JPH0345046B2 - - Google Patents

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JPH0345046B2
JPH0345046B2 JP11485782A JP11485782A JPH0345046B2 JP H0345046 B2 JPH0345046 B2 JP H0345046B2 JP 11485782 A JP11485782 A JP 11485782A JP 11485782 A JP11485782 A JP 11485782A JP H0345046 B2 JPH0345046 B2 JP H0345046B2
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JP
Japan
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piperazinyl
ethoxy
general formula
benzodioxole
compounds
Prior art date
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Expired
Application number
JP11485782A
Other languages
English (en)
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JPS597120A (ja
Inventor
Ryoji Kikumoto
Jiichi Fukami
Kenichiro Nakao
Eishin Ikoma
Shigeki Shimazaki
Mamoru Kanno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は血圧降下剤に関するものである。 本発明において、有効成分として用いられる化
合物は下記一般式()で示される。 上記一般式()中mは1〜3の整数を示し、
nは2〜6の整数を示す。Rはピリジル基、ピリ
ミジニル基、ピラジニル基またはピリダジニル基
を示す。これらのピペラジニル基との結合位置は
限定されない。 またピペラジニルアルコキシ基のジオキシペン
ゼン環状の置換位置もとくに限定されない。 以下化合物は下記一般式() (上記一般式、m、nは一般式()における
m、nと同義であり、Xはハロゲン原子を示わ
す。)で示される(ハロゲノアルコキシ)アルキ
レンジオキシベンゼン類と下記一般式() (上記一般式中Rは一般式()におけるRと同
義である。)で表わされるピペラジン類との反応
により得られる。 また、(ハロゲノアルコキシ)アルキレンジオ
キシベンゼン類とピペラジンを反応して得られる
下記一般式() (上記一般式中m、nは一般式()における
m、nと同義である。)で示される(ω−ピペラ
ジニルアルコキシ)アルキレンジオキシベンゼン
類と下記一般式() R−X …() (上記一般式中、Rは一般式()におけるRと
同義であり、Xはハロゲン原子を示す。)で示さ
れるハロゲノ化合物との反応によつても得られ
る。 (ハロゲノアルコキシ)アルキレンジオキシベ
ンゼン類とピペラジン類とはそれぞれ1:1で反
応するが通常ピペラジン類を過剰に使用する方が
反応が円滑に進行する。とくにピペラジンと反応
させる場合には副生成物を少くするために過剰に
使用する方が良い。従つてピペラジン類は、(ハ
ロゲノアルコキシ)アルキレンジオキシベンゼン
類1モルに対して1〜10モル使用される。 また、一般式()で示される(ω−ピペラジ
ニルアルコキシ)アルキレンジオキシベンゼン類
と一般式()で示されるハロゲノ化合物を反応
させる場合には、ハロゲノ化合物は(ω−ピペラ
ジニルアルコキシ)アルキレンジオキシベンゼン
類1モルに対して、1〜3モル使用される。 反応は無溶媒でも十分進行するが、反応を円滑
に進めるために、不活性溶媒を用いてもよい。溶
媒としては水、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、低級アルコールまたはこれらの二種以上の溶
媒の混合物が用いられる。 反応温度は特に限定されないが通常室温から
150℃である。 反応時間は反応温度及び原料の反応性、溶媒の
種類により異なるが通常10分から20時間の範囲で
ある。 また反応により生ずるハロゲン化水素を捕集し
て反応を促進させるために、塩基類を添加しても
よい。塩基類としては、水酸化カリウム、炭酸カ
リウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム等の無機塩類、ピリジン、ト
リエチルアミン等の第三級有機アミン類等であ
る。その使用量はピペラジン類1モルに対して通
常1〜5モルである。 望ましい酸付加塩を得るためには、反応終了後
過剰のアミン類及び溶媒を蒸留あるいは水洗によ
り除き、水酸化ナトリウムあるいは水酸化カリウ
ム等の強塩基水溶液を加え、遊離の(ピペラジニ
