って起こる。

固定面は、巻取シリンダ間のすきまに対するその位置を
変更するため、変更可能および／または調節可能である
。

一実施例において、固定面は巻取シリンダの一方に沿っ
てかつこのシリンダと向き合った駆動ローラとの間に構
成された構造物から作られている。

別の実施例において、固定面は前記シリンダに達するウ
ェブの円弧内の区域に上方巻取シリンダの面に続く円弧
状積層ライニングによって形成され、前記積層ライニン
グは該シリンダの軸線の周りに角度的に調節可能である
。

巻取シリンダは支持軸および隣接するシリンダ部分を有
し、円弧状積層ライニングは、この場合、支持軸に連結
され巻取シリンダを形成する隣接する部分およびその外
側の間に設けられた支持装置によって支持されている。

支持軸がシリンダのｌ！Ｊ接する部分の空間に転がり軸
受を有するフレームによって支持されることが有利であ
る。前記面の位置を調節する装置は、この場合、前記支
持装置と前記フレームとの間で作用する。

機械は、前記面の上流に、入ってくるウェブの緩みを補
償する、可動“ダンシングローラを備えるのが有利であ
る。この可動ローラはコア挿入装置と同期する駆動装置
によって弾性的に押されまたは周期的に変位さえする。

可動ローラはウェブを引締めその緩みを補償する他の装
置によって置換することもできる。たとえば、吸込箱が
設けられその中に緩んだウェブが蓄積され、ループを形
成する。

そうでなければ、可動ローラは固定軸線を有するローラ
によって置換され、吸込装置がウェブをその円筒面に付
着させることもできる。

緩んだウェブを引締めるためおよび／またはその緩みを
補償するためどのような装置が使用されようとも、過剰
なウェブを回収する装置を設けることが必要である。こ
のため、形成の間ロールにウェブを巻取るように作用す
るローラおよびシリンダは、巻取り速度がウェブ供給速
度よりつねに僅かに速くなるように回転する、装置が設
けられる。

また前のコア交換の間蓄積された緩んだウエブを回収す
るためシリンダおよび巻取ローラを一時的に加速するこ
とが可能である。このため、たとえば可動ローラの位置
を決定することにより、または吸込箱内のウニプループ
の存在を検出することにより、もしくはウェブが吸込ロ
ーラ上に巻かれた円弧を検出することによって、緩んだ
ウェブの存在を検出するセンサが設けられる。前記セン
サによって伝達される信号により、巻取シリンダの加速
または減速が実施される。

本発明はまたウェブのログまたはロールを成形する方法
にも関し、シリンダに供給されるウェブと接触しその一
つの周りにまたは補助シリンダの周りに駆動されるよう
に、その上にロールが成形されるコアは一つの巻取シリ
ンダの間に挿入されて、形成中のロールが完成するとき
ロールは成形区域から巻取シリンダの一方を減速するこ
とにより除去され、連続してロールを形成するためコア
が前記巻取シリンダに近付けられる。

本発明によれば、その方法は接着剤によって湿らせられ
た連続したロールを成形するコアは、入つてくるウェブ
を固定面に押付けて突然減速させ、ついでそのコアとの
接触点と成形されたロールに外接する点との間で切断す
ることを特徴としている。入って（る自由端は切断後コ
ア面に接着し、供給方向を逆転することなくその上に巻
かれる。

上記および他の目的に鑑み、本発明の一層の認識および
理解を下記の記載を参照することによって達成すること
ができる。

本発明の説明のため、図面には現在好ましいとされる型
式が図示されるが、本発明が構成されるいくつかの手段
種々の配列、構成可能でありまた本発明はここに図示し
かつ記載される手段の正確な配置および構成に限定され
るものではない。

なお、図面においては同じ符号は同様の部分を示すもの
である。

第１図において、Ｎは供給速度および下流の張力を制御
する二つのローラ３の間を通過する紙のウェブを示す、
ウェブはついでウェブの横方向穿孔を実施しかつ巻取機
械によって形成されるロールの個々のシートの長さを決
定する二つの公知の型の穿孔シリンダ５．７間を通過す
る。

