JPH0345509B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345509B2 JPH0345509B2 JP24967983A JP24967983A JPH0345509B2 JP H0345509 B2 JPH0345509 B2 JP H0345509B2 JP 24967983 A JP24967983 A JP 24967983A JP 24967983 A JP24967983 A JP 24967983A JP H0345509 B2 JPH0345509 B2 JP H0345509B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- locking
- self
- insertion hole
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 21
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 21
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 8
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自己鎖錠形の接地側、接地極、電圧側
各端子を有する配線装置に関する。
各端子を有する配線装置に関する。
この種配線装置は、各端子に対して電線を接続
するに当つて、これら各端子に対向する電線挿入
孔が等間隔でかつ一直線状に配置されていれば、
外被を略同じ寸法ではがし、電線の接続が行える
ので、施工性が向上するものである。一方、各自
己鎖錠端子は、この端子を構成する端子板とこれ
に対向し、電線を挾持する鎖錠片とを同一形状の
ものとすることによつて、部品の数を増やさず、
安価に製作するようにしている。ところで、この
ような端子装置においては、できるだけ小形に形
成する必要があるが、安全のために少くとも電圧
側端子と接地極端子間の絶縁距離をできるだけ広
くとり、安全性の面から絶縁距離を充分確保しな
ければならない。
するに当つて、これら各端子に対向する電線挿入
孔が等間隔でかつ一直線状に配置されていれば、
外被を略同じ寸法ではがし、電線の接続が行える
ので、施工性が向上するものである。一方、各自
己鎖錠端子は、この端子を構成する端子板とこれ
に対向し、電線を挾持する鎖錠片とを同一形状の
ものとすることによつて、部品の数を増やさず、
安価に製作するようにしている。ところで、この
ような端子装置においては、できるだけ小形に形
成する必要があるが、安全のために少くとも電圧
側端子と接地極端子間の絶縁距離をできるだけ広
くとり、安全性の面から絶縁距離を充分確保しな
ければならない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、充
分な絶縁距離を確保し、しかも小形化が可能な配
線装置を提供することを目的とする。
分な絶縁距離を確保し、しかも小形化が可能な配
線装置を提供することを目的とする。
以下、本発明の詳細を図面を参照して説明す
る。1はケースで、このケース1は略一直線状に
並設された3個の電線挿入孔2a,2b,2cを
有している。この挿入孔2a,2b間、2b,2
cの距離A,Bが略等しく、したがつて、これら
挿入孔は略等間隔に配設されている。そして、こ
れらの一端側の電線挿入孔2aは電圧側端子用、
これに隣接する電線挿入孔2bは接地極端子用又
は接地側端子用、他端側の電線挿入孔2cは、接
地極端子用又は接地側端子用と特定されている。
また、3,3,3は、各電線挿入孔2a〜2cに
対向してケース1内に設けられた自己鎖錠端子
で、端子板4とこの端子板4に収納される鎖錠片
5とにより構成され、それぞれの端子板4および
鎖錠片5はいずれも同一形状に形成されている。
そして、端子板4は中間部4aおよびこの中間部
4aから同一方向に屈曲する一対の側片部4b,
4bとにより形成され、中間部4a側に変位した
場所において、電線挿入孔2a,2b又は2cか
ら挿入された電線6を一方の側片部4aと鎖錠片
5との間で鎖錠する。そして、各自己鎖錠端子3
のそれぞれの端子板4の側片部4bは特定方向に
向けられている。すなわち、電圧側端子用におけ
る側片部4bに対して、これに隣接する真ん中の
自己鎖錠端子3における端子板4の側片部4bは
同一方向に向け、他端側の自己鎖錠端子における
端子板4の側片部4bに対向させている。つぎに
本実施例についてさらに詳述すると、本実施例に
おいて、3個の自己鎖錠端子3は、上下2段に設
けられている。これに対応して、端子板3は、中
央に一方の側片部4aを兼ねる仕切板を設け、こ
の仕切板によつて、上下にそれぞれ鎖錠片5を配
設している。なお、鎖錠片5は、中間部を折り曲
げるとともに、両端を同一方向に折り曲げて係止
片5aと押圧片5bとを形成し、この各片5a,
5bと側片部4bとの間で電線6を鎖錠するもの
である。7は解錠子で、係止片5aに当接し、押
圧することにより、係止片5aを変位させて、電
線6を解錠する。なお、本実施例においては、一
端の電圧側の自己鎖錠端子3に隣接する自己鎖錠
端子3を接地極用とし、他端側の自己鎖錠端子3
を接地側用とした。
