JPH034566Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034566Y2 JPH034566Y2 JP1982121994U JP12199482U JPH034566Y2 JP H034566 Y2 JPH034566 Y2 JP H034566Y2 JP 1982121994 U JP1982121994 U JP 1982121994U JP 12199482 U JP12199482 U JP 12199482U JP H034566 Y2 JPH034566 Y2 JP H034566Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- engine
- switch
- cooling water
- exhaust heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 24
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 21
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 10
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 4
- 239000002826 coolant Substances 0.000 claims description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の排気熱利用式暖房装置に関す
るものである。
るものである。
自動車において、エンジンを冷却した後の冷却
水をエンジン排気系統に設けた熱交換器に導いて
排気熱にて加熱した後暖房ユニツトのヒータコア
部に導き、該ヒータコア部を通過する空気を暖め
て温風とし、この温風を室内に吹き出させるよう
にした排気熱利用式の暖房装置は既に開発され公
知となつている（例えば実開昭54−84753号公報、
実開昭56−43417号公報，特開昭56−82618号公
報、特開昭56−82619号公報等参照）。
水をエンジン排気系統に設けた熱交換器に導いて
排気熱にて加熱した後暖房ユニツトのヒータコア
部に導き、該ヒータコア部を通過する空気を暖め
て温風とし、この温風を室内に吹き出させるよう
にした排気熱利用式の暖房装置は既に開発され公
知となつている（例えば実開昭54−84753号公報、
実開昭56−43417号公報，特開昭56−82618号公
報、特開昭56−82619号公報等参照）。
本考案は上記のような排気熱を利用した暖房装
置の改良に係るものであり、以下本考案を附図実
施例を参照して説明する。
置の改良に係るものであり、以下本考案を附図実
施例を参照して説明する。
図において、１はエンジン、２はラジエータ、
３はウオータポンプを示し、ウオータポンプ３に
より送給された冷却水はエンジン１のウオータジ
ヤケツト内を流れる間にエンジン１の熱を奪つた
後ラジエータ２に流入し、ラジエータ２にて放熱
して再びエンジン１に送給され、このように冷却
水が循環することによりエンジン１の冷却を行う
ようになつている。
３はウオータポンプを示し、ウオータポンプ３に
より送給された冷却水はエンジン１のウオータジ
ヤケツト内を流れる間にエンジン１の熱を奪つた
後ラジエータ２に流入し、ラジエータ２にて放熱
して再びエンジン１に送給され、このように冷却
水が循環することによりエンジン１の冷却を行う
ようになつている。
上記のようなエンジン冷却水の循環回路Ａに加
え、エンジン１を冷却した後の冷却水を排気管４
に設けた排気熱交換器５に導き、エンジン１の熱
を奪つた後の冷却水を該排気熱交換器５にて更に
排気熱で加熱し、これを暖房ユニツト内に設けた
ヒータコア６に導き、こゝで暖房用吹出風に熱を
与えて温風とした後、再びエンジン１に送給され
てエンジン冷却を行うようにした所謂エンジン冷
却水のヒータ回路Ｂが構成される。７はヒータフ
アンであり、ｂ又はb′はヒータバイパス回路でヒ
ータを使用しないときヒータコツク８又は８′を
切換えてヒータコア６側を閉、ヒータバイパス回
路ｂ又はb′を開とするものである。１０はヒータ
フアン７の駆動を制御するヒータフアンスイツチ
である。
え、エンジン１を冷却した後の冷却水を排気管４
に設けた排気熱交換器５に導き、エンジン１の熱
を奪つた後の冷却水を該排気熱交換器５にて更に
排気熱で加熱し、これを暖房ユニツト内に設けた
ヒータコア６に導き、こゝで暖房用吹出風に熱を
与えて温風とした後、再びエンジン１に送給され
てエンジン冷却を行うようにした所謂エンジン冷
却水のヒータ回路Ｂが構成される。７はヒータフ
アンであり、ｂ又はb′はヒータバイパス回路でヒ
ータを使用しないときヒータコツク８又は８′を
切換えてヒータコア６側を閉、ヒータバイパス回
路ｂ又はb′を開とするものである。１０はヒータ
フアン７の駆動を制御するヒータフアンスイツチ
である。
上記のような排気熱利用暖房装置において、本
考案では暖房強化を指示するヒータ強化スイツチ
１１と、エンジン冷却水の温度を検出する冷却水
温スイツチ１２を設け、上記排気管４を排気熱交
換器５を設けた排気管４１と、該排気熱交換器５
をバイパスするバイパス排気管４２とに分岐構成
すると共に、両排気管４１，４２の分岐部に切換
バルブ９を設け、該切換バルブ９をヒータフアン
スイツチ１０、ヒータ強化スイツチ１１及び冷却
水温スイツチ１２の作動により切換制御するよう
構成したものである。
考案では暖房強化を指示するヒータ強化スイツチ