符号９は上方巻取シリンダを符号１０は下方巻取シリン
ダを示し、それらは間にコアＡＩを挿入するすきままた
はニップ１２を形成している。第３の可動ローラ１４は
、一対の巻取シリンダ９および１０に対して接離するよ
うに、点１８において旋回するアーム１６に取付けられ
ている。Ｒはすきま１２にすでに挿入されているコアＡ
２上に形成されたロールまたはログを示す、符号２０は
完成したロールを除去する面を示している。

符号２２はコアＡ１をすきま１２に押込むまたは挿入す
る装置を示している。この挿入装置２２は挿入されるコ
アと接触する押具２４を有し、前記押具２４は固定フレ
ームに２８において枢着されたアーム２６によって支持
されている。上記装置はウェブ材料Ｎのロールまたはロ
グＲを形成することができ、巻付けは巻取シリンダ９お
よびｌＯｌならびに第３の可動ローラ１４によって実施
される。ローラ１４は、ロールＲの直径かを取る間に徐
々に大きくなってゆくとき、それとの接触をつねに維持
しながら、徐々に離れてゆく。ロールＲが完成すると、
ロールは表面２ｏの方向にロール１０の減速によって排
出され、新しいコアＡ１が軸線２８の周りの、矢印［２
６の方向の、アーム２６の運動によってすきま１２に挿
入される。形成されたロールＲと挿入されたコアＡ１と
の間の部分においてウェブＮを切離す装置を設けなけれ
ばならず、そのため下記の装置が設けられる。

コアＡはコア用の一連の座を備え巻取りに必要なコアを
一段ずつ前進させる連続コンベヤ３ｏによって供給され
る。前進は連続的または不連続的とすることができる。

コアは（図示しない）コンテナから供給され、そこから
コアＡＯは供給子面３２に沿って前進されコンベヤ３０
に達し、コンベヤ３０はコアを一つずつ挿入装置２２に
よって挿入される区域まで輸送する。コンベヤ３ｏの軌
道に沿って、コアは一定区域に接着剤で湿らされる。こ
れは公知の方法たとえば分配シリンダ３４によって達成
され、分配シリンダ３４は液体接着材をタンク３６から
取出し、分配シリンダ３４に接触して、通過するコアに
塗布する接着剤の量を１ｔＩＩＪ御するスクレーパ３８
と共働する。符号４ｏは接着材の量を調節するため、分
配シリンダ３４からのスクレーパ３８の距離を設定する
ねじ調節装置を示している。

符号４２は接着剤塗布の間分配シリンダと共働する反対
回転ローラを示す、接着剤の拡散はコアに沿って離れた
環状区域において実施され、その場合コア自体はシリン
ダ３４および４２の間で回転させられる。そうでなけれ
ば、接着剤は軸線またはコアの円筒形外面上の線に沿っ
て、たとえば線に沿ってコアに接触する塗布シリンダに
よって分配される。

コアＡはついでコンベヤ３０によって排出トレー４６ま
で運ばれ、別々にかつ連続的に前記トレーならびにアー
ム２６の面２６によって位置Ａ３に達し、一方これらは
下方位置からコアをすきま１２に挿入するため位置ＡＩ
までコアを引出すため動かされる。

ロールＲを形成するため、巻取シリンダ９．１０および
可動ローラ１４は図面に矢印で示された方向に回転する
０丁度完全に巻上げられたロールを排出するための下方
巻取シリンダ１９の一時的減速は、コアをすきま１２を
通過するまですきま１２に挿入させる。すでに巻かれた
ロールが排出された後下降した可動ローラ１４と最後に
接触して、新しいロールが形成されるのはこの区域にお
いてである。

ロールＲへのウェブ材料の巻取を完了して（挿入装置２
２によって丁度挿入された）コアＡｔ上に新しい巻取り
を開始するように、ウェブを切断するため、上方巻取リ
シリンダと組合わされた固定面５２が設けられている。

押具２４によるシリンダの間への挿入中、コアＡ１は紙
をこの面に押付けて前記紙が穿孔線（ミシン目）に沿っ
て切れるまで保持する。

第１および３図によれば、固定面５２は、ずきま区域１
２から始まり入ってくるウェブ材料Ｎに向かって延び、
上方シリンダ９に対してほゞ接線方向の形状を有する０
面５２は、補助駆動ローラ５６と関連するはり三角形断
面の構造物５４の一部である。ウェブＮは、ローラ５６
の周りを固定面５２上を摺動するまで通過して上方巻取
シリンダ９およびすきま１２に達し、ローラは紙のウェ
ブの周りでモータで駆動されても自由に回転してもよい
。

