JPH0345508Y2 - - Google Patents

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JPH0345508Y2
JPH0345508Y2 JP4396385U JP4396385U JPH0345508Y2 JP H0345508 Y2 JPH0345508 Y2 JP H0345508Y2 JP 4396385 U JP4396385 U JP 4396385U JP 4396385 U JP4396385 U JP 4396385U JP H0345508 Y2 JPH0345508 Y2 JP H0345508Y2
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JP
Japan
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latch
striker
door lock
lock device
engaged
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JP4396385U
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JPS61161373U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車用ドアロツク装置に関するも
のである。
[従来技術] 従来、ドア閉扉時にストライカと噛み合い可能
なドアロツク装置のラツチは、ベースボデイの空
間部に、前記ストライカと噛み合うラツチ位置と
噛み合い待機位置とに回動自在に枢支され、ラツ
チ位置のラツチは、該ラツチと係合可能なポール
によつて拘束又は拘束解除されるようになつてい
る。このような構造をとるものに、例えば、実公
昭57−37818号公報記載等がある。
[考案が解決しようとする問題点] かかるドアロツク装置において、ラツチ及びス
トライカは金属製であるところから、ラツチとス
トライカの噛み合い時に衝合音が発するようにな
り、品質感を損ねる問題があつた。また、ラツチ
は空間部内において軸方向の遊びが発生するとガ
タ付くようになり、場合によつてはポールとの係
合代が小さくなつてラツチの拘束が不安定となる
恐れがあつた。
このために、例えば、実公昭57−37818号公報
記載の如くラツチとベースプレートの空〓に皿頭
部及び勾玉の尾部を有する特殊なクツシヨンを介
装する手段が考えられるが、クツシヨンが別部材
であるため組付け工数、部品管理工数が増えるよ
うになり作業性及び部品管理工数の面で望ましく
ない。また、コスト高を招来するようになり新た
な問題が残るようになる。
そこで、この考案は、既にラツチのラツチ本体
が被覆されたモールド加工を利用してラツチのガ
タ付きと衝合音をなくすと共にポールとの確実な
係合代を確保し、しかも、組付け作業性の面でも
好ましいドアロツク装置を提供することを目的と
している。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、ストライカ進入用の開口部を有するベースボ
デイの空間部に、前記開口部から進入するストラ
イカと噛み合うラツチ位置と噛み合い待機位置と
に回動可能なラツチと、該ラツチ位置のラツチを
拘束する係合状態と拘束を解除した非係合状態と
に回動可能なポールとを備えたドアロツク装置に
おいて、前記ラツチのラツチ本体をモールド加工
により被覆すると共に該モールド部に、前記ラツ
チの回動と直交する軸方向へ立上がる弾性舌片を
一体に連続成形し該弾性舌片を前記空間部の内壁
面に弾接させてある。
[作用] かかるドアロツク装置において、ラツチは、開
口部から進入するストライカと噛み合うようにな
る。噛み合い時のラツチは弾性舌片によつて軸方
向に付勢され、係合代が正しく確保された状態で
ポールと係合し合うようになる。
[実施例] 以下、第1図乃至第4図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はストライカ進入用の開口部3を有する
ベースボデイを示している。
ベースボデイ1はベース本体5と該ベース本体
5を挟んで該本体5に固着されたカバープレート
7とベースプレート9とから成り、ベース本体5
は合成樹脂製で、カバープレート7とベースプレ
ート9は金属製である。
カバープレート7とベース本体5の間に形成さ
れた空間部11には、ラツチ13と該ラツチ13
の爪部13aと係脱可能なポール15が設けられ
ている。
ラツチ13は、前記開口部3から進入するスト
ライカ17と噛み合うラツチ位置(第4図実線)
と噛み合い待機位置(第4図鎖線)とに回動自在
に枢支19され、ラツチばね21によつて常時噛
み合い待機位置(第4図鎖線)に付勢されてい
る。
また、ポール15はラツチ位置(第4図実線)
のラツチ13と係合し合うと共にラツチ13を拘
束する係合位置(第4図の状態)と拘束を解除し
た非係合状態とに回動自在に枢支23され、ポー
ル15はばね(図示していない)によつて係合位
置(第4図の状態)に常時付勢されている。
