JPH0346241B2 - - Google Patents

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JPH0346241B2
JPH0346241B2 JP57219689A JP21968982A JPH0346241B2 JP H0346241 B2 JPH0346241 B2 JP H0346241B2 JP 57219689 A JP57219689 A JP 57219689A JP 21968982 A JP21968982 A JP 21968982A JP H0346241 B2 JPH0346241 B2 JP H0346241B2
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cutting
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axis
spindle
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JPS59110503A (ja
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Kunihiko Unno
Shigeo Noda
Teru Tsuboi
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Publication of JPH0346241B2 publication Critical patent/JPH0346241B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B5/00Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor
    • B23B5/18Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor for turning crankshafts, eccentrics, or cams, e.g. crankpin lathes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2215/00Details of workpieces
    • B23B2215/16Camshafts

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、旋削加工により円筒形工作物の外周
面に角度位置の変化に従つて軸線方向の位置が連
続的に変化する連続面を形成する旋削加工装置に
関するものである。
<従来技術> ビデオテープレコーダにおいてテープをガイド
する下部シリンダは第1図に示されるように円筒
形状をなし、その外周には角度位置によつて軸線
方向の位置が連続的に変化する軸線と直角な案内
面Sが形成されている。この案内面Sは第2図に
示されるように実際にテープと接する角度範囲θ1
〜θ2では角度位置変化に対して軸線方向の位置が
直線的に変化し、この角度範囲θ1〜θ2において、
数μm以上のうねりがあると鮮明な再生画面が得
られなくなる問題がある。
また、加工時間は直ちに生産コストに影響を与
えるため、かかる案内面Sの加工を短時間の内に
行うことが要求される。
従来では、工作物を保持する主軸の前面に環状
のカム部材を主軸と同心的に取付け、このカム部
材の前端面に形成されたカム面に切削工具を取付
けた支持台のフオロアを押圧し、これによつて主
軸の回転と同期して支持台を主軸軸線と平行な方
向に進退運動させ、この状態で支持台上の工具を
主軸側へ切込むことによつて、工作物の端部から
素材を削除して案内面Sを形成するようにしてい
た。
しかしながら、このような倣いによる加工装置
においては、カムの製作が面倒なだけでなく、一
般に高精度な直線性を得るためには、一度作つた
カムによつて試し加工を行つて、工作物の形状を
測定し、この測定結果に基づいて取付けたカムの
カム面を機上で微小量修正することを行うため、
カムは生材で作る必要があり、このために、カム
の寿命が短く、また、主軸の回転を早くするとカ
ム面の摩耗が著しくなるため主軸の回転を早くで