挿入装置２２．２４および２６によって押されたコアＡ
Ｉは、挿入装置２２．２４および２６の変位軌道にはソ
”平行な固定部材５８の端部５８Ａに沿って摺動する。

この装置はコアＡＩを部材５日の端部５８Ａと面５２の
間に楔入されるように構成されており、リボン状材料Ｎ
をコアＡＩと面５２との間に把持する。

挿入装置２２．２４．２６の矢印ｆ２６方向の変位速度
は、面５２に沿って移動するウェブ材料Ｎの速度より遅
い、そのため、コアＡ工が前記面５２と固定部材５８と
の間で面５２に押付けられる瞬間、その周速に対してウ
ェブ材料Ｎを減速し、材料はその形成の最後にロールＲ
に巻取られる。

これは紙のウェブを、（挿入装置２２．２４．２６によ
って押付力が加えられている間）面５２ニオケルコアＡ
Ｉの接触点とそのロールＲへノ巻取区域との間にある、
穿孔線に沿って切断させる。

面５２におけるコアＡＩの接触点とそのロールＲへの巻
取区域との間のウェブ部分は、シリンダＩＯの減速から
生ずるロールＲの前進により、上方シリンダ９に対して
少くとも部分的に接触していない、このことは穿孔線に
沿う分離を確実なものにする。しかしてコアＡＩのすき
ま１２への挿入はウェブＮを切断させる。

ウェブが丁度挿入されたコアＡＩと完成したロールとの
間で分離された後、同じコアＡＩは（コアＡ１に塗布さ
れた接着剤の作用により）＠取りを始める。

面５２および部材５８の端部５８Ａを通過した後、コア
は巻取シリンダ９および１０と接触し、第３図に示され
た矢印に従って回転を始める。下方巻取シリンダ１０の
減速は巻取りを開始したコアＡＩの第３０−ラ■４に向
かう運動を生じ、第３可動ローラ１４は、その間に先行
するロールＲの除去の後、すきまに向かって下降する。

このことは巻取シリンダ９およびｌＯならびに可動ロー
ラ１４との接触により新しいロール上への材料の巻取り
を確実なものとする。

前記において、コアに分布された接着剤のリングを邪魔
しないような距離離れた、同じかつ互いに平行な複数の
部材５８を参照されたい、同じ作用が、接着剤が分布さ
れた区域と整合した溝を備えたコア支持面を存する連続
部材を使用することによっても得られる。

第４図の実施例は第３図の実施例と同じであり、二つの
実施例に共通の部分は同じ符号で示されている。第４図
において、部材５８は全長が一層制限され、（端部５８
に対応する）それらの端部５８Ａ′は面５２の前端から
離れている。このようにして、コアが部材５８と面５２
との間に喫入されるとき、コアは巻取シリンダ１０に作
用することにより紙を面５２に押付け、シリンダ１０は
（減速してでも）回転し同様にコアの慣性力の影響をう
けるがコアを第３図の実施例を参照して上に記載したよ
うに紙のウェブが切断される前に回転することはできな
い。

第８図は、僅かに変形した実施例の、第３図の詳細図に
対応する拡大詳細図である。この実施例において、第３
図に対応する要素は同じ符号で示されている。この場合
、面５２は（シリンダ９と１０の間のすきま１２付近に
）コーナー５２Ａを有し、コーナー５２Ａはプロフィル
５８上に形成されたコーナー５８Ａに向合って突出して
いる。

第８図に明示されたように、コアＡ１が挿入装置２２．
２４．２６によってすきま１２に挿入されるとき、コー
ナー５２Ａおよび５８Ａはコアおよび前記コアと面５２
との間の紙ウェブＮに対する圧力作用を増加し、それに
よりウェブを確実に切断する。コーナー５８３は省略す
ることもできる。

その上に面５２およびコーナー５２３が形成される要素
はくし状構造を有し、歯の端部はシリンダ９の溝内にう
け入れられる。その場合くしの歯はそれぞれシリンダ９
の外面をこえて突出するコーナー５２３を備えている。

