JPH0345601A - クレブシエラ属から抽出されたガラクタン、その製造方法及び薬剤としての使用 - Google Patents

クレブシエラ属から抽出されたガラクタン、その製造方法及び薬剤としての使用

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JPH0345601A
JPH0345601A JP2180743A JP18074390A JPH0345601A JP H0345601 A JPH0345601 A JP H0345601A JP 2180743 A JP2180743 A JP 2180743A JP 18074390 A JP18074390 A JP 18074390A JP H0345601 A JPH0345601 A JP H0345601A
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JP
Japan
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galactan
klebsiella
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acid hydrolysis
molecular weight
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JP2180743A
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Pierre Smets
ピエール・スメツ
Rene Zalisz
ルネ・ザリス
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Sanofi Aventis France
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Roussel Uclaf SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、クレブシェラ属(Klebsiella)
から抽出された低分子量のガラクタン、その製造方法、
その薬剤としての、特に免疫刺激剤としての使用に関す
る。
[発明の背景] 仏国特許第2,574.429号には、約80%の中性
オース、20%の脂質、2%より少ない蛋白質から成り
、約12.500の分子量を持ち、モしてl−3位置に
おいて結合したガラクトースの連鎖を含有する、クレブ
シェラ属から抽出されたアシルグリカンが記載されてい
る。これらは抗アレルギー及び免疫調節特性を持つ。
[発明の詳細な説明] この発明は、中性オースから実質的に成ることを特徴と
する、クレブシェラ属から抽出されたガラクタンに関す
る。
中性オースにおける組成は、ZANETTAの方法(r
Journal of Chromatography
 J  (1972年)、69、第291頁)又はにA
MERLINGの方法(rBio−chemical 
JournalJ  (1975年) 、151 、第
491頁)に従ってメタノーリシスの後にガスクロマト
グラフィーによって測定される。
より特定的には、本発明は、1−3位置におけるガラク
トースの線状連鎖から成り且つ4.000〜10、00
0の範囲の分子量を持つことを特徴とするガラクタンに
関する。
これらの多糖類には脂質及び蛋白質がない。
ガラクトースにおける組成は還元及びメタノーリシスの
後にガスクロマトグラフィーによって測定される。
脂質はメタノーリシスの後にガスクロマトグラフィーに
よって測定される。
蛋白質はLOWRYの方法(rJournal of 
Bio−1ogical Chemistry J  
(1951年)、■、第265〜273頁)によって測
定される。
ガラクトースの連鎖の配列は、標準的メチル化方法、質
量分析と組合されたガスクロマトグラフィーによる分析
、沃素酸酸化、 ’H−NMR及び”C−NMRによっ
て測定される。その結果は、50%α(1−3)結合及
び50%β(1−3)結合によって結合されたガラクト
ース残基の直鎖によって1.8個のガラクトピラノース
残基及び1個のガラクトフラノース残基から成る繰返し
パターンでガラクタンが形成されたことを示す。
このガラクタンは水溶性の凍結乾燥された白色粉末の形
を示す。
本発明のガラクタンは種々のタイプのクレブシェラ属か
ら抽出することができる。タレブシェラ・ニュモウニア
エ(Klebsiella pneumoniae)か
ら由来するものが特に好ましく、フランス国パリに所在
するパスツール研究所(Pasteur In5tit
ute)又はコレクション・ナシオナル・ドゥ・キュル