きず、加工能率を向上できなかつた。
さらに、かかる従来装置では、工具を支持する
支持台上に工具を主軸軸線と平行な方向に切込む
切込機構が設けられているため、支持台の重量が
大きくなつて慣性モーメントが増大し、主軸の回
転速度を早くすると追従できない問題あつた。
<発明の目的> そこで本発明は、数値制御によつて円筒工作物
の外周面に角度位置に応じて軸方向位置が連続的
に変化する案内面を形成できるようにするととも
に、工具の保持する支持体に対しては形状創成の
ための進退運動だけを付与すればよいようにし
て、かかる案内面を高精度にかつ高能率に加工で
きるようにすることにある。
<発明の構成> 本発明の特徴とするところは、数値制御により
円筒面切削用バイトに主軸軸線方向の切り込み並
びに主軸軸線方向の進退運動を与えることによつ
て主軸軸線と平行な円筒面の切削が行え、数値制
御により案内面切削用バイトに主軸軸線と直交す
る方向の切り込み並びに主軸軸線方向の進退運動
を与えることによつて案内面の切削が行えるよう
にしたことにある。支持体には主軸軸線方向の進
退運動のみを与るようにして、支持体の移動スト
ローク並びに慣性力を小さくし、案内面を高精度
に加工できるようにしたことにある。また、切込
台によつて、工作物とバイトとを主軸軸線方向に
離間させ、工作物の着脱を容易にしたことにあ
る。
<実施例> 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第3図および第4図において10は旋削加工
装置のベースを示し、このベース10上の右方に
は、工作物Wを支持する主軸台11が切込台12
を介して載置され、この主軸台11と対向する左
方には円筒面切削用バイトTA、案内面切削用バ
イトTBを主軸軸線方向に離間して取付けた支持
体13が案内台15とスライドテーブル16とを
介してベース10上に一体的に固着されたスライ
ドベース17上に支持されている。
前記主軸台11には流体軸受により主軸20が
回転可能に支持され、この主軸20の前記案内台
15と対向する側の先端部には工作物Wを位相決
めして支持するチヤツク21が取付けられてい
る。そして、この主軸20は、主軸台11の後面
に取付けられた主軸モータ22によつて回転駆動
されるようになつている。また、主軸モータ22
の後端に取付けられた変位検出器23により主軸
20の回転が検出されるようになつており、主軸
20が特定の角度位相になつた時に変位検出器2
3から原点パルスZPが出力されるとともに、主
軸20が単位角度回転する度に変位検出器23か
ら回転パルスRPが送出される。さらに、主軸台
11を載置する切込台12は図略のねじ送り機構
を介してベース10の右端に取付けられたサーボ
モータ25に連結されており、サーボモータ25
の回転により主軸台11が主軸軸線と平行な方向
に進退される。
一方、前記スライドテーブル16はベース10
上において主軸軸線と直交する方向に移動できる
ように案内支持され、図略のねじ送り機構を介し
てスライドベース17の側面に取付けられたサー
ボモータ26に連結されており、このスライドテ
ーブル16上に案内台15が取付けられている。
なお、このスライドテーブル16上には、工作物
Wの外形を円筒切削するバイトTCが取付台27
を介して取付けられている。
そして、前記案内台15には第5図および第6
図に示されるように断面が長方形状で先端部が主
軸台11側へ突出する支持体13が主軸軸線と平
行な方向へ移動可能に一対の静圧軸受28a,2
8bにより案内支持されているとともに、この支
持体13の左端に穿設された有底穴には送りナツ
ト30が取付けられ、この送りナツト30には案
内台15上に軸承され案内台15の左端に取付け
られたサーボモータ31によつて回転される送り
ねじ32が螺合している。
前記静圧軸受28a,28bはそれぞれ、支持
体13の4つの外周面とそれぞれ対向する4つの
略方形の流体ポケツト35a,35b,35c,
35dから成り、この4つの流体ポケツト35
a,35b,35c,35dにそれぞれ絞り36
a〜36dを介して所定圧の圧力流体Pが供給さ
れるようになつている。そして、流体ポケツト3
5a,35b,35c,35dに供給された圧力
流体は支持体13の外周面と案内台15とによつ