第８図はまたコアＡ１の供給軌道に対して巻取シリンダ
９の上流に設けられた可撓性板５９を示している。可撓
性板５９はコアＡＩに接触し、コアＡＩは挿入装置２４
によって部材５８に押付けられ、それにより前記コアが
、板５９の端部を通過してしまうまでコアが面５２と接
触するのを回避する。板５９は、仮が汚れるのを防ぐた
めその上に接着剤が拡散されるコアの区域と整合するス
リットまたは切欠きを備えるのが有利である。同様に、
多くの平行な可撓性板が設けられ、それらは接着材のな
いコアＡＩの区域に作用する。

固定面５２の位置の、とくにすきま１２およびこのすき
まを画定する他の部材の付近のシリンダ９の面の周りの
その端部５２Ａを、整然と調節することは有利である。

第５図は面５２の位置を調節する装置の実施例を示して
いる。この面は、構造物５４および駆動ローラ５Ｇによ
って、上方巻取シリンダ９の軸線の周りに移動可能なユ
ニット６２によって支持されている。このユニットの位
置は、固定支持体６６のねじ付き孔に係合する、とめね
じ６４によって、ユニット６２の位置を角度的に画定し
かつ上方巻取シリンダ９の面の周りの端部５２Ａの位置
を＃Ｐ１ｇ！ｉすることができる。

ある程度に緊張された祇ウェブＮの延びは、その挿入の
際面５２とコアＡ１との間の該ウェブの把持の結果とし
て減速するウェブの作用によって形成され、緩みを除去
することができる。

同じまたは対応する部材を同じ符号によって示す第２図
に示された実施例において、一対の穿孔シリンダ５．７
からくるウェブはシリンダの対７０．７２に達し、そこ
からシリンダ７２と補助駆動ローラ５６との間の軌道を
画定する“ダンサ”または締付はローラとして作用する
可動ローラ７４に転換される。ダンサローラ７４は弾性
的に押付けられ確実に軌道Ｎ７４の部分に沿って伸長さ
せる。変形として、ローラ７４はたとえばカム等よりな
る機械的駆動装置により作動されウェブ切断およびコア
交換と同期して移動し、それにより自動的にかつ直ちに
入ってくるコアによって生する減速作用によるウェブの
可能な緩みを補償する。

引張ローラ７４の代わりに、（−点鎖線で示されたンロ
ーラ７６よりなる同様の配置が設けられ、それはウェブ
の張力を決定するように、シリンダ７２の軸線周りに振
動するユニット上に取付けられ、この場合ウェブはダン
サローラ７４の使用の場合に設けられたような軌道Ｎ７
４の代わりに軌道Ｎ７６を有する。

第９図は、紙ウェブを緊張する異なった方式を備えた、
第２図の機械の実施例の巻取区域を示す。

前記第９図において、第２．３および４図の実施例に対
応する部分は同じ符号で示されている。この実施例にお
いて、ローラ７４は固定され単独で回転ローラの作用を
奏し、一方作業サイクル中のウェブの回収およびウェブ
Ｎの張力の制御は、巻かれるウェブＮの幅を横切って配
置された吸込み箱１２０によって、空気的に実施される
。吸込み箱１２０の一側は開放し両端１２２．１２４に
よって孔が画定され、その上をウェブＮが摺動する。

箱１２０の内部は、たとえば（図示しない）吸込みファ
ンによって、僅かに負圧に保持される。このようにして
、紙に対するコアの制動作用によってウェブＮが緩もう
とするとき、余分なウェブは箱１２０の内側に吸込まれ
てループを形成し、続いて引出される。こうしてウェブ
Ｎの一定の張力が確保される。

第１図のＷ置の変形実施例である、緊張装置の別の実施
例が第１１図に示されている。第１図に対応する部分は
同様の符号で示されている。この実施例において、ウェ
ブＮはローラ５６′の周りに駆動されローラ５６′は第
１図のローラ５６に対応するが、吸込孔がその面に設け
られたことを特徴としている。ローラ５６′の内側は、
ウェブＮをローラ５６′の外面に付着させるように（図
示しない）ファンによって僅かに負圧に保持されている
。コアＡｌが挿入されるときの制動作用によって減速す
るとき、諜亥つェフ゛はそれ自体ローラ５６′の面に巻
付こうとして第１１図の点線で示された位置ＮＸにくる
。

