JPS6143181Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6143181Y2
JPS6143181Y2 JP1980055654U JP5565480U JPS6143181Y2 JP S6143181 Y2 JPS6143181 Y2 JP S6143181Y2 JP 1980055654 U JP1980055654 U JP 1980055654U JP 5565480 U JP5565480 U JP 5565480U JP S6143181 Y2 JPS6143181 Y2 JP S6143181Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flue
auxiliary
main flue
combustion
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980055654U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56157542U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980055654U priority Critical patent/JPS6143181Y2/ja
Publication of JPS56157542U publication Critical patent/JPS56157542U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6143181Y2 publication Critical patent/JPS6143181Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案はバーナを備えるボイラ用缶体に関し、
特に熱交換性能、低騒音性能の改善に係る。
<従来技術> 従来、この種の比較的大型のボイラ用缶体にお
いて、例えば熱交換効率80%及び騒音レベル45
dB(A)を達成するために消音器の構造をかな
り複雑な形状にしたり、数多くの遮蔽板を設けて
騒音レベルを低くしたりして工夫しているが、コ
ストパーフオーマンスの点で難点があつた。
例えば、実公昭42−4401号公報で提案されてい
るボイラにおいては、鉛直方向に立設される燃焼
筒の上部に複数の煙道が接続され、この煙道が下
方に向つて延設されている。このようなもので
は、この煙道を排気が通過することにより高効率
で熱交換されるものであるが、排気通路としての
長さは比較的短かいため、騒音を十分消音できな
い問題があつた。又、燃焼筒上部に煙道が接続さ
れ、この煙道が下方に向つて延設されているた
め、排気が上昇しようとする動きに対して逆向き
に排気させなければならない。その結果、燃焼筒
内に空気を送入する送風機の静圧を大きくしなけ
ればならず、大型の送風機を用いなければならな
い問題があつた。
<従来の問題点を解決するための手段> 本考案は、バーナを内蔵する燃焼筒の上部に主
煙道を立設すると共に、この主煙道内に沿つて消
音器を設け、この主煙道には、主煙道の上下を連
結する補助煙道が主煙道と略直角方向に突設され
ると共に、この補助煙道を上下に亘つて複数設
け、上記補助煙道の下部側接続部分から上部側接
続部分に至る主煙道に遮蔽板を設けたものであ
る。
この遮蔽板の設置により、燃焼室、主煙道、下
部側接続部分、補助煙道、上部側接続部分、主煙
道、下部側接続部分…という一本の蛇行状通路が
形成される。
<作 用> 上記蛇行状通路を、燃焼排気が通過することに
より、主煙道、補助煙道にて熱交換が行われる。
又、上記一本の蛇行状通路の形成によつて、この
通路が一種のバツフアとなり、消音作用を成す。
又、この通路は、下方から上方に通じるので、排
気の動きと一致しスムーズな排気となる。
<実施例> 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案の実施例を示すボイラ用缶体の
側断面図、第2図は上記第1図のA−A′線断面
平面図である。
図において、1は貯湯槽であつて、貯湯槽内の
水2は排水口兼用の給水口3より給水され、出湯
口4より取出される。5は上記貯湯槽1の下部に
配設されてなる燃焼筒であり、内部に灯油を燃料
とするガンバーナ6が取付けられている。7は上
記燃焼筒5に連設してなる主煙道であり、内部に
は、バツフル兼用の消音器8が配設されている。
9は吸音効果を促進するための多数の小孔であ
り、消音器8の内部にはグラスフアイバー等の吸
音材(図示せず)が多量詰め込まれている。10
は上記主煙道7と略直角方向に突設してなる煙道
のバイパス路であり、上下方向に4段配列されて
いる補助煙道である。11は上記消音器8に装設
されてなる遮蔽板であり、上記燃焼筒5から発生
する排気ガスのほとんどすべてを上記補助煙道1
0側に導入するためのものである。上記補助煙道
10は上記第2図に示すように適当な角度αでも
つて、貯湯槽1の内周壁面1側に開くように上記
主煙道7に取着されている。12は燃焼用送風
機、13は燃焼炎である。
次に上記構成からなる本考案の実施例について
その動作を説明する。
ガンバーナ6に供給された灯油は、燃焼筒5内
で燃焼炎13を形成して燃焼し、高温ガスを発生
するとともに、ガンバーナ6特有の大きな燃焼音
を伴う。上記燃焼筒5に発生した高温ガスは、上
記遮蔽板11により補助煙道10へ導入される。
この補助煙道10内を通つた後再び上記主煙道7
に戻る。以後、同じ径路を経て徐々に補助煙道1
