JPH0345985B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0345985B2 JPH0345985B2 JP60255628A JP25562885A JPH0345985B2 JP H0345985 B2 JPH0345985 B2 JP H0345985B2 JP 60255628 A JP60255628 A JP 60255628A JP 25562885 A JP25562885 A JP 25562885A JP H0345985 B2 JPH0345985 B2 JP H0345985B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- switching element
- transformer
- winding
- main terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 69
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 39
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Television Systems (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主としてリモートコントロール(以
下リモコンと呼ぶ)受信回路を有するテレビジヨ
ン受像機(以下TVと呼ぶ)の電源回路に好適な
スイツチングレギユータに関する。
下リモコンと呼ぶ)受信回路を有するテレビジヨ
ン受像機(以下TVと呼ぶ)の電源回路に好適な
スイツチングレギユータに関する。
スイツチング素子に直列に接続されたトランス
に正帰還駆動巻線を設け、この駆動巻線の電圧で
スイツチング阻止をオン駆動する形式の自励式ス
イツチングレギユレータは広く使用されている。
に正帰還駆動巻線を設け、この駆動巻線の電圧で
スイツチング阻止をオン駆動する形式の自励式ス
イツチングレギユレータは広く使用されている。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、従来の自励型スイツチングレギユレ
ータのスイツチング素子はトランスの蓄積エネル
ギーの放出が終了すると直ちにオンに転換する。
この結果、スイツチング素子の両端子間電圧が有
る期間にこの電流が流れ始め、電流と電圧の積に
基づく電力損失(スイツチング損失)が生じた。
また、オフ期間が必然的に決まり、これが短い場
合には単位時間当りのスイツチング回数が多くな
り、スイツチング損失の合計も大きくなる。
ータのスイツチング素子はトランスの蓄積エネル
ギーの放出が終了すると直ちにオンに転換する。
この結果、スイツチング素子の両端子間電圧が有
る期間にこの電流が流れ始め、電流と電圧の積に
基づく電力損失(スイツチング損失)が生じた。
また、オフ期間が必然的に決まり、これが短い場
合には単位時間当りのスイツチング回数が多くな
り、スイツチング損失の合計も大きくなる。
そこで、本発明の目的はスイツチング損失の小
さいスイツチングレギユレータを提供することに
ある。
さいスイツチングレギユレータを提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するための第1番目の発明は、
直流電源の一端にその一端が接続されたトランス
1次巻線と、第1及び第2の主端子と制御端子と
を有し、前記第1の主端子が前記1次巻線の他端
に接続され、前記第2の主端子が前記直流電源の
他端に接続されたスイツチング素子と、前記トラ
ンスの2次巻線と、前記2次巻線に接続され且つ
前記スイツチング素子のオフ期間に前記トランス
の蓄積エネルギーを放出するように形成された整
流平滑回路と、前記1次巻線および前記2次巻線
に電磁結合され且つ前記スイツチング素子の前記
制御端子と前記第2の主端子との間に接続された
前記トランスの3次巻線と、前記スイツチング素
子の前記制御端子に接続された定電圧制御回路と
から成るスイツチングレギユレータにおいて、前
記スイツチング素子の前記制御端子と前記第2の
主端子との間に接続されたトランジスタ34と、
充電電圧によつて前記トランジスタ34をオン駆
動することができるように前記トランジスタ34
に接続されたコンデンサ32と、前記スイツチン
グ素子のオフ期間に前記トランスに発生する電圧
で前記コンデンサ32を充電するための整流ダイ
オード31と、前記コンデンサ32に放電時定数
を与えるために前記コンデンサ32と前記トラン
ジスタ34との間に接続された抵抗33とを備え
ているスイツチングレギユレータに係わるもので
ある。
直流電源の一端にその一端が接続されたトランス
1次巻線と、第1及び第2の主端子と制御端子と
を有し、前記第1の主端子が前記1次巻線の他端
に接続され、前記第2の主端子が前記直流電源の
他端に接続されたスイツチング素子と、前記トラ
ンスの2次巻線と、前記2次巻線に接続され且つ
前記スイツチング素子のオフ期間に前記トランス
の蓄積エネルギーを放出するように形成された整
流平滑回路と、前記1次巻線および前記2次巻線
に電磁結合され且つ前記スイツチング素子の前記
制御端子と前記第2の主端子との間に接続された
前記トランスの3次巻線と、前記スイツチング素
子の前記制御端子に接続された定電圧制御回路と
から成るスイツチングレギユレータにおいて、前
記スイツチング素子の前記制御端子と前記第2の
主端子との間に接続されたトランジスタ34と、
充電電圧によつて前記トランジスタ34をオン駆
動することができるように前記トランジスタ34
に接続されたコンデンサ32と、前記スイツチン
グ素子のオフ期間に前記トランスに発生する電圧
で前記コンデンサ32を充電するための整流ダイ
オード31と、前記コンデンサ32に放電時定数
を与えるために前記コンデンサ32と前記トラン
ジスタ34との間に接続された抵抗33とを備え
ているスイツチングレギユレータに係わるもので