ローラ５６′は吸込箱１２０のような補助的部材の必要
性なしにウェブＮの緊張を一定に保持することができる
。さらに、ローラは固定軸線を有し、そこでその変位の
ためいかなる駆動装置も要しない。最後に、吸込ローラ
５６′を使用することにより、ウェブが破れた場合蓄積
される一定区域を有する別の利点が得られる。実際、ウ
ェブＮが破れると、ローラ５６′へのその巻取りはウェ
ブＮが機械の他の区域に蓄積される危険を回避する。

第１０図は第３．４および８図に対する変形実施例のコ
ア挿入区域の拡大詳細図を示す、第３．４および８図と
同じ部分は同じ符号で示されている。第１Ｑ図の実施例
において、面５２は下記に記載する目的で適当に離れた
複数の端部歯またはフィンガを支持する板５３によって
形成されている。

上方巻取シリンダ９は、フィンガ５３Ｂの幅に等しいか
または僅かに広い幅を有し、前記フィンガと同じピッチ
で分布する複数の溝９Ａを有する。

したがって、板５３は破線で示された前方位置を占める
ため矢印［５３に従ってそれ自体に平行に移動すること
ができ、そこでフィンガ５３Ｂは部分的にシリンダ９の
溝９Ａに挿入される。この装置はコアＡ１を異なった方
法ですきま１２に挿入することができるようにしている
。実際、この場合、押具装置Ｆ２４４よコアＡ１を第１
０図に示された位置まで押す、この位置において、コア
ＡＩはウェブを板５３のフィンガ５３Ｂに対して押し該
ウェブを切断させる。この点において、装置装置２４は
コアＡ１との接触から離れ、コアＡｌはさらにすきま１
２に向かつ前記板の方向５３ｆの供給運動により板５３
のフィンガ５３Ｂによって直接動かされる。この運動に
より、コアＡＩは介装された紙とともに溝９八間に配置
されたシリンダ９の環状面と徐々に接触する。

第６および７図の変形実施例においては、（シリンダ９
に対応するが構造が異る全体的に１０９で示された上方
巻取シリンダの面に一致しうる弧状横断面を備えたライ
ニングから作られた固定面が設けらている。とくに、符
号８２は、機械の側方パネル８４によって支持され、前
記実施例の上方巻取シリンダ９の駆動装置と同様に、歯
車８５のような、適当な駆動装置によって回転される軸
を有する。

上方巻取シリンダ１０９は軸８２にキー止めされた複数
の部分１０９Ａから作られ部分１０９Ａはそれらが支持
するウェブが離れる（すなわちしわになる）ことがない
ように、それらの間のすきまよりかなり長い長さだけそ
れに沿って縦に延びるている。これは第１ないし５図の
実施例とは異なり、駆動ローラ５Ｇを使用する必要があ
る。少くとも側方パネル上に設けられた支持装置８６間
の一つの中間位置において、付加的伸長−切断支持装置
８８が軸８２に設けられ、支持装置は機械のフレームに
取付けられたブラケット９０によって支持されている。

上方巻取シリンダ１０９を形成する一組の部分１０９Ａ
の端部において、かつシリンダ１０９に隣接した部分１
０９Ａ間のすきまと整合して、軸８２に緩く取付けられ
かつ制限された距離だけ離れた点においてライニング８
゜を支持する、支持袋２９２が設けられている。

支持装置９２は、その上に層状ライニング８゜の位置を
調節する対応する装置が作用するように作られた、延長
部９２Ａを有する。これらの装置はフレーム９８に作用
するねじ締付は装置を有し、このフレーム９８は軸８２
の中間支持装置８８．９０の軸受を有する。

ライニング８０は上方巻取シリンダ１０９上の祇ウェブ
Ｎの接触円弧より小さい断面（すなわち展開されたとき
）を有する。しかして、このウェブは単に直接、固定面
を形成するライニング付近までそこから動かされまた前
記実施例の構造中固定面と同じ作用を有する、前記巻取
シリンダに達する。