一方、ラツチ13のラツチ本体は合成樹脂材に
よるモールド加工によつて被覆され、モールド部
25は噛み合い凹部13bの一部と爪部13aの
一部分が露出している。
モールド部25には、前記ラツチ13の回動と
直交する軸方向へ立上がる弾性舌片27が一体に
連続成形されている。弾性舌片27はラツチ本体
をモールド加工する際に一緒に成形され枢支19
部を中心とする放射位置に3個所設けられると共
に空間部11の内壁面29、即ち、カバープレー
ト7のプレート面に弾接している。これにより、
ラツチ13はベース本体5側へ向けて付勢された
状態となつている。
なお、31はキーシリンダレバー、33はイン
サイドレバー、35はアウトサイドレバーをそれ
ぞれ示しており、前記ポール15と連繋機構を介
して連繋している。
このように構成されたドアロツク装置におい
て、開口部3にストライカ17が進入すると待機
位置(第4図鎖線)にあるラツチ13は該ストラ
イカ17と噛み合うラツチ位置(第4図実線)ま
で回動する。噛み合い時の衝合音はモールド部2
5によつて発生しない。
一方、ラツチ位置のラツチ13はポール15と
係合し拘束される。拘束時のラツチ13は、弾性
舌片27によつて付勢されているため軸方向(第
2図上下)への動きは確実に規制される。したが
つて、ポール15と正しく係合し合うようにな
る。
[考案の効果] 以上、説明したように、この考案のドアロツク
装置によれば次のような効果を奏する。
(a) ストライカとラツチとの噛み合い時に衝合音
の発生を抑えることができるため品質感を高め
ることができる。
(b) ラツチは軸方向へのガタ付きがなくなり、ポ
ールと正確に係合し、ラツチを確実に拘束する
ことができる。
(c) 弾性舌片はモールド部と一体の連続成形とな
つているためラツチ組付け時の作業性を損なう
ことがなく、しかも、原価工数に影響を与える
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の要部を示した分解斜視図、
第2図は要部の切断面図、第3図は第1図の−
線断面図、第4図はドアロツク装置の平面図で
ある。 主要な図面符号の説明、1……ベースボデイ、
3……開口部、11……空間部、13……ラツ
チ、15……ポール、17……ストライカ、25
……モールド部、27……弾性舌片、29……内
壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ストライカ進入用の開口部を有するベースボデ
    イの空間部に、前記開口部から進入するストライ
    カと噛み合うラツチ位置と噛み合い待機位置とに
    回動可能なラツチと、該ラツチ位置のラツチを拘
    束する係合状態と拘束を解除した非係合状態とに
    回動可能なポールとを備えたドアロツク装置にお
    いて、前記ラツチのラツチ本体をモールド加工に
    より被覆すると共に該モールド部に、前記ラツチ
    の回動と直交する軸方向へ立上がる弾性舌片を一
    体に連続成形し該弾性舌片を前記空間部の内壁面
    に弾接させたことを特徴とする自動車用ドアロツ
    ク装置。
JP4396385U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH0345508Y2 (ja)

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JP4396385U JPH0345508Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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JP4396385U JPH0345508Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61161373U JPS61161373U (ja) 1986-10-06
JPH0345508Y2 true JPH0345508Y2 (ja) 1991-09-26

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ID=30556114

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JP4396385U Expired JPH0345508Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711265Y2 (ja) * 1988-07-29 1995-03-15 株式会社大井製作所 ドアロック装置
DE102010003500A1 (de) * 2010-03-31 2011-10-06 Kiekert Ag Kraftfahrzeugschloss

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61161373U (ja) 1986-10-06

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