て形成される微小隙間を介して、流体ポケツト3
5a,35b,35c,35dの周囲に刻設され
た回収ポケツト37,38もしくは一対の静圧軸
受28a,28bの中間に形成された中空室39
へ流れ込み、精圧軸受作用を発生する。これによ
り、支持体13を精度良く案内するとともに、摺
動抵抗を非常に小さくできる。
なお、前記支持体13は支持体13の慣性モー
メントを小さくするこめに、必要最小限の長さ、
すなわち、案内面Sの軸線方向位置変化量に応じ
た長さに設定されている。
また、前記支持体13の先端に取付けられたバ
イトTA,TBの内バイトTBは、バイトTAによつて
円筒面CYを形成した後において、第8図に示す
ように、案内面S及び案内面Sと円筒面CY間の
アンダカツト部UCを形成するもので、第7図に
示すように、バイトTBが支持体13の先端に近
い部分に取付けられ、バイトTは、バイトTB
の間隔が工作物Wの一端から案内目Sまでの長さ
の最大値よりも大きくなるようにバイトTBより
も後退した位置に取付けられて、アンダカツト部
UCの加工時にバイトTAと工作物Wが干渉しない
ようになつている。
次に、制御回路について説明すると、第9図に
おいて数値制御装置本体50は、マイクロプロセ
ツサ等によつて構成される数値制御装置本体を示
し、この数値制御装置本体50に接続されたメモ
リ51には、形成すべき案内面Sの形状を記憶す
るためのプロフイルデータエリアPDAと、外径
切削データ、切込量データ等を記憶する数値制御
データエリアNCDAとが形成されており、イン
タフエイスIFIを介して数値制御装置本体50に
接続されたデータ入力装置52により、プロフイ
ルデータエリアPDAと数値制御データエリア
NCDAにデータが書込まれる。なお、プロフイ
ルデータエリアPDAに書込まれるデータは第1
0図に示されるように主軸20が単位角度回転す
る間の支持体13の進退量をパルス数で表したも
ので、主軸20が原点に位置する状態を基準とし
てm番地から順番に書込まれている。
また、前記数値制御装置本体50には、インタ
フエイスIFIを介して変位検出器23の出力が接
続されているとともに、サーボモータ25,2
6,31をそれぞれ駆動する駆動ユニツトDUZ、
駆動ユニツトDUX、駆動ユニツトDUOのそれぞ
れに指令パルスを分配するパルス発生回路55、
パルス発生回路56、パルス発生回路57がイン
タフエイスIF2を介して接続されている。この
パルス発生回路55,56,57は、速度レジス
タFRとパルス数レジスタVRとが設けられ、数
値制御装置本体50より速度データとパルス分配
のデータとがそれぞれセツトされる。そして、こ
の後、数値制御装置本体50より分配開始指令が
与えられると、指令された速度で指令された数の
パルスを分配し、分配が完了すると、数値制御装
置本体50に対してパルス分配完了信号PDEを
送出するなおパルス分配完了信号PDEは数値制
御装置本体50に対して割込信号として供給され
る。
今、数値制御装置本体50に加工開始指令
STARTが与えられると、数値制御装置本体50
は第11図に示すように、工作物Wの外周面全体
をステツプ60,61において切削した後、ステ
ツプ62,63において工作物Wの外周面に案内
面Sを形成し、ステツプ64,65にてアンダカ
ツト部を形成する動作を順次行う。ステツプ6
0,62,64では、バイトTC,TA,TBのそれ
ぞれの加工開始位置に早送り速度で位置決めし、
ステツプ61,63,65でそれぞれの加工に応
じた固定サイクルを実行する。なお、案内面S形
成サイクルの加工開始位置は第12図aに示され
るように、バイトTAの刃先が工作物Wの端面よ
り一定のクリアランス量Cだけ離間し、かつ工作
物Wの外周面より所定の切込量dだけ半径方向内
側に位置する位置に設定されており、アンダカツ
ト成形サイクルの加工開始位置は第12図bに示
されるようにバイトTAによる加工が完了した後
において主軸20が原位置に位置した状態でバイ
トTBの主軸軸線と直角な切削面が案内面Sより
主軸台11側へ若干ずれた位置に位置し、かつ工
作物Wの円筒面CYに対し所定の距離eだけ半径
方向外側に位置する状態に設定されている。
ステツプ63とステツプ65における動作は切
込方向が主軸軸線と平行な方向か径方向かが異な