ある。
本願第2番目の発明は、第1番目の発明のコン
デンサ32と抵抗33の代わりにタイマを使用し
てトランジスタ34を制御することを特徴とする
ものである。
デンサ32と抵抗33の代わりにタイマを使用し
てトランジスタ34を制御することを特徴とする
ものである。
本願の第3番目の発明は、第1番目の発明のス
イツチングレギユレータに更に、前記整流平滑回
路に選択的に接続される負荷と、前記負荷が前記
整流平滑回路に接続されている期間に前記スイツ
チング素子のオン転換用パルスを一定周期で前記
スイツチング素子の前記制御端子に供給するパル
ス供給回路とを設けたことを特徴とするものであ
る。
イツチングレギユレータに更に、前記整流平滑回
路に選択的に接続される負荷と、前記負荷が前記
整流平滑回路に接続されている期間に前記スイツ
チング素子のオン転換用パルスを一定周期で前記
スイツチング素子の前記制御端子に供給するパル
ス供給回路とを設けたことを特徴とするものであ
る。
[作用]
本発明におけるコンデンサはスイツチング素子
のオフ期間にトランスに得られる電圧によつて充
電され、トランジスタをオン駆動する。このトラ
ンジスタのオン期間にはスイツチング素子がオン
に転換しない。コンデンサは時定数を有して放電
するので、トランスのオフ期間の電圧が低下して
も直ちにトランジスタがオフに転換しない。この
結果、スイツチング素子のターンオンが遅延し、
且つオフ期間が長くなり、ターンオン時の電流と
電圧の積に基づくスイツチング損失の低減効果、
スイツチング回数の低減によるスイツチング損失
の低減効果が生じる。即ち、ターンオンが遅延す
ると、スイツチング素子の両端子間電圧が低下し
た後にスイツチング素子に電流が流れることにな
り、スイツチング損失が小さくなる。
のオフ期間にトランスに得られる電圧によつて充
電され、トランジスタをオン駆動する。このトラ
ンジスタのオン期間にはスイツチング素子がオン
に転換しない。コンデンサは時定数を有して放電
するので、トランスのオフ期間の電圧が低下して
も直ちにトランジスタがオフに転換しない。この
結果、スイツチング素子のターンオンが遅延し、
且つオフ期間が長くなり、ターンオン時の電流と
電圧の積に基づくスイツチング損失の低減効果、
スイツチング回数の低減によるスイツチング損失
の低減効果が生じる。即ち、ターンオンが遅延す
ると、スイツチング素子の両端子間電圧が低下し
た後にスイツチング素子に電流が流れることにな
り、スイツチング損失が小さくなる。
第2番目の発明においてもタイマによつて第1
番目の発明と同様な作用が生じる。
番目の発明と同様な作用が生じる。
第3番目の発明においては、パルス供給回路か
らパルスが発生している時にスイツチング素子が
これに同期してオン駆動される。このパルスが発
生しなくなつた時には、このパルスと無関係に動
作するので、第1番目の発明と同様な作用効果が
生じる。
らパルスが発生している時にスイツチング素子が
これに同期してオン駆動される。このパルスが発
生しなくなつた時には、このパルスと無関係に動
作するので、第1番目の発明と同様な作用効果が
生じる。
次に、第1図〜第3図を参照して本発明の第1
の実施例に係わるTV回路装置を説明する。この
装置では、交流電源端子1に主電源スイツチ2を
介してスイツチングレギユレータ3が接続され、
このレギユレータ3の出力段にTV回路4及びリ
モコン受信回路5が接続されている。なお、リモ
コン受信回路5で制御される副電源スイツチ6は
水平発振器電源ライン7に設けられている。
の実施例に係わるTV回路装置を説明する。この
装置では、交流電源端子1に主電源スイツチ2を
介してスイツチングレギユレータ3が接続され、
このレギユレータ3の出力段にTV回路4及びリ
モコン受信回路5が接続されている。なお、リモ
コン受信回路5で制御される副電源スイツチ6は
水平発振器電源ライン7に設けられている。
各部を詳しく説明すると、スイツチングレギユ
レータ3は、リンギングチヨークコンバータ
(RCC)方式であり、交流電源端子1にスイツチ
を介して接続された整流回路8、及びこの整流回
路8にトランス9の1次巻線10を介して接続さ
れたスイツチ素子としての第1のトランジスタ1
1を有する。トランス9の2次巻線12には、ダ
イオード13とコンデンサ14とから成る整流平
滑回路15が接続されている。トランス9の3次
巻線16の一端は、コンデンサ17と抵抗18と
を介して第1のトランジスタ11のベースに接続
され、他端はエミツタに接続されている。19は
起動抵抗であり、整流回路8の出力ラインと第1
のトランジスタ11のベースとの間に接続されて
いる。
レータ3は、リンギングチヨークコンバータ
(RCC)方式であり、交流電源端子1にスイツチ
を介して接続された整流回路8、及びこの整流回
路8にトランス9の1次巻線10を介して接続さ
れたスイツチ素子としての第1のトランジスタ1
1を有する。トランス9の2次巻線12には、ダ
イオード13とコンデンサ14とから成る整流平
滑回路15が接続されている。トランス9の3次
巻線16の一端は、コンデンサ17と抵抗18と
を介して第1のトランジスタ11のベースに接続
され、他端はエミツタに接続されている。19は
起動抵抗であり、整流回路8の出力ラインと第1
のトランジスタ11のベースとの間に接続されて
いる。
20は定電圧制御回路であり、第1のトランジ
スタ11のベース電流値を制御するために、この
ベース・エミツタ間に接続された第2のトランジ
スタ21と、この第2のトランジスタ21に誤差
信号を供給するための第3のトランジスタ22等
を含む。更に詳しく説明すると、出力電圧検出巻
線としてトランス4次巻線23が設けられ、この
4次巻線23にダイオード24を介してコンデン
サ25が接続されている。なお、4次巻線23及
びダイオード24の極性は、第1のトランジスタ
11のオフ時にコンデンサ25を充電するように
設定されている。従つて、コンデンサ25の電圧
は出力電圧にほぼ比例する。抵抗26,27はコ
ンデンサ25の両端間に接続され、この電圧分割
点が第3のトランジスタ22のベースに接続され
ている。第3のトランジスタ22のエミツタは、
コンデンサ25の両端間に接続された抵抗28と
ツエナダイオード29との分圧点に接続されてい
る。従つて、第3のトランジスタ22はツエナダ
イオード29で与えられる定電圧と抵抗26,2
7の分圧点に得られる出力電圧検出値とを比較
し、この誤差信号を第2のトランジスタ21のベ
ースに与える。この結果、例えば出力電圧が高過
ぎる時には、第2のトランジスタ21の抵抗値が
小になり、ベース電流のバイパス量が増大し、第
1のトランジスタ11のベース電流が減少し、結
局、第1のトランジスタ11のオン期間が短かく
なり、出力電圧が一定値に戻る。出力電圧が低過
ぎる場合は、この逆の動作になる。
スタ11のベース電流値を制御するために、この
ベース・エミツタ間に接続された第2のトランジ
スタ21と、この第2のトランジスタ21に誤差
信号を供給するための第3のトランジスタ22等
を含む。更に詳しく説明すると、出力電圧検出巻
線としてトランス4次巻線23が設けられ、この
4次巻線23にダイオード24を介してコンデン
サ25が接続されている。なお、4次巻線23及
びダイオード24の極性は、第1のトランジスタ
11のオフ時にコンデンサ25を充電するように
設定されている。従つて、コンデンサ25の電圧
は出力電圧にほぼ比例する。抵抗26,27はコ
ンデンサ25の両端間に接続され、この電圧分割
点が第3のトランジスタ22のベースに接続され
ている。第3のトランジスタ22のエミツタは、
コンデンサ25の両端間に接続された抵抗28と
ツエナダイオード29との分圧点に接続されてい
る。従つて、第3のトランジスタ22はツエナダ
イオード29で与えられる定電圧と抵抗26,2
7の分圧点に得られる出力電圧検出値とを比較
し、この誤差信号を第2のトランジスタ21のベ
ースに与える。この結果、例えば出力電圧が高過
ぎる時には、第2のトランジスタ21の抵抗値が
小になり、ベース電流のバイパス量が増大し、第
1のトランジスタ11のベース電流が減少し、結
局、第1のトランジスタ11のオン期間が短かく
なり、出力電圧が一定値に戻る。出力電圧が低過
ぎる場合は、この逆の動作になる。
30は本発明に関係して設けられたオフ期間制
御電圧を得るためのトランス5次巻線である。こ
の5次巻線30にはダイオード31を介してコン
デンサ32が接続されている。なお、第1のトラ
ンジスタ11のオフ期間にダイオード31が導通
するように5次巻線30の極性が決定されてい
る。34はオフ期間制御用の第4のトランジスタ
であり、オフ期間を強制的に延長させるために第
1のトランジスタ11のベース・エミツタ間に接
続されている。コンデンサ32は抵抗33を介し
て第4のトランジスタ34のベース・エミツタ間
に接続されているので、コンデンサ32の電圧が
一定値以上の期間には第4のトランジスタ34は
オンに保たれる。なお、第4のトランジスタ34
のオン期間は、コンデンサ32と抵抗33とから
成る放電時定数により決まり、この実施例では軽
負荷時において第1のトランジスタ11のオフ期
間を強制的に延ばすように設定されている。
御電圧を得るためのトランス5次巻線である。こ
の5次巻線30にはダイオード31を介してコン
デンサ32が接続されている。なお、第1のトラ
ンジスタ11のオフ期間にダイオード31が導通
するように5次巻線30の極性が決定されてい
る。34はオフ期間制御用の第4のトランジスタ
であり、オフ期間を強制的に延長させるために第
1のトランジスタ11のベース・エミツタ間に接
続されている。コンデンサ32は抵抗33を介し
て第4のトランジスタ34のベース・エミツタ間
に接続されているので、コンデンサ32の電圧が
一定値以上の期間には第4のトランジスタ34は
オンに保たれる。なお、第4のトランジスタ34
のオン期間は、コンデンサ32と抵抗33とから
成る放電時定数により決まり、この実施例では軽
負荷時において第1のトランジスタ11のオフ期
間を強制的に延ばすように設定されている。
34aはリモコン電源用巻線としてのトランス
6次巻線である。この6次巻線34aにはダイオ
ード35とコンデンサ36とから成る整流平滑回
路37が接続され、この出力段にリモコン受信回
路5が接続されている。
6次巻線である。この6次巻線34aにはダイオ
ード35とコンデンサ36とから成る整流平滑回
路37が接続され、この出力段にリモコン受信回
路5が接続されている。
TV回路4は、リモコン受信回路5以外の種々
の回路であり、水平偏向回路、垂直偏向回路、高
圧回路、映像受信回路、音声受信回路、受像管回
路等を含む。但し、第1図では、TV回路4とし
て水平偏向回路のみが示されている。水平偏向回
路は、整流平滑回路15の出力電源ライン38に
副電源スイツチ6を介して接続された水平発振器
39と、この出力に設けられたトランス40と、
直流電源ライン38とグランドとの間に接続され
たフライバツクトランス41と、このフライバツ
クトランス41に直列に接続され、水平発振出力
トランス41で駆動されるトランジスタ42と、
トランジスタ42に逆並列接続されたダイオード
43と、フライバツクトランス41に結合された
水平偏向コイル44とから成る。45はスイツチ
ングレギユレータのトリガ信号を得るためにフラ
イバツクトランス41に電磁結合された巻線であ
り、ダイオード46と抵抗47を介して第1のト
ランジスタ11のベースに接続されている。
の回路であり、水平偏向回路、垂直偏向回路、高
圧回路、映像受信回路、音声受信回路、受像管回
路等を含む。但し、第1図では、TV回路4とし
て水平偏向回路のみが示されている。水平偏向回
路は、整流平滑回路15の出力電源ライン38に
副電源スイツチ6を介して接続された水平発振器
39と、この出力に設けられたトランス40と、
直流電源ライン38とグランドとの間に接続され
たフライバツクトランス41と、このフライバツ
クトランス41に直列に接続され、水平発振出力
トランス41で駆動されるトランジスタ42と、
トランジスタ42に逆並列接続されたダイオード