る。1はケースで、このケース1は略一直線状に
並設された3個の電線挿入孔2a,2b,2cを
有している。この挿入孔2a,2b間、2b,2
cの距離A,Bが略等しく、したがつて、これら
挿入孔は略等間隔に配設されている。そして、こ
れらの一端側の電線挿入孔2aは電圧側端子用、
これに隣接する電線挿入孔2bは接地極端子用又
は接地側端子用、他端側の電線挿入孔2cは、接
地極端子用又は接地側端子用と特定されている。
また、3,3,3は、各電線挿入孔2a〜2cに
対向してケース1内に設けられた自己鎖錠端子
で、端子板4とこの端子板4に収納される鎖錠片
5とにより構成され、それぞれの端子板4および
鎖錠片5はいずれも同一形状に形成されている。
そして、端子板4は中間部4aおよびこの中間部
4aから同一方向に屈曲する一対の側片部4b,
4bとにより形成され、中間部4a側に変位した
場所において、電線挿入孔2a,2b又は2cか
ら挿入された電線6を一方の側片部4aと鎖錠片
5との間で鎖錠する。そして、各自己鎖錠端子3
のそれぞれの端子板4の側片部4bは特定方向に
向けられている。すなわち、電圧側端子用におけ
る側片部4bに対して、これに隣接する真ん中の
自己鎖錠端子3における端子板4の側片部4bは
同一方向に向け、他端側の自己鎖錠端子における
端子板4の側片部4bに対向させている。つぎに
本実施例についてさらに詳述すると、本実施例に
おいて、3個の自己鎖錠端子3は、上下2段に設
けられている。これに対応して、端子板3は、中
央に一方の側片部4aを兼ねる仕切板を設け、こ
の仕切板によつて、上下にそれぞれ鎖錠片5を配
設している。なお、鎖錠片5は、中間部を折り曲
げるとともに、両端を同一方向に折り曲げて係止
片5aと押圧片5bとを形成し、この各片5a,
5bと側片部4bとの間で電線6を鎖錠するもの
である。7は解錠子で、係止片5aに当接し、押
圧することにより、係止片5aを変位させて、電
線6を解錠する。なお、本実施例においては、一
端の電圧側の自己鎖錠端子3に隣接する自己鎖錠
端子3を接地極用とし、他端側の自己鎖錠端子3
を接地側用とした。
つぎに本発明の作用を説明する。電圧側用、接
地極用、接地側用の各自己鎖錠端子3の端子板4
における側片部4bの向きを上記したように特定
したため、危険性の少い中央の接地極側の端子3
と図において左端の接地側端子3との絶縁距離を
法規上決められた最小の3ミリとし、電圧側の端
子3と接地極端子3との絶縁距離を長く取れ、そ
の一方、各電線挿入孔2a,2b,2cの相互の
間隔は等しく保たれている。さらに最も絶縁距離
を長く必要とする電圧側および接地側端子3,3
間は、これらが両端に配設されているため、一層
安全な絶縁距離を確保できる。もし両端の端子板
3のいずれか一方又は両方の向きが図示と反対方
向であれば、電線挿入孔2a,2b,2c相互の
間隔を等間隔に保持するためには中央の端子3に
対して、いずれか一方又は両方の端子3を離間さ
せなければならず、大形化を招くことになる。ま
た、中央の端子板4の向きを変えた場合には、両
端の電圧側および接地側各端子3,3を左右入れ
替えればよい。なお、接地極と接地側とを入れ替
え、端部側に接地極端子3を中央部側に接地側端
子3を位置させた場合であつても、電圧側端子3
と接地側端子3との絶縁距離は大きく取れるから
有効である。また、端子板4の形状としては、コ
字形に限らず、第7図に示すように、筒状であつ
てもよく、この場合中間部4aに対向する部分4
cは遊ばせてある。
地極用、接地側用の各自己鎖錠端子3の端子板4
における側片部4bの向きを上記したように特定
したため、危険性の少い中央の接地極側の端子3
と図において左端の接地側端子3との絶縁距離を
法規上決められた最小の3ミリとし、電圧側の端
子3と接地極端子3との絶縁距離を長く取れ、そ
の一方、各電線挿入孔2a,2b,2cの相互の
間隔は等しく保たれている。さらに最も絶縁距離
を長く必要とする電圧側および接地側端子3,3
間は、これらが両端に配設されているため、一層
安全な絶縁距離を確保できる。もし両端の端子板
3のいずれか一方又は両方の向きが図示と反対方
向であれば、電線挿入孔2a,2b,2c相互の
間隔を等間隔に保持するためには中央の端子3に
対して、いずれか一方又は両方の端子3を離間さ
せなければならず、大形化を招くことになる。ま
た、中央の端子板4の向きを変えた場合には、両
端の電圧側および接地側各端子3,3を左右入れ
替えればよい。なお、接地極と接地側とを入れ替
え、端部側に接地極端子3を中央部側に接地側端
子3を位置させた場合であつても、電圧側端子3
と接地側端子3との絶縁距離は大きく取れるから
有効である。また、端子板4の形状としては、コ
字形に限らず、第7図に示すように、筒状であつ
てもよく、この場合中間部4aに対向する部分4
cは遊ばせてある。
本発明は以上詳述したように、略等間隔でかつ
略一直線状に並設された3個の電線挿入孔を有
し、この挿入孔の一端側は電圧側端子用、これに
隣接する電線挿入孔は接地極端子用又は接地側端
子用および他端側の電線挿入孔は接地極端子用又
は接地側端子用と特定してなるケースと、上記各
挿入孔にそれぞれ対向して上記ケース内に設けら
れた自己鎖錠端子とを具備し、各自己鎖錠端子は
中間部およびこの中間部から同一方向に屈曲する
