JPH0345403Y2 - - Google Patents

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JPH0345403Y2
JPH0345403Y2 JP5164688U JP5164688U JPH0345403Y2 JP H0345403 Y2 JPH0345403 Y2 JP H0345403Y2 JP 5164688 U JP5164688 U JP 5164688U JP 5164688 U JP5164688 U JP 5164688U JP H0345403 Y2 JPH0345403 Y2 JP H0345403Y2
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knob
hook
sub
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JP5164688U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は樹脂材からなる多連のツマミを、サ
ブパネルへ取付けるのに好適なツマミ取付け構造
に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来からのツマミ取付け構造として、例えば、
第3図及び第4図に示すものが多数提供されてい
た。
図において、21はヒンジ24を介して板状部
材25に形成されたツマミであり、これらは樹脂
材を一体成型で形成されたものである。また、上
記板状部材25には、丸孔23が設けられてい
る。
26は凹部27とボス22が形成されたサブパ
ネルであり、これらも樹脂材を一体成型で形成さ
れたものである。また、凹部27の内寸と深さは
板状部材25の外寸と厚さよりも多少大きく設定
され、さらに、凹部27にはボス22が設けら
れ、このボス22と上記丸孔23の取付け位置が
合致するように形成されている。しかも、このボ
ス22は板状部材25の厚さよりも長めに設定さ
れている。
次に、サブパネル26にツマミ21を取付ける
には、樹脂材からなるボス22に矢印方向へ丸孔
23を挿入すると、凹部27に板状部材25が位
置決め装着され、その結果、板状部材25を介し
てボス22が突出するため、このボス22頭部に
熱圧着加工を施すことによつて、ツマミ21の取
付けが可能となる。
サブパネルにツマミを取付ける他の従来例を第
4図にもとづいて説明する。
21はヒンジ24を介して板状部材25に形成
されたツマミであり、これらは樹脂材を一体成型
により成形されたものである。また、上記板状部
材25には、長孔29が設けられている。
26は凹部とフツク28が形成されたサブパネ
ルであり、これらも樹脂材を一体成型されたもの
である。また、凹部27の内寸と深さは板状部材
25の外寸と厚さよりも多少大きく設定され、さ
らに凹部27にはフツク28が設けられ、このフ
ツク28と上記長孔29の取付け位置が合致する
ように形成されている。
次に、サブパネル26にツマミ21を取付ける
には、樹脂材からなるフツク28に矢印方向へ長
孔29を挿入すると、凹部27に板状部材25が
位置決め装着され、ツマミ21の取付けが可能と
なる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のものにおいては、ツマ
ミ21の製造メーカーでボス22頭部の熱圧着加
工が行われるため、どうしてもコストアツプとな
り、熱圧着加減によつてはツマミ21の取付けガ
タが生じる等の欠点があつた。
また、フツク28止めのものは、板状部材25
の厚さ寸法と、フツク受け口28Aの長さ寸法設
定が困難であり、この寸法差であるクリアランス
の大きさによつては、ツマミ21の取付けによる
前後ガタが発生し易くなるため、板状部材25の
裏面と凹部27表面に両面テープをはつて、ツマ
ミ21の取付けガタ防止がなされていたので、生
産性が悪化するという欠点もあつた。
この考案は上記した点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、従来例の欠点を
解消したツマミ取付け構造を提供することにあ
る。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案のツマミ取付け構造は、ヒンジを介し
板状部材に形成されたツマミをサブパネルに取付
けるためのツマミ構造において、上記板状部材に
形成された凸形状からなる嵌合部と、この嵌合部
を嵌合させるためサブパネルに形成された側面視
逆コ字形状からなるスリツトと、上記板状部材に
形成されたつめ形状からなるフツクと、このフツ
クを係止させるためスリツト後方に形成された係
止部とを設け、上記フツクを係止部にロツク可能
に構成したものである。
(ホ) 作用 板状部材に形成された凸状の嵌合部を、サブパ
ネルに形成された側面視逆コ字形状からなるスリ
ツトに挿入すると、板状部材の裏面と嵌合部がス
リツト内部において強嵌合となり(この状態では
仮止めである)、さらに、スリツト後方に嵌合部
を押し込むと、係止部に設けたストツパ部と、フ
ツクに設けたロツク部が強く係止した状態となり
ツマミの取付けが可能となる。
