JPH0346273B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0346273B2
JPH0346273B2 JP59050752A JP5075284A JPH0346273B2 JP H0346273 B2 JPH0346273 B2 JP H0346273B2 JP 59050752 A JP59050752 A JP 59050752A JP 5075284 A JP5075284 A JP 5075284A JP H0346273 B2 JPH0346273 B2 JP H0346273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
cylinder device
gear
linear actuator
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59050752A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60197380A (ja
Inventor
Yasushi Ihara
Takeo Yamanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP5075284A priority Critical patent/JPS60197380A/ja
Publication of JPS60197380A publication Critical patent/JPS60197380A/ja
Publication of JPH0346273B2 publication Critical patent/JPH0346273B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、電動機式リイヤアクチユエータを
用いて被制御体を基部に対して位置決めする産業
用ロボツトであつて、特にダイレクトテイーチン
グ方式のものに関する。
(従来技術) 例えば電動機にクラツチを介してボールスクリ
ユーを連結し、そのナツト部材に被制御体を取り
付けたものがある。すなわちテイーチング時には
前記クラツチを断として、前記被制御体を前記電
動機に対して非連結状態とし、オペレータが前記
被制御体を自由に手動操作できるし、また再生時
には前記クラツチを接続して、前記被制御体を前
記電動機と連結状態とし、テイーチングにより記
録したプログラムに従つて前記被制御体を位置制
御できるものである。
(解決しようとする課題) ところで前記クラツチは電磁クラツチであり、
特に加減速の大きい場合に滑りを生じる可能性が
あつて、前記被制御体を正確に位置制御するには
不安が残る。
この発明は前述事情に鑑みてなされたものであ
つて、前記クラツチを用いることなく、電動機に
よる前記被制御体への動力連結、非連結を選択切
換え可能としたものを提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、電動機式リニヤアクチユエータの
可動部材に伸縮シリンダ装置の一端を一体的に直
列する。そして該電動機式リイヤアクチユエータ
の固定側と前記伸縮シリンダ装置の他端を、産業
用ロボツトの基部と被制御体との間に軸支する。
さらに前記伸縮シリンダ装置には、これを固縛状
態または伸縮自由状態のいずれかに選択可能に切
換弁を配管接続して、前記被制御体の前記電動機
式リニヤアクチユエータによる動力連結または非
連結状態に切換え可能とする。さらにまた該動力
連結または非連結状態を確認するための検知手段
を、前記可動部材と前記伸縮シリンダ装置の他端
との間および前記可動部材と前記電動機式リニヤ
アクチユエータの固定側との間に設けてなるもの
である。
(作用) テイーチング時には、例えば前記可動部材を前
記電動機式リニヤアクチユエータの固定側に当接
させ、かつ前記伸縮シリンダ装置を伸縮自由状態
に切り換える。前記当接したか否かは前記検知手
段にて確認し、この信号によりテイーチング可能
となり、オプレータが前記被制御体を直接手動操
作し、所定位置にてその位置情報等を制御装置の
メモリに記録することができる。
また再生時には、前述とは逆に前記可動部材を