ルアルコキシ)アルキレンジオキシベンゼン類と
し、その後エーテル、クロロホルム、ベンゼン、
トルエン等の溶媒で本化合物を抽出する。さらに
望ましい酸を加えて中和すると目的とする酸付加
塩が得られる。 一般式()で示される化合物の具体例を以下
に例示する。 5−〔2−〔4−(2−ピリジル)−1−ピペラジ
ニル〕エトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソール 5−〔2−〔4−(4−ピリジル)−1−ピペラジニ
ル〕エトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソール 5−〔2−〔4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソー
ル 5−〔2−〔4−(2−ピラジニル)−1−ピペラジ
ニル〕エトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソール 5−〔2−〔4−(2−ピリダジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソー
ル 以上の例示は一般式()においてm=1、n
=2、ω−ピペラジニルアルコキシ基の置換位置
が1,3−ωベンゾジオキソール環上の5位の場
合であるが、例示した化合物のそれぞれに対応す
るnが3〜6の化合物もすべて上記化合物として
例示される。 4−〔2−〔4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニ
ル〕エトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソール 4−〔2−〔4−(4−ピリジル)−1−ピペラジニ
ル〕エトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソール 4−〔2−〔4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソー
ル 4−〔2−〔4−(2−ピラジニル)−1−ピペラジ
ニル〕エトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソール 4−〔2−〔4−(2−ピリダジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソー
ル 以上の例示は一般式()においてm=1、n
=2、ω−ピペラジニルアルコキシ基の置換位置
が1,3−ベンゾジオキソール環上の4位の場合
であるが、例示した化合物のそれぞれに対応する
nが3〜6の化合物もすべて上記化合物として例
示される。 6−〔2−〔4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニ
ル〕エトキシ〕−1,4−ベンゾジオキサン 6−〔2−〔4−(4−ピリジル)−1−ピペラジニ
ル〕エトキシ〕−1,4−ベンゾジオキサン 6−〔2−〔4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−1,4−ベンゾジオキサン 6−〔2−〔4−(2−ピラジニル)−1−ピペラジ
ニル〕エトキシ〕−1,4−ベンゾジオキサン 6−〔2−〔4−(2−ピリダジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−1,4−ベンゾジオキサン 以上の例示は一般式()においてm=2、n
=2、ω−ピペラジニルアルコキシ基の置換位置
が1,4−ベンゾジオキサン環上の6位の場合で
あるが、例示した化合物のそれぞれに対応するn
が3〜6の化合物もすべて上記化合物として例示
される。 5−〔2−〔4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニ
ル〕エトキシ〕−1,4−ベンゾジオキサン 5−〔2−〔4−(4−ピリジル)−1−ピペラジニ
ル〕エトキシ〕−1,4−ベンゾジオキサン 5−〔2−〔4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−1,4−ベンゾジオキサン 5−〔2−〔4−(2−ピラジニル)−1−ピペラジ
ニル〕エトキシ〕−1,4−ベンゾジオキサン 5−〔2−〔4−(2−ピリダジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−1,4−ベンゾジオキサン 以上の例示は一般式()においてm=2、n
=2、ω−ピペラジニルアルコキシ基の置換位置
が1,4−ベンゾジオキサン環上の5位の場合で
あるが、例示した化合物のそれぞれに対応するn
が3〜6の化合物もすべて上記化合物として例示
される。 1−〔2−〔4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニ
ル〕エトキシ〕3,5−トリメチレンジオキシベ
ンゼン 1−〔2−〔4−(4−ピリジル)−1−ピペラジニ
