JP2640949B2 - ガスバーナー用燃焼装置 - Google Patents

ガスバーナー用燃焼装置

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JP2640949B2
JP2640949B2 JP62316574A JP31657487A JP2640949B2 JP 2640949 B2 JP2640949 B2 JP 2640949B2 JP 62316574 A JP62316574 A JP 62316574A JP 31657487 A JP31657487 A JP 31657487A JP 2640949 B2 JP2640949 B2 JP 2640949B2
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gas burner
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鋭夫 古橋
誠 長谷川
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EIKEN KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ファン形式のガスバーナー用燃焼装置に
関する。
〔従来技術〕
従来におけるこの種のガスバーナー用燃焼装置11にあ
っては、第3図及び第4図に示すように、バーナーケー
スCにガスバーナーB収容し、シロッコファン5の作動
によって下方から空気口31を介して燃焼用空気を供給し
ていた。
ところで、従来におけるこの種の燃焼装置11にあって
は、シロッコファン5の排気口52の面積が、バーナーケ
ースCの空気口31に比べて極めて小さい為、バーナーに
流れる燃焼用空気の均圧化を図る必要上、所用数の均圧
板311,311をガスバーナーB,B,…の下方に設置してい
た。
〔従来技術の問題点〕 しかしなから、このように所用数の均圧板311,311を
設けると相応のスペースを必要とするため、燃焼装置11
を小型化しにくく、 そのうえ、所用数の均圧板311,311を設けると燃焼用
空気の圧損が上昇するとともに風切り音が大きくなると
いう不都合を有した。
(発明の構成) 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は前記不都合を解消するためになされたもの
であり、その構成は、ガスバーナーを収容し底部に空気
口を有する内ケーシングと、空気導入口を有しこの空気
導入口に送風機を設置した外ケーシングとを備え、前記
内ケーシングを所定間隔を介して前記外ケーシングによ
って気密的に覆うことによりこの内ケーシングとこの外
ケーシングとの間を空気収容室とし、前記送風機を介し
てこの空気収容室に加圧空気を導入するガスバーナー用
燃焼装置において、 前記送風機の排気口の送風方向を前記内ケーシングの
底部からずらしたことを特徴とする特徴とするガスバー
ナー用燃焼装置である。
〔発明の作用〕
この発明に係るガスバーナー用燃焼装置は上記のよう
に構成されているため、送風機から排出される加圧空気
は空気収容室に充満した後、内ケーシングの空気口を介
してガスバーナー方向に流れる。よって、従来のように
均圧板を設けなくても、加圧空気は内ケーシングの空気
口に至るまてに流速が低下し均圧化してガスバーナーに
供給される。
〔実施例の説明〕
以下この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、1はガス給湯機の燃焼装
置、2はこの燃焼装置1の外ケーシングである。又、3
は内ケーシングであり、前記外ケーシング2の内側に所
定間隔を介して気密的に収容されている。この内ケーシ
ング3と外ケーシング2との間がこの発明の空気収容室
Sに相当する。31は空気口であり、前記内ケーシング3
の下端に形成されている。この空気口31は、前記空気収
容室Sと内ケーシング3内とを連通している。B,B,…は
プレートバーナーであり、内ケーシング3内に設置され
ている。このプレートバーナーBにはエジェクト効果に
よって生ガスが一次空気と混合されながら供給される。
なお、二次空気はプレートバーナーBとプレートバーナ
ーBとの隙間から供給される。4は熱交換器であり、内
ケーシング3内の上方に設置されている。この熱交換器
4は冷水を加熱して温水にする。なお、32は内ケーシン
グ3の上端に形成された排気口である。
次に、21は空気導入口であり、前記外ケーシング2の
側面下部に形成されている(第2図参照)。この空気導
入口21は前記空気収容室Sと大気中とを連通している。
5はシロッコファン(この発明の「送風機」に相当す
る)であり、前記外ケーシング2内の下部に設置されて
いる。このシロッコファン5の吸気口51は前記外ケーシ
ング2の空気導入口21に気密的に固着している。このた
め、このシロッコファン5は空気収容室S内の空気を吸
引することはない。52はシロッコファン5の排気管であ
り、前記空気収容空間Sにおける前記内ケーシング3の
側方に配置されている。この排気管52の排気口521は上
方に開口しているため、排気された燃焼用空気は内ケー
シング3および外ケーシング2の壁面に沿って上昇す
る。そして、この燃焼用空気は空気収容室S内に充満し
た後、空気口31を介して内ケーシング3内のガスバーナ
ーB,B,…に供給される。
なお、第1図において、6は機構部である。
〔発明の効果〕
この発明に係るガスバーナー用燃焼装置は、ガスバー
ナーを収容し底部に空気口を有する内ケーシングと、空
気導入口を有しこの空気導入口に送風機を設置した外ケ
ーシングとを備え、前記内ケーシングを所定間隔を介し
て前記外ケーシングによって気密的に覆うことによりこ
の内ケーシングとこの外ケーシングとの間を空気収容室
とし、前記送風機を介してこの空気収容室に加圧空気を
導入するガスバーナー用燃焼装置において、前記送風機
の排気口の送風方向を前記内ケーシングの底部からずら
したため、 送風機から排出される加圧空気は空気収容室に充満し
た後、内ケーシングの空気口を介してガスバーナーに方
向に流れる。よって、従来のように均圧板を設けなくて
も、加圧空気は内ケーシングの空気口に至るまてに流速
が低下し均圧化してガスバーナーに供給される。
よって、このガスバーナー用燃焼装置を使用すれば、
従来のように均圧板を設ける必要がないため、燃焼装置
自体のコンパクト化を図ることができるとともに、均圧
弁を設置する必要がないため燃焼用空気の圧損は低下す
る結果、ファンの能力を大きくする必要がないので、バ
ーナケースもコンパクトにすることができる。又、同様
な理由から、ファン圧力を高くする必要がないので騒音
の発生も押さえることができる。その上、内ケーシング
の外側に内圧をかけているため、例えば、熱交換機とバ
ーナ接続部、熱交換機と排気筒接続部等から高温ガスが
漏れることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明に係るガスバーナー用燃
焼装置の実施例を示すものであり、 第1図は正面断面図、 第2図は側面断面図、 第3図および第4図は従来例を示すものであり、 第3図は第1図に相当する従来例の図、 第4図は第2図に相当する従来例の図てある。 1……ガスバーナー用燃焼装置 2……外ケーシング 21……空気導入口 3……内ケーシング 31……空気口 5……送風機 521……送風機の排気口 B……ガスバーナー S……空気収容室

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスバーナーを収容し底部に空気口を有す
    る内ケーシングと、空気導入口を有しこの空気導入口に
    送風機を設置した外ケーシングとを備え、 前記内ケーシングを所定間隔を介して前記外ケーシング
    によって気密的に覆うことによりこの内ケーシングとこ
    の外ケーシングとの間を空気収容室とし、前記送風機を
    介してこの空気収容室に加圧空気を導入するガスバーナ
    ー用燃焼装置において、 前記送風機の排気口の送風方向を前記内ケーシングの底
    部からずらしたことを特徴とする特徴とするガスバーナ
    ー用燃焼装置。
JP62316574A 1987-12-14 1987-12-14 ガスバーナー用燃焼装置 Expired - Lifetime JP2640949B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS606957U (ja) * 1983-06-24 1985-01-18 サンデン株式会社 燃焼装置の風量制御構造

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