前記伸縮シリンダ装置の他端に当接させ、かつ前
記伸縮シリンダ装置を固縛状態に切り換える。前
記当接したか否かは前記検知手段にて確認し、そ
の信号により前記記録した位置情報等を再生する
ことができる。
(実施例) なお、この実施例産業用ロボツトRは、α1〜α6
の6軸の多関節アーク溶接ロボツトとして説明す
るが、この発明をこの実施の形態に限定するもの
ではない。
1は、ロボツトRの基台であり、その上部には
回動台2が垂直軸支2aされ、電動機M1により
回動角α1が強制される。この実施例では軸2aに
歯車3が一体に設けられている。そして基台1に
垂直軸支4aした作業腕4先端部には歯車3と噛
合う歯車5が軸支され、この歯車5が腕4に取付
けた電動機M1により減速機D1を介して駆動され
るべくなされている。また腕4と基台1との間に
は第1伸縮シリンダ装置FA1が軸支6a,6bさ
れ、歯車5を歯車3に対して接断可能に構成され
ている。なおシリンダ装置FA1のピストンロツド
側には圧縮ばね7が内蔵されている。このばね7
は、歯車3,5を噛合せる際、まず最初は流体圧
によらず、そのばね力により噛合せんとし、両歯
車3,5を確実に噛合せする作業を容易にするた
めのものである。E1は、基台1に取付けたエン
コーダであり、これに軸着した歯車8が歯車3に
噛合されている。LS1は、歯車3と5とが確実に
噛合つたことを検知する第1検知手段(実施例で
はリミツトスイツチ)である。
9は、回動台2上部に水平軸支9aした第1垂
直回動腕であり、この腕9下部にはレバー9bが
一体に突設されている。そして腕9は、レバー9
b先端部と回動台2下端部との間に設けた電動機
式リニヤアクチユエータMA1により回動角α2
強制される。なお腕9は、この実施例では、軸9
aを含む垂直平面より前方(すなわち第1,9図
において右方)においてのみ回動可能である。
リニヤアクチユエータMA1は、電動機M2、こ
れの出力側に直列する減速機D2、およびこれの
出力側に直列したスクリユーロツド10とこれに
螺合するナツト部材11(後述するピストンロツ
ド11と共通)を含む。そしてリニヤアクチユエ
ータMA1は、その減速機D2が、回動台2下端部
に軸支12した固定部材13に取付けられてい
る。またリニヤアクチユエータMA1の可動部材
であるナツト部材11には第2伸縮シリンダ装置
FA2の一端側(実施例ではピストンロツド)が連
結され、他端側すなわちシリンダ14はレバー9
b先端部に軸支15されている。なおシリンダ1
4のピストンロツド11側端部とピストンロツド
11との間には、これらの当接状態において、ピ
ストンロツド11とシリンダ14との相互の回転
を防止するための第1回り止め手段16(実施例
ではセレーシヨン構造)が形成されている。また
リニヤアクチユエータMA1の固定部材13とシ
リンダ装置FA2の一端側すなわちピストンロツド
11との間には、部材13とピストンロツド11
との当接状態において、これら相互の回転を防止
するための第2回り止め手段17(実施例ではセ
レーシヨン構造)が形成されている。
またシリンダ14には、ナツト部材11とシリ
ンダ14との当接状態すなわち回り止め手段16
が確実に係合したことを検知する第2検知手段
LS2(実施例ではリミツトスイツチ)が設けられ、
また固定部材13には、ナツト部材11と固定部
材13との当接状態すなわち回り止め手段17が
確実に係合したことを検知する第3検知手段LS8
(実施例ではリミツトスイツチ)が設けられてい
る。すなわち手段LS2およびLS8は、ナツト部材
11に突設した突起11aに当接して出力すべく
構成されている。
さらには回転台2の上面には、第9図のように
第3伸縮シリンダ装置FA8がそのピストンロツド
18を下にして取付けられている。そしてピスト
ンロツド18下端部と回転台2下面との間には、
ばね受皿19が遊嵌され、その受皿19と回動台
2下面との間には圧縮ばね20が挿入されてい
る。さらには軸9aにはスプロケツト21が軸支
され、一端を腕9に固定したチエーン22は、そ
の中間がスプロケツト21が巻掛けられて、他端
が受皿19に固定されている。そしてシリンダ装
置FA8の伸長状態においては、ばね20の力によ
りチエーン22が引張られ、腕9の重力を平衡さ
せるべくなされている。