るだけでほぼ同じであるのでステツプ63におけ
る動作を例にしてその詳細を説明する。
この詳細な動作は第13図に示されており、ま
ずステツプ70において、予め入力されている切
込速度データから切込軸であるZ軸へのパルス分
配速度を演算してZ軸のパルス分配回路55の速
度レジスタFRにセツトし、この後、ステツプ7
1において、切込完了フラツグIFFフラツグをリ
セツトするとともに、切込量を検出するための切
込カウンタIFCに総切込量FTをセツトする。そし
て、この後ステツプ72においてプロフイルデー
タエリアPDAの先頭番地に記憶されている分配
数のデータを読出すとともに、工作物Wが単位角
度回転する直前にパルス分配が完了するパルス分
配速度をステツプ73において演算し、この後ス
テツプ74において変位検出器23から原点パル
スZPが送出されるまで待期する。
変位検出器23から原点パルスZPが送出され
ると数値制御装置本体50はステツプ75におい
て第14図aに示すプロフイル創成サブルーチン
PCRをステツプ81から実行し、ステツプ76
において第14図bに示す切込サブルーチンIFR
を最初から実行する。
プロフイル創成サブルーチンPCRがステツプ
80から実行されるとステツプ80にて切込完了
後に主軸20が1回転回転したことを検出する回
転カウンクROCを零リセツトした後、ステツプ
73にて演算されたパルス分配速度データをステ
ツプ82にてO軸用のパルス発生回路57の速度
レジスタFRにセツトするとともに、ステツプ7
2において読出されたパルス分配数をステツプ8
3でパルス発生回路57のパルス数レジスタVR
にセツトし、この後ステツプ84においてパルス
発生回路57にパルス分配開始指令を出力する。
これによりパルス発生回路57からプロフイル創
成のためのパルスが送出されてO軸用の駆動ユニ
ツトDUOに供給され、支持体13に対して形状
創成のための移動が付与される。そして、この
後、ステツプ85からステツプ88へ移行してス
テツプ88にて次の角度位置に対応するパルス分
配数のデータをプロフイルデータエリアPDAか
ら読出し、主軸20が単位角度回転する直前にパ
ルス分配が完了するようになパルス分配速度をス
テツプ89にて演算する。
一方、切込サブルーチンIFRが実行されると、
ステツプ92にて所定数の切込パルス数ΔCをパ
ルス発生回路55のパルス数レジスタVRにセツ
トした後、ステツプ93にてパルス発生回路55
にパルス分配開始指令を出力し、これによりパル
ス発生回路55から駆動ユニツトDUZに切込パ
ルスが分配され、切込台12に対して切込み送り
が付与される。そして、この後、ステツプ94に
おいて切込カウンタIFCから切込パルス数ΔCを
演算する処理を行つて図略の主ルーチンへ復帰す
る。
上記プロフイル創成サブルーチンPCRおよび
切込サブルーチンIFRはパルス発生回路57およ
びパルス発生回路55からパルス分配完了信号
PDEが送出されると再び実行され、切込みが完
了するまでその繰返し動作が継続する。
切込台12の切込みは主軸20の回転と同期さ
せる必要はないため、数値制御装置本体50はパ
ルス発生回路55からパルス分配完了信号PDE
が送出された時点で切込サブルーチンIFRを再実
行して切込みパルスを連続的に分配し、切込台1
2を所定の切込速度で案内台15側へ連続的に切
込む。
一方、支持体13の進退移動は主軸20の回転
と同期をとる必要があるため、パルス発生回路5
7からパルス分配完了信号PDEか送出されたこ
とに応答してプロフイル創成サブルーチンPCR
を実行する場合には、ステツプ81にて変位検出
器23から回転パルスRPが送出されるまで待ち、
回転パルスRPが送出されたことを確認してから、
ステツプ82以後の処理を行う。したがつて、プ
ロフイルデータエリアPDAに記憶されたデータ
に基づくO軸へのパルス分配は主軸20の回転に
対して完全に同期して行われる。
上記の動作の繰返しにより、切込台12の切込
動作と支持体13の進退動作が同時に行われ、工
作物Wの外周面が端面側から徐々に切削されて行
き、切込台12が所定の切込量FTだけ切込まれ
ると、工作物Wの外周面の所定位置にプロフイル
データエリアPDAに記憶されたプロフイルデー
タに応じた形状の案内面Sが形成される。