43と、フライバツクトランス41に結合された
水平偏向コイル44とから成る。45はスイツチ
ングレギユレータのトリガ信号を得るためにフラ
イバツクトランス41に電磁結合された巻線であ
り、ダイオード46と抵抗47を介して第1のト
ランジスタ11のベースに接続されている。
1次巻線10に直列に接続されたダイオード4
8は振動防止用に設けたものである。本発明に従
つてトランス9の休止期間を強制的に設けると、
1次巻線10の電圧が振動し、これが3次巻線1
6及び4次巻線30にも及び、誤動作するおそれ
があるので、ダイオード48でこれを阻止してい
る。49はバイパス用コンデンサである。ダイオ
ード50、抵抗51、コンデンサ52は異常電圧
を吸収するために1次巻線10に並列に接続され
ている。コンデンサ53は、振動防止のために第
1のトランジスタ11のコレクタと第3のトラン
ジスタ22のベースとの間に接続されている。こ
のコンデンサ53を設けると、第1のトランジス
タ11のオフ期間にコレクタ・ベース間に加わる
振動電圧に対応した電流がコンデンサ53を流
れ、第3のトランジスタ22のベース電位が第1
のトランジスタ11のコレクタ・エミツタ間電圧
に同期して変化し、周波数のロツクが容易にな
る。
8は振動防止用に設けたものである。本発明に従
つてトランス9の休止期間を強制的に設けると、
1次巻線10の電圧が振動し、これが3次巻線1
6及び4次巻線30にも及び、誤動作するおそれ
があるので、ダイオード48でこれを阻止してい
る。49はバイパス用コンデンサである。ダイオ
ード50、抵抗51、コンデンサ52は異常電圧
を吸収するために1次巻線10に並列に接続され
ている。コンデンサ53は、振動防止のために第
1のトランジスタ11のコレクタと第3のトラン
ジスタ22のベースとの間に接続されている。こ
のコンデンサ53を設けると、第1のトランジス
タ11のオフ期間にコレクタ・ベース間に加わる
振動電圧に対応した電流がコンデンサ53を流
れ、第3のトランジスタ22のベース電位が第1
のトランジスタ11のコレクタ・エミツタ間電圧
に同期して変化し、周波数のロツクが容易にな
る。
(動 作)
次に、第2図及び第3図を参照して第1図の回
路の動作を説明する。主電源スイツチ2及び副電
源スイツチ6の両方がオンの時には、水平発振器
39に電力が供給されるために、水平発振出力が
得られ、これに基づきトランジスタ42がオン・
オフ制御される。従つて、フライバツクトランス
41に電磁結合された巻線45から第2図Aに示
す15.75kHzのトリガ電流ITが第1のトランジスタ
11ににt1で供給される。このため、第1のトラ
ンジスタ11はトリガ電流ITに同期してオンにな
り、しかる後、3次巻線16から駆動電流が供給
される。従つて、トランジスタ11には、第2図
Aに示すようなベース駆動電流IB1が供給され、
第2図Bに示すようなコレクタ電流ICが流れる。
この時に第1のトランジスタ11のコレクタ・エ
ミツタ間電圧VCEは第2図Cとなる。第1のトラ
ンジスタ11はオン状態になつた後に、第2図B
に示す如くコレクタ電流ICが徐々に増大するが、
ベース電流IB1の電流増幅率hFE倍以上に増大する
ことが不可能であるから、t2でIB1hFEでオフに転
換し、オン期間で蓄えられたトランス9のエネル
ギがダイオード13及び35を介して放出され
る。このオフ期間にはトランス9の2〜6次巻線
12,16,23,30,34aには出力電圧に
対応したほぼ一定の電圧が得られる。この結果、
オフ期間強制制御用コンデンサ32がt2において
充電圧される。5次巻線30からダイオード31
を介して電圧が供給されているt2〜t3で示す期間
には、第4のトランジスタ34に第2図Dに示す
如く一定のベース電流IB2が流れる。t3で次のトリ
ガ電流ITがフライバツクトランス41から与えら
れると、第1のトランジスタ11は自励によるオ
ン状態への転換時点に至つていなくても、強制的
にオンに転換される。t3で第1のトランジスタ1
1がオンに転換すると、5次巻線30の電圧の向
きが変つてダイオード31がオフになる。この結
果、コンデンサ32の放電に基づく第4のトラン
ジスタ34のベース電流IB2は第2図Dに示す如
く徐々に低下する。このため、第4のトランジス
タ34のインビーダンスは徐々に高くなる。この
第4のトランジスタ34は第1のトランジスタ1
1のベース電流のバイパス回路として機能する
が、フライバツクトランス41から供給されるト
リガ電流ITのレベルが極めて高いために、第1の
トランジスタ11のオンへの転換及びオンの維持
が可能である。従つて、50〜100%程度の通常負
荷時のスイツチングレギユレータ3の動作は、本
発明に従つて設けられた5次巻線30から第4の
トランジスタ34に至る回路が無い場合と実質的
に同一である。
路の動作を説明する。主電源スイツチ2及び副電
源スイツチ6の両方がオンの時には、水平発振器
39に電力が供給されるために、水平発振出力が
得られ、これに基づきトランジスタ42がオン・
オフ制御される。従つて、フライバツクトランス
41に電磁結合された巻線45から第2図Aに示
す15.75kHzのトリガ電流ITが第1のトランジスタ
11ににt1で供給される。このため、第1のトラ
ンジスタ11はトリガ電流ITに同期してオンにな
り、しかる後、3次巻線16から駆動電流が供給
される。従つて、トランジスタ11には、第2図
Aに示すようなベース駆動電流IB1が供給され、
第2図Bに示すようなコレクタ電流ICが流れる。
この時に第1のトランジスタ11のコレクタ・エ
ミツタ間電圧VCEは第2図Cとなる。第1のトラ
ンジスタ11はオン状態になつた後に、第2図B
に示す如くコレクタ電流ICが徐々に増大するが、
ベース電流IB1の電流増幅率hFE倍以上に増大する
ことが不可能であるから、t2でIB1hFEでオフに転
換し、オン期間で蓄えられたトランス9のエネル
ギがダイオード13及び35を介して放出され
る。このオフ期間にはトランス9の2〜6次巻線
12,16,23,30,34aには出力電圧に