本発明はその精神または特性から離れることなく他の特
殊な形式において実施することができ、したがって、上
記実施例はすべての点において説明的のもので、それ故
限定的のものでないものと考えるべきであり、本発明の
範囲を示すため、上記の記載より特許請求の範囲の記載
を参照すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１および２図は巻取機械の二つの実施例の線図を示し
、第３および４図は二つの実施例の拡大図を示し、第５
図は固定面の位置の調節方法を示し、第６および７図は
それぞれ固定面の変形実施例を示す第１＠付シリンダの
軸方向平面における断面図および第６図の■−■線に沿
・う断面図であり、第８図は変形実施例における、第３
および４図の詳細図に対応する、拡大詳細図であり、第
９図は紙を緊張する別の方式を備えた、第２図の実施例
の拡大詳細図であり、第１０および１１図は別の実施例
を示す詳細図である。 ５．７・・・−穿孔シリンダ、９．１０−・・−・巻取
シリンダ、１２・・・・−すきま、１４・・−・・ロー
ラ、２２−・・・挿入装置、２４・・・・−押具、３４
−・−・−分配シリンダ、３６・・−・・タンク、３８
・−・−スクレーパ、５２・−・・面、５２３・・・・
・コーナー　５８・・−プロフィル、５８３−・・コー
ナー　６４・・・・調節ねじ、８０−・・ライニング、
８２−・−・支持軸、９０・−・フレーム、９６・・・
−調節装置、１０９・・・・・巻取シリンダ、１０９−
・・−・（巻取シリンダの）隣接する部分、Ａ・−コア
、Ｎ・−ウェブ、Ｒ−・−・・ロール Ｆｉｇ、１ Ｆｉｇ、２ Ｌ、Ｍゲ ２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上方巻取シリンダ、 前記上方巻取シリンダに対してすきまを形成する下方巻
   取シリンダ、 前記二つのシリンダとともにロールの巻取り空間を画定
   しうる可動ローラ、 前記すきま内に個々のコアを挿入する装置、前記コアに
   接着剤を塗布する装置、 前記二つの巻取シリンダの相対的周速を周期的に変化す
   る装置、および 前記二つの巻取シリンダの一方と組合わされそれに沿つ
   て入つてくるウェブが前記すきまに達する直前に摺動す
   るように構成された面を有し、前記挿入装置は前記ウェ
   ブの紙送り速度より遅い速度でコアを移動することがで
   き、 前記シリンダ、挿入装置および前記面は、すきまへのコ
   アの挿入の間、前記面と共働して該面とコアとの間にあ
   るウェブに一時的制動を加え、ウェブを丁度完成したロ
   ールとその上にウェブの巻取りが開始されなければなら
   ない入つてくるコアとの間で切断する、 移動するウェブから紙等の完成したロールまたはログを
   形成する、とくに紙の小さいロールを形成する巻取機械
   。 ２、前記面の反対側の前記すきまの一側に部材を有し、
   前記コアが挿入の間に前記部材と前記面との間を通過す
   る、請求項１に記載の巻取機械。 ３、前記部材は前記面の端部とほゞ向合つた端部を有し
   、コアの挿入の間、前記面と前記端部との間を通過して
   ウェブに制動作用を加えてウェブを切断する、請求項２
   に記載の巻取機械。 ４、前記部材が前記面の端部に対して引込んだ端部を有
   し挿入の間前記コアが前記面と前記下方巻取シリンダと
   の間に把持される、請求項２に記載の巻取機械。 ５、ウェブに穿孔し、ウェブの切断が前記穿孔線に沿つ
   て実施される装置を有する、請求項１ないし４のいずれ
   か一項に記載の巻取機械。 ６、前記巻取シリンダの間の隙間へのコアの挿入装置と
   ウェブに穿孔する装置とを同期する装置を備え、完成し
   たロールと挿入されるコアとの関に唯一本の穿孔線しか
   存在せず、ウェブの切断が前記孔線に沿つて実施される
   、請求項５に記載の巻取機械。 ７、前記面が移動可能である、請求項１ないし６のいず
   れか一項に記載の巻取機械。 ８、前記面の位置、とくに二つの巻取シリンダの間のす
   きま内の前記端部の位置を調節する装置を備えた、請求
   項１ないし７のいずれか一項に記載の巻取機械。 ９、前記面はコーナーを有し、前記コーナーは挿入の間
   コアがウェブを前記面に押付ける区域付近に設けられ前
   記コーナーがウェブ把持作用を増強する、請求項１ない
   し８のいずれか一項に記載の巻取機械。 １０、前記面は複数の歯を有し前記シリンダは複数の溝