前記したように支持体13は案内面Sの山と谷
の段差に応じた距離だけ移動するのに必要な最小
の長さに作られ慣性モーメントが小さい上、支持
体13は静圧軸受28a,28bによつて支持さ
れ摺動抵抗も小さいため、主軸20の回転速度を
早くしたことに伴つてO軸へのパルス分配速度を
早くしても追従誤差が生じることがなく、この結
果、加工精度を悪化させることなしに主軸20の
回転速度を増大させて加工能率を向上させること
が可能となる。
このようにして、切込台12の切込が行われ、
切込台12が切込前進端まで移動すると、数値制
御装置本体50は切込サブルーチンIFRのステツ
プ91にてこれを判別し、ステツプ95にて切込
完了フラツグIFFをセツトする。そしてこの切込
完了フラツグIFFがセツトされると、数値制御装
置本体50はプロフイル創成サブルーチンPCR
のみを実行し、プロフイル創成サブルーチン
PCRのステツプ85〜87により、切込完了フ
ラツグIFFがセツトされてから主軸20が1回転
したことを検出すると、ステツプ86からステツ
プ90へ移行し、バイトTAを加工開始位置へ戻
すべくX軸及びZ軸へのパルス分配を指令する。
このようにして案内面Sの創成が完了すると、
数値制御装置本体50は第11図のステツプ64
にてバイトTBを第12図bに示す加工開始位置
に位置決めした後、ステツプ65にて上記と同様
の処理を行い、形状創成のためのパルスをO軸へ
分配するとともに、切込パルスをX軸へ分配し、
バイトTBを主軸軸線と平行な方向へ進退させな
がら、主軸軸線と直行する方向へ半径方向切込量
gだけ切込む。これにより、円筒面CYと案内面
Sとの間にアンダカツト部UCが形成される。な
お、アンダカツト部UCの形成後は、案内面Sに
ツールマークが入ることを防止するために、X軸
とZ軸に対して同時2軸のパルス分配を行い、バ
イトTBを主軸軸線に対して斜め方向に逃がすこ
とが好ましい。
なお、上記実施例では切込台12移動させるこ
とで切込み運動と、各バイトを加工開始位置へ移
動させる運動とを付与していたが、案内台15を
スライドテーブル16上において主軸軸線と平行
な方向へ移動できるように案内支持するととも
に、案内台15を主軸軸線と平行な方向へ移動さ
せるサーボ送り機構を設け案内台15の移動によ
り切込み運動と位置決めを行うようにしてもよ
い。
<発明の効果> 以上述べた本発明においては、数値制御により
円筒面切削用バイトに主軸軸線方向の切り込み並
びに主軸軸線方向の進退運動を与えるようにした
ため、主軸軸線と平行な円筒面の切削が行え、数
値制御により案内面切削用バイトに主軸軸線と直
交する方向の切り込み並びに主軸軸線方向の進退
運動を与えるようにしたため、案内面の切削が行
える。この円筒面と案内面の切削を主軸軸線方向
に離間した円筒面切削用バイトと案内面切削用バ
イトを切込台の主軸軸線方向の移動によつて工作
物に対応させているため、1台の機械で加工が行
える。然も支持体に主軸軸線方向の進退運動のみ
を与えるようにしているため、高速で進退させた
ときの支持体の慣性力を小さくでき、案内面を高
精度に加工できる効果が得られる。また、切込台
の主軸軸線方向の移動によつて、工作物とバイト
を主軸軸線方向に離間させることができ、工作物
の着脱が容易になる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデコテープレコーダの下部シリンダ
を示す図、第2図は第1図における案内面Sの形
状を示す展開図、第3図は本発明にかかる旋削加
工装置の平面図、第4図は第3図の方向から見
た側面図、第5図は第3図におけるV−V線断面
矢視図、第6図は第5図における−線断面矢
視図、第7図は支持体13上におけるバイトTA
とTBの取付状態を示すず、第8図は工作物Wに
形成するアンダカツト部UCの形状を示す図、第
9図は制御回路の構成を示すブロツク図、第10
図は第9図におけるプロフイルデータエリア
PDAの内容を示す図、第11図は第9図におけ
る数値制御装置本体50の全体的な動作を示すジ
エネラルフローチヤート、第12図a,bは、案
内面S加工時及びアンダカツト部UC加工時にお
ける加工開始位置を示す図、第13図および第1
4図a,bは第9図における数値制御装置本体5