ル〕エトキシ〕−3,4−トリメチレンジオキシ
ベンゼン 1−〔2−〔4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−3,4−トリメチレンジオ
キシベンゼン 1−〔2−〔4−(2−ピラジニル)−1−ピペラジ
ニル〕エトキシ〕−3,4−トリメチレンジオキ
シベンゼン 1−〔2−〔4−(2−ピリダジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−3,4−トリメチレンジオ
キシベンゼン 以上の例示は一般式()においてm=3、n
=2、トリメチレンジオキシ基の置換位置が3位
および4位の場合であるが、例示した化合物のそ
れぞれに対応するnが3〜6の化合物もすべて上
記化合物として例示される。 1−〔2−〔4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニ
ル〕エトキシ〕−2,3−トリメチレンジオキシ
ベンゼン 1−〔2−〔4−(4−ピリジル)−1−ピペラジニ
ル〕エトキシ〕−2,3−トリメチレンジオキシ
ベンゼン 1−〔2−〔4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−2,3−トリメチレンジオ
キシベンゼン 1−〔2−〔4−(2−ピラジニル)−1−ピペラジ
ニル〕エトキシ〕−2,3−トリメチレンジオキ
シベンゼン 1−〔2−〔4−(2−ピリダジニル)−1−ピペラ
ジニル〕エトキシ〕−2,3−トリメチレンジオ
キシベンゼン 以上の例示は一般式()においてm=3、n
=2、トリメチレンジオキシ基の置換位置が2位
および3位の場合であるが、例示した化合物のそ
れぞれに対応するnが3〜6の化合物もすべて上
記化合物として例示される。 また上記化合物の酸付加塩も本発明に係る有効
成分として用いられる。付加塩として用いられる
酸としては、塩化水素酸、シユウ化水素酸、硫
酸、リン酸、硝酸等の無機酸、酢酸、コハク酸、
アジピン酸、プロピオン酸、酒石酸、フマル酸、
マレイン酸、シユウ酸、クエン酸、安息香酸、ト
ルエンスルホン酸、メタンスルホン酸等の有機酸
が挙げられる。 上記化合物の中で特に血圧降下剤として効果の
強い化合物は一般式()のnが2〜4、Rが2
−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジ
ニル基の場合である。 本発明に係る薬剤はいかなる方法でも投与でき
るが、好適には以下のような方法が実施される。 すなわち皮下注射、静脈内注射、筋肉注射、腹
腔内注射等の非経口投与もまた経口投与も可能で
ある。 投与量は患者の年令、健康状態、体重、同時処
理があるならばその種類、処置頻度、所望の効果
の性質等により決定される。 一般的に有効成分の1日投与量は0.1〜100mg/
Kg体重、通常1〜30mg/Kg体重であり、1回ある
いはそれ以上投与される。 経口投与する場合は錠剤、カプセル剤、粉剤、
エリキシル剤等の形体で、また非経口投与の場合
は液体あるいは懸濁等の殺菌した液状の形体で用
いられる。上述の様な形体で用いられる場合、固
体あるいは液体の毒性のない製剤的担体が組成に
含まれ得る。 固体担体の例としては通常のゼラチンタイプの
カプセルが用いられる。また有効成分を補助薬と
ともにあるいはそれなしに錠剤化、粉末包装され
る。 これらのカプセル、錠剤、粉末は一般的に5〜
95%、好ましくは25〜90%重量の有効成分を含
む。 すなわちこれらの投与形式では5〜500mg、好
ましくは25〜250mgの有効成分を含有するのがよ
い。 液状担体としては水あるいは石油、ピーナツ
油、大豆油、ミネラル油、ゴマ油等の動植物起原
の、または合成の油等が用いられる。 また、一般に生理食塩水、デキストロースある
いは類似のシヨ糖溶液、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール等
のグリコール類が液状担体として好ましく、とく
に生理食塩水を用いた注射液の場合には通常0.5
〜20%、好ましくは1〜10%重量の有効成分を含
むようにする。 経口投与の液剤の場合、0.5〜10%重量の有効
成分を含む懸濁液あるいはシロツプがよい。 この場合の担体としては香料、シロツプ、製剤
学的ミセル体等の水様賦形剤を用いる。 以下、実施例および試験例によつて、さらに本
発明を説明する。 実施例 1 15−(4−ブロモブトキシ)−1,3−ベンゾジ
オキソール KOH(11g)を水(10ml)に溶解し、t−ブタ
ノール(150ml)を加えた溶液に3,4−メチレ
ンジオキシフエノール(25g)およびジブロモプ
タン(90ml)を加え、加熱還流下1時間撹拌す
る。反応終了後、溶媒を留去し、残渣を酢酸チエ
ルで抽出する。 抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ソーダ
で乾燥し、溶媒を留去後減圧蒸留して、 5−(4−ブロモブトキシ)−1,3−ベンゾジ
