JPH0346133B2 - - Google Patents

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JPH0346133B2
JPH0346133B2 JP57033924A JP3392482A JPH0346133B2 JP H0346133 B2 JPH0346133 B2 JP H0346133B2 JP 57033924 A JP57033924 A JP 57033924A JP 3392482 A JP3392482 A JP 3392482A JP H0346133 B2 JPH0346133 B2 JP H0346133B2
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dust
filter
paper bag
bag filter
dust collection
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Masayuki Takagi
Hiromi Ishikawa
Koichi Sagawa
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、集塵した塵埃ごと捨てる使い捨ての
紙袋フイルターを用いる電気掃除機に関する。
〔従来の技術とその課題〕
一般に、紙袋等の使い捨てフイルターは、除塵
を行ない繰返し再使用するフイルターに比べると
弱い。
集塵中に使い捨ての紙袋フイルターが損傷した
り、あるいは同フイルターをフイルター収納部か
ら取り出すときに、破れたりするので、このフイ
ルターを持ち運ぶ際に、塵埃がこぼれて不衛生で
ある。
やむをえず、電気掃除機の本体ケースごと持ち
運ばなければならない。本体ケースが中央で分割
できる構造の電気掃除機であつても、やはり使い
捨ての紙袋フイルターを収納している集塵側本体
ケースごと持ち運ばなければならず、その持ち運
びは、本体ケースが重いので取り扱い難い。
また、電気掃除機の本体ケース、あるいは集塵
側本体ケースには使い捨ての紙袋フイルター収納
部が形成されているとともに、繰返し再使用する
細目集塵フイルターが備えられている。使い捨て
の紙袋フイルターの予備がないときは、使い捨て
の紙袋フイルターを用いないで、使い捨ての紙袋
フイルター収納部に、直に塵埃を集塵する使用方
法をとる。この場合、ごみ捨ては、本体ケース、
集塵側本体ケースの持ぢ運びを余儀なくされる。
本発明の目的は、上記のような取り扱い上の不
具合に対処し、使い捨ての紙袋フイルターの良さ
を損なうことなく、ごみ捨てを手軽に行なえると
ともに、使い捨ての紙袋フイルターの取り付け、
取り外しが容易にでき、しかも使い捨ての紙袋フ
イルターが安価になる電気掃除機を提供せんとす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、電動送風機と、電動送風
機が内蔵される本体ケースと、本体ケース開口部
から出し入れされる細塵捕捉用フイルターを備え
た集塵容器と、この集塵容器内に収納された吸入
口が設けられた取付板を有する紙袋フイルターと
を具備し、前記集塵容器の底部に対向する側に紙
袋フイルターを出し入れする集塵容器開口部を設
けるとともに、前記紙袋フイルターの取付板を前
記集塵容器開口部に保持する受け部となるフイル
ター支持体を、前記紙袋フイルターの引き出し方
向に回動するように前記集塵容器開口部に設ける
ことにより、達成できる。
〔作用〕
これによれば、ごみが一杯になつたら、使い捨
ての紙袋フイルターを集塵容器から取り出して持
ち運びそのまま捨てる。使い捨ての紙袋フイルタ
ーが集塵中に傷んだり、あるいは集塵容器から取
り出す際に破れそうになつた場合には使い捨ての
紙袋フイルターを無理に引き出されない。同フイ
ルターは入つたまま集塵容器を、集塵装置収納部
から引き出す。そのまま集塵容器を持ち運び、塵
埃捨て箱等のところで集塵容器を逆にして紙袋フ
イルターを捨てる。損傷した使い捨ての紙袋フイ
ルターを裸のまま持ち運ばないで済むので衛生的
なごみ捨てができるのである。
