JPH0345122Y2 - - Google Patents

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JPH0345122Y2
JPH0345122Y2 JP13177384U JP13177384U JPH0345122Y2 JP H0345122 Y2 JPH0345122 Y2 JP H0345122Y2 JP 13177384 U JP13177384 U JP 13177384U JP 13177384 U JP13177384 U JP 13177384U JP H0345122 Y2 JPH0345122 Y2 JP H0345122Y2
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JP
Japan
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ink
film thickness
ink film
depth
groove
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JP13177384U
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JPS6146404U (ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、印刷機(オフセツト印刷機、オフセ
ツト校正印刷機等)のインキローラ表面のインキ
膜厚を測定する装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
印刷機、例えばオフセツト校正印刷機において
は、校正刷の基準を明確にするためにインキロー
ラ表面のインキ膜厚を計測し、計測結果に基づき
インキローラ表面のインキ膜厚のバラツキを無く
す作業が行なわれている。
また、オフセツト印刷機においては、インキキ
ーシステムのインキキー開度を設定するための基
準ゲージとして、インキローラのインキ膜厚を測
定するインキ膜厚測定装置が用いられ、その他活
版印刷などのように粘性の比較的大きいインキを
使用する印刷方式のインキの膜厚を測定するため
にインキ膜厚測定装置が用いられる。
従来、インキ膜厚を物理的に測定する装置とし
て、第3図及び第4図に示される如くのインキ膜
厚測定装置が知られている。
かかるインキ膜厚測定装置は、プーリー形状を
した本体10の両側につまみ11,11が取りつ
けられており、本体10の両側の凸部12,12
は真円で、中央の凸部13のみが第3図に示され
る如く円周上の位置により中心からの距離が異な
つている、換言すれば両側の凸部12,12より
低くなつており、さらに本体10の側面に両側の
凸部12,12と中央の凸部13との高低差がイ
ンキ膜厚の目盛として表示されているものであ
る。
このインキ膜厚測定装置の使用に際しては、両
側のつまみ11,11を指で支えて本体10の周
面をインキローラに当接せしめるとともに回転さ
せ、これにより、インキ膜厚に相当する部分ま
で、中央の凸部13にインキが付着するので、そ
の位置の目盛を読めばインキ膜厚を知ることがで
きるものである。
しかしながら、このような従来知られているイ
ンキ膜厚測定装置であれば、中央の凸部13を真
円である両側の凸部12,12に対して精度良く
偏心させうる必要があり、製作加工が非常に困難
である問題点があつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記従来技術に鑑みなされたもので
あり、インキ膜厚測定が容易に行なえ、かつ製造
が容易なインキ膜厚測定装置を提供することにあ
る。
〔考案の概要〕
上記目的を達成すべくなされたこの考案は、印
刷機のインキローラ表面のインキ膜厚を測定する
装置であつて、前記インキローラ表面に当接する
円筒1を備え、円筒の表面に周方向に延在する溝
5を複数本設け、それぞれの溝の深さは各溝毎に
一定の深さを有し、かつ、各溝間の深さは異なつ
ているものであるインキ膜厚測定装置である。
〔考案の実施例〕
以下にこの考案の一実施例を第1図及び第2図
に基づき詳細に説明する。
第1図はこの考案のインキ膜厚測定装置の平面
図であり、第2図はその使用方法の説明図であ
る。
第1図に示されるように、円筒1の表面に周方
向に延在する複数本の溝51,52,…,5o-1
5nを設ける。この複数本の溝51,52,…,5
o−1,5nは互いに円筒周面からの深さが異なつ
ており、例えば溝を8本設けるとすれば、その深
さを各々5μm,10μm,15μm,20μm,25μm,
30μm,40μm,50μmの如く設定する。
このような溝の本数及び深さは、任意に設定す
ることができ、測定範囲を広げたい場合は溝の本
数を多くとり、種々の深さを設定すれば良く、ま
た、測定精度を上げたい場合は溝の深さのピツチ
を細かく設定すれば良い。
上記の如くの複数本の溝が形成された円筒1
は、その中心軸を中心に回転するように治具2に
取り付けられ、さらに握り部となる柄3が治具2
に取りつけられている。
この考案のインキ膜厚測定装置は上述の如くの
構成を有するものであり、次にその作用を説明す
る。
第2図に示されるように、印刷機のインキが塗
着したインキローラ31の表面にインキ膜厚測定
装置の円筒1の表面を当接せしめ、回転させる。
これにより、ローラ31上のインキ膜厚よりも
浅い溝にはその底面にインキが付着し、深い溝に
はその底にまでインキが達しないので色がつかな
い。
従つて、底面にインキが付着した溝のうち最も
深い溝の深さがインキ膜厚であるとみなすことが
でき、各々の溝の深さの値は予めわかつているの
でその溝の深さの値を読めばインキ膜厚を知るこ
とができる。
〔考案の効果〕
この考案は以上に述べた如くであり、インキ膜
厚測定後の読みとりが、インキが埋まつているか
いないかだけの判断で良いため極めて容易に行な
うことができ、また測定範囲及び測定精度も溝の
本数、深さを変えることで種々設定でき、さらに
従来技術に比べて製作加工技術が容易である等の
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のインキ膜厚測定装置の平面
図、第2図は同じく使用方法の説明図、第3図及
び第4図は従来のインキ膜厚測定装置の説明図で
ある。 1……円筒、2……治具、51,52,53,…
o-1,5n……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印刷機のインキローラ表面のインキ膜厚を測定
    する装置において、前記インキローラ表面に当接
    する円筒1を備え、円筒の表面に周方向に延在す
    る溝5を複数本設け、それぞれの溝の深さは各溝
    毎に一定の深さを有し、かつ、各溝間の深さは異
    なつていることを特徴とするインキ膜厚測定装
    置。
JP13177384U 1984-08-30 1984-08-30 インキ膜厚測定装置 Granted JPS6146404U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13177384U JPS6146404U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 インキ膜厚測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13177384U JPS6146404U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 インキ膜厚測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6146404U JPS6146404U (ja) 1986-03-28
JPH0345122Y2 true JPH0345122Y2 (ja) 1991-09-24

Family

ID=30690347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13177384U Granted JPS6146404U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 インキ膜厚測定装置

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JP (1) JPS6146404U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6146404U (ja) 1986-03-28

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