0の上部に達したときは充分に熱交換及び消音さ
れて排気ガスはボイラ用缶体より排出する。上記
補助煙道10の全容積は主煙道7に比較してかな
り大きくなつており、貯湯槽1内の水2と十分に
熱交換することができる。
又、主煙道7の内部に配設されている消音器8
により燃焼音を吸音するとともに上記補助煙道1
0がバツフアの働らきをなし、大幅に燃焼音を減
少させるものである。ガンバーナ6を用いた実験
結果では、熱交換効率85%以上、騒音レベル40
dB(A)前後が得られた。尚、ガンバーナ6だ
けでなく通常の気化式バーナを用いても、燃焼騒
音を減少させることが可能である。
<効 果> 以上本考案によれば、補助煙道の設置による熱
交換面積の増大分だけ熱交換性能を向上させるこ
とができ、高熱交換率を得ることができる。
又、上記遮蔽板による一本の蛇行状通路のバツ
フア作用により、従来のものに比べて消音性能を
高めることができ、低騒音とすることができる。
更に、この蛇行状通路が下方から上方に向うも
のであるので、排気をスムーズに流すことがで
き、送風機を大型にする必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すボイラ用缶体の
側断面図、第2図は上記第1図のA−A′線断面
平面図であつて、 1は貯湯槽、5は燃焼筒、7は主煙道、10は
補助煙道、11は遮蔽板である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バーナを内蔵する燃焼筒の上部に主煙道を立設
    すると共に、この主煙道内に沿つて消音器を設
    け、 この主煙道には、主煙道の上下を連結する補助
    煙道が主煙道と略直角方向に突設されると共に、
    この補助煙道を上下に亘つて複数設け、 上記補助煙道の下部側接続部分から上部側接続
    部分に至る主煙道に遮蔽板を設けたボイラ用缶
    体。
JP1980055654U 1980-04-22 1980-04-22 Expired JPS6143181Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980055654U JPS6143181Y2 (ja) 1980-04-22 1980-04-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980055654U JPS6143181Y2 (ja) 1980-04-22 1980-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56157542U JPS56157542U (ja) 1981-11-25
JPS6143181Y2 true JPS6143181Y2 (ja) 1986-12-06

Family

ID=29650298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980055654U Expired JPS6143181Y2 (ja) 1980-04-22 1980-04-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6143181Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS424401Y1 (ja) * 1964-11-27 1967-03-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS424401Y1 (ja) * 1964-11-27 1967-03-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56157542U (ja) 1981-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4919085A (en) Pulse combustion apparatus
JPS5895143A (ja) パルス燃焼方式の給湯機
JPS6143181Y2 (ja)
US4938203A (en) Pulse combustion apparatus
US4475621A (en) Sound reduction means for pulsating type furnace
JPH01196413A (ja) 燃焼装置に使用される耐熱消音器
JPH02169915A (ja) 強制給気式給湯器
JPS5952154A (ja) 温水ボイラ−
JPH0412322Y2 (ja)
JPS5916662Y2 (ja) 燃焼機
JPH0243009Y2 (ja)
JP2640949B2 (ja) ガスバーナー用燃焼装置
JPH0120492Y2 (ja)
GB1167002A (en) Water Tube Boiler for Producing Superheated Water
JPH0356742Y2 (ja)
JPS6036834Y2 (ja) 液体燃料燃焼装置
CA1211698A (en) Pulse combustor
JPS5924954Y2 (ja) 熱風乾燥機の制御装置
KR890006766Y1 (ko) 개스, 기름 겸용 보일러
JPS6014081Y2 (ja) 竪形炉筒煙管流動層ボイラ
JPS5838337Y2 (ja) 温湿風発生ボイラ−
JPH02219957A (ja) 石油小型給湯機
JPS6193305A (ja) 液体燃料燃焼装置
JPS6131807A (ja) ボイラの過熱装置
JP3197630B2 (ja) 給湯機