一対の側片部を有し、それぞれ同一形状に形成さ
れている端子板と、この端子板に収納され、上記
中間部側に変位した場所において、一方の上記側
片部との間で上記電線挿入孔から挿入された電線
を鎖錠するそれぞれ同一形状の鎖錠片とを備えて
いるとともに、一端の電圧側端子用自己鎖錠端子
における端子板の側片部の向きに対して、隣接す
る自己鎖錠端子における端子板の側片部は同一方
向に向け、他端側の自己鎖錠端子における側片部
は対向させてなるものであるから、配線に当つ
て、施工性が向上するとともに、電圧側端子と他
の端子間の絶縁距離を充分に確保し、しかも大形
化しないものである。
略一直線状に並設された3個の電線挿入孔を有
し、この挿入孔の一端側は電圧側端子用、これに
隣接する電線挿入孔は接地極端子用又は接地側端
子用および他端側の電線挿入孔は接地極端子用又
は接地側端子用と特定してなるケースと、上記各
挿入孔にそれぞれ対向して上記ケース内に設けら
れた自己鎖錠端子とを具備し、各自己鎖錠端子は
中間部およびこの中間部から同一方向に屈曲する
一対の側片部を有し、それぞれ同一形状に形成さ
れている端子板と、この端子板に収納され、上記
中間部側に変位した場所において、一方の上記側
片部との間で上記電線挿入孔から挿入された電線
を鎖錠するそれぞれ同一形状の鎖錠片とを備えて
いるとともに、一端の電圧側端子用自己鎖錠端子
における端子板の側片部の向きに対して、隣接す
る自己鎖錠端子における端子板の側片部は同一方
向に向け、他端側の自己鎖錠端子における側片部
は対向させてなるものであるから、配線に当つ
て、施工性が向上するとともに、電圧側端子と他
の端子間の絶縁距離を充分に確保し、しかも大形
化しないものである。
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示し、第
1図は側面図、第2図は正面図、第3図は一部切
欠正面断面図、第4図は要部側断面図、第5図は
端子板の上面図、第6図は同じく側面図、第7図
は他の実施例の要部側面図である。 1…ケース、2a,2b,2c…電線挿入孔、
3…自己鎖錠端子、4…端子板、4a…中間部、
4b…側片部、5…鎖錠片。
1図は側面図、第2図は正面図、第3図は一部切
欠正面断面図、第4図は要部側断面図、第5図は
端子板の上面図、第6図は同じく側面図、第7図
は他の実施例の要部側面図である。 1…ケース、2a,2b,2c…電線挿入孔、
3…自己鎖錠端子、4…端子板、4a…中間部、
4b…側片部、5…鎖錠片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 略等間隔でかつ略一直線状に並設された3個
の電線挿入孔を有し、この挿入孔の一端側は電圧
側端子用、これに隣接する電線挿入孔は接地極端
子用又は接地側端子用および他端側の電線挿入孔
は接地極端子用又は接地側端子用と特定してなる
ケースと;上記各挿入孔にそれぞれ対向して上記
ケース内に設けられた自己鎖錠端子と; を備し、各自己鎖錠端子は中間部およびこの中間
部から同一方向に屈曲する一対の側片部を有し、
それぞれ同一形状に形成されている端子板と、こ
れ端子板に収納され、上記中間部側に変位した場
所において、一方の上記側片部との間で上記電線
挿入孔から挿入された電線を鎖錠するそれぞれ同
一形状の鎖錠片とを備えているとともに、一端の
電圧側端子用自己鎖錠端子における端子板の側片
部の向きに対して、隣接する自己鎖錠端子におけ
る端子板の側片部は同一方向に向け、他端側の自
己鎖錠端子における端子板の側片部は対向させて
なることを特徴とする配線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24967983A JPS60143578A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24967983A JPS60143578A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 配線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60143578A JPS60143578A (ja) | 1985-07-29 |
JPH0345509B2 true JPH0345509B2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=17196589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24967983A Granted JPS60143578A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60143578A (ja) |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP24967983A patent/JPS60143578A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60143578A (ja) | 1985-07-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |