JPH0345197Y2 - - Google Patents

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JPH0345197Y2
JPH0345197Y2 JP1983183710U JP18371083U JPH0345197Y2 JP H0345197 Y2 JPH0345197 Y2 JP H0345197Y2 JP 1983183710 U JP1983183710 U JP 1983183710U JP 18371083 U JP18371083 U JP 18371083U JP H0345197 Y2 JPH0345197 Y2 JP H0345197Y2
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piece
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solar cell
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JP1983183710U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は太陽電池付小型電子機器のスイツチ
機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、電子腕時計、電子式小型計算機等の小型
電子機器においては、太陽電池及び二次電池を備
え太陽電池の電圧を二次電池に充電し、この二次
電池の出力電圧によつて電子回路を駆動するシス
テムを有するが多数製品化されている。
〔従来の問題点〕
この種の電子機器は製造されてからユーザーの
手に渡るまでの間太陽電池が外光に照らされてお
れば常に正常に動作するものであるが、実際には
箱窓のようなケースに入れられて出荷されるの
で、太陽電池にはユーザーが使用するまで外光に
当たらず、そのためケース内にいる時には電子回
路は二次電池のみで動作することになつてしま
う。この場合ユーザーに渡るまでの時間が短い場
合には太陽電池に光が照射されることにより直ち
に二次電池が充電されるので何ら問題は生じない
が、ユーザーに渡るまでの時間が長く二次電池の
消費が例えば半分以下になつたりするとたとえ太
陽電池に光が当たつても二次電池はもとの容量に
回復せず、そのため二次電池の充電容量が少ない
故の回路の誤動作等の障害が発生する欠点があつ
た。
そこで、例えば二次電池と回路との間にスイツ
チ機構を設けて、ユーザーが使用開始する迄は二
次電池の出力電圧が回路に供給されないようにす
ることも考えられる。然して、このような場合、
上記スイツチ機構を機器ケース内部に設けるか或
いは機器ケース外部からスイツチ操作に設けるか
の2通りが考えられるが、機器ケース内部に設け
たのではユーザーが機器ケースを開閉しなければ
ならず極めて面倒であり、また、ケース外部から
操作出来るようにしたのでは、使用に際して1回
しか操作されないスイツチの為にわざわざスイツ
チ機構を設けることになり極めて無駄になるとい
う欠点があつた。
〔考案の目的〕
この考案は、上記のような事情を背景になされ
たもので、極めて簡単な構成で、工場等で太陽電
池及び二次電池を組み込んでからユーザー等に渡
つて使用するまでの間、電源をオフに保つて、二
次電池の消耗を防ぐことにより二次電池の機能を
保障することができる太陽電池付小型電子機器の
スイツチ機構を提供することにある。
〔考案の要点〕
この考案は、上記のような目的を達成するため
に、太陽電池に光が照射されるまで二次電池の電
力消費を防止するようなスイツチ機構を負荷回路
を作動させるスイツチ機構に設けたものである。
〔実施例〕
以下、第1ないし第3図を参照して、この考案
の一実施例を説明する。
第1図は電子腕時計の要部断面を示し、図中1
は時計ケースである。この時計ケース1には操作
片として例えば押釦2が取り付けられている。こ
の押釦2は上端部2aが時計ケース1の外側(上
側)へ突出し、中間部2bがOリング3を介して
時計ケース1にスライド可能に取り付けられ、下
端部2cが時計ケース1の内側(下側)へ突出し
ており、この突出した下端部2cには押釦2が時
計ケース1の外側へ抜けないように鍔部4が形成
されている。また、時計ケース1の内部(図では
下部)には回路基板5が配置されている。この回
路基板5には所定の電子回路が構成されている。
即ち、回路基板5には所定の電子回路として例示
するLSI6a、太陽電池6b、電池7、ランプ8
等が接続されている。この場合、LSI6aは基準
信号を計数して時刻情報を得ると共に液晶表示装
置等の表示装置(図示せず)を駆動し、時刻等の
情報を表示させるものであり、太陽電池6b及び
電池7はその電源となるものであり、ランプ8は
上記表示装置を照明するものである。
一方、上記回路基板5には、押釦2の下端部2
cと対応する箇所に凹部9が形成されていると共
に、この凹部9の内壁には保持部10が形成され