E2は、軸9aに接続したエンコーダである。
23は、腕9先端部に水平軸支23aした第2
垂直回動腕であり、電動機式リニヤアクチユエー
タMA2により平行リンク系を介して回動角α8
強制される。すなわち軸9aにはリンク24が回
動自在に支承され、そのリンク24先端部と腕2
3との間にはリンク25が軸支25a,25bさ
れている。そして各軸9a,23a,25a,2
5bは平行四辺形の各頂点に一致するように設定
されている。なお軸23aは、腕23の重心位置
近辺に位置されている。また腕23先端部には取
手23bが突設されている。
また回動台2下端部とリンク24先端部との間
には、リニヤアクチユエータMA1と同じ構造の
リニヤアクチユエータMA2が設けられている。
すなわちM8はその電動機、D8は減速機、26は
スクリユーロツド、27は後述するピストンロツ
ドと共通のナツト部材、28は減速機D8を取付
けた固定部材、29は固定部材29を回動台2下
端部に支承する軸、FA4は第4伸縮シリンダ装
置、30はシリンダ、31は第1回り止め手段、
32は第2回り止め手段である。またLS4は第4
検知手段、LS5は第5検知手段であり、それぞれ
実施例ではリミツトスイツチであり、ナツト部材
27に突設した突起27aに当接して出力するべ
く構成されている。なおこれら各構成の結合状態
の説明については、前述したようにリニヤアクチ
ユエータMA1と同じであるので省略する。
E8は、軸23aに接続したエンコーダである。
HGは、腕23に支持した手首装置であり、第
5図のように構成されている。
41〜43は、腕23に同軸上に回転軸支41
a,42a,43aしたそれぞれ第1腕、第2
腕、第3腕である。腕41先端にはリンク44
が、また腕42先端にはリンク45が、さらに腕
43先端にはリンク46が、それぞれ回転自在に
軸支44a,45a,46aされている。さらに
は各リンク44〜46先端にはおわん形の揺動体
47が軸支47a〜47cされ、この揺動体47
にトーチTの保持具48が取付けられている。な
お各軸41a〜46aおよび47a〜47cは、
それら軸方向中心線が0点で交差するように設定
されている。
48〜50は、それぞれ各軸41a〜43aに
一体に軸着した実施例では同径の歯車である。
51〜53は、腕23に支承され、軸41a〜
43aに対して接近遠隔自在のそれぞれ作用腕で
ある。各腕51〜53は、この実施例では、軸4
1a〜43aの軸方向中心線に対する円周上にお
いて、120度の間隔をおいて腕23に回動自在に
軸支51a〜53aされ、その先端が軸41a〜
43aに対して接近遠隔自在に構成されている。
各腕51〜53先端部には、電動機M4〜M6およ
びこれら出力側に連結した減速機D4〜D6が取付
けられている。また各減速機D4〜D6の出力軸に
は、同径の歯車54〜56が軸着されている。そ
して腕51〜53の軸41a〜43aへの接近時
には、各歯車54〜56が各歯車48〜50と噛
合うように構成されている。
57〜59は、各腕51〜53に対して軸41
a〜43aとは反対側の位置において腕23に突
設したストツパである。そして各腕51〜53の
軸41a〜43aからの遠隔時には、各腕51〜
53が各ストツパ57〜59に当接するように構
成されている。
FA5は、軸41a〜43aとほぼ同軸上におい
て、腕23に自在接手60を介してそのシリンダ
61を支承した第5伸縮シリンダ装置である。そ
してそのピストンロツド62と腕51との間に
は、自在接手63,64を介してロツド65が連
結され、またピストンロツド62と腕52との間
には、自在接手66,67を介してロツド68が
連結され、さらにはピストンロツド62と腕53
との間には自在接手69,70を介してロツド7
1が連結されている。なおシリンダ装置FA5のピ
ストンロツド62側には圧縮ばね72が挿入され
ている。このばね72は、ばね7と同様の働きを
する。すなわち各歯車54〜56を各歯車48〜
50に噛合せる際、まず最初は流体圧によらず、
そのばね72の力により噛合せんとし、両歯車を
確実に噛合せる作業を容易にするためのものであ
る。
そしてシリンダ装置FA5は、その収縮により、
各腕51〜53が相互に接近する方向に回動され
て、歯車54は歯車50に、歯車55は歯車49