対応したほぼ一定の電圧が得られる。この結果、
オフ期間強制制御用コンデンサ32がt2において
充電圧される。5次巻線30からダイオード31
を介して電圧が供給されているt2〜t3で示す期間
には、第4のトランジスタ34に第2図Dに示す
如く一定のベース電流IB2が流れる。t3で次のトリ
ガ電流ITがフライバツクトランス41から与えら
れると、第1のトランジスタ11は自励によるオ
ン状態への転換時点に至つていなくても、強制的
にオンに転換される。t3で第1のトランジスタ1
1がオンに転換すると、5次巻線30の電圧の向
きが変つてダイオード31がオフになる。この結
果、コンデンサ32の放電に基づく第4のトラン
ジスタ34のベース電流IB2は第2図Dに示す如
く徐々に低下する。このため、第4のトランジス
タ34のインビーダンスは徐々に高くなる。この
第4のトランジスタ34は第1のトランジスタ1
1のベース電流のバイパス回路として機能する
が、フライバツクトランス41から供給されるト
リガ電流ITのレベルが極めて高いために、第1の
トランジスタ11のオンへの転換及びオンの維持
が可能である。従つて、50〜100%程度の通常負
荷時のスイツチングレギユレータ3の動作は、本
発明に従つて設けられた5次巻線30から第4の
トランジスタ34に至る回路が無い場合と実質的
に同一である。
一方、主電源スイツチ2がオン、副電源スイツ
チ6がオフの軽負荷時には、第3図に示す動作に
なる。この場合にはフライバツクトランス41か
らトリガ電流が供給されないために自励発振動作
になる。t1で第1のトランジスタ11がオンにな
ると、3次巻線16の電圧で第3図Aのベース電
流IB1が供給され、コレクタ電流IC、コレクタ・エ
ミツタ間電圧VCEは第3図B,Cに示す如く変化
する。t2で第1のトランジスタ11が飽和に達す
るとオフに転換する。この結果、5次巻線30に
はトランス9のエネルギ放出期間に対応して定電
圧が得られ、第4のトランジスタ34に第3図D
に示すベース電流IB2が供給される。第1のトラ
ンジスタ11のオン期間(t1〜t2)にトランス9
に蓄えられたエネルギがオフ期間に放出され、t3
でその放出が終了すると、第1のトランジスタ1
1がオンになろうとする。しかし、第4のトラン
ジスタ34によるバイパス回路が形成されている
ために、第1のトランジスタ11はオンに転換し
ない。第4のトランジスタ34のベース電流IB2
が徐々に低下し、t4で第4のトランジスタ34が
オフになると、第1のトランジスタ11の強制的
オフ制御が解除されるため、第1のトランジスタ
11がオンに転換する。結局、従来の自励発振に
比較してオフ期間がt3〜t4だけ長くなつている。
なお、定電圧制御回路20が設けられているの
で、オフ期間が長くなることによる出力電圧の低
下を償うようにt1〜t2のオン期間も長くなる。上
述の如くして軽負荷時におけるスイツチング周期
を従来に比較して例えば2倍にすれば、単位時間
当りのスイツチング回数が1/2になり、スイツチ
ング損失も1/2になる。
チ6がオフの軽負荷時には、第3図に示す動作に
なる。この場合にはフライバツクトランス41か
らトリガ電流が供給されないために自励発振動作
になる。t1で第1のトランジスタ11がオンにな
ると、3次巻線16の電圧で第3図Aのベース電
流IB1が供給され、コレクタ電流IC、コレクタ・エ
ミツタ間電圧VCEは第3図B,Cに示す如く変化
する。t2で第1のトランジスタ11が飽和に達す
るとオフに転換する。この結果、5次巻線30に
はトランス9のエネルギ放出期間に対応して定電
圧が得られ、第4のトランジスタ34に第3図D
に示すベース電流IB2が供給される。第1のトラ
ンジスタ11のオン期間(t1〜t2)にトランス9
に蓄えられたエネルギがオフ期間に放出され、t3
でその放出が終了すると、第1のトランジスタ1
1がオンになろうとする。しかし、第4のトラン
ジスタ34によるバイパス回路が形成されている
ために、第1のトランジスタ11はオンに転換し
ない。第4のトランジスタ34のベース電流IB2
が徐々に低下し、t4で第4のトランジスタ34が
オフになると、第1のトランジスタ11の強制的
オフ制御が解除されるため、第1のトランジスタ
11がオンに転換する。結局、従来の自励発振に
比較してオフ期間がt3〜t4だけ長くなつている。
なお、定電圧制御回路20が設けられているの
で、オフ期間が長くなることによる出力電圧の低
下を償うようにt1〜t2のオン期間も長くなる。上
述の如くして軽負荷時におけるスイツチング周期
を従来に比較して例えば2倍にすれば、単位時間
当りのスイツチング回数が1/2になり、スイツチ
ング損失も1/2になる。
〔第2の実施例〕
次に、第4図に示す第2の実施例に係わるスイ
ツチングレギユレータについて述べる。但し、第
4図において第1図と共通する部分には同一の符
号を付してその説明を省略する。また、第4図の
トランス9の2次側の回路は第1図と同一である
ので、図示されていない。この第4図の回路は、
第1図の回路に、ダイオード60とコンデンサ6
1と抵抗62とを付加したものである。コンデン
サ61をダイオード60を介して5次巻線30に
並列に接続されているので、第1のトランジスタ
11のオフ期間に充電される。このコンデンサ6
1の一端は抵抗62を介して第4のトランジスタ
34のコレクタに接続されている。従つて、コン
デンサ61で第4のトランジスタ34にバイアス
電圧が加えられ、第4のトランジスタ34が安定
的に動作する。また、コンデンサ61の電圧は抵
抗62を介して第1のトランジスタ11のベース
にも加えられるので、第1のトランジスタ11に
起動電流及び駆動電流を流すことができる。な
お、第4図の回路では第2のトランジスタ21の
コレクタと第4のトランジスタ34のコレクタと
の間に抵抗63とコンデンサ64との並列回路が
接続されている。
ツチングレギユレータについて述べる。但し、第
4図において第1図と共通する部分には同一の符
号を付してその説明を省略する。また、第4図の