ている。この保持部10は、凹部9の右側上縁か
ら下方へ向けてゆるやかに突出する傾斜面10a
をなし、かつ下部10bがえぐられた構成になつ
ている。また、上記凹部9の底面には電極端子で
ある接続接片11が保持部10のえぐられた下部
10bに亘つて設けられており、この接続接片1
1は上述した電池7の負極7aに接続されてい
る。なお、電池の正極7bはLSI6a、太陽電池
6bおよびランプ(負極部)8に接続されてい
る。
さらに、上記凹部9の上縁には接続接片12お
よび切換スイツチ片13が相互に対向して設けら
れている。即ち、接続接片12は前記接続片11
とともに接続スイツチをなすものであり、例え
ば、版ばね状をなし、その基端部12aは凹部9
の左側上縁に取り付けられており、先端部12
b,12cは2股に分かれ、上側の先端部12b
が凹部9の右側内壁、つまり保持部10の傾斜面
10aに延び、下側の先端部12cが斜め下方へ
延びている。この場合、接続接片12の基端部1
2aは回路基板5上の回路端子5aに接続され、
この回路端子5aを介してLSI6a及び太陽電池
6bに接続されている。また、接続接片12の各
先端部12b,12cは凹部9の底面に設けられ
た電極端子11に接触することなく、その上方に
延びている。
上記切換スイツチ片13は、ランプ8を点灯さ
せるものであり、板ばね状をなし、その基端部1
3aは凹部9の右側上縁、つまり保持部10側の
上縁に取り付けられており、先端部13bは接続
接片12の上方に位置し、かつ押釦2の下端部2
cの下に延びている。この場合、切換スイツチ片
13の基蝶部13aは回路基板5上のスイツチ端
子5bに接続され、このスイツチ端子5bを介し
てランプ8に接続されている。また、切換スイツ
チ片13は、その先端部13bが押釦2の下端部
2cの下面に常時接触し、押釦2を弾性的に押し
上げるようになつている。
次に、第2図及び第3図を参照して、上記のよ
うに構成された電子腕時計を使用する場合につき
説明する。
この場合には、先ず、第2図に示すように押釦
2を指等で押圧操作する。すると、押釦2の下端
部2cが切換スイツチ片13の先端部13bを押
し下げるとともに、接続接片12の先端部12
b,12cを押し下げて、回路基板5の凹部9内
に押し込む。すると、接続接片12は、上側の先
端部12bが凹部9の内壁に形成された保持部1
0の傾斜面10aに沿つて押し下げられた後、上
記先端部12bが保持部10のえぐられた下部1
0bに押し込まれて保持部10に係止される。こ
のように、接続接片12の先端部12bが保持部
10に係止されると、接続接片12は、元の状態
に戻ることなく、上側および下側の各先端部12
b,12cが凹部9の底面に設けられた接続接片
11に接触し、接続接片11と回路基板5上の回
路端子5aとを接続する。これにより、電池7と
LSI16a及び太陽電池6bとが電気的に接続さ
れ、電源がオン状態となる。また、このとき、切
換スイツチ片13は、先端部13bが押釦2の下
端部2cに押し下げられて接続接片12に圧接
し、この接続接片12を介して接続接片11と回
路基板5上のスイツチ端子5bとを接続する。従
つて、切換スイツチ片13は、電源がオン状態に
なると同時に、ランプ8が点灯する。
この後、第3図に示すように押釦2から指等を
離すと、押釦2は切換スイツチ片13により弾性
的に押し上げられ、切換スイツチ片13は接続接
片12から離間する。即ち、接続接片12は、上
述したように押釦2により一度押し下げられる
と、各先端部12b,12cが凹部9の底面の接
続接片11に接触した状態で、先端部12bの先
端が凹部9の保持部10に係止され、元の状態に
戻らず、また切換スイツチ片13は押釦2を弾性
的に押し上げて元の状態に戻るので、接続接片1
2から離間する。このため、接続接片12を介し
て電池7とLSI6a及び太陽電池6bとが接続さ
れ、電源スイツチはオン状態を保つが、電池7と
ランプ8とは接続されず、ランプ8は消灯する。
したがつて、、このような状態では、通常の電子
腕時計と同様に使用することが可能となり、時刻
修正等を行なえば、表示装置(図示せず)に時刻
等の情報が表示される。また、このような状態
で、押釦2を押圧操作すれば、切換スイツチ片1
3が第2図に示すように、再び接続接片12に接
触し、電池7とランプ8とが接続されるので、ラ
ンプ8は押釦2の押圧操作に応じて点灯する。
しかるに、上記のような電子腕時計によれば、
例えば、工場等で電池7を組み込んでも、ユーザ
ー等に渡つて使用しない限り、第4図に示すよう
に電源スイツチをオフ状態(開回路状態)に保こ
とができ、このため、電池7を組み込んでから使
用するまでの間、電池7を無駄に消費することが
できない。その結果、電池7の容量を保ことがで
きるのでユーザー使用時には正常に働かせること
ができる。また、電子腕時計を使用するときに
は、第2図に示すように押釦2を押圧操作するだ
けで、接続接片12の先端部12bを回路基板5
に形成された凹部9底面の接続接片11に接触し
た状態で、接続接片12の先端部12bが凹部9