に、歯車56は歯車48に、それぞれ噛合される
ように、逆にその伸長により、各腕51〜53が
相互に遠隔する方向に回動されて、歯車54は歯
車50から、歯車55は歯車49から、歯車56
は歯車48から、それぞれ離なれ、各腕51〜5
3は各ストツパ57〜59に当接するようになさ
れている。
LS6〜LS8は、歯車54が50に、歯車55が
49に、歯車56が48に、それぞれ確実に噛合
つたことを検知する第6〜第8検知手段(実施例
ではリミツトスイツチ)である。
E4〜E6は、腕23に取付けたそれぞれエンコ
ーダであり、それらには歯車73〜75が螺着さ
れている。そして歯車73は歯車50に、歯車7
4は歯車49に、歯車75は歯車48に、それぞ
れ螺合されている。
ACは、流体圧回路(実施例では空気圧回路)
であり、第10図のように配管されている。
81は圧力源、82は第1切換弁、82aはそ
のソレノイド、83は第2切換弁、83aはその
ソレノイド、84はレギユレータ、85はハイリ
リーフレギユレータ、86はシヤトル弁、であ
る。
そして回路ACにおいて、圧力源81の圧力が
両レギユレータ84,85により一定圧力に減圧
さるべくなされている。また両切換弁82,83
により、シリンダ装置FA2は、収縮固縛状態また
は腕9の重力を平衡させる圧力バランス状態に選
択的に切換え可能である。
Cは、制御装置であり、中央処理装置CPUお
よびメモリMEMを含む。そしてCPUには、α1
サーボ系Sα1(電動機M1およびエンコーダE1を含
み、他のα2〜α6軸サーボ系Sα2〜Sα6についても
同様)、α2軸サーボ系Sα2、α3軸サーボ系Sα3、α4
軸サーボ系Sα4、α5軸サーボ系Sα5、α6軸サーボ
系Sα6、溶接電源WS、ソレノイド82a,83
a、教示用スイツチSW(腕23の取手23b近
辺に取付けられる)、リミツトスイツチLS1
LS8、操作盤TBが、バスラインBUを介して接続
されている。
なお操作盤TBには、モード切換えスイツチ
MO、スタートスイツチSS、表示部SBなどが設
けられている。
またLS1,LS2,LS4,LS6〜LS8からの検出信
号がON,LS3,LS5からの信号がOFFで、しか
もモードスイツチMOがテスト(TEST)あるい
は再生(AUTO)の位置にセツトされておれば、
ロボツトRを作動させ得る状態にある。そうでな
いときは表示部SBにエラー表示され、アラーム
を発し、かつロボツトRは非作動状態に保持され
るべくなされている。さらにスイツチLS1,LS2
LS4,LS6〜LS8からの検出信号がOFFで、スイ
ツチLS3,LS5のみがONの信号を出力し、しかも
モードスイツチMOがテイーチング(TEAC)位
置にセツトされておれば、ダイレクトテイーチン
グ情報をメモリMEMに格納できる状態にある。
そうでないときは表示部SBにエラー表示され、
アラームを発し、かつテイーチング情報はメモリ
MEMに格納されないようになされている。
さらにこの実施例の作用を述べる。
(イ) まずオペレータが取手23bをつかんでロボ
ツトRを直接動かし、テイーチングする場合に
ついて説明する。
まずモードスイツチMOをテイーチング位置
にセツトし、手動操作により電動機M2,M3
駆動し、第2図のようにナツト部材11,27
を固定部材13,28に当接させ、回り止め手
段17,32を確実に係合させておく。これに
よりスイツチLS3,LS5の信号はON、スイツチ
LS2,LS4の信号はOFFとなる。そして両ソレ
ノイド82a,83aを励磁し、切換弁82,
83をそれぞれ右位置に切換える。すると圧力
源81からの高圧力は、シリンダ装置FA1のピ
ストン側、シリンダ装置FA3のピストンロツド
18側、およびシリンダ装置FA5のピストン側
に作用し、シリンダ装置FA1,FA5はばね7,
72の力に抗して伸長、シリンダ装置FA3はば
ね20の力に抗して収縮する。またシリンダ装
置FA2のピストンロツド11側にはレギユレー
タ84,85により減圧された一定の低圧力
(腕9の重力を平衡させるバランス圧力)が作
用する。さらにシリンダ装置FA4は自由状態と
なる。
そうするとシリンダ装置FA1により腕4は第
7図2点鎖線位置に回動し、歯車5は歯車3か
ら離なれ、回転台2は電動機M1と非連結状態
となる。加えてスイツチLS1の出力がOFFにな