チュル・ドゥ・ミクロオルガニスム(Co11ecti
onNationale de Cu1ture de
 Microorganismes )において番号5
2145及びl−163の下で、並びにナショナル・カ
ルチャー・タイプ・コレクション(National 
Cu1ture Type Co11ection)に
おいて番号5055の下で寄託された菌株から由来する
ものがさらに特に好ましい。この菌株は以前から、特に
パリのパスツール研究所において52145の番号の下
で商品として入手することができ、公的に自由に入手で
きた。また、この菌株は本出願人がパリのパスツール研
究所、コレクション・ナシオナル・ドゥ・キュルチュル
・ドゥ・ミクロオルガニスム(CNCM)にl−163
の番号で1981年6月25日に寄託している。
本発明の主題はまた、前記のようなガラクタンの製造方
法にもあり、この方法は、約80%の中性オース、20
%の脂質、2%より少ない蛋白質から実質的に成り且つ
約12.500の分子量を持つクレブシェラ属から抽出
されたアシルグリカンを温和な加水分解で処理し、陰イ
オン交換体を用いた高性能ガスクロマトグラフィーにか
け、非保持画分を回収し、ゲル上で濾過し、4.000
〜10.000の範囲の分子量のガラクタンを含有する
画分を回収することを特徴とする。
初めのクレブシェラ属からのガラクタンは、クレブシェ
ラ属の水溶性細菌抽出物から、加熱し、次いでクロマト
グラフィー分別することによって得ることができる。こ
のような調製はフランス国特許第2.574.429号
及びドイツ国特許第3.543.267号にすでに記載
されている。クレブシェラ属の水溶性細菌抽出物はフラ
ンス国特許第2.490.496号及びヨーロッパ特許
第49.182号に記載された方法に従って調製した。
本発明に従う方法を実施するための好ましい条件に従え
ば、 ・アシルグリカンの温和な酸加水分解は、1%酢酸溶液
中で100℃において90分間加熱することによって実
施される。形成した沈殿(これは脂質画分を・含有する
)は、遠心分離(例えば2000 Gにおいて30分間
)によって除去される。ガラクタンを含有する上層物を
採集し、凍結乾燥することができる。
・次いでクロマトグラフィー分別によってガラクタンを
上層物から分離する。中性オースから成る画分を採集す
る。
この分別は、陰イオン交換体を用いたクロマトグラフィ
ー、好ましくは例えばWhat+aanMagnum 
9SAXを用いた高性能クロマトグラフィーによって実
施することができる。陰イオン交換体を用いた高性能ク
ロマトグラフィーは、水による溶離によってガラクタン
を分離して成る。中性オースから成る有用な画分はDU
BOISの方法(rAnalytical CheLI
listryJ  (1956年)%28、第350頁
)に従って200nm及びフェノール−硫酸試験で着色
した後に492nmでの分光光度検出によって所在確認
される。
この中性オースから成る画分をゲル上で濾過し、4,0
00〜10,000の範囲の分子量を持つガラクタンを
含有する画分を回収する。ゲル上での濾過は、商品とし
て入手できる媒体、例えば5ephadex又はBio
gelアガロース上で実施される。 Biogel A
−1,5Mを用いるのが好ましい。
本発明の主題はまた、前記の方法によって得られたガラ
クタンにもある。
本発明の主題である、クレブシェラ属から抽出されたガ
ラクタンは、非常に有用な薬理学的特性を持つ。これは
特に、顕著な免疫刺激性及び良好な耐性を持つ、特にこ
れは、−マクロファージレベルでIL、及びTNFの産
生を刺激する性質、特に遊離基(多核細胞)発生を刺激
する性質を有する。またこれは、GM−C3F (顆粒
単球−コロニー刺激因子)の効果に相乗効果を及ぼす。
これらの特性は実験の部にさらに例示する。
これらの特性が、前記のクレブシェラ属から抽出された
ガラクタンを薬剤として使用することを正当化する。
これらの薬剤は、例えばヒトにおける免疫低下、細菌又
はウィルスによってもたらされる感染性の病気の治療又
は防止、寄生虫による病気の治療、毒物感染の治療、退
院後の感染及び外科処置後の感染の治療並びにあらゆる
原因のアレルギーの治療に用いられる。これらの薬剤は
また、骨髄移植及び化学療法後の髄質不全の治療にも非
常に有利に用いることができる。
通常の薬量は使用する化合物、治療される患者及び対象
とする病気に応じて変化するが、例えば経口投与する場
合には、1日につき0.5〜5mgの範囲であってよい
本発明の主題はまた、前記のクレブシェラ属から抽出さ
れたガラクタンを活性成分として含有する製薬組成物に
もある。
前記のクレブシェラ属から抽出された薬剤としてのガラ
