JPH0313038B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0313038B2
JPH0313038B2 JP59050751A JP5075184A JPH0313038B2 JP H0313038 B2 JPH0313038 B2 JP H0313038B2 JP 59050751 A JP59050751 A JP 59050751A JP 5075184 A JP5075184 A JP 5075184A JP H0313038 B2 JPH0313038 B2 JP H0313038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
cylinder device
gear
linear actuator
telescopic cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59050751A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60197379A (ja
Inventor
Yasushi Ihara
Takeo Yamanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP59050751A priority Critical patent/JPS60197379A/ja
Publication of JPS60197379A publication Critical patent/JPS60197379A/ja
Publication of JPH0313038B2 publication Critical patent/JPH0313038B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、基部に対して被制御体を電動機式
リニヤアクチユエータにより位置決めするべくし
た産業用ロボツトに係り、特にダイレクトテイー
チング方式の前記ロボツトに関するものである。
(従来技術の説明) 近時テイーチングの容易化のため、ダイレクト
テイーチング方式が見直されている。
ところでダイレクトテイーチングとしては、サ
ーボ系を働かせた状態でオペレータがロボツトを
つかみ、操作してテイーチングする方式がある。
しかしながらこの方式では、制御装置が複雑、し
かも制御装置の暴走による人的危険性もある。そ
こでこの方式による欠点を解消するため、ロボツ
トの動力を機械的に連結あるいは非連結状態に切
換え可能とし、その非連結状態でダイレクトテイ
ーチングすることが考えられる。しかしながら前
記動力が電動機式リニヤアクチユエータの場合で
は、スクリユーロツドとナツト部材との組合せに
よる伝達機構が含まれているため、前記機械的な
連結あるいは非連結の切換えは、困難である。
(発明の目的) それ故この発明は、動力として電動機式リニヤ
アクチユエータを用いながらも、その動力を機械
的に連結状態あるいは非連結状態に切換え可能と
し、しかもその連結、非連結状態への切換え作業
を行ない得る産業用ロボツトを提供せんとするも
のである。
(実施例の説明) なおこの実施例では、産業用ロボツトはα1〜α6
の計6軸の多関節アーク溶接ロボツトRとし、
α2,α3軸の動力に電動機式リニヤアクチユエータ
を用いたものを説明するが、この発明をこの実施
の形態に限定するものではない。
1は、ロボツトRの基台であり、その上部には
回動台2が垂直軸支2aされ、電動機M1により
回動角α1が強制される。この実施例では軸2aに
歯車3が一体に設けられている。そして基台1に
垂直軸支4aした作用腕4先端部には歯車3と噛
合う歯車5が軸支され、この歯車5が腕4に取付
けた電動機M1により減速機D1を介して駆動され
るべくなされている。また腕4と基台1との間に
は第1伸縮シリンダ装置FA1が軸支6a,6bさ
れ、歯車5を歯車3に対して接断可能に構成され
ている。なおシリンダ装置FA1のピストンロツド
側には圧縮ばね7が内蔵されている。このばね7
は、歯車3,5を噛合せる際、まず最初は流体圧
によらず、そのばね力により噛合せんとし、両歯
車3,5を確実に噛合せする作業を容易にするた
めのものである。E1は、基台1に取付けたエン
コーダであり、これに軸着した歯車8が歯車3に
噛合されている。
9は、回動台2上部に水平軸支9aした第1垂
直回動腕であり、この腕9下部にはレバー9bが
一体に突設されている。そして腕9は、レバー9
b先端部と回動台2下端部との間に設けた電動機