トランス9の2次側の回路は第1図と同一である
ので、図示されていない。この第4図の回路は、
第1図の回路に、ダイオード60とコンデンサ6
1と抵抗62とを付加したものである。コンデン
サ61をダイオード60を介して5次巻線30に
並列に接続されているので、第1のトランジスタ
11のオフ期間に充電される。このコンデンサ6
1の一端は抵抗62を介して第4のトランジスタ
34のコレクタに接続されている。従つて、コン
デンサ61で第4のトランジスタ34にバイアス
電圧が加えられ、第4のトランジスタ34が安定
的に動作する。また、コンデンサ61の電圧は抵
抗62を介して第1のトランジスタ11のベース
にも加えられるので、第1のトランジスタ11に
起動電流及び駆動電流を流すことができる。な
お、第4図の回路では第2のトランジスタ21の
コレクタと第4のトランジスタ34のコレクタと
の間に抵抗63とコンデンサ64との並列回路が
接続されている。
〔第3の実施例〕
次に、第5図に示す第3の実施例を説明する。
但し、第5図において第1図と共通する部分には
同一の符号を付してその説明を省略する。この実
施例では5次巻線30の一端が3次巻線16に接
続されずに、ツエナダイオード29及びダイオー
ド24のアノードに接続されている。そして、コ
ンデンサ32の一端は抵抗33と新たに設けたダ
イオード70とを介して第3のトランジスタ22
のベースに接続されている。従つて、第5図の回
路では、第1図の回路の第4のトランジスタ34
の働きが、第3のトランジスタ22で行われてい
る。ダイオード70のアノードとコンデンサ32
の上端との間にホトトランジスタ71が接続され
ている。このホトトランジスタ71に光結合され
たホトダイオード72は抵抗73を介して副電源
スイツチ6と水平発振器39との間に接続されて
いる。なお、この第5図では、第1図の回路に設
けられているフライバツクトランス41における
巻線45、ダイオード46、抵抗47が設けられ
ていない。即ち、TV回路4から第1のトランジ
スタ11にトリガ電流を供給するようには構成さ
れていない。従つて、この第5図のスイツチング
レギユレータは、通常負荷時において自励発振す
る。通常負荷時には、副電源スイツチ6がオンに
なるので、ホトダイオード72が発光し、ホトト
ランジスタ71がオンになる。このため、ダイオ
ード70がオフになり、5次巻線30及びコンデ
ンサ32の電圧は第3のトランジスタ22に印加
されず、スイツチングレギユレータ3は一般的な
自励発振動作をする。
但し、第5図において第1図と共通する部分には
同一の符号を付してその説明を省略する。この実
施例では5次巻線30の一端が3次巻線16に接
続されずに、ツエナダイオード29及びダイオー
ド24のアノードに接続されている。そして、コ
ンデンサ32の一端は抵抗33と新たに設けたダ
イオード70とを介して第3のトランジスタ22
のベースに接続されている。従つて、第5図の回
路では、第1図の回路の第4のトランジスタ34
の働きが、第3のトランジスタ22で行われてい
る。ダイオード70のアノードとコンデンサ32
の上端との間にホトトランジスタ71が接続され
ている。このホトトランジスタ71に光結合され
たホトダイオード72は抵抗73を介して副電源
スイツチ6と水平発振器39との間に接続されて
いる。なお、この第5図では、第1図の回路に設
けられているフライバツクトランス41における
巻線45、ダイオード46、抵抗47が設けられ
ていない。即ち、TV回路4から第1のトランジ
スタ11にトリガ電流を供給するようには構成さ
れていない。従つて、この第5図のスイツチング
レギユレータは、通常負荷時において自励発振す
る。通常負荷時には、副電源スイツチ6がオンに
なるので、ホトダイオード72が発光し、ホトト
ランジスタ71がオンになる。このため、ダイオ
ード70がオフになり、5次巻線30及びコンデ
ンサ32の電圧は第3のトランジスタ22に印加
されず、スイツチングレギユレータ3は一般的な
自励発振動作をする。
一方、副電源スイツチ6がオフになると、ホト
ダイオード72が発光せず、ホトトランジスタ7
1がオフになるため、ダイオード70がオンにな
り、5次巻線30及びコンデンサ32の電圧に基
づいて第3のトランジスタ22が制御される。即
ち、第1のトランジスタ11のオフ期間において
トランス9のエネルギの放出が終了し、第1のト
ランジスタ11がオンに転換しようとしても、コ
ンデンサ32の放電電流が第3のトランジスタ2
2のベースに流れ込んでいるために第3のトラン
ジスタ22及び第2のトランジスタ21によつて
第1のトランジスタ11のオンへの転換が阻止さ
れる。そして、コンデンサ32の放電電流が小さ
くなると、上記阻止が解除され、第1のトランジ
スタ11がオンになる。従つて、第1図の回路と
同様に第1のトランジスタ11のオフ期間を強制
的に長くし、スイツチング損失を低減することが
できる。
ダイオード72が発光せず、ホトトランジスタ7
1がオフになるため、ダイオード70がオンにな
り、5次巻線30及びコンデンサ32の電圧に基
づいて第3のトランジスタ22が制御される。即
ち、第1のトランジスタ11のオフ期間において
トランス9のエネルギの放出が終了し、第1のト
ランジスタ11がオンに転換しようとしても、コ
ンデンサ32の放電電流が第3のトランジスタ2
2のベースに流れ込んでいるために第3のトラン
ジスタ22及び第2のトランジスタ21によつて
第1のトランジスタ11のオンへの転換が阻止さ
れる。そして、コンデンサ32の放電電流が小さ
くなると、上記阻止が解除され、第1のトランジ
スタ11がオンになる。従つて、第1図の回路と
同様に第1のトランジスタ11のオフ期間を強制
的に長くし、スイツチング損失を低減することが
できる。
本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、変形可能なものである。例えば、負荷がTV
回路以外の場合にも適用可能である。定電圧制御
回路20における出力電圧の検出を出力ライン3