クタンは、消化器経路、非経口又は局所経路用の製薬組
成物中に配合することができる。
対応する製薬組成物は例えば固体状又は液状であること
ができ、ヒトの医薬に通常用いられる製薬上の形、例え
ば無味錠剤、糖衣錠剤、ゼラチンカプセル、顆粒、溶液
、シロップ、座薬、凍結乾燥された又はされていない注
射用製剤、膣内座薬、クリーム、軟膏、ローション、ド
ロップ、点眼薬、エーロゾルの形であることができる。
これらは、標準的方法に従って製造される。活性成分は
これら製薬組成物に通常用いられる賦形剤、例えばタル
ク、アラビアゴム、ラクトース、澱粉、ステアリン酸マ
グネシウム、ココアバター、水性又は非水性ビヒクル、
動物性又は植物性の脂肪物質、パラフィン誘導体、グリ
コール類、各種の湿潤剤、分散剤又は乳化剤、及び保存
剤と共に配合することができる。
[実施例] 以下、本発明の非限定的実施例を記載する。
11fJ: : if 5之ヱ2豆1遣クレブシエラ属
からのアシルグリカン(パスツール研究所にl−163
の番号で寄託された菌株から、フランス国特許第2.5
74.429号の例1に示されたようにして得られたも
の) 334 m gを1%酢酸溶液33.4crrr
中に溶解させ、この混合物を100℃に90分間加熱し
た。冷却後、脂質画分を含有する沈殿を2000 Gに
おいて30分間遠心分離することによって分離した。上
層物を凍結乾燥し、残渣200mgを単離して水4cr
rr中に再溶解させた@ Whatman−Magnu
m 9 SAX (9,4m m X 50cm)陰イ
オン交換高性能クロマトグラフィーカラムを用いて1c
rrrずつの画分でクロマトグラフィーを実施した。毎
分2cr+fの流速の水で30分間溶離させ、200n
mにおいて検出した。フェノール−硫酸試験後に492
nmにおいて所在確認された中性オースを含有する両分
を単離した。中性画分55mgが凍結乾燥によって単離
された。
鉱ユニL1之2上立皇1 前記の凍結乾燥生成物を水−酢酸−ピリジン緩衝液(9
73: 7 : 20)中に溶解させ、次いでBiog
el A−1,5Mのカラム(2cmX1.5m)を用
いたクロマトグラフィーによってゲル上で濾過し、同じ
緩衝液で中和し、同じ緩衝液で毎時12crr?の流速
で溶離させた。フェノール−硫酸試験で検出された画分
を採集した。これを0.22μの膜上で濾過することに
よって殺菌し、次いで凍結乾燥し、所期のガラクタン2
2mgが得られた。
例]、: 次の処方に相当する錠剤を調製した: 例2の化合物  ・・・   1mg 賦形剤     ・・・ 100mg/1錠にするのに
充分な量 (賦形剤の詳細:ラクトース、澱粉、タルク、ステアリ
ン酸マグネシウム) 園1: l噴霧当たりに下記のものを含有するエーロゾルを調製
した: 例2の化合物  ・・・  0.5mg乳化剤    
      0.15 m g抛射剤     ・・・
 50   mg園旦: 次の処方に相当するクリームを調製した二側2の化合物
  ・・・   1mg 賦形剤     ・・・  10mg (賦形剤の詳細=2−オクチルドデカノール、ケトステ
アリルアルコール、ケトステアリル硫酸ナトリウム、p
−ヒドロキシ安息香酸メチル及びプロピル、精製水) 監星ヱ皿旦I l:生体外における多形核(polymorpho−n
ucleaires)の活性化 立: B、 DESCAMPS−LATSCHAによって報告
された化学ルミネセンス技術(rAnn、 Immun
ol、 InstitutPa5teur J  (1
982年) 1330、第349〜364頁)を用いて
、チオグリコレートでマウスから抽出し、次いで500
Gで遠心分離することによって単離し、生体外でガラク
タンと共にインキュベートし、次いでチモザンA (z
ymozan A )と共にインキュベートした腹膜多
核細胞の食細胞酸化性代謝の活性化を評価した。
接見 1m42当たりに1.5 XIO’個の細胞を1〜10
0μg / m j2の濃度の被検ガラクタンと共に3
7℃において20分間インキュベートし、次いで2g/
氾の濃度のチモザンAと共に37℃において10分間イ
ンキュベートすることによって、ガラクタンの適切刺激
率(SR)をクレブシェラ属のリボ多糖のSRと共に測
定した。
宍ニー上 2:総合髄質細胞についての研究 to’個の骨髄細胞を10−’mg/mAのヒトGM−
CSFの存在下でガラクタン(例2において得られた生
成物)と共に又はガラクタンを用いずに寒天培地中に入
れた。
37℃において14日間インキュベートした後に単球顆
粒球コロニーを計数した。示されたコロニーの数は2個
の皿の平均である。
得られた結果を下記の表Hに示す。
及−1 得られた結果は、ガラクタンを添加した後にコロニーの
数の°非常に顕著な増加が得られたことを示す。