式リニヤアクチユエータMA1により回動角α2
強制される。なお腕9は、この実施例では、軸9
aを含む垂直平面より前方(すなわち番1,9図
において右方)においてのみ回動可能である。
リニヤアクチユエータMA1は、電動機M2、こ
れの出力側に直列する減速機D2、およびこれの
出力側に直列したスクリユーロツド10とこれに
螺合するナツト部材11(後述するピストンロツ
ド11と共通)で構成されている。そしてリニヤ
アクチユエータMA1は、その減速機D2が、回動
台2下端部に軸支12した固定部材13に固設さ
れている。またリニヤアクチユエータMA1の可
動部材であるナツト部材11には第2伸縮シリン
ダ装置FA2の一端側(実施例ではピストンロツ
ド)が連結され、他端側すなわちシリンダ14は
レバー9b先端部に軸支15されている。なおシ
リンダ14のピストンロツド11側端面とピスト
ンロツド11(可動部材)との間には、それらの
最接近位置において、ピストンロツド11とシリ
ンダ14との相互の回転を防止するための第1回
り止め手段16(実施例ではセレーシヨン構造)
が形成されている。またリニヤアクチユエータ
MA1の固定部材13とシリンダ装置FA2の一端
側すなわちピストンロツド11(可動部材)との
間には、固定部材13とピストンロツド11との
最接近位置において、これら相互の回転を防止す
るための第2回り止め手段17(実施例ではセレ
ーシヨン構造)が形成されている。
さらには固定部材13には、ロツド10と平行
な直線ガイドB1の一端が一体に設けられ、この
ガイドB1の中間部は可動部材11およびシリン
ダ14に遊嵌され、可動部材11がガイドB1
案内されるべく構成されている。
また回動台2の上面には第9図のように第3伸
縮シリンダ装置FA3がそのピストンロツド18を
下にして取付けられている。そしてピストンロツ
ド18下端部と回動台2下面との間には、ばね受
皿19が遊嵌され、その受皿19と回動台2下面
との間には圧縮ばね20が挿入されている。さら
には軸9aにはスプロケツト21が軸支され、一
端を腕9に固定したチエーン22は、その中間が
スプロケツト21に巻掛けられて、他端が受皿1
9に固定されている。そしてシリンダ装置FA3
伸長状態においては、ばね20の力によりチエー
ン22が引張られ、腕9の重力を平衡させるべく
なされている。
E2は、軸9aに接続したエンコーダである。
23は、腕9先端部に水平軸支23aした第2垂
直回動腕であり、電動機式リニヤアクチユエータ
MA2により平行リンク系を介して回動角α3が強
制される。すなわち軸9aにはリンク24が回動
自在に支承され、そのリンク24先端部と腕23
との間にはリンク25が軸支25a,25bされ
ている。そして各軸9a,23a,25a,25
bは平行四辺形の各頂点に一致するように設定さ
れている。なお軸23aは、腕23の重心位置近
辺に位置されている。また腕23先端部には取手
23bが突設されている。
また回動台2下端部とリンク24先端部との間
には、リニヤアクチユエータMA1およびシリン
ダ装置FA2の組合せと同じ構造のリニヤアクチユ
エータMA2および第4伸縮シリンダ装置FA4
組合せが設けられている。すなわちM3はその電
動機、D3は減速機、26はスクリユーロツド、
27は後述するピストンロツドと共通のナツト部
材、28は減速機D3を取付けた固定部材、29
は固定部材28を回動台2下端部に支承する軸、
30はシリンダ、31は第1回り止め手段、32
は第2回り止め手段、B2は直線ガイドである。
なおこれら各構成の結合状態の説明については、
前述したようにリニヤアクチユエータMA1、シ
リンダ装置FA2の組合せと同じであるので省略す
る。
E3は、軸23aに接続したエンコーダである。
HGは、腕23に支持した手首装置であり、第
5図のように構成されている。
41〜43は、腕23に同軸上に回転軸支41
a,42a,43aしたそれぞれ第1腕、第2
腕、第3腕である。腕41先端にはリンク44
が、また腕42先端にはリンク45が、さらに腕
43先端にはリンク46が、それぞれ回動自在に
軸支44a,45a,46aされている。さらに
は各リンク44〜46先端にはおわん形の揺動体
47が軸支47a〜47cされ、この揺動体47
にトーチTの保持具48が取付けられている。な
お各軸41a〜46aおよび47a〜47cは、
それら軸方向中心線がO点で交差するように設定
されている。
48〜50は、それぞれ各軸41a〜43aに
一体に軸着した実施例では同径の歯車である。
51〜53は、腕23に支承され、軸41a〜