１１と、エンジン冷却水の温度を検出する冷却水
温スイツチ１２を設け、上記排気管４を排気熱交
換器５を設けた排気管４１と、該排気熱交換器５
をバイパスするバイパス排気管４２とに分岐構成
すると共に、両排気管４１，４２の分岐部に切換
バルブ９を設け、該切換バルブ９をヒータフアン
スイツチ１０、ヒータ強化スイツチ１１及び冷却
水温スイツチ１２の作動により切換制御するよう
構成したものである。
即ち、ヒータフアンスイツチ１０をオンとする
と電源１４からキースイツチ１５を介してヒータ
フアン７のモータに電流が流れヒータフアン７が
回転駆動して暖房状態になり、その暖房状態にて
ヒータ強化スイツチ１１をオンとすると、ソレノ
イドバルブ１６にも通電され該ソレノイドバルブ
１６が開となりエンジン１の吸気管１７の吸入負
圧がバキユームアクチユエータ１３に導かれ、該
バキユームアクチユエータ１３が作動して切換バ
ルブ９を排気管４１を開、バイパス排気管４２を
閉とし、排気ガスは略全量排気熱交換器５を設け
た排気管４１側に流れ、ヒータ回路Ｂを流れる冷
却水の温度を高くし、暖房温度の向上をはかるこ
とができる。
と電源１４からキースイツチ１５を介してヒータ
フアン７のモータに電流が流れヒータフアン７が
回転駆動して暖房状態になり、その暖房状態にて
ヒータ強化スイツチ１１をオンとすると、ソレノ
イドバルブ１６にも通電され該ソレノイドバルブ
１６が開となりエンジン１の吸気管１７の吸入負
圧がバキユームアクチユエータ１３に導かれ、該
バキユームアクチユエータ１３が作動して切換バ
ルブ９を排気管４１を開、バイパス排気管４２を
閉とし、排気ガスは略全量排気熱交換器５を設け
た排気管４１側に流れ、ヒータ回路Ｂを流れる冷
却水の温度を高くし、暖房温度の向上をはかるこ
とができる。
上記において、ヒータフアンスイツチ１０のみ
をオンとした場合は未だ排気熱交換器５を設けた
排気管４１側が閉で、排気熱を用いない暖房を行
い、上記ヒータフアンスイツチ１０に加えヒータ
強化スイツチ１１をオンとした場合切換バルブ９
が切換わり、排気熱交換器５を設けた排気管４１
側が開となり排気熱を用いた暖房を行うもので、
暖房温度を段階的にきめ細かく制御することがで
きる。
をオンとした場合は未だ排気熱交換器５を設けた
排気管４１側が閉で、排気熱を用いない暖房を行
い、上記ヒータフアンスイツチ１０に加えヒータ
強化スイツチ１１をオンとした場合切換バルブ９
が切換わり、排気熱交換器５を設けた排気管４１
側が開となり排気熱を用いた暖房を行うもので、
暖房温度を段階的にきめ細かく制御することがで
きる。
又、上記のようにヒータフアンスイツチ１０か
らソレノイドバルブ１６に至る電気回路にはエン
ジン冷却水の温度が所定値以下のときはオン、所
定値を越えるとオフとなる水温スイツチ１２が設
けられ、上記のような排気熱を用いた暖房状態に
おいて冷却水が高温となつたとき該水温スイツチ
１２がオフとなり、切換バルブ９をバイパス排気
管４２が開となる側に作動させ、排気ガスは略全
量バイパス排気管４２側を流れて排気熱による冷
却水の加熱を停止し、ラジエータ２の負荷軽減、
オーバヒート防止をはかり、ラジエータ放熱容量
増加を不要としている。
らソレノイドバルブ１６に至る電気回路にはエン
ジン冷却水の温度が所定値以下のときはオン、所
定値を越えるとオフとなる水温スイツチ１２が設
けられ、上記のような排気熱を用いた暖房状態に
おいて冷却水が高温となつたとき該水温スイツチ
１２がオフとなり、切換バルブ９をバイパス排気
管４２が開となる側に作動させ、排気ガスは略全
量バイパス排気管４２側を流れて排気熱による冷
却水の加熱を停止し、ラジエータ２の負荷軽減、
オーバヒート防止をはかり、ラジエータ放熱容量
増加を不要としている。
尚上記実施例においては、切換バルブ９の切換
制御を行うアクチユエータとして吸気負圧によつ
て作動するバキユームアクチユエータを用いた例
を示しているが、その他例えば電磁ソレノイド装
置にて直接切換バルブ９を作動させるようにする
等、アクチユエータとしては任意の構成のものを
採用し得る。
制御を行うアクチユエータとして吸気負圧によつ
て作動するバキユームアクチユエータを用いた例
を示しているが、その他例えば電磁ソレノイド装
置にて直接切換バルブ９を作動させるようにする
等、アクチユエータとしては任意の構成のものを
採用し得る。
以上のように本考案によれば、極めて簡単なる
施策によつて暖房温度の向上及び暖房温度の段階
的コントロールを行い得ると共に、エンジン冷却
水冷却用ラジエータの負荷軽減、オーバヒート防
止をはかり、ラジエータ放熱容量増加を不要とす
ることができ、更にあまり高い暖房温度を必要と
しない通常の暖房時は排気ガスがバイパス排気管
を通つて排出され排気ガスの流通抵抗の低減、そ
れに伴なうエンジン出力性能の低下防止をはかり
得るもので、実用上多大の効果をもたらし得るも
のである。
施策によつて暖房温度の向上及び暖房温度の段階
的コントロールを行い得ると共に、エンジン冷却
水冷却用ラジエータの負荷軽減、オーバヒート防
止をはかり、ラジエータ放熱容量増加を不要とす
ることができ、更にあまり高い暖房温度を必要と
しない通常の暖房時は排気ガスがバイパス排気管
を通つて排出され排気ガスの流通抵抗の低減、そ
れに伴なうエンジン出力性能の低下防止をはかり
得るもので、実用上多大の効果をもたらし得るも
のである。
附図は本考案の実施例を示す系統説明図であ
る。 １…エンジン、２…ラジエータ、３…ウオータ
ポンプ、４…排気管、５…排気熱交換器、６…ヒ
ータコア、７…ヒータフアン、９…切換バルブ、