   を有し、前記歯は前記シリンダの対応する溝に嵌合し、
   前記面の歯の端部は前記巻取シリンダの外面をこえて制
   限された距離だけ突出する対応するコーナーを有する、
   請求項１ないし８のいずれか一項に記載の巻取機械。 １１、前記部材はコアがウェブを挿入の間前記面に対し
   て把持する区域に設けられたコーナーを有し、前記コー
   ナーはウェブ把持を増強する請求項２ないし１０のいず
   れか一項に記載の巻取機械。 １２、前記面は複数の歯を備えた板を有し、前記板はそ
   れ自体に平行に移動して巻取シリンダの間のすきまへの
   コアの挿入を完了することができ、板が関連する前記巻
   取シリンダは前記板の移動中歯をうけ入れる複数の環状
   溝を備えた、請求項１ないし１１のいずれか一項に記載
   の巻取機械。 １３、前記面は巻取シリンダに隣接しかつそれと向合つ
   た補助駆動ローラとの間の構造物よりなる、請求項１な
   いし１２のいずれか一項に記載の巻取機械。 １４、前記面はウェブが前記シリンダに達する区域にお
   いて上方巻取シリンダの面に近接した弧状ライニングを
   有する、請求項１ないし１１のいずれか一項に記載の巻
   取機械。 １５、前記巻取シリンダは支持軸およびシリンダの隣接
   する部分を有し、前記弧状ライニングは支持軸上の支持
   装置によつて支持されかつ巻取シリンダを構成する隣接
   する部分間にかつその外側に設けられた、請求項１４に
   記載の巻取機械。 １６、前記支持軸はシリンダの隣接する部分の空間に隣
   接した少くとも一つの軸受によつてフレーム上に支持さ
   れ、前記ライニングの位置を調節する装置は前記支持装
   置とフレームとの間に作用する、請求項１５に記載の巻
   取機械。 １７、ウェブの緩みを補償するため前記面の上流に可動
   ローラを有する請求項１ないし１６のいずれか一項に記
   載の巻取機械。 １８、吸込箱が前記巻取シリンダ上流にウェブの横方向
   に設けられ、前記吸込箱はウェブが摺動するように形成
   された端部を有し、ウェブの余分なループがそこに引込
   まれる吸込溝を有する、請求項１ないし１７のいずれか
   一項に記載の巻取機械。 １９、周りにウェブが支持される吸込ローラを有する、
   請求項１ないし１５のいずれか一項に記載の巻取機械。 ２０、コア変位中蓄積された緩んだウェブを回収するた
   めウェブ供給速度に対して巻取速度を一時的に増大する
   装置を有する、請求項１ないし１９のいずれか一項に記
   載の巻取機械。 ２１、二つの巻取シリンダを設けること、 ウェブを前記二つの巻取シリンダの間に前記シリンダの
   一方に対して接線方向に供給すること、前記二つのシリ
   ンダの間に前記ウェブと接触してコアを挿入すること、 前記ウェブを把持すること、 前記ロールの完成の際前記ロールを形成区域から巻取シ
   リンダの一方を減速すると同時にコアを新しいロールを
   形成するため前記巻取シリンダに隣接して挿入すること
   、 前記巻取シリンダに接近する前にコアに接着剤を塗布す
   ること、 前記巻取シリンダの一方に近接した面を設けること、 ウェブを前記コアと前記面との間に把持し前記ウェブの
   運動を減速してコアと面との間の接触点および完成した
   ロール上の前記ウェブの接線方向の点の間において切断
   すること、ウェブの自由端を切断が完了した後コア面上
   の接着剤に固定して前進方向を逆転することなく前記コ
   ア上にウェブを巻取ること を含むコア上にウェブ材料のロールを形成する方法。 ２２、連続してロールを形成するコアが前記面と前記巻
   取シリンダの他方に関連する複数の部材との間に楔入さ
   れ、切断されるウェブは把持されかつ破られ、前記部材
   はコア把持部材として作用することを特徴とする、請求
   項２１に記載の方法。 ２３、連続してロールを形成するコアが前記巻取シリン
   ダの一方に対してほゞ接線方向の、前記面と前記巻取シ
   リンダの他方との間に楔入されることを特徴とする、請
   求項２１に記載の方法。 ２４、前記面は移動可能でかつ前進させられ巻取シリン
   ダ間へのコアの挿入を完了することを特徴とする、請求
   項２１、２２または２３に記載の方法。 ２５、巻取速度は先行するコアを交換する間蓄積された
   ウェブを回収するためウェブの供給速度に対して一時的
   に増大されることを特徴とする、請求項２１ないし２４
   のいずれか一項に記載の方法。