43aに対して接近遠隔自在のそれぞれ作用腕で
ある。各腕51〜53は、この実施例では、軸4
1a〜43aの軸方向中心線に対する円周上にお
いて、120度の間隔をおいて腕23に回動自在に
軸支51a〜53aされ、その先端が軸41a〜
43aに対して接近遠隔自在に構成されている。
各腕51〜53先端部には、電動機M4〜M6およ
びこれら出力側に連結した減速機D4〜D6が取付
けられている。また各減速機D4〜D6の出力軸に
は、同径の歯車54〜56が軸着されている。そ
して腕51〜53の軸41a〜43aへの接近時
には、各歯車54〜56が各歯車48〜50と噛
合うように構成されている。
57〜59は、各腕51〜53に対して軸41
a〜43aとは反対側の位置において腕23に突
設したストツパである。そして各腕51〜53の
軸41a〜43aからの遠隔時には、各腕51〜
53が各ストツパ57〜59に当接するように構
成されている。
FA5は、軸41a〜43aとほぼ同軸上におい
て、腕23に自在接手60を介してそのシリンダ
61を支承した第5伸縮シリンダ装置である。そ
してそのピストンロツド62と腕51との間に
は、自在接手63,64を介してロツド65が連
結され、またピストンロツド62と腕52との間
には、自在接手66,67を介してロツド68が
連結され、さらにはピストンロツド62と腕53
との間には自在接手69,70を介してロツド7
1が連結されている。なおシリンダ装置FA5のピ
ストンロツド62側には圧縮ばね72が挿入され
ている。このばね72は、ばね7と同様の働きを
する。すなわち各歯車54〜56を各歯車48〜
50に噛合せる際、まず最初は流体圧によらず、
そのばね72の力により噛合せんとし、両歯車を
確実に噛合せる作業を容易にするためのものであ
る。
そしてシリンダ装置FA5は、その収縮により、
各腕51〜53が相互に接近する方向に回動され
て、歯車54は歯車50に、歯車55は歯車49
に、歯車56は歯車48に、それぞれ噛合される
ように、逆にその伸長により、各腕51〜53が
相互に遠隔する方向に回動されて、歯車54は歯
車50から、歯車55は歯車49から歯車56は
歯車48から、それぞれ離なれ、各腕51〜53
は各ストツパ57〜59に当接するようになされ
ている。
E4〜E6は、腕23に取付けたそれぞれエンコ
ーダであり、それらには歯車73〜75が軸着さ
れている。そして歯車73は歯車50に、歯車7
4は歯車49に、歯車75は歯車48に、それぞ
れ噛合されている。
ACは、流体圧回路(実施例では空気圧回路)
であり、第10図のように配管されている。
81は圧力源、82は第1切換弁、82aはそ
のソレノイド、83は第2切換弁、83aはその
ソレノイド、84はレギユレータ、85はハイリ
リーフレギユレータ、86はシヤトル弁、であ
る。
そして回路ACにおいて、圧力源81の圧力が
両レギユレータ84,85により一定圧力に減圧
されるべくなされている。また両切換弁82,8
3により、シリンダ装置FA2は、収縮固縛状態ま
たは腕9の重力を平衡させる圧力バランス状態
(シリンダ装置FA2が伸縮可能な状態)に選択的
に切換え可能である。しかもシリンダ装置FA4
は、収縮固縛状態または自由状態に選択的に切換
え可能である。
Cは、制御装置であり、中央処理装置CPUお
よびメモリMEMを含む。そしてCPUには、α1
サーボ系Sα1(電動機M1およびエンコーダE1を含
み、他のα2〜α6軸サーボ系Sα2〜Sα6についても
同様)、α2軸サーボ系Sα2,α3軸サーボ系Sα3,α4
軸サーボ系Sα4,α5軸サーボ系Sα5,α6軸サーボ
系Sα6、操作盤TB、溶接電源WS、ソレノイド8
2a,83a、教示用スイツチSWが、バスライ
ンBUを介して接続されている。なおスイツチ
SWは腕23の取手23b近辺に取付けられてい
る。
さらにこの実施例の作用を述べる。
(イ) まずオペレータが取手23bをつかんでロボ
ツトRを直接動かし、テイーチングする場合に
ついて説明する。
最初、電動機M2,M3により両ピストンロツ
ド11,27を固部材13,28に接近させ、
第2図のように回り止め手段17,32を係合
させ、各ピストンロツド11,27と各部材1
3,28とを一体化しておく。このときピスト
ンロツド11,27には、ガイドB1,B2が遊
嵌されているので、ピストンロツド11,27
が固定部材13,28に対していかなる位置に
あつても、ピストンロツド11,27はスクリ
ユーロツド10,26により回転されることな
く、固定部材13,28に接近する。従つてガ
イドB1,B2がない場合では、回り止め手段1
6,31を係合させた状態で、シリンダ装置
FA2,FA4全体を固定部材13,28に接近さ
せる必要があるが、この実施例ではその必要は
なく、前記接近させるための作業が簡単であ
る。
その後両ソレノイド82a,83aを励磁し
て、切換弁82,83をそれぞれ右位置に切換
える。すると圧力源81からの高圧力は、シリ
ンダ装置FA1のピストン側、シリンダ装置FA3
のピストンロツド18側、およびシリンダ装置
FA5のピストン側に作用し、シリンダ装置
FA1,FA5はばね7,72の力に抗して伸長、
シリンダ装置FA3はばね20の力に抗して収縮
する。またシリンダ装置FA2のピストンロツド
11側にはレギユレータ84,85により減圧
された一定の低圧力(腕9の重力を平衡させる
バランス圧力)が作用する。さらにシリンダ装
置FA4は自由状態となる。
そうするとシリンダ装置FA1により腕4は第
7図2点鎖線位置に回動し、歯車5は歯車3か
ら離なれ、回動台2は電動機M1と非連結状態
となる。またシリンダ装置FA3により腕9と受
皿19との間に展張したチエーン22がたる
み、ばね20の力による腕9の平衡状態は解除
される。しかしこのときシリンダ装置FA2には
バランス圧力が作用しているので、腕9は急に
下がることなく、外力を加えない限りは現在の
位置を維持する状態となる。よつて結果として
腕9は電動機M2と非連結状態となる。さらに
シリンダ装置FA4により腕23は自由回動でき
る状態になり、電動機M3と非連結状態となる。
なおこのとき、腕23はその重心位置近辺が軸
支23aされているので、腕23が急に回動す
ることはない。さらにはまたシリンダ装置FA5
により、腕51〜53はロツド65,68,7
1を介して相互に遠隔する方向に回動され、第
6図のようにストツパ57〜59に当接し、各
歯車54〜56は各歯車48〜50から離なれ
る。すなわち腕41〜43は、それぞれの電動
機M4〜M6と非連結状態となる。
以上のようにこの実施例ロボツトRは、全電
動機M1〜M6とは非連結状態となり、オペレー
タが取手23bをつかんで小さな力でロボツト
を自在に動かし得る状態となる。
そこでオペレータは、トーチTを図示しない
ワークに対する所定の点に所定の姿勢で位置決
めし、その状態のままでスイツチSWを操作
し、その位置情報を溶接の有無、補間の有無な
どの情報とともに制御装置Cに逐次格納すれば
よい。
(ロ) 次に前述格納した情報に基いて、ロボツトR
をテストあるいは再生する場合について説明す
る。
(ロ−1)まず第1段階として切換弁82は
前述(イ)のときの右位置のままとし、切換弁83
を左位置に切換える。するとシリンダ装置FA2
は前述バランス圧力が作用したままで、またシ
リンダ装置FA4も自由状態のままであるが、そ
の他のシリンダ装置FA1はばね7の力によつて
収縮し、シリンダ装置FA3はばね20の力によ
つて伸張し、シリンダ装置FA5はばね72の力
によつて収縮する。
そうすると腕4は、ばね7の力で第7図にお
いて反時計方向に回動され、歯車5が歯車3と
噛合わされる。このとき両歯車3,5の山と山
が当接して噛合わない場合があるので、オペレ
ータは回動台2を若干動かしてやることにより
確実に噛合せることができる。このようにして
回動台2をその電動機M1と連結状態にする。
また腕9は、ばね20の力によりチエーン22
が引張られ、第9図において反時計方向に回動
され、上端限界位置で停止する。さらには各腕
51〜53は、ばね72の力で相互に接近する
方向に回動され、歯車54〜56はそれぞれ歯
車48〜50と噛合わされる。このとき歯車5
4〜56と48〜50との山と山とが当接し、
噛合わない場合がある。よつてこの場合には、
オペレータは揺動体47を若干動かしてやれば
よい。このときシリンダ装置FA5は接手60に
より揺動自在に支承されているので、3組の歯
車54と50、55と49、56と48が同時
に噛合い位置に至らなくても、1組ずつでも噛
合せることができ、その噛合せ作業は簡単であ
る。このようにして各腕41〜43はそれぞれ
の電動機M4〜M6と連結状態にする。
以上のように回動台2および各腕41〜43
をそれらの電動機M1,M4〜M6と連結状態に
した後、(ロ−2)第2段階として切換弁83
は左位置のまま、切換弁82を左位置に切換え
る。
するとシリンダ装置FA1,FA2,FA4,FA5
の各ピストンロツド側およびシリンダ装置FA3
のピストン側に、圧力源81からの高圧力が作
用する。よつて前述ばね7,72の力により噛
合された歯車3と5、54と50、55と4
9、56と48は完全に強固に噛合されること
になる。しかもシリンダ装置FA3は高圧力によ
り伸長状態で固縛される。またシリンダ装置
FA2,FA4も高圧力により収縮状態で固縛され
る。このとき各回り止め手段16,31は係合
され、シリンダ14,30とピストンロツド1
1,27とは一体化される。なお前記シリンダ
装置FA2,FA4の収縮時、ピストンロツド1
1,27はガイドB1,B2によりその回転が拘
束される。そして第3図のように電動機M2
M3により各シリンダ装置FA2,FA4が移動可
能な状態になされる。
すなわちこのロボツトRは、全電動機M1
M6と連結状態となり、ここでオペレータは操
作盤TBの図示しないスタートスイツチをON
にすれば、前述テイーチングした位置情報が1
ステツプずつ実行され、ロボツトRをテストす
ることができるし、あるいはまたテイーチング
した全情報が全ステツプ連続して実行され、前
述図示しないワークの必要個所を自動溶接する
ことができる。
前述説明は実施例であり、例えばガイドB1
B2はその一端をシリンダ14,30に一体に
設け、その中間部を可動部材11,27に遊嵌
してもよいし、またガイドB1,B2はその一端
を可動部材11,27に一体に設け、その中間
部をシリンダ14,30あるいは固定部材1
3,28に遊嵌してもよい。その他各構成の均
等物との置換もこの発明の技術範囲に含まれる
ことはもちろんである。
(発明の効果) この発明は前述したとおりであるから、ロボツ
トRの動力として電動機式リニヤアクチユエータ
MA1,MA2を用いながらも、その動力を機械的
に連結あるいは非連結な状態に容易に切換でき
る。しかも可動部材11,27は、ガイドB1
B2により回転しないように拘束されるので、前
記連結あるいは非連結状態への切換え作業が簡単
となる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの発明の一実施例を示し、第1
図は差業用ロボツトの全体斜視図、第2,3図は
第1図の−断面矢視図であつて、第2図はダ
イレクトテイーチング時の状態図、第3図はテス
ト、再生時の状態図、第4図は第1、第2回り止
め手段説明用斜視図、第5図は手首装置の全体斜
視図、第6図は第5図の手首装置の一部平面図、
第7図は回動台の駆動部説明平面図、第8図は制
御装置のブロツク図、第9図は第2垂直回動腕の
重力平衡装置の説明図、第10図は空気圧回路で
ある。 1……基台、2……回動台、9……第1垂直回
動腕、23……第2垂直回動腕、HG……手首装
置、MA1,MA2……電動機式リニヤアクチユエ
ータ、FA2……第2伸縮シリンダ装置、FA4……
第4伸縮シリンダ装置、11,27……アクチユ
エータMA1,MA2の可動部材(実施例ではシリ
ンダ装置FA2,FA4のピストンロツドと共通)、
14,30……シリンダ、AC……流体圧回路、
81……圧力源、82……第1切換弁、83……
第2切換弁、84……レギユレータ、85……ハ
イリリーフレギユレータ、86……シヤトル弁、
13,28……アクチユエータMA1,MA2の固
定部材、16,31……第1回り止め手段、1
7,32……第2回り止め手段、B1,B2……そ
れぞれ直線ガイド、C……制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基部に対して被制御体を電動機式リニヤアク
    チユエータにより位置決めするべくした産業用ロ
    ボツトにおいて、前記電動機式リニヤアクチユエ
    ータは、その可動部材に伸縮シリンダ装置の一端
    側を一体的に直列接続するとともに、前記電動機
    式リニヤアクチユエータの固定部材および前記伸
    縮シリンダ装置の他端側を前記基部と前記被制御
    体との間に揺動自在に軸支し、さらには前記伸縮
    シリンダ装置の他端側と前記可動部材との間に
    は、これらの最接近位置においてそれら相互間の
    第1回り止め手段を形成するとともに、前記可動
    部材と前記固定部材との間には、これらの最接近
    位置においてそれら相互間の第2回り止め手段を
    形成し、さらにはまた前記可動部材は、前記固定
    部材または前記伸縮シリンダ装置の他端側の少な
    くとも一方に対して、直線ガイドにより案内され
    るべくし、さらにはまた前記伸縮シリンダ装置に
    は、これを固縛状態または伸縮可能状態のいずれ
    かに選択可能な切換弁を接続してなる、前記産業
    用ロボツト。