オキソール(45g、収率91%、沸点135℃/1mm
Hg)を得る。 同様の方法によつて種々のω−ブロモアルコキ
シアルキレンジオキシベンゼン誘導体を得た。 実施例 2 5−〔4−〔4−(2−ピリジル)−1−ピペラジ
ニル〕ブトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソー
ル3塩酸塩 5−(4−ブロモブトキシ)−1,3−ジオキソ
ール(2g)をDMF(15ml)に溶解し、N−(2
−ピリジル)ピペラジン(1.3g)およびトリエ
チルアミン(1.1g)を加え、室温下一夜放置す
る。反応終了後、水(50ml)を加え、酢酸エチル
で抽出する。抽出液は一度飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ソーダで乾燥する。溶媒を留去後、残渣
をアルコール−エーテルに溶解し、20%塩化水
素/エタノールを加え、析出した結晶をろ取し、
さらにエタノールより再結晶することによつて、
目的とする5−〔4−〔4−(2−ピリジル)−1−
ピペラジニル〕ブトキシ〕−1,3−ベンゾジオ
キソール3塩酸塩(2.6g、76%収率)が得られ
る。 本化合物の物性を表−1のNo.3の欄に示す。 以下同様な方法で化合物を製造し、得られた化
合物の物性を上記化合物と併せ表−1のNo.1、
2、3、7、8、9、10、11の欄に示す。 実施例 3 5−〔4−(1−ピペラジニル)ブトキシ〕−1,
3−ベンゾジオキソール 無水ピペラジン(28g)を水(20ml)およびジ
メチルホルムアミド(100ml)に溶解し、5−(4
−ブロモブトキシ)−1,3−ベンゾジオキソー
ル(15g)を加え、室温下15時間撹拌する。反応
終了後水(150ml)を加えエーテルで抽出する。 エーテル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ソ
ーダで乾燥後溶媒を留去し、減圧蒸留して、5−
〔4−(1−ピペラジニル)ブトキシ〕−1,3−
ベンゾジオキソール(12.5g、82%収率、沸点
180−3℃/1mmHg)を得る。 同様の方法で5−〔3−(1−ピペラジニル)プ
ロポキシ〕−1,3−ベンゾジオキソール(沸点
175−180℃/1mmHg)を得た。 実施例 4 5−〔4−〔4−(2−ピリミジル)−1−ピペラ
ジニル〕ブトキシ〕−1,3−ベンゾジオキソ
ール塩酸塩 5−〔4−(1−ピペラジニル)ブトキシ−1,
3−ベンゾジオキソール(1.5g)をジメチルホ
ルムアミド(15ml)に溶解し、2−クロロピリミ
ジン(650mg)およびトリエチルアミン(1g)
を加え室温下20時間反応する。反応終了後水を加
え酢酸エチルで抽出する。抽出液を飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ソーダで乾燥後、溶媒を留去
し、残渣をエタノールに溶解し、20%HCl/エタ
ノールを加え、析出する結晶を取する。これを
エタノールから再結晶し、5−〔4−〔4−(2−
ピリミジル)−1−ピペラジニル〕ブトキシ〕−
1,3−ベンゾジオキソール塩酸塩(2.0g、74
%収率)を得る。本化合物の物性を表−1のNo.4
の欄に示す。 以下同様の方法で表−1のNo.5、6の化合物を
製造し、その物性を表−1に示す。
【表】
【表】 試験例 1 本発明に係る薬剤の血圧降下作用を以下の方法
で検討した。 すなわち、動物は自然発症高血圧ラツト
(SHR)(300〜370g、5〜7月令)を用いエー
テル麻酔下に尾動脈より挿入したカテーテルによ
り、無麻酔下で観血的に血圧および心拍数を測定
し、薬物投与前の平均血圧および心拍数を求めた
後、1時間ごとに薬物を3、10、30mg/Kgを経口
投与し、降圧作用を判定し、投与前値からの降下
率で表わした。 結果を表−2に示す。 また、急性毒性値(LD50)はマウスを用い、
リツチフイールド−ウイルコクソン(Litchfield
−Wilcoxon)法により算出し、その結果を表−
2に示す。 本発明に係る薬剤は表−2に示す如く等しく、
3mg/Kg経口投与で十分な血圧降下作用を示し、
薬効の発現も速く、作用も持続的である。又、急
性毒性も弱く、薬効の発現量を考慮すれば非常に
安全性の高い薬物であると推測される。
【表】 * 化合物No.に対応する化合物は表−
1に示されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式() (上記一般式中mは1〜3の整数、nは2〜6の
    整数を示し、Rはピリジル基、ピラジニル基、ピ
    リミジニル基またはピリダジニル基を示す。) で表わされる(ω−ピペラジニルアルコキシ)ア
    ルキレンジオキシベンゼン類又はその酸付加塩を
    有効成分とする血圧降下剤。
JP11485782A 1982-07-02 1982-07-02 血圧降下剤 Granted JPS597120A (ja)

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