る。またシリンダ装置FA3により腕9と受皿1
9との間に展張したチエーン22がたるみ、ば
ね20の力による腕9の平衡状態は解除され
る。しかしこのときシリンダ装置FA2にはバラ
ンス圧力が作用しているので、腕9は急に下が
ることはなく、外力を加えない限りは現在の位
置を維持する状態となる。よつて結果として腕
9は電動機M2と非連結状態となる。さらにシ
リンダ装置FA4により腕23は自由回動できる
状態になり、電動機M3と非連結状態となる。
なおこのとき、腕23はその重心位置近辺が軸
支23aされているので、腕23が急に回動す
ることはない。さらにはまたシリンダ装置FA5
により、腕51〜53はロツド65,68,7
1を介して相互に遠隔する方向に回動され、第
6図のようにストツパ57〜59に当接し、各
歯車54〜56は各歯車48〜50から離なれ
る。すなわち腕41〜43は、それぞれの電動
機M4〜M6と非連結状態となる。加えてスイツ
チLS6〜LS8の出力もOFFとなる。
以上のようにこの実施例ロボツトは、全電動
機M1〜M6とは非連結状態となり、オペレータ
が取手23bをつかんで小さな力でロボツトを
自在に動かし得る状態となる。加えて前述した
ようにスイツチMOがテイーチング位置にあ
り、スイツチLS1,LS2,LS4,LS6〜LS8の信
号がOFFで、スイツチLS3,LS5のみがONの
信号を出力しているので、テイーチング情報を
メモリMEMに格納できる状態となる。
そこでオペレータは、トーチTを図示しない
ワークに対する所定の点に所定の姿勢で位置決
めし、その状態のままでスイツチSWを操作
し、その位置情報を溶接の有無、補間の有無な
どとともに制御装置CのメモリMEMに逐次格
納すればよい。
(ロ) 次に前述格納した情報に基いて、ロボツトR
をテストあるいは再生する場合について説明す
る。
まずモードスイツチMOをテストあるいは再
生位置にセツトする。
(ロ−1)まず第1段階として、切換弁82
は前述(イ)のときの右位置のままとし、切換弁8
3を左位置に切換える。するとシリンダ装置
FA2は前述バランス圧力が作用したままで、ま
たシリンダ装置FA4も自由状態のままである
が、その他のシリンダ装置FA1はばね7の力に
よつて収縮し、シリンダ装置FA3はばね20の
力によつて伸長し、シリンダ装置FA5はばね7
2の力によつて収縮する。
そうすると腕4は、ばね7の力で第7図にお
いて反時計方向に回動され、歯車5が歯車3と
噛合わされる。このとき両歯車3,5の山と山
とが当接して噛合わない場合があるので、オペ
レータは回動台2を若干動かしてやることによ
り確実に噛合せることができる。このときスイ
ツチLS1はONの信号を出力する。このように
して回動台2をその電動機M1と連結状態にす
る。また腕9は、ばね20の力によりチエーン
22が引張られ、第9図において反時計方向に
回動され、上端限界位置で停止する。さらには
各腕51〜53は、ばね72の力で相互に接近
する方向に回動され、歯車54〜56はそれぞ
れ歯車48〜50と噛合わされる。このとき歯
車54〜56と48〜50との山と山とが当接
し、噛合わない場合がある。よつてこの場合に
は、オペレータは揺動体47を若干動かしてや
ればよい。このときシリンダ装置FA5は接手6
0により揺動自在に支承されているので、3組
の歯車54と50、55と49、56と48が
同時に噛合い位置に至らなくても、1組ずつで
も噛合せることができ、その噛合せ作業わ簡単
である。このようにして各腕41〜43をそれ
ぞれの電動機M4〜M6と連結状態にする。この
ときスイツチLS6〜LS8はONの信号を出力す
る。
以上のように回動台2および各入腕41〜4
3をそれらの電動機M1,M4〜M6と連結状態
にした後、(ロ−2)第2段階として、切換弁
83は左位置のまま、切換弁82を左位置に切
換える。
するとシリンダ装置FA1,FA2,FA4,FA5
の各ピストンロツド側およびシリンダ装置FA3
のピストン側に、圧力源81からの高圧力が作
用する。よつて前述ばね7,72の力により噛
合された歯車3と5、54と50、55と4
9、56と48は完全に強固に噛合されること
になる。しかもシリンダ装置FA3は高圧力によ
り伸長状態で固定される。またシリンダ装置
FA2,FA4も高圧力により収縮状態で固定され
