JPH0346486A

JPH0346486A - 多地点間テレビ会議静止画像表示システム

Info

Publication number: JPH0346486A
Application number: JP18169089A
Authority: JP
Inventors: Hidehiko Ichikawa; 英彦市川
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1989-07-14
Filing date: 1989-07-14
Publication date: 1991-02-27
Anticipated expiration: 2013-06-25
Also published as: JP2769195B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、３地点以上の複数の対テレビ会議端末（以下
、対地という）のテレビ会議端末相互間を通信制御装置
を介して接続し、これら端末間でテレビ会議を行う多地
点間テレビ会議静止画像表示方式に関するものである。

〔従来技術〕

従来、３地点以上を接続して同時に会議を行う多地点間
テレビ会議において、各テレビ会議端末で複数地点の映
像を表示する方法として、通信制御装置により複数地点
からの映像を画面合成またはフレーム／フィールド多重
して端末に送信して表示することが考えられる。しかし
、通信コスト等の経済性を考慮してフレーム間符号化等
による低速度のディジタル伝送を用いた場合１画面合成
やフィールド多重等は品質劣化が問題となる。

そこで、フレーム間符号化によるディジタル伝送を用い
た多地点間テレビ会議では、映像信号を切替える方式が
有効である。この方式では、通信制御装置により複数対
地の映像信号の中から１つだけの映像信号を選択して切
替えて送信するものであり、映像信号の切替方法は、音
声レベルによる自動切替や受信端末側からのリクエスト
による手動切替等がある。この方式の利点は、端末と通
信制御装置間の通信回線が１回線で、経済的に複数対地
の映像を表示することができる点にある。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、前記映像信号を切替える表示方式では、
同時に表示可能な対地が１つであるため、テレビ会議と
して臨場感に欠けるという問題があった・本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある。

本発明の目的は、多地点間テレビ会議静止画像表示方式
において、テレビ会議として臨場感を備えることにより
会議の運用の向上を図ることができる技術を提供するこ
とにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は１本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために、本発明は、多地点間テレビ
会議静止画像表示方式において、映像信号切替時に通信
制御装置より映像信号とともに対地識別用のコードを伝
送し、受信側端末で映像信号および対地識別コードを蓄
積し、静止画像表示することを最も主要な特徴とする。

〔作用〕

前述の手段によれば、多地点間テレビ会議静止画像表示
方式において、映像信号切替時に通信制御装置より映像
信号とともに対地識別用のコードを伝送し、受信側端末
で映像信号および対地識別コードを蓄積し、静止画像表
示する。この表示画面は、受信映像信号が切替わる毎に
更新される。

このため、経済的に各対地の映像を常時表示しながら会
議可能となり、テレビ会議として臨場感を備え、かつ、
会議の運用の向上を図ることができる。

すなわち、従来の技術では１つの対地のみの映像を切替
表示するだけであるが、本発明は、各対地の画像を蓄積
し、更新して静止画像表示することを組み合わせたこと
が異なる。

〔発明の実施例〕

ム下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。

第１図は、本発明の多地点間テレビ会議静止画像表示方
式の一実施例のテレビ会議端末と多地点間テレビ会議通
信制御装置との接続構成を示すブロック図である。

第１図において、ＩＡ、ＩＢ、ＩＣはそれぞれテレビ会
議端末、２Ａ、２Ｂ、２Ｃは映像信双方向パス、３Ａ、
３Ｂ、３Ｇは音声信号双方向バス。

４Ａ、４Ｂ、４Ｃは制御信号双方向バス、５Ａ。

５Ｂ、５Ｇはそれぞれフレーム間符号化装置、６Ａ、６
Ｂ、６Ｇは多重化されたディジタル信号双方向バス、７
は交換機、８は多地点間テレビ会議通信制御装置である
。

なお、実際には、各フレーム間符号化装置５Ａ。

５Ｂ、５Ｃと交換機７、交換機７と多地点間テレビ会議
通信制御装置８との間には、網制御装置や伝送装置など
が必要であるが第１図では省略しである。

第１図に示す接続構成において、各テレビ会議端末ＩＡ
、ＩＢ、ＩＣからは映像、音声、制御信号が出力され、
各フレーム間符号化装置５Ａ、５Ｂ、　５Ｇへ入力し、
ディジタル化および多重化されて交換機７を経由して多
地点間テレビ会議通信制御装置８に送られる。多地点間
テレビ会議通信制御装置１８では各対地（対テレビ会議
端末）からのディジタル多重化信号を分離し、各対地か
らの音声信号を加算処理して送信し、映像信号は音声レ
ベルによる話者判定または制御信号による端末からのリ
クエストにより切替えて送信する。映像信号と対地識別
コードを含む制御信号および音声信号を多重化して、各
テレビ会議端末へ送出する。