１０…ヒータフアンスイツチ、１１…ヒータ強化
スイツチ、１２…水温スイツチ、１３…バキユー
ムアクチユエータ。
る。 １…エンジン、２…ラジエータ、３…ウオータ
ポンプ、４…排気管、５…排気熱交換器、６…ヒ
ータコア、７…ヒータフアン、９…切換バルブ、
１０…ヒータフアンスイツチ、１１…ヒータ強化
スイツチ、１２…水温スイツチ、１３…バキユー
ムアクチユエータ。
Claims (1)
- エンジンを冷却した冷却水がラジエータ部に導
かれてそこで放熱し再びエンジンに送給されてエ
ンジンを冷却するようにしたエンジン冷却水の循
環回路に、エンジン冷却後の冷却水をエンジン排
気管部に設けた排気熱交換器にて更に加熱した後
暖房ユニツトのヒータコア部に導くエンジン冷却
水のヒータ回路を附加し、該ヒータコア部で暖め
られた温風を車室内に吹き出させるヒータフアン
と、該ヒータフアンの駆動を制御するヒータフア
ンスイツチとを設けたものにおいて、エンジン冷
却水の温度を検出する冷却水温スイツチと、暖房
強化を指示するヒータ強化スイツチとを設け、排
気管を排気熱交換器を設けた排気管と該排気熱交
換器をバイパスするバイパス排気管とに分岐構成
すると共に、その分岐部に切換バルブを設け、該
切換バルブを上記ヒータフアンスイツチ、ヒータ
強化スイツチ及び冷却水温スイツチで、ヒータフ
アンが駆動している暖房時エンジン冷却水温度が
所定値以下で且つヒータ強化スイツチをオンとし
たとき排気熱交換器を設けた排気管が開でバイパ
ス排気管が閉となるよう作動させるアクチユエー
タを設けたことを特徴とする自動車の排気熱利用
式暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12199482U JPS5926006U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | 自動車の排気熱利用式暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12199482U JPS5926006U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | 自動車の排気熱利用式暖房装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5926006U JPS5926006U (ja) | 1984-02-17 |
| JPH034566Y2 true JPH034566Y2 (ja) | 1991-02-06 |
Family
ID=30279014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12199482U Granted JPS5926006U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | 自動車の排気熱利用式暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926006U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007126046A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Nippon Soken Inc | 暖房装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5483241A (en) * | 1977-12-02 | 1979-07-03 | Daimler Benz Ag | Room heater which blows off hot air for automobile driven by internal combustion engine |
| JPS5755210A (en) * | 1980-09-17 | 1982-04-02 | Nissan Motor Co Ltd | Thermal control device for heat acumulator |
-
1982
- 1982-08-11 JP JP12199482U patent/JPS5926006U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5483241A (en) * | 1977-12-02 | 1979-07-03 | Daimler Benz Ag | Room heater which blows off hot air for automobile driven by internal combustion engine |
| JPS5755210A (en) * | 1980-09-17 | 1982-04-02 | Nissan Motor Co Ltd | Thermal control device for heat acumulator |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007126046A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Nippon Soken Inc | 暖房装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5926006U (ja) | 1984-02-17 |
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