る。このとき各回り止め手段16,31は係合
され、シリンダ14,30とピストンロツド1
1,27とは一体化され、そして第3図のよう
に電動機M2,M3により各シリンダ装置FA2
FA4が移動可能な状態になされる。加えてこの
ときスイツチLS2,LS4の出力はON、スイツチ
LS3,LS5の出力はOFFとなる。
以上によりこのロボツトRは、全電動機M1
M6と連結状態となる。しかもスイツチMOはテ
ストあるいは再生位置にあり、スイツチLS1
LS2,LS4,LS6〜LS8の出力がONで、スイツチ
LS3,LS5の出力がOFFであるから、ロノツトR
を作動させ得る状態にある。
ここでオペレータは操作盤TBのスタートスイ
ツチSSをONにすれば、前述テイーチングした位
置情報が1ステツプだけ、あるいは溶接条件を含
めた情報が全ステツプ連続して再生され、ロボツ
トRの動作をテスト、あるいは前述図示しないワ
ークの必要個所を自動溶接できる。
なおスイツチMOがテイーチング位置にセツト
されているにもかかわらず、例えばLS3やLS5
出力がOFFである場合、あるいはまたスイツチ
MOがテスト位置や再生位置にセツトされている
にもかかわらず、例えばスイツチLS2やLS4の出
力がOFFである場合には、表示部SBにエラー表
示がなされ、アラームも発する。しかもスイツチ
SWをONにしてもテイーチング情報はメモリ
MEMに格納されないし、あるいはスタートスイ
ツチSSをONにしてもロボツトRは作動しない。
前述説明は実施例であり、例えば検知手段LS1
〜LS8は、リミツトスイツチの他、光学的スイツ
チなどを用いてもよい。その他各構成の均質との
置換もこの発明の技術範囲に含まれることはもち
ろんである。
(効果) この発明は前述したとおりであるので、従来の
ようにクラツチを用いて被制御体の電動機に対す
る動力連結、非連結を切り換えるものに比し、ク
ラツチの滑りにより再生位置が狙うというような
うれいはない。しかも検知手段によりテイーチン
グ可能な状態と再生可能な状態とを確認できるの
で、誤操作や誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの発明の一実施例を示し、第1
図は産業用ロボツトの全体斜視図、第2,3図は
第1図の−断面斜視図であつて、第2図はダ
イレクトテイーチング時の状態図、第3図はテス
トあるいは再生時の状態図、第4図は第1、第2
回り止め手段説明用斜視図、第5図は手首装置の
全体斜視図、第6図は第5図の手首装置の一部平
面図、第7図は回動台の駆動部説明用平面図、第
8図は制御装置のブロツク図、第9図は第1垂直
回動腕の重力平衡装置の説明図、第10図は空気
圧回路である。 R……産業用ロボツト、M1〜M6……それぞれ
動力(電動機)、LS1〜LS8……それぞれ検知手
段、C……制御装置、TB……操作盤、MO……
モード切換えスイツチ、SB……表示部、SW……
教示用スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電動機式リニヤアクチユエータを用いて被制
    御体を基部に対して位置決めする産業用ロボツト
    において、前記電動機式リニヤアクチユエータの
    可動部材に伸縮シリンダ装置の一端を一体的に直
    列するとともに、前記電動機式リニヤアクチユエ
    ータの固定側と前記伸縮シリンダ装置の他端を前
    記基部と前記被制御体との間に軸支し、さらには
    前記伸縮シリンダ装置には、これを固縛状態また
    は伸縮自由状態のいずれかに選択可能に切換弁を
    配管接続して、前記被制御体の前記電動機式リニ
    ヤアクチユエータによる動力連結または非連結状
    態に切り換え可能とするとともに、該動力連結ま
    たは非連結状態を確認するための検知手段を、前
    記可動部材と前記伸縮シリンダ装置の他端との間
    および前記可動部材と前記電動機式リニヤアクチ
    ユエータの固定側との間に設けてなる、前記産業
    用ロボツト。
