JPH0344997Y2 - - Google Patents

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JPH0344997Y2
JPH0344997Y2 JP1987085444U JP8544487U JPH0344997Y2 JP H0344997 Y2 JPH0344997 Y2 JP H0344997Y2 JP 1987085444 U JP1987085444 U JP 1987085444U JP 8544487 U JP8544487 U JP 8544487U JP H0344997 Y2 JPH0344997 Y2 JP H0344997Y2
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JP
Japan
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exhaust gas
combustion chamber
muffler
hot water
silencer
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JP1987085444U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は給湯機付風呂釜の消音装置に関する。
〈従来の技術〉 燃料を燃焼させて給湯を行う給湯機や、風呂を
沸かす風呂釜においては、燃焼室で発生した排気
ガスを消音装置を通して外部へ排出する構成にな
つている。
給湯機を付設した風呂釜においては、それぞれ
の燃焼室で発生した排気ガスを消音装置を通して
排出する必要がある。従来における給湯機付風呂
釜の消音装置を第4図、第5図に沿つて説明す
る。第4図、第5図はそれぞれ消音装置の縦断面
図である。 第4図に示す従来の消音装置では、
風呂用の消音筒10と給湯用の消音筒20が各々
完全に独立して設けられている。この例では風呂
加熱用の燃焼室から入口11を通つて風呂用消音
筒10に入つた排気ガスは、該1本の風呂用消音
筒10のみを通つて排出口へ排出される。また同
様に給湯用の燃焼室から入口21を通つて給湯用
消音筒20に入つた排気ガスは、該給湯用消音筒
20のみを通つて排出口へ排出される。
第5図に示す従来例は消音筒30を1本にし、
その1本の消音筒30に、それぞれ風呂加熱用燃
焼室からの排気ガスの入口31と給湯用燃焼室か
らの排気ガスの入口32を設けている。
〈考案が解消しようとする問題点〉 ところが上記第4図に示す従来例では、それぞ
れの消音筒10,20が完全に独立していること
から、各排気ガスが消音筒10,20を通る通路
長さが短く、燃焼音が大きい欠点があつた。また
上記第5図に示す従来例の場合には1本の消音筒
30だけで兼用しており、風呂加熱用燃焼室から
の入口31より排出口8までの排ガス通路は長く
なるが、給湯用燃焼室から入口32より排出口8
までの排ガス通路は第4図の場合と同様で、長く
ならない。さらに排出口8への消音筒30の開放
口は1つであり、入口31,34から入つた排ガ
スの拡散による圧力解放(圧力低下)による消音
効果があまり働かないという欠点があつた。
〈目的〉 そこで本考案は上記従来技術の欠点を解消し、
簡単な構成による排気ガス音の小さい、消音効果
の大きい給湯機付風呂釜の消音装置の提供を目的
とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、風呂釜加熱用の燃焼室と給湯用の燃
焼室をそれぞれ別々に有し、それら燃焼室で発生
した排気ガスを消音筒を通して排出口へ導くよう
に構成した給湯機付風呂釜の消音装置であつて、
前記風呂加熱用の燃焼室から前記排出口まで配設
される第2の消音筒とを、前記排出口から遠い位
置で相互に連通させ、燃焼室からの排気ガスが両
消音筒を通つて排出口へ導かれるように構成した
ことを特徴としている。
〈作用〉 風呂加熱用の燃焼室からの排気ガスは第1の消
音筒40のみならず第2の消音筒50へも拡がつ
て、両方から排出口へ排出される。また給湯用の
燃焼室からの排気ガスも第2の消音筒50のみな
らず第1の消音筒40へも拡がつて、両方から排
出口へ排出される。よつて各燃焼室からの排気ガ
スは両消音筒へ従来の2倍に拡がつて排出される
ので、圧力の解放がスムーズに行われ、消音効果
が増大する。また各燃焼室からの排気ガスは2つ
の消音筒に分かれて排出口へ排出されるので、実
質的に消音通路長さが増大し、消音効果が上が
る。なお両消音筒を排出口から近い所で連通させ
たのでは消音効果があまり上がらないので、両消
音筒を排出口から遠い位置で連通させている。
〈実施例〉 第1図は本考案の消音装置を設備した給湯機付
風呂釜の構成図で、第2図は第1図の−断面
図、第3図は消音装置の斜視図である。
1は風呂加熱用の燃焼室で、風呂加熱用バーナ
2から燃焼用空気と共に吹出されたオイル等の燃
料が内部で燃焼される。3は浴槽内の湯が循環す
る熱交換パイプである。燃焼室1内で発生した排
気ガスは第1の入口41から消音装置4内に入
る。また5は給湯用の燃焼室で、給湯用バーナ6
から燃焼用空気と共に吹出された燃料が内部で燃
焼される。7は給湯用の熱交換パイプである。給
湯用燃焼室5で発生した排気ガスは第2の入口5