0の詳細な動作を示すフローチヤートである。 10……ベース、11……主軸台、12……切
込台、13……支持体、15……案内台、16…
…スライドテーブル、20……主軸、21……チ
ヤツク、22……主軸モータ、23……変位検出
器、25,26,31……サーボモータ、28
a,28b……静圧軸受、30……送りナツト、
32……送りねじ、50……数値制御装置本体、
51……メモリ、55,56,57……パルス発
生回路、DUZ,DUX,DUO……駆動ユニツト、
S……案内面、TA,TB……バイト、W……工作
物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 旋削加工により円筒形工作物の外周に工作物
    の軸線と平行な円筒面を形成するとともに工作物
    の角度位置の変化に従つて工作物の軸線方向の位
    置が連続的に変化する案内面を前記円筒面と直交
    して形成する旋削加工装置であつて、工作物を支
    持する主軸を回転可能に支持した主軸台と、前記
    主軸を回転させる主軸駆動手段と、円筒面切削用
    バイト並びに案内面切削用バイトを工作物の一端
    から案内面までの長さの最大値よりも大きな間隔
    をもつて主軸の回転軸線方向に離間して取付けた
    支持体と、この支持体を主軸軸線と平行な方向に
    移動可能に案内支持した案内台と、主軸台を支持
    して主軸軸線と平行な方向へ移動可能な切込台
    と、案内台を支持して主軸軸線と直交する方向に
    移動可能なスライドテーブルと、支持体を主軸軸
    線と平行な方向へ移動させる第1の駆動源と、切
    込台を主軸軸線と平行な方向へ移動させる第2の
    駆動源と、スライドテーブルを主軸軸線と直交す
    る方向に移動させる第3の駆動源と、円筒面を形
    成するときは、切込台に主軸軸線方向の切り込み
    が与えられるように第2の駆動源の作動を制御す
    るとともに支持体に形状創成の進退運動が与えら
    れるように第1の駆動源の作動を制御し、案内面
    を形成するときは、スライドテーブルに主軸軸線
    と直交する方向の切り込みが与えられるように第
    3の駆動源の作動を制御するとともに支持体に形
    状創成の進退運動が与えられるように第1の駆動
    源の作動を制御する数値制御装置とを設けたこと
    を特徴とする旋削加工装置。 2 旋削加工により円筒形工作物の外周に工作物
    の軸線と平行な円筒面を形成するとともに工作物
    の角度位置の変化に従つて工作物の軸線方向の位
    置が連続的に変化する案内面を前記円筒面と直交
    して形成する旋削加工装置であつて、工作物を支
    持する主軸を回転可能に支持した主軸台と、前記
    主軸を回転させる主軸駆動手段と、円筒面切削用
    バイト並びに案内面切削用バイトを工作物の一端
    から案内面までの長さの最大値よりも大きな間隔
    をもつて主軸の回転軸線方向に離間して取付けた
    支持体と、この支持体を主軸軸線と平行な方向に
    移動可能に案内支持した案内台と、案内台を支持
    して主軸軸線と平行な方向へ移動可能な切込台
    と、切込台を支持して主軸軸線と直交する方向に
    移動可能なスライドテーブルと、支持体を主軸軸
    線と平行な方向へ移動させる第1の駆動源と、切
    込台と主軸軸線と平行な方向へ移動させる第2の
    駆動源と、スライドテーブルを主軸軸線と直交す
    る方向に移動させる第3の駆動源と、円筒面を形
    成するときには、切込台に主軸軸線方向の切り込
    みが与えられるように第2の駆動源の作動を制御
    するとともに支持体に形状創成の進退運動が与え
    られるように第1の駆動源の作動を制御し、案内
    面を形成するときは、スライドテーブルに主軸軸
    線と直交する方向の切り込みが与えられるように
    第3の駆動源の作動を制御するとともに支持体に
    形状創成の進退運動が与えるられるように第1の
    駆動源の作動を制御する数値制御装置とを設けた
    ことを特徴とする旋削加工装置。
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