8によつて行うようにしてもよい。また、コンデ
ンサ32と抵抗33の代りに、第1のトランジス
タ11のオフ転換に同期して一定時間を設定する
タイマを設け、これによりオフ期間を延ばすよう
に制御してもよい。
く、変形可能なものである。例えば、負荷がTV
回路以外の場合にも適用可能である。定電圧制御
回路20における出力電圧の検出を出力ライン3
8によつて行うようにしてもよい。また、コンデ
ンサ32と抵抗33の代りに、第1のトランジス
タ11のオフ転換に同期して一定時間を設定する
タイマを設け、これによりオフ期間を延ばすよう
に制御してもよい。
上述から明らかなように本発明によれば、スイ
ツチング素子のターンオンが遅延することによつ
てターンオン時のスイツチング損失が低減する。
また、スイツチング素子のオフ期間が長くなるこ
とによつてスイツチング素子のオン・オフ繰返し
周波数が低下し、単位時間当りのスイツチング損
失の合計が小さくなる。
ツチング素子のターンオンが遅延することによつ
てターンオン時のスイツチング損失が低減する。
また、スイツチング素子のオフ期間が長くなるこ
とによつてスイツチング素子のオン・オフ繰返し
周波数が低下し、単位時間当りのスイツチング損
失の合計が小さくなる。
第1図は本発明の第1の実施例に係わるTV電
源回路を示す回路図、第2図は第1図の回路の通
常負荷時の状態を示す波形図。第3図は第1図の
回路の軽負荷時の状態を示す波形図、第4図は本
発明の第2の実施例のスイツチングレギユレータ
を示す回路図、第5図は本発明の第3の実施例の
TV電源回路を示す回路である。 8……整流回路、9……トランス、10……1
次巻線、11……第1のトランジスタ、12……
2次巻線、15……整流平滑回路、16……3次
巻線、20……定電圧制御回路、30……5次巻
線、31……ダイオード、32……コンデンサ、
33……抵抗、34……第4のトランジスタ。
源回路を示す回路図、第2図は第1図の回路の通
常負荷時の状態を示す波形図。第3図は第1図の
回路の軽負荷時の状態を示す波形図、第4図は本
発明の第2の実施例のスイツチングレギユレータ
を示す回路図、第5図は本発明の第3の実施例の
TV電源回路を示す回路である。 8……整流回路、9……トランス、10……1
次巻線、11……第1のトランジスタ、12……
2次巻線、15……整流平滑回路、16……3次
巻線、20……定電圧制御回路、30……5次巻
線、31……ダイオード、32……コンデンサ、
33……抵抗、34……第4のトランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 直流電源の一端にその一端が接続されたトラ
ンス1次巻線と、 第1及び第2の主端子と制御端子とを有し、前
記第1の主端子が前記1次巻線の他端に接続さ
れ、前記第2の主端子が前記直流電源の他端に接
続されたスイツチング素子と、 前記トランスの2次巻線と、 前記2次巻線に接続され且つ前記スイツチング
素子のオフ期間に前記トランスの蓄積エネルギー
を放出するように形成された整流平滑回路と、 前記1次巻線および前記2次巻線に電磁結合さ
れ且つ前記スイツチング素子の前記制御端子と前
記第2の主端子との間に接続された前記トランス
の3次巻線と、 前記スイツチング素子の前記制御端子に接続さ
れた定電圧制御回路と から成るスイツチングレギユレータにおいて、 前記スイツチング素子の前記制御端子と前記第
2の主端子との間に接続されたトランジスタ34
と、 充電電圧によつて前記トランジスタ34をオン
駆動することができるように前記トランジスタ3
4に接続されたコンデンサ32と、 前記スイツチング素子のオフ期間に前記トラン
スに発生する電圧で前記コンデンサ32を充電す
るための整流ダイオード31と、 前記コンデンサ32に放電時定数を与えるため
に前記コンデンサ32と前記トランジスタ34と
の間に接続された抵抗33とを備えていることを
特徴とするスイツチングレギユレータ。 2 直流電源の一端にその一端が接続されたトラ
ンス1次巻線と、 第1及び第2の主端子と制御端子とを有し、前
記第1の主端子が前記1次巻線の他端に接続さ
れ、前記第2の主端子が前記直流電源の他端に接
続されたスイツチング素子と、 前記トランスの2次巻線と、 前記2次巻線に接続され且つ前記スイツチング
素子のオフ期間に前記トランスの蓄積エネルギー
を放出するように形成された整流平滑回路と、 前記1次巻線および前記2次巻線に電磁結合さ
れ且つ前記スイツチング素子の前記制御端子と前
記第2の主端子との間に接続された前記トランス
の3次巻線と、 前記スイツチング素子の前記制御端子に接続さ
れた定電圧制御回路と から成るスイツチングレギユレータにおいて、 前記スイツチング素子の前記制御端子と前記第
2の主端子との間に接続されたトランジスタ34
と、 前記スイツチング素子のオフ転換に同期して前
記スイツチング素子のオフ期間を延ばすための一
定時間を設定し、前記一定時間の間前記トランジ
スタをオン制御するタイマと を備えていることを特徴とするスイツチングレギ
ユレータ。 3 直流電源の一端にその一端が接続されたトラ
ンス1次巻線と、 第1及び第2の主端子と制御端子とを有し、前
記第1の主端子が前記1次巻線の他端に接続さ
れ、前記第2の主端子が前記直流電源の他端に接
続されたスイツチング素子と、 前記トランスの2次巻線と、 前記2次巻線に接続され且つ前記スイツチング
素子のオフ期間に前記トランスの蓄積エネルギー
を放出するように形成された整流平滑回路と、 前記1次巻線および前記2次巻線に電磁結合さ
れ且つ前記スイツチング素子の前記制御端子と前
記第2の主端子との間に接続された前記トランス
の3次巻線と、 前記スイツチング素子の前記制御端子に接続さ
れた定電圧制御回路と から成るスイツチングレギユレータにおいて、 前記スイツチング素子の前記制御端子と前記第
2の主端子との間に接続されたトランジスタ34
と、 充電電圧によつて前記トランジスタ34をオン
駆動することができるように前記トランジスタ3
4に接続されたコンデンサ32と、 前記スイツチング素子のオフ期間に前記トラン