集塵容器は、使い捨ての紙袋フイルターを収納
する空間があればたりるものである。従来技術と
その課題のところで述べた集塵側本体ケースに比
べてもかなり軽いので持ち運び勝手がよいととも
に集塵容器の取り付け、取り外しの操作も容易に
できる。
集塵容器は細塵捕捉用フイルターを備えている
ため、単独で、すなわち紙袋フルターをセツトし
ない状態でも使用することができ、便利性が増
す。また、セツトされた紙袋フイルターが何らか
の原因で破れた場合でも、支障なく、そのまま中
断することく使用できる。そして、掃除終了後
に、紙袋フイルターを入れたまま集塵容器を本体
ケースより取り出し塵埃捨て箱のところで集塵容
器を逆にして破れている紙袋フイルターと共に該
容器内の塵埃を捨てることができる。尚、紙袋フ
イルターなしで掃除をした場合、集塵容易の内部
は、補集された細塵で汚れる。この場合、集塵容
器は、上記のように集塵装置収納部から取り外さ
れるので、よく、洗うことができるのである。
紙袋フイルターを集塵容器より引き出すとき、
フイルター支持体は開かれるので、紙袋フイルタ
ーは、無理なくスムーズに引き出される。引き出
し時に、紙袋フイルターが破損することは生じに
くいのである。
紙袋フイルターの取付板(口板)は、集塵容器
に設けられているフイルター出し入れ開口部の一
部を塞ぐ開閉自在なるフイルター支持体に取り付
けられるので、フイルター支持体を設けないでフ
イルター出し入れ開口部だけに取り付けるものに
比べ、上記取付板は小さいもので済み、安価なも
のになるのである。
また、紙袋集塵フイルターを用いない時には、
集塵容器に直接ごみが溜る。集塵容器を外して持
ち運ぶとき、フイルター出し入れ開口部の一部が
フイルター支持体にて塞がれているので、ごみは
それだけこぼれにくいのである。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に沿つて説明す
る。1は掃除機本体ケース、59はモータ、62
はコード巻取装置、4は集塵容器、5は除塵装
置、6は前蓋装置を示す。
本体ケース1はほぼ中央で左右に2分割された
2つの合成樹脂製部品を合せ形成される。そし
て、内部は、モータ収納室7、コード巻取装置収
納室8、集・除塵装置収納室9、部品収納室1
0、排気室11等各室に区切られている。また、
運搬用のハンドル12が一体的に設けられてい
る。更に車輪13やキヤスター14そしてコード
巻取装置の制動が行なうためのぺタル16等の各
部品が取付けられている。集・除塵装置収納室9
部分は、集塵装置4を脱着できるように外部に開
口した取出口17が設けられており、この取出口
17を覆うように前蓋装置6が開閉自在に取付け
られている。
集塵装置4は、次のように構成されている(第
3図)。
合成樹脂等で形成された箱状の集塵容器18の
底部に、細塵捕捉用フイルターすなわち塵埃濾過
用の細目フイルター19が一体的に設けられてい
る。このフイルター19を備えた集塵容器18が
本体ケースより出し入れ可能に形成されている。
この細目フイルター19は中央部を分割して左右
に分けて配置され、各細目フイルター19の間に
は打撃板20が固定板21とねじ22等によつて
固着され配置される。すなわち打撃板20をはさ
んで両側に細目フイルター19が配置されている
ものである。また細目フイルター19は不織布や
布等の瀘材を波形状に屈曲形成したもので、その
波形の高さ寸法Hより出張ることなく、前記打撃
板20が配置されているものである。この打撃板
20は、後述する除塵装置5のカム体に係合して
動作し、集塵容器18と一体に形成された受撃体
23に強力な打撃を与え振動を発生するよう構成
されている。
集塵容器18の開口端にはフランジ24部分が
設けられ、このフランジ24部分に面して後述す
る紙袋フイルターの取付ガイドとなる案内ボス2
5が設けられている。
26は集塵容器18を本体ケース1の取出口1
7より、収納室9内へ挿入し気密的に本体ケース
にセツトするために気密パツキングであり集塵容
器18のフランジ24部分に嵌着保持されてい
る。気密パツキン26の下部、フイルター支持板
27の取付面には角度規制用の1ケ又は複数の角