JP5075284A 1984-03-15 1984-03-15 産業用ロボツト Granted JPS60197380A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5075284A JPS60197380A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 産業用ロボツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5075284A JPS60197380A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 産業用ロボツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60197380A JPS60197380A (ja) 1985-10-05
JPH0346273B2 true JPH0346273B2 (ja) 1991-07-15

Family

ID=12867567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5075284A Granted JPS60197380A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 産業用ロボツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60197380A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60201888A (ja) * 1984-03-23 1985-10-12 新明和工業株式会社 産業用ロボツト

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57138582A (en) * 1981-02-16 1982-08-26 Toyama Machine Works Balancer

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57138582A (en) * 1981-02-16 1982-08-26 Toyama Machine Works Balancer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60197380A (ja) 1985-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100299210B1 (ko) 인간팔 장착형 힘 재현기능을 갖는 마스터 장치
CA2176899C (en) Mechanism for control of position and orientation in three dimensions
JPH0346273B2 (ja)
JPH06210586A (ja) 各軸基準位置設定手段を備えた産業用ロボット
JPS6254302A (ja) ロボツトの制御装置
JP3656328B2 (ja) 位置決め助力アーム
JPS60167785A (ja) 産業用ロボツト
CN108475051B (zh) 用于在工业机器人的编程期间对准工具的方法和系统
JPH0313038B2 (ja)
JPH10202568A (ja) 産業用ロボットおよびその教示方法
JPS6213151B2 (ja)
JP2620488B2 (ja) マスター・スレーブ形の産業用マニプレータ
JPH02279289A (ja) 工業用ロボット
JPH0683453A (ja) ロボット関節の負荷補償制御方法
JPH01103279A (ja) 三次元計測ロボット
JPS60201888A (ja) 産業用ロボツト
JPS60209814A (ja) 産業用ロボツト
JPH05143149A (ja) ロボツト
JP2760125B2 (ja) ロボット制御装置
JPH0369671B2 (ja)
JP2002059385A (ja) 作業用ロボットシステム
JPH04297904A (ja) ロボット
JP2023129147A (ja) 遠隔操作システム及びマニピュレータの遠隔操作方法
JP2023131893A (ja) ロボット教示制御方法、ロボット教示装置およびロボットシステム
JPS59224289A (ja) 3次元手首装置