スに発生する電圧で前記コンデンサ32を充電す
るための整流ダイオード31と、 前記コンデンサ32に放電時定数を与えるため
に前記コンデンサ32と前記トランジスタ34と
の間に接続された抵抗33と、 前記整流平滑回路に選択的に接続される負荷
と、 前記負荷が前記整流平滑回路に接続されている
期間に前記スイツチング素子のオン転換用パルス
を一定周期で前記スイツチング素子の前記制御端
子に供給するパルス供給回路と を備えていることをことを特徴とするスイツチン
グレギユレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60255628A JPS62114470A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | スイツチングレギユレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60255628A JPS62114470A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | スイツチングレギユレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62114470A JPS62114470A (ja) | 1987-05-26 |
JPH0345985B2 true JPH0345985B2 (ja) | 1991-07-12 |
Family
ID=17281390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60255628A Granted JPS62114470A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | スイツチングレギユレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62114470A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0731349A (ja) * | 1993-04-30 | 1995-02-03 | Itano:Kk | 害虫駆除装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5445731A (en) * | 1977-09-19 | 1979-04-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Multi-output power unit |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP60255628A patent/JPS62114470A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5445731A (en) * | 1977-09-19 | 1979-04-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Multi-output power unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62114470A (ja) | 1987-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4937727A (en) | Switch-mode power supply with transformer-coupled feedback | |
JP3475887B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
US4688159A (en) | Switched-mode power supply having a standby state | |
KR100422764B1 (ko) | 스위칭 전원 장치 | |
JP3175663B2 (ja) | 自励発振型スイッチング電源装置 | |
US20060013021A1 (en) | Direct-Current Converter | |
JP3381769B2 (ja) | 自励発振型スイッチング電源装置 | |
EP0291742B1 (en) | Power supply device with a blocking oscillator | |
JPH08182321A (ja) | 導通形コンバータ | |
JP2559282B2 (ja) | スイッチモード電源 | |
US4740879A (en) | Blocking oscillator switched power supply with standby circuitry | |
JPH1155949A (ja) | 電源装置 | |
EP0767528A2 (en) | Tuned switch-mode power supply with current mode control | |
JPH09130633A (ja) | スイッチング電源 | |
JPH0345985B2 (ja) | ||
JPH07163143A (ja) | 電源装置 | |
JPH11122924A (ja) | 自励発振型スイッチング電源装置 | |
JPH0514472B2 (ja) | ||
JPH048703Y2 (ja) | ||
JPH05211618A (ja) | 偏向回路 | |
JPH0747992Y2 (ja) | スイッチングレギュレータ | |
JP2527920Y2 (ja) | 高圧電源回路 | |
JP3378509B2 (ja) | 電源装置 | |
JP2532203Y2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JPS5941665Y2 (ja) | 水平ドライブ回路 |