度規制リブ90(第7図)が設けてあり、このリ
ブは、フイルター支持板27側に設けてもさしつ
かえなく、目的は、フイルター支持板27が、第
8図に示すように集塵容器18の底面に延長線よ
り大きく開かせないことにある。このフイルター
支持体27は後述する紙袋フイルターを集塵容器
18内へ保持セツトするための支持板であり集塵
容器18のフランジ24部分に、開口部の約半分
位を閉じ得るように、開閉自在に配置される。2
8は粗目フイルターで、ナイロンやポリエチレン
等で形成された網状フイルターで、受振体29お
よび振動伝達板30を一体的に結合し形成されて
いる。粗目フイルター28の受振体29は、前述
した集塵容器18の受撃体23に嵌着保持され、
受撃体23が打撃板20によつて打撃され、発生
した振動エネルギーを感知して、振動伝達板30
を介して粗目フイルター28全面に振動を伝達す
る役目を果たすものである。
31は、和紙、不織布等の瀘材で形成された紙
袋フイルターである。この紙袋フイルター31
は、袋状の内部に吸引され塵埃をため、そのまま
捨て去る使い捨て方式のフイルターで、塵埃処理
のときの塵埃の舞い上り防止衛生的に塵埃処理を
行なうようにすると共に、掃除機のフイルター部
分の保守、点検を容易ならしめ常に強い吸引力の
持続を行なわせるものである。
紙袋フイルター31をセツトするための取付板
33はボール紙等の比較的厚紙で形成され、吸入
口33、ガイド穴34、そしてシール板35等が
一体的に形成されている。
除塵装置5は次のように構成される(第4図)。
36は合成樹脂等で形成された各種歯車の保持板
で、本体ケース1内に嵌着等の方法で保持される
ものである。37はフエース歯車で、コード巻取
装置3の回転に連動し回転して除塵装置を動作す
る駆動歯車である。38はフエース歯車と一体的
に結合され、保持板36に回動自在に支持される
連結歯車である。39は連結歯車38に係合し回
転する除塵歯車でありこの除塵歯車39には、集
塵容器18の底部に設けられた細目フイルター1
9に当接し、裏面を接触回動して打撃振動を与
え、細目フイルター19の除塵を行なう除塵板4
0がねじ41等により固着されている。
42は、除塵歯車39に係合し回転するカツプ
リング歯車であり、43はカツプリング歯車42
受けた回転力を片側方向の回転軸45側に伝達す
るためのカツプリングであり、バネ体44を介し
て設けられている。
すなわち、コード巻取装置62からコードを引
き出すときは、フエース歯車37の受けた駆動回
転力は連結歯車38、除塵歯車39、カツプリン
グ歯車42を経て回転軸45を回転するように構
成しているが、コード巻取装置62が、ゼンマイ
の力でコードを巻込む方向に、フエース歯車37
が回転していときには、カツプリング43の働き
により、回転軸45は回転しないように構成され
ているものである。46は回転軸45にねじ47
等によつて固着され一体的に回転するカムであ
り、前述した集塵容器18に設けられた打撃板2
0に係合してコードを引出すときのみ、コード巻
取装置62の回転に連動して打撃板20を動作さ
せ、受撃体23を加振するようにしてある。
前蓋装置6は次のように構成されている(第5
図)。
48は前蓋であり本体ケース1の取出口17部
分を覆うように開閉自在に本体ケース1に取付け
られている。49はフロントカバーで、吸込口5
0を有している。この吸込口50部分に位置して
逆流防止弁51が配置されている。
52はクランプで、バネ53を介して、前蓋4
8とフロントカバー49間に配設されている。こ
のクランプ52は、前蓋48を本体ケース1に係
合させ開閉自在に保持するためのものである。
54は、蓋カバーであり、前述した集塵容器1
8に嵌着された気密パツキング26を本体ケース
1の取出口17部分に挟持するためのものであ
る。
55は、蓋カバー54に固着されたゴム、軟質
塩化ビニール等で形成された吸口パツキングであ
り、紙袋フイルター31の取付板32に当接し
て、吸込口50と吸入口33間を気密的に接合す
る役目を果たすものである。部品収納室10には
予備の紙袋フイルター31が保管される。56は
部品収納室10を開閉するためのポケツト蓋で、
本体ケース1に回動自在に配置される。57は塵
埃の溜り具合を表示し、使用者に塵埃処理時期を
知らせるためのダストインジケータであり従来一
般に知られているものである。58は本体ケース
1の上面に装飾用として配置された上面カバーで
ある。59はモータ収納室7内、防振ゴム(大)
60や防振ゴム(小)61によつて防振的に内装
されたモータを示す。62は同じくコード巻取装
置収納室8内に配置されたコード巻取装置であ
り、電源コードをゼンマイの力で本体ケース内へ
引込み整理するものである。また本実施例では、
コード巻取装置62の回転動力は、各フイルター
の除塵装置5の駆動源ともなつているものであ
る。
以上の構成の掃除機は、通常、紙袋フイルター
31を取付けて掃除を行なう(第6図)。
紙袋フイルター31は集塵容器18の案内ボス
25に紙袋フイルター31の取付板32に設けら
れているガイド穴34を合せ、また下側はフイル
ター支持板27上に載せることによりセツトされ
る。
このように、紙袋フイルター31をセツトした
掃除機本体を運転すると吸込口50より吸入した
塵埃は、紙袋フイルター31の吸入口33より流
入して、紙袋フイルター31の袋内に入り塵埃だ
け濾過されて、清い空気流が粗目フイルター28
及び細目フイルター19を通過して、本体ケース
1の排気室11を経て排気口より排出される。
本実施例の掃除機の塵埃の濾過系統は、上述し
た如く、紙袋フイルター31、粗目フイルター2
8及び細目フイルター19の3段フイルターによ
つて行なう構造のため、第1段目の紙袋フイルタ
ー31で完全に全部の塵埃が濾過されなかたつた
場合、あるいは紙袋フイルター31が破損したよ
うな場合等種々の事情で紙袋フイルター31を通
過した塵埃があつた場合でも、第2段目の粗目フ
イルター28、又は第3段目の細目フイルター1
9によつて濾過されるため、本体ケース1の排気
口から吐出される空気流は従来の掃除機に比べ非
常に清浄なもので、排気の衛生化に大きく貢献す
るものである。
次に、このようにして濾過された塵埃が、紙袋
フイルター31や細目フイルター19の表面に付
着すると、その部分での通気抵抗が徐々に高くな
り、掃除機の吸込力が劣ろえて掃除機の機能を果
さなくなる訳であるが、本実施例の掃除機では、
掃除の始めに、コードを引出すと、コード巻取装
置62が回転し、この回転力に連動して、フエー
ス歯車が回転し、これにより除塵歯車39が回動
させられるため、塵塵板40が細目フイルター1
9の背面を押圧摺動して振動を与え細目フイルタ
ー19の表面に付着した塵埃をまず除去する。こ
れと、同時にカツプリング歯車42が回転してい
るから、カム46が、打撃板20を作動させ、受
撃体23が打撃振動させられることにより、集塵
容器18の全面に振動が伝達させられると同時に
受撃体23に嵌合している粗目フイルター28の
受振体29を経て振動伝達板30にも振動が伝達
されることになる。すなわち、紙袋フイルター3
1に接している集塵容器18及び粗目フイルター
28の全面が振動させられることになり、この状
態が紙袋フイルター31の裏面に段達されること
により、紙袋フイルター31の袋内表面に付着し
た塵埃も伝達振動により除去させられることにな
る。
また、掃除終了後、コードを本体内に巻き込む
時には、除塵歯車39に取付けられた除塵板40
によつて細目フイルター19は除塵作業が行なわ
れるが、カム46は、カツプリング43の働きに
より回動せず、打撃板20を動作させることはな
いので、紙袋フイルター31の除塵作業は行なわ
れない。
以上のように本実施例の掃除機では、掃除の始
めと終了後に行なわれる電源コードの出入れ作業
に連動して自動的に各フイルターに付着した塵埃
を除塵作業が行なわれるため常に強い吸込力を持
続できるものである。
しかし、いずれは紙袋フイルター31内に満杯
に塵埃が集塵されるといかに除塵作業を行なおう
とも吸込力が回復しなくなる。このとき、前蓋4
8を開けて、まず紙袋フイルター31のシール板
35部分を折り曲げて吸入口33に蓋をして密閉
した後、取付板32部分を持つて紙袋フイルター
31を本体ケース1内にセツトしたままの集塵容
器18内より引出して、袋内にたまつている塵埃
ごと紙袋フイルター31を塵埃箱等へ捨てれば、
これで塵埃捨て作業は終了するため非常に簡単に
塵埃処理を行なうことができるものである。
又他の方法として、紙袋フイルター31は次の
ようにして捨てることも出来るのが本実施例の特
長である。前蓋48を開け、シール板35で吸入
口32を閉じた後、本体ケース1より集塵容器1
8を、紙袋フイルター31がセツトされたままの
状態で引出し、塵埃箱等まで持つていき、そこで
集塵容器18を逆さまにして、紙袋フイルター3
1を塵埃箱内へ落下させれば、紙袋フイルター3
1ごと塵埃を捨てることができるものである。通
常は前者の方法で、本体ケース1から集塵容器1
8を外すことなく、紙袋フイルター31のみを引
出してそのまま塵埃処理する方法で十分機能を果
し、またゴミ処理を簡単に行なえるが、例えば、
金属片、土砂等重量の重いゴミを多量に吸塵した
場合、紙袋フイルター31が塵埃の重量に耐えら
れず、単独で引出すと破損して塵埃が飛び散る恐
れのある場合や、何等かのトラブルで、吸塵中に
紙袋フイルター31が破れてしまつたような場
合、紙袋フイルター31を引出して塵埃処理しよ
うとすれば、塵埃が外部に飛散して不衛生となる
ため、このような場合には後者のように集塵容器
18ごと紙袋フイルター31を引出して塵埃処理
をすれば、衛生的に塵埃捨てができて便利なもの
である。
このようにして、塵埃処理が終つた後は、ポケ
ツト蓋56を開けて、補充用の紙袋フイルター3
1を取出して、集塵容器18部分にセツトすれ
ば、再び掃除をすることができるものである。
次に、後に買い忘れ等の理由で補充用の紙袋フ
イルター31が無かつた場合等は、紙袋フイルタ
ー31をセツトしないでも本実施例の掃除機は掃
除機としての機能を発揮できるものである。
つまり、紙袋フイルター31をセツトしない場
合には、粗目フイルター28で、綿塵、紙屑等の
比較的大きな塵埃を濾過し、次に細目フイルター
19で、砂塵、土砂等の細かい塵埃を濾過する従
来一般の掃除機と同様の濾過を行なうことができ
るものである。
このときの塵埃捨ては、前蓋48を開けて、集
塵容器18を本体ケース1から引出して塵埃箱等
まで持つて行き、集塵容器18内にたまつた塵埃
を捨てる方法によつて行なうことができるもので
ある。
この時、誤つて集塵容器18を第9図に示すよ
うに落下させた場合、フイルター支持板27が集
塵容器18の底面の延長線より大きく開き、第9
図の場合には、床面に落下すると、フイルター支
持板27の取付部の取付ピンに過大な、せん断応
力が加わり、取付ピンかフイルター支持板27が
割れる、しかし本発明の場合は、第8図に示すよ
うに、角度規制リブ90により、集塵容器18の
底面の延長線より、大きく開かせないため、共に
落下させても、第10図のようになり、フイルタ
ー支持板27や、フイルター支持板27の取付ピ
ンに過大な力が加わるということは、ブイルター
支持板27が内側に回動するために少なくなる。
本発明部分について更に詳細に説明すると第8図
に示す如く、細目フイルター19は、中央でほぼ
2分割されており、細目フイルター19の間に受
撃体23が設けられ、且つ打撃板20がその受撃
体23に対応して配置されている。
そして、細目フイルター19の再外形よりΔH
(Hは細目フイルターの波形の高さを表わす。)だ
け凹んで、受撃体23及び打撃板20のどちらか
は配置されている。
このように配置されているから、塵埃処理の
際、集塵容器18を本体ケース1から引出して床
上等に置かれたとしても、打撃板20が外力を受
けることなく、変形や破損の恐れが無く、除塵性
能を最良の状態に保つことができる等の効果があ
る。
また反対に、打撃板20は、バネ鋼板等の硬い
材料で作られているため、それが突出しいると床
面に傷を付けたりする事故発生の恐れがあるが本
発明のように、細目フイルター19の外形よりも
凹んでいるため、床面等に傷を付ける恐れもない
等の効果を併せ持つものである。
本発明の一実施例によれば、気密パンキングの
リブなどによつて、支持板の角度を集塵容器、支
持板を取付けてある集塵容器外壁底面の延長線よ
り大きく回動しないようにすることにより、集塵
容器落下時、支持板を破損することがなくなり、
かつ、集塵容器から紙袋フイルターを取出す時、
誤つて過大な力を支持板に加えても、支持板を破
損する事かないとともに、集塵容器を落下させ、
支持板が脱落したまま、紙袋をセツトして使用さ
れ、紙袋の紙袋の役目を果たさなくなることが防
止出来る。
〔発明の効果〕
その開口部にフイルター支持体が回動自在に設
けられている集塵容器が、それ自体細塵捕捉用フ
イルターを備えているため、それ単独でも集塵で
き、また、該集塵容器は本体ケースより出し入れ
可能に形成されているため、紙袋フイルターを集
塵容器のフイルター支持体にセツトして該紙袋フ
イルターにより集塵する場合、紙袋フイルターを
破損させることなく使用できた場合は、掃除終了
後に本体ケース内に集塵容器を収納したままで該
集塵容器内より紙袋フイルターだけを取り出して
捨てることができ、掃除後の処理が簡単かつ衛生
的である。また、紙袋フイルターを何らかの原因
で使用中に破損させてしまつた場合は、掃除終了
後に、本体ケースより集塵容器を取り出して、ゴ
ミ箱のところで集塵容器のフイルター支持体を回
動されて該集塵容器を開口させ、その中の紙袋フ
イルターごと塵埃を捨てることができる。従つ
て、いずれの場合でも電気掃除機で集塵した塵埃
の処理が手や、その周辺を汚す恐れなく簡単かつ
衛生的に行なうことができる。
また、掃除中に紙袋フイルターが破損した場合
でも、前記の如く集塵容器単独でも集塵できるた
め、その掃除を中断することなく続行でき、掃除
終了後に前述の操作で集塵容器を本体ケースより
取り出して、簡単に塵埃処理することができる。
また、紙袋フイルターを集塵容器から取り出す
際に、フイルター支持体が回動可能なので、無理
なく取り出すことができ、紙袋フイルターを取り
出し時に破損する恐れが少ない。
また、紙袋フイルターがない場合でも、集塵容
器だけで集塵できるため、便利性がよく、集塵容
器内の塵埃処理も前記の如く、該集塵容器を本体
ケースより取り出して行なえるため取扱性がよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明電気掃除機一実施例の縦断面
図、第2図は本体ケース周りの部品見取図、第3
図は濾過フイルター(集塵部)関係部品の見取
図、第4図は除塵機構関係部品の見取図、第5図
は前蓋関係部品の見取図、第6図は塵埃処理をし
ている使用状態説明図、第7図は集塵容器の見取
図、第8図は本発明要部構成説明用断面図、第9
図は従来品の説明図、第10図は本発明の動作説
明図。 1……本体ケース、6……前蓋装置、18……
集塵容器、27……フイルター支持板、31……
紙袋フイルター、59……電動送風機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電動送風機と、電動送風機が内蔵される本体
    ケースと、本体ケース開口部から出し入れされる
    細塵捕捉用フイルターを備えた集塵容器と、この
    集塵容器内に収納され吸入口が設けられた取付板
    を有する紙袋フイルターとを具備し、前記集塵容
    器の底部に対向する側に紙袋フイルターを出し入
    れする集塵容器開口部を設けるとともに、前記紙
    袋フイルターの取付板を前記集塵容器開口部に保
    持する受け部となるフイルター支持体を、前記紙
    袋フイルターの引き出し方向に回動するように前
    記集塵容器開口部に設けたことを特徴とする電気
    掃除機。 2 前記紙袋フイルターの取付板を保持する受け
    部となるフイルター支持体を前記集塵容器開口部
    端縁に設けられた枢着部に開閉自在に取付け、前
    記枢着部近傍の支持体部分を集塵容器開口部との
    間に開き角度規制体を形成することにより前記集
    塵容器側面の延長線と集塵容器開口部との間に支
    持体の開度が規制される構成としたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の電気掃除機。
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