第２図は、第１図におけるテレビ会議端末の詳細な構成
を説明するための一例を示す図である。

第２図において、１０は制御部、２０はカメラ、３０は
動画像用モニタ（相手対地動画像表示用）、４０はマイ
クロフォン、５０はスピーカ、６０は操作器、７０は静
止画像制御部、８０は静止画像用モニタ（各対地静止画
面表示用）である６例えば、Ａ、Ｂ。

Ｃ，Ｄ、Ｅの５会議室を結んで多地点間テレビ会議を行
う場合、ホストとなる端末等から多地点間テレビ会議通
信制御装置８により会議設定が行われ、各会議室（各対
地）と多地点間テレビ会議通信制御装置８が接続される
。

なお、会議設定処理については、本発明には直接関係し
ないのでここでは説明を省略する。

前記Ａ会議室のテレビ会議端末ＩＡでは、多地点間テレ
ビ会議通信制御装置！８で処理されたディジタル多重化
信号がフレーム間符号化装置５Ａで音声信号、映像信号
および制御信号に分離されて受信される。このとき、映
像信号は制御部１０を通して動画像用モニタ３０に表示
されるとともに対地識別コードが表示される。

一方１話者対地が交代する毎または操作器６０からリク
エストを行う毎に受信する映像信号および対地識別コー
ドが切替わるため、対地識別コード等をトリガとして静
止画像制御部７０では、各対地に対応したメモリに映像
信号を蓄積する。蓄積された映像信号は、静止画像とし
て静止画像用モニタ８０に表示するとともに対地識別コ
ードが表示される。第２図に示す静止画像用モニタ８０
には、Ｂ。

Ｃ，Ｄ、Ｅ会議室の画面を１７４分割画面で表示する例
を示す、蓄積された映像信号は、同一対地識別コードの
映像信号を受信する毎に更新される。

蓄積する手段としては、対地識別コード等のタイミング
により切替わる直後または直前の映像信号を蓄積するこ
となどが考えられる。

また、静止画像表示方法は、１／４．１／９などの分割
画面表示や複数モニタによる画面表示などがある。

以上の説明かられかるように１本実施例によれば、複数
の通信回線を使用することなく、経済的に各会議室の映
像を表示することができ、端末からのリクエスト対地を
容易に知ることができるとともに臨場感ある多地点間テ
レビ会議が実現できる。

以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、本発明によれば、相手対地を切
替表示する多地点間テレビ会議において。

各対地の切替表示される映像を蓄積して静止画像のアッ
プデート（更新）表示するとともに、対地識別コードを
用いてモニタ上に対地を表示するので、各対地の出席者
を容易に知ることができ、かつ会議運用の向上をはかる
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の多地点間テレビ会議静止画像表示方
式の一実施例のテレビ会議端末と多地点間テレビ会議通
信制御装置との接続構成を示すブな構成を説明するため
の一例を示す図である。図中、ＩＡ、１Ｂ、ＩＣ・・・テレビ会議端末、２Ａ、
２Ｂ、２Ｃ・・・映像信号双方向バス、３Ａ、３Ｂ、３
Ｇ・・・音声信号双方向バス、４Ａ、４Ｂ、４Ｃ・・・
制御信号双方向バス、５Ａ、５Ｂ、６Ｃ・・・フレーム
間符号化装置、６Ａ、６Ｂ、６Ｇ・・・ディジタル信号
双方向バス、７・・・交換機、８・・・多地点間テレビ
会議通信制御装置、１０・・・制御部、２０・・・カメ
ラ、３０・・・動画像用モニタ、４０・・・マイクロフ
ォン、５０・・・スピーカ、６０・・・操作器、７０・
・・静止画像制御部、８０・・・静止画像用モニタ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）３地点以上に設置されたテレビ会議端末を相互に
接続して、多地点間テレビ会議を行うため、複数のテレ
ビ会議端末からディジタル多重化された映像、音声、制
御信号を受信し、音声信号を加算して送信するとともに
、音声レベルまたは端末からのリクエストにより送信映
像信号を選択して切替える多地点間テレビ会議通信制御
方式において、映像信号に対テレビ会議端末（対地）識
別コードを付加してテレビ会議端末へ送信する送信手段
と、通信制御装置から送られてきた映像信号を対テレビ
会議端末（対地）識別コード等をトリガとして蓄積する
映像信号蓄積手段と、該蓄積された映像信号を静止画像
として複数画面または分割画面で表示する表示手段と、
該静止画像の表示画像に対テレビ会議端末（対地）を表
示する対テレビ会議端末（対地）特定化手段を有するこ
とを特徴とする多地点間テレビ会議静止画像表示方式。