1から消音装置4に入る。8は排気ガスの排出口
で、消音装置4から出た排気ガスは排出口8を通
つて外部へ排出される。
前記消音装置4には前記風呂加熱用燃焼室1か
ら第1の入口41を通つて入つてきた排気ガスを
上方へ導いて排出口8へ送る第1の消音筒40
と、前記給湯用燃焼室5から第2の入口51を通
つて入つてきた排気ガスをU字状に導いて排出口
8へ送る第2の消音筒50とが設けられている。
そして前記第1の消音筒40と第2の消音筒50
とは消音装置の底部で相互に連通60せられてい
る。すなわち第1の消音筒40と第2の消音筒5
0は前記排出口8から最も離れた位置で連通60
する。よつて、前記第1の入口41から入つてき
た排気ガスは第1の消音筒40と第2の消音筒5
0の両消音筒を通つて排出口8へ排出されること
ができ、同様に前記第2の入口51から入つてき
た排気ガスも前記第2の消音筒50と第1の消音
筒40の両消音筒を通つて排出口8へ排出される
ことができる。
今、例えば、風呂加熱用の燃焼室1が単独で燃
焼している時は、第1の入口41からの排気ガス
が第1の消音筒40と第2の消音筒50の両方を
通つて排気される。また給湯用の燃焼室5が単独
で燃焼している時は、第2の入口51からの排気
ガスは第2の消音筒50の他第1の消音筒40か
らも排気される。また両燃焼室1,5が同時燃焼
している時は、通常給湯用の燃焼室5の方が圧力
が高い為、排気音の高い給湯用燃焼室5からの排
気ガスが第1、第2の消音筒40,50を通つて
排気され、風呂加熱用燃焼室1からの排気ガスは
第1の消音筒40を通つて排気されることにな
る。
前記第1、第2の消音筒40,50の内壁はパ
ンチングメタル等、穴の開いた壁面板で構成さ
れ、内壁の背後には外壁との間にグラスウール等
の消音材70が充填されている。
〈効果〉 本考案は以上の構成よりなり、風呂加熱用の燃
焼室1から排出口8まで配設される第1の消音筒
40と、給湯用の燃焼室5から前記排出口8まで
配設される第2の消音筒50とを、前記排出口8
から遠い位置で相互に連通させ、燃焼室1,5か
らの排気ガス両消音筒40,50を通つて排出口
8へ導かれるように構成したので、よつて、各燃
焼室からの排気ガスが両方の消音筒40,50を
通つて排出されることが可能となり、したがつ
て、排気ガスの単位量に対する消音通路長さ(消
音面積)が増大すると共に排気ガスが2方向に従
来の2倍に膨張することができ、結果として排気
ガス音の大きな消音効果を得ることが可能となつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の消音装置を設備した給湯機付
風呂釜の構成図、第2図は第1図の−断面
図、第3図は消音装置の斜視図、第4図と第5図
はそれぞれ従来の消音装置の縦断面図である。 1:風呂加熱用の燃焼室、2:風呂加熱用バー
ナ、4:消音装置、5:給湯用の燃焼室、6:給
湯用バーナ、8:排気ガスの排出口、40:第1
の消音筒、41:第1の入口、50:第2の消音
筒、51:第2の入口、60:連通部、70:消
音材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 風呂加熱用の燃焼室1と給湯用の燃焼室5をそ
    れぞれ別々に有し、それら燃焼室で発生した排気
    ガスを消音筒を通して排出口8へ導くように構成
    した給湯機付風呂釜の消音装置であつて、前記風
    呂加熱用の燃焼室1から前記排出口8まで配設さ
    れる第1の消音筒40と、前記給湯用の燃焼室5
    から前記排出口8まで配設される第2の消音筒5
    0とを、前記排出口8から遠い位置で相互に連通
    させ、燃焼室1,5からの排気ガスが両消音筒4
    0,50を通つて排出口8へ導かれるように構成
    したことを特徴とする給湯機付風呂釜の消音装
    置。
JP1987085444U 1987-05-29 1987-05-29 Expired JPH0344997Y2 (ja)

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JP1987085444U JPH0344997Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JPS63197933U JPS63197933U (ja) 1988-12-20
JPH0344997Y2 true JPH0344997Y2 (ja) 1991-09-24

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ID=30940855

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2678452B2 (ja) * 1988-01-29 1997-11-17 イビデン株式会社 燃焼装置に使用される耐熱消音器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60117017A (ja) * 1983-11-28 1985-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 排気装置

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