JPH034587Y2 - - Google Patents

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JPH034587Y2
JPH034587Y2 JP16598183U JP16598183U JPH034587Y2 JP H034587 Y2 JPH034587 Y2 JP H034587Y2 JP 16598183 U JP16598183 U JP 16598183U JP 16598183 U JP16598183 U JP 16598183U JP H034587 Y2 JPH034587 Y2 JP H034587Y2
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JP
Japan
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fuel tank
floor panel
metering unit
fuel
unit
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JP16598183U
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JPS6073614U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、自動車のフロアパネルの下方に架
設する燃料タンクの取り付け構造に関するもので
ある。
〔従来技術〕
一般に、自動車等の燃料タンクには、燃料の液
面高さを検出する燃料の計量ユニツト(以下、単
に計量ユニツトという)が燃料タンクとは別部品
で構成され、燃料タンクの表面に形成された取付
口に付設されている。
従つて、このような計量ユニツトは組付作業性
が良いことや、故障の際に燃料タンクを車体から
外すことなく、修理や部品交換が行えることから
広く使用されている。
ところで、近年自動車のトランクのスペースが
広くなる傾向にあることに加えて、自動車の後突
時における安全性をより向上させるため、リヤシ
ートが取付けられるボデイパネルの下側に、燃料
タンクを固定する必要が生じてきた。
しかしながら、上記燃料タンクはボデイパネル
の下側の限られたスペースに取付けられるため、
偏平な形状となり、燃料タンクの燃料の液面高さ
等を検出する計量ユニツトを付設する際には、ど
うしても、燃料タンクの上面に取付けなければな
らなかつた。
その結果として、例えば、定期点検や部品交換
の際に、上記計量ユニツトを燃料タンクから取り
外すためには、先ず、燃料タンクをボデイパネル
から取り外さなければならず、極めて作業がし難
いと言う問題があつた。
またボデイパネルの下方に付設された燃料タン
クは、泥や粉塵等にさらされるため、燃料タンク
に付設された計量ユニツトのリード線端子等、
種々の接点が腐食してしまうという問題もあつ
た。
従つて、腐食防止のためには、端子等を樹脂モ
ールドされた部品にしなければならず、この場合
にはコストアツプにつながるというデメリツトが
あつた。
〔考案の目的〕
この考案は、かかる従来の問題点に着目してな
されたもので、その目的とするところは、燃料タ
ンクに付設された計量ユニツトの点検、部品交換
の作業性を向上させると共に、組付け作業の工数
の削減を実現させ、更に泥、水、粉塵、塩害等の
対策として、各部品に防蝕加工を施す必要もな
く、ある程度の車種の違いに対しても取付けるこ
とができる汎用性を有する燃料タンクの取り付け
構造を提供するものである。
〔考案の構成〕
この考案は、上記目的を達成するため、フロア
パネルに形成された燃料タンクの点検孔の下方
に、計量ユニツトを備えた燃料タンクを架設し、
前記燃料タンク点検孔と燃料タンクの上面との間
に、前記計量ユニツトを囲む伸縮可能なシールパ
ツキンを着脱自在に介装したことを特徴とするも
のである。
〔実施例〕
以下添付図面に基いて、この考案の実施例を説
明する。
第1図において、1は自動車、2はリアシー
ト、3はフロワパネルであつて、このフロワパネ
ル3の下側には、第2図に模式図として示す様
に、燃料タンク4が図示しないブラケツトを介し
て取付けられ、また燃料タンク4の上面には燃料
の量を計量するために計量ユニツト5が付設され
ている。
この計量ユニツト5は、第3、4図に示すよう
に、燃料タンク4の上面に形成されたフランジ状
の取付口6にビス7,7…を介して取付けられる
フランジ8を備え、このフランジ8の下面にゲー
ジ本体9が取付けられている。
上記ゲージ本体9は、その側壁にフロートアー
ム10を回転自在に支持し、フロートアーム10
の先端に取付けられたフロート11が燃料の液面
変化にスムーズに追従できるように構成され、更
にフロートアーム10の振れにより図示しない接
点を抵抗線上にスライドさせることによつて、リ
ード線12を介して車室内の燃料計等に燃料消費
量等を表示するようになつている。
このように構成されたタンクユニツト5のフラ
ンジ8と、燃料タンク4の取付口6との間に、シ
ールパツキン13の下縁が挾持され、前記ビス
7,7…により固定されると共にシールされ、上
部が前記フロワパネル3に形成された燃料タンク
4の点検孔14に着脱自在に取付けられている。
上記シールパツキン13は、第5図〜第9図に
示すように、樹脂製材料で筒状に形成され、下側
には、上記計量ユニツト5のフランジ8と燃料タ
ンク4の取付口6との挾持されるドーナツツ状の
シール体13aが形成され、燃料タンク4と計量
ユニツト5とのパツキンとして機能するようにな
つている。
そして、シールパツキン13の周壁には、ジヤ
バラ15が形成され、フロワパネル3と燃料タン
ク4の取付口6との間の距離に対応して所定の長
さに伸縮できるように構成され、またジヤバラ1
5の上部には、第9,10図に示すように、フロ
ワパネル3に形成された点検孔14に係止する凹
部16が、全周に形成されている。
また、上記凹部16は、その上側には、フロワ
パネル3の押え用突起17を備え、下側には、フ
ロワパネル3の下面にその先端が当接するシール
用突起18を備えている。
そして、シールパツキン13の上端には、上記
フロワパネル3の点検孔14よりも小さな直径を