の保持部10に係止され、電源をオン状態に保つ
ことができる。さらに、接続接片12が保持部1
0に係止されて電源がオン状態(閉回路状態)に
なつた場合には、第2図および第3図に示すよう
に、押釦2の押圧操作により切換スイツチ片13
が接続接片12に接離可能に接触するので、ラン
プ8を押釦2の押圧操作に応じて適宜点灯するこ
とができる。
なお、上述した実施例では、ランプ8を点灯す
るための押釦2で接続スイツチとしての接続接片
12を押し下げるようになつているが、この考案
はこれに限られることなく、時刻修正用、表示切
替用、アラーム設定用等の各種の押釦と兼用して
もよいことは勿論である。
また、電池7をLSI16aと太陽電池6bとの
間に並列に設け、LSI16aと電池7との間に電
源スイツチを設けてもよく、さらに、接続接片1
2および凹部9の保持部10の形状は上述した実
施例に限られることなく、種々変形可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の太陽電池付小
型電子機器のスイツチ機構によれば、所定電子回
路および二次電池を含む回路を開回路状態に作つ
ておいて、使用時に、、操作片の操作により一対
の接続接片相互を電気的接続状態に保持させるこ
とによつて、電子回路および二次電池を含む回路
が閉成されて二次電池により電子回路が作動され
るようになり、かつ、その後は操作片の操作によ
り切換スイツチ片がオンされて二次電池により負
荷部が作動されるので、工場等で電池を組み込ん
でからユーザー等に渡つて使用されるまでの間、
電子回路および二次電池を含む回路は開回路状態
に保たれることとなつて、使用者に渡る前の段階
で電子回路によつて二次電池が無駄に消耗される
のを防ぐことができ、ユーザー等に渡つた段階に
おいて二次電池の機能を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である電子腕時計
の要部断面を示す概略構成図、第2図および第3
図はその使用状態を示し、第2図は押釦を押圧操
作した状態を示す図、第3図は押釦が押し上げら
れた状態を示す図である。 1……時計ケース、2……押釦(操作片)、5
……回転基板(固定部)、5a……回路端子、5
b……スイツチ端子、6a……LSI(電子回路)、
6b……太陽電池、7……電池。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 太陽電池と、この太陽電池からの電力が供給さ
    れる二次電池と、この二次電池からの電力で動作
    する電子回路と、操作片の操作によつて前記二次
    電池からの電力が供給されて駆動する負荷部とを
    備えた太陽電池付小型電子機器のスイツチ機構に
    おいて、前記電子回路および前記二次電池を含む
    回路を開回路とし、該開回路の両端部に、該開回
    路を、相互の接触によつて閉回路に変換させる一
    対の接続接片を接続するとともに、前記負荷部に
    切換スイツチ片を接続し、前記一対の接続接片の
    うちの一方の接続接片の先端部を前記操作片の下
    方に弾性変形可能に配するとともに、他方の接続
    接片の一部には前記一方の接続接片の先端部が前
    記操作片によつて下降操作されたときにその下降
    操作された先端部をその下降した状態に保持する
    保持部を設け、前記切換スイツチ片の先端部を前
    記操作片と、前記一方の接続接片との間に配し、
    前記一方の接続接片の先端部が前記他方の接続接
    片の保持部に保持された状態において、前記切換
    スイツチ片の先端部を前記操作片により前記接続
    接片に対して離接操作可能にしてあることを特徴
    とする太陽電池付小型電子機器のスイツチ機構。
JP18371083U 1983-11-30 1983-11-30 太陽電池付小型電子機器のスイッチ機構 Granted JPS6092190U (ja)

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JPS6092190U JPS6092190U (ja) 1985-06-24
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5182670A (ja) * 1974-12-26 1976-07-20 Suwa Seikosha Kk

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51139669U (ja) * 1975-05-01 1976-11-10

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JPS5182670A (ja) * 1974-12-26 1976-07-20 Suwa Seikosha Kk

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