3:ヒトの骨髄の単核細胞の研究 骨髄の単核細胞をFicollによって分離し、次いで
培地1mβ当たりに細11a2xu+4個の割合で接種
した。
得られた結果を下記の表■に示す。
得られた結果は、GM−C5F単独と比較してGM−C
SF+O,lμgガラクタンの存在下においてコロニー
の数の顕著な増加が得られたことを示す。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中性オースから実質的に成ることを特徴とする、
    クレブシエラ属から抽出されたガラクタン。
  2. (2)1−3位置におけるガラクトースの線状連鎖から
    成り且つ4,000〜10,000の範囲の分子量を持
    つことを特徴とする請求項1記載のガラクタン。
  3. (3)クレブシエラ・ニュモウニアエ(Klebsie
    llapneumoniae)から由来することを特徴
    とする請求項1又は2記載のガラクタン。
  4. (4)フランス国パリに所在するパスツール研究所又は
    コレクション・ナシオナル・ドゥ・キュルチュル・ドゥ
    ・ミクロオルガニスムにおいて52145及びI−16
    3の番号で、並びにナショナル・カルチャー・タイプ・
    コレクションにおいて5055の番号で寄託された菌株
    から由来することを特徴とする請求項3記載のガラクタ
    ン。
  5. (5)約80%の中性オース、20%の脂質、2%より
    少ない蛋白質から実質的に成り且つ約12,500の分
    子量を持つクレブシエラ属から抽出されたアシルグリカ
    ンを温和な酸加水分解で処理し、陰イオン交換体を用い
    た高性能ガスクロマトグラフィーにかけ、非保持画分を
    回収し、ゲル上で濾過し、4,000〜10,000の
    範囲の分子量のガラクタンを含有する画分を回収するこ
    とを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のガラ
    クタンの製造方法。
  6. (6)クレブシエラ属の水溶性細菌抽出物から出発して
    、加熱し、次いでクロマトグラフィー分別することによ
    ってアシルグリカンが製造され、このアシルグリカンを
    温和な酸加水分解によって処理し、陰イオン交換体を用
    いた高性能ガスクロマトグラフィーにかけ、非保持画分
    を回収し、ゲル上で濾過し、4,000〜10,000
    の範囲の分子量のガラクタンを含有する画分を回収する
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のガ
    ラクタンの製造方法。
  7. (7)温和な酸加水分解が1%酢酸溶液中で100℃に
    おいて90分間加熱することによって実施されること、 陰イオン交換体を用いた高性能クロマトグラフィーが、
    水による溶離によってガラクタンを所在確認して成るこ
    と を特徴とする請求項5又は6記載の方法。
  8. (8)請求項5、6又は7のいずれかに記載の方法によ
    って得られたガラクタン。
  9. (9)請求項1〜4のいずれかに記載のガラクタンから
    成ることを特徴とする薬剤。
  10. (10)請求項8記載のガラクタンから成ることを特徴
    とする薬剤。
  11. (11)活性成分として請求項9又は10のいずれかに
    記載の少なくとも1種の薬剤を含有することを特徴とす
    る製薬組成物。
JP2180743A 1989-07-11 1990-07-10 クレブシエラ属から抽出されたガラクタン、その製造方法及び薬剤としての使用 Pending JPH0345601A (ja)

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FR89-09305 1989-07-11
FR8909305A FR2650506B1 (fr) 1989-07-11 1989-07-11 Galactanne extrait de klebsiella, procede d'obtention et application a titre de medicament

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CA2020794A1 (fr) 1991-01-12
FR2650506B1 (fr) 1991-11-08
FR2650506A1 (fr) 1991-02-08
EP0408444A2 (fr) 1991-01-16

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