JP59050751A 1984-03-15 1984-03-15 産業用ロボツト Granted JPS60197379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59050751A JPS60197379A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 産業用ロボツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59050751A JPS60197379A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 産業用ロボツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60197379A JPS60197379A (ja) 1985-10-05
JPH0313038B2 true JPH0313038B2 (ja) 1991-02-21

Family

ID=12867537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59050751A Granted JPS60197379A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 産業用ロボツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60197379A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60201888A (ja) * 1984-03-23 1985-10-12 新明和工業株式会社 産業用ロボツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60197379A (ja) 1985-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4828453A (en) Modular multimorphic kinematic arm structure and pitch and yaw joint for same
US6840127B2 (en) Tendon link mechanism with six degrees of freedom
US7300240B2 (en) Industrial robot
US5197846A (en) Six-degree-of-freedom articulated robot mechanism and assembling and working apparatus using same
CA2176899C (en) Mechanism for control of position and orientation in three dimensions
US8231117B2 (en) Robot system
JPH01146683A (ja) 多継手ロボット部品
US7086307B2 (en) Parallel control arm with two branches
TW200902259A (en) Robot and control method
JP6494647B2 (ja) 多関節アームロボット型装置
US20110106302A1 (en) Robot arm assembly and industrial robot using the same
EP0022332A1 (en) Industrial robots
WO2016185927A1 (ja) 加工ロボット装置
US11731265B2 (en) Parallel-kinematic machine with versatile tool orientation
JPH0313038B2 (ja)
JPH06210586A (ja) 各軸基準位置設定手段を備えた産業用ロボット
JPS60167785A (ja) 産業用ロボツト
JPS6254302A (ja) ロボツトの制御装置
JPS60201888A (ja) 産業用ロボツト
JPH11254357A (ja) 水平アームを有するロボット
JPH0346273B2 (ja)
JPH1027022A (ja) 位置決め助力アーム
JPS59224289A (ja) 3次元手首装置
JPH0369671B2 (ja)
Harada How to Expand the Workspace of Parallel Robots