そのため、ツマミの取付けが容易となり、ツマ
ミの取付けガタ等の防止も可能となる。
(ヘ) 実施例 この考案に係るツマミ取付け構造の実施例を第
1図及び第2図に基づいて説明する。
図において、1は板状部材6に形成されたツメ
形状のフツクであり、このフツク1を後述のサブ
パネル7に取付ける際、上下方向に多少動きやす
くするための切り込み部1Aがフツク1の両サイ
ドに設けられている。また、上記フツク1は後述
のストツパ部9Aに係止させるためのロツク部1
Bが形成されている。
2は上記板状部材6に形成された凸状の嵌合部
であり、この嵌合部2と板状部材6のトータル厚
み寸法は、後述のスリツト8巾に強嵌合可能な寸
法で設定されている。
3はヒンジ4を介して板状部材6と一体成型さ
れた樹脂材のツマミである。なお、フツク1と凸
状の嵌合部2も上記のものと一体成型で形成され
ている。
7はスリツト8と係止部9を一体成型したサブ
パネルであり、このサブパネル7の背面にプリン
ト基板10が取付けられている。
また、上記スリツト8は側面視逆コ字形状で形
成し、このスリツト8後方に係止部9が形成され
ている。
次に、ツマミ3をサブパネル7へ取付ける手段
について説明する。
まず、板状部材6に形成された凸状の嵌合部2
をサブパネル7のスリツト8に挿入すると、板状
部材6の裏面と嵌合部2は強嵌合となるが(この
状態ではまだ、仮止めである)、さらに、スリツ
ト8後方に嵌合部2を押し込むと、係止部9に設
けたストツパ部9Aと、フツク1に設けたロツク
部1Bで、フツク1が上記係止部9にロツクされ
るので、ツマミ3の取付けが可能となる。
従つて、プリント基板10に装着されたタクト
スイツチ11は、ツマミ3に形成した押圧部5を
介してスイツチ11のオン・オフ操作が可能とな
る。
(ト) 考案の効果 この考案に係るツマミ取付け構造によれば、前
述のような構成によつて、ツマミを介したフツク
が、係止部にロツク可能となつたため、 ツマミの取付け作業が容易となり、熱圧着や
両面テープはり等のような不要工数の削減効果
が得られた。
ツマミの構造上、取付けガタや隣接ツマミ操
作に伴う非操作ツマミの振動防止効果が得られ
た。
ツマミのキズやツマミが破損した場合、板状
部材を含めたツマミ交換が容易となる等の効果
が得られた。
しかも、構造が簡単であつて、また安価に構成
することができるため実施も容易である等の優れ
た特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図はこの考案に係るツマミ取付け
構造の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図は
側断面図である。第3図と第4図は従来のツマミ
取付け構造を示し、第3図はツマミが熱圧着でサ
ブパネルに取付けられる構造を示す斜視図、第4
図はツマミがフツクを介してサブパネルに取付け
られる構造を示す斜視図である。 主な符号の説明、1:フツク、1A:切り込み
部、1B:ロツク部、2:嵌合部、3:ツマミ、
4:ヒンジ、5:押圧部、6:板状部材、7:サ
ブパネル、8:スリツト、9:係止部、9A:ス
トツパ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ヒンジを介し板状部材に形成されたツマミをサ
    ブパネルに取付けるためのツマミ構造において、 上記板状部材に形成された凸形状からなる嵌合
    部と、 この嵌合部を嵌合させるためサブパネルに形成
    された側面視逆コ字状からなるスリツトと、 上記板状部材に形成されたフツクと、 このフツクを係止させるためスリツト後方に形
    成した係止部とを設け、上記フツクを係止部にロ
    ツク可能に構成したことを特徴とするツマミ取付
    け構造。
JP5164688U 1988-04-19 1988-04-19 Expired JPH0345403Y2 (ja)

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JP5164688U JPH0345403Y2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19

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JP5164688U JPH0345403Y2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19

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JPH01155628U JPH01155628U (ja) 1989-10-25
JPH0345403Y2 true JPH0345403Y2 (ja) 1991-09-25

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JP4504542B2 (ja) * 2000-09-19 2010-07-14 パナソニック株式会社 押しボタン装置

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