有する開口部19が設けられ、その外周には複数
の縦スリツト20,20…が刻設されている。な
お21はビス7が挿通される取付孔である。
次に、上記のような構成から成るこの考案の実
施例の作用について説明する。
先ず燃料タンク4に、計量ユニツト5を取付け
る場合には、第5図に示すように、計量ユニツト
5のフランジ8の下側にシールパツキン13のシ
ール体13aを重ね合わせ、第4図に示すように
各々の取付孔8a,21を介してビス7,7…に
より、燃料タンク4の取付口6に装着する。
次いで、シールパツキン13の上側を、車内側
からフロワパネル3の点検孔14を介して引き上
げ、シールパツキン13の凹部16を上記点検孔
14に係止させ、リード線12等を結線して、組
付け作業を終了する。
この作業の際、シールパツキン13の周壁がジ
ヤバラ15で形成されているため、シールパツキ
ン13の全長に自由度があり、フロワパネル3の
孔14が多少ずれていても、また、フロワパネル
3と燃料タンク4の上面との距離が多少変動して
いても簡単に取付けられる。そして更に上記シー
ルパツキン13の凹部16の上下に形成された押
え用突起17とシール用突起18とによつてフロ
ワパネル3に対して確実にセツトされ、シール性
を極めて良好に維持できるものである。
次に、計量ユニツト5を交換する必要が生じた
場合には、第1,2図に示すリヤシート2を外し
て、ビス7,7…を取り外し、スリツト20によ
り、自由に広がるシールパツキン13の開口部1
9から計量ユニツト5のフランジ8を引き上げ、
交換用の計量ユニツト5を前述とは逆操作で取付
ければ良い。
そしてシールパツキン13により、燃料タンク
4に付設された計量ユニツト5は外部から確実に
遮断されるため、泥や粉塵に対する防腐加工等も
不必要としない。
この考案は、上記のようにフロアパネルに形成
された燃料タンクの点検孔の下方に、計量ユニツ
トを備えた燃料タンクを架設し、前記燃料タンク
取付け孔と燃料タンクの上面との間に、前記計量
ユニツトを囲む伸縮可能なシールパツキンを着脱
自在に介装したため、計量ユニツトを交換する際
等に、燃料タンクを車体から外す必要がなくシー
ルパツキンの内部からタンクユニツトを取り外す
ことができるので極めて作業性が良いという効果
がある。
また、計量ユニツトがシールパツキンによつて
外部から遮断できるので、泥、粉塵等に対処で
き、従つて各部に防蝕加工を施す必要がなく、コ
ストダウンが実現できるという効果もある。
さらに、シールパツキンの下側を燃料タンクと
計量ユニツトとの間に介装すれば、従来タイプに
使用されているパツキンの機能も具備できる効果
もある。
またシールパツキンが伸縮性を有しているた
め、フロワパネルと燃料タンクとの間に多少の寸
法誤差がある場合は勿論のこと、異なる車種に対
しても自由に伸縮調整できる汎用性の高さを有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の部分側面図、第2図はリアシ
ートと燃料タンクとシールパツキンとの位置関係
を示す模式図、第3,4図はタンクユニツトの平
面図と正面図、第5図は各々タンクユニツトとシ
ールパツキンとの斜視図、第6,7,8図は各々
シールパツキンの平面図、正面図、縦断面図、第
9,10図は第8図の拡大図である。 3……フロワパネル、4……燃料タンク、5…
…タンクユニツト、6……取付口、13……シー
ルパツキン、14……燃料タンクの点検孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアパネルに形成された燃料タンクの点検孔
    の下方に、燃料の計量ユニツトを備えた燃料タン
    クを架設し、前記燃料タンクの点検孔と燃料タン
    クの上面との間に、前記計量ユニツトを囲む伸縮
    可能なシールパツキンを着脱自在に介装したこと
    を特徴とする燃料タンクの取り付け構造。
JP16598183U 1983-10-28 1983-10-28 燃料タンクの取り付け構造 Granted JPS6073614U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16598183U JPS6073614U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 燃料タンクの取り付け構造

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JP16598183U JPS6073614U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 燃料タンクの取り付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6073614U JPS6073614U (ja) 1985-05-23
JPH034587Y2 true JPH034587Y2 (ja) 1991-02-06

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ID=30363494

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JP16598183U Granted JPS6073614U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 燃料タンクの取り付け構造

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JP2006151154A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Daiwa Kasei Ind Co Ltd サービスホールカバー
JP5233191B2 (ja) * 2007-07-19 2013-07-10 日産自動車株式会社 車体のパネル構造

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JPS6